EL GOLAZO(エルゴラッソ)FLASH NEWS

2016.6.2(Thu)

June
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    
  • ハリル期待の浅野拓磨。その勝負強さは日本の新たな武器になるか

    ハリル期待の浅野拓磨。その勝負強さは日本の新たな武器になるか


     3日に行われるキリンカップ・ブルガリア戦で、日本代表FW浅野拓磨が代表初ゴールを目指す。

     三重県菰野町出身で、四日市中央工高で高校選手権に3年連続で出場した浅野にとって、愛知県は故郷の隣県。ブルガリア戦には家族も観戦に訪れる予定で、活躍を見せたい。

     前日の1日の公式会見で、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督が「浅野は試合に関わる可能性が高い」と語るなど、高い評価を得ている浅野。練習は連日非公開となっているが、ゲーム形式のメニューでは3トップの右サイドに入っているもようで、ブルガリア戦欠場が決まっている本田の代わりとなる活躍も期待される。「ピッチに立てれば、自分自身失うものは何もないので、どんどんチャレンジしていきたい」と若手らしい意欲を示した。

     所属する広島やU-23日本代表では1トップや2トップの一画でプレーすることが多い浅野。ハリルジャパンではサイドアタッカーでの起用となるが、「どのポジションで出ても相手の裏を狙うことに変わりはない。DFとの駆け引きも常に意識して、サイドでも特に難しく考えずにいきたい」と50mを5秒9秒で走る快速を生かすつもりだ。

     「練習の中では、自分の特長を出せている場面は正直そんなに多くはない。でも、実戦ではもっと特長を出せると思う。どん欲に、パサー(出し手)と受け手の関係を作っていく」(浅野)

     1月に行われたリオ五輪アジア最終予選では、グループリーグ、決勝トーナメントと無得点が続いたが、決勝の韓国戦(3◯2)では追撃弾と逆転弾の2ゴールを挙げる勝負強さを見せた。昨季の広島でも途中出場が多い中、大事な場面でゴールを奪ってきた。我慢と忍耐はお手の物。代表でも持ち前の“本番での強さ”を生かし、いざ代表初ゴールを狙う。

    文・西川結城(日本代表担当)

  • 第2の故郷でのプレーに高ぶる吉田麻也。「一番好きなスタジアムで成長した姿を見せたい」

    第2の故郷でのプレーに高ぶる吉田麻也。「一番好きなスタジアムで成長した姿を見せたい」

     
     3日にキリンカップ・ブルガリア戦を戦う日本代表が、愛知県みよし市内で前日練習を行った。この日はJ1・名古屋の練習場でトレーニングを行い、先日新しく建ったクラブハウスを代表選手たちが早速使用した。

     ブルガリア戦でCBとして先発濃厚なDF吉田麻也にとっては、09年まで在籍した古巣の練習場。新しくなった施設の感想は「(所属する)サウザンプトンに引けをとらないですね!」と笑顔を見せた。中学1年から暮らした第2の故郷での凱旋試合。高ぶる思いをこう語った。「12歳で初めてここに来て、ずっとこのグラウンドで練習したいと思っていた。名古屋のトップチームに昇格してその夢が叶って、その後海外に行って、もうここで練習することはないかなと思っていたけど、こうしてまた代表の一員として帰ってきた。明日は友達もたくさん来る中で、自分が一番好きなスタジアム(豊田スタジアム)でプレーできる。でも勝たないと意味がない。少しでも成長した姿を見せたい」。

     今回のキリンカップは、9月から始まるW杯アジア最終予選を見据えた重要な試合になる。ブルガリアについては、ユーロ予選で同じグループとして戦ったポルトガル代表で、サウザンプトンの同僚であるDFジョゼ・フォンテとDFセドリック・スアレスからも情報を入手したという。「チームメートの二人のポルトガル人からも話を聞いてきた。守備はかなりブロックをしっかり作ってくる。守備を固めてくる相手をいかにこじ開けられるか、さらに鋭いカウンターにどう守備が対処するかは、最終予選でも大事になってくる」と、冷静に試合のポイントを語った。

     守備面の改善点としては、3月に行われたW杯アジア2次予選・シリア戦(5◯0)の後半に危険な場面を迎えたところをヴァイッド・ハリルホジッチ監督も指摘していた。クロスから数回相手に決定機を与えてしまったが、吉田もその修正に向けてこう語る。「今回DFだけでもミーティングをした。そこに特化したこと練習はできなかったけど、ああいうシチュエーションはもう作ってはいけないし、ボールホルダーへのプレスとゴール前での相手との駆け引きをしっかりしたい。そのあたりは(W杯アジア)2次予選にはなかったレベルのプレーが必要になってくる」。

     かつて名古屋の若きCBだった男は、いまや日本のディフェンスリーダーに成長した。吉田が思い出の場所で堅守を発揮し、チームにとっても本人にとっても有意義な勝利を飾る。

    文・西川結城(日本代表担当)

  • 日本代表DF長友佑都、女優の平愛梨と真剣交際宣言。「アモーレですね」

    日本代表DF長友佑都、女優の平愛梨と真剣交際宣言。「アモーレですね」


     明日発売の週刊誌『フライデー』に日本代表DF長友佑都と女優でタレントの平愛梨の交際記事が掲載されることを受け、2日の代表練習後に長友が取材に応じ、「自分にとって大切な人。僕は結婚したいです」と真剣交際を宣言した。
     『フライデー』の記事では平が現在妊娠中で、できちゃった婚へと書かれているが、長友は「妊娠はしていません」ときっぱりと否定。サッカーの現場でこうした取材対応自体が珍しいことだが「金曜日さん(フライデー)の記事が事実とは異なるところがあるので、僕の口から事実を伝えたかった」と、記者の前に立った経緯を話した。
     平への愛情を隠すことなく表現した長友。「僕は平愛梨さんと真剣にお付き合いさせて頂いています。アモーレですね。イタリア語で愛する人です…、みんなもっと笑ってくださいよ(笑)」と終始ユーモアあふれる対応だった。
     プロポーズはすでにしたのかという記者の質問に対しては、「明日試合があるので、今日はこれぐらいにしてください」とはぐらかし、さらに明日のブルガリア戦を平が観戦する予定があるかについても「分かりません。(スタンドを)探してみてください(笑)」と煙に巻いた。
     ブルガリア戦は左SBで先発出場予定の長友。プレー同様、ピッチ外の話題でも大注目である。

    文:西川 結城(日本代表担当)
  • 地元・熊本との初対戦を前に熱い思いを語るU-23日本代表FW豊川。中高で熊本のボールボーイを務めた経験あり

    地元・熊本との初対戦を前に熱い思いを語るU-23日本代表FW豊川。中高で熊本のボールボーイを務めた経験あり


     J2第16節で熊本を迎え撃つ岡山。熊本県出身のFW豊川雄太は故郷のチームとの初対戦を楽しみにしていた。
     中学校、高校のころはボールボーイを務めたこともあり、「小さいころからずっと見ていたロアッソとやるのは変な気もする」と笑った。その熊本が震災後に勝利を収められていないことはもちろん知っている。ただ、豊川は「必ず勝ちたい」と強い気持ちを語った。
    「自分が点を取って勝ちたいという気持ちは強いし、必ず勝ちたいと思う。熊本の人たちも見ていると思うので、僕は相手チームになるが、岡山で熊本出身の選手が頑張っているなと思ってくれればいい」
     前節・C大阪戦は4試合ぶりに先発出場して得点を記録。ただ、試合は1-2の逆転負けを喫した。リオ五輪に出場するためにも継続してアピールしていきたい。「続けて取りたいし、取れれば自分の中でも大きいと思う。これから取り続けたいと思っているので、熊本戦がすごく楽しみ」。そう語る豊川の目はギラギラとしていた。

    文:寺田 弘幸(岡山担当)

  • 前節、大先輩相手に“恩返し”弾のC大阪MF山村。今節はロンドン五輪の戦友とイケメンボランチコンビ結成

    前節、大先輩相手に“恩返し”弾のC大阪MF山村。今節はロンドン五輪の戦友とイケメンボランチコンビ結成

     5月28日のJ2第15節・岡山戦(2○1)で、チームを勝利に導く逆転ゴールを決めたMF山村和也。

     2日の練習後、「ミスから失点してチームに迷惑をかけたぶん、点を取れたことは良かった。チーム全体としても最初は相手のプレッシャーでミスも続いたけど、その後、崩れることなく自分たちのペースに持っていって、逆転できたことは成長」と安堵の表情で話した。

     この得点場面、山村と競り合っていたのは鹿島所属時の大先輩であるDF岩政大樹。試合前、岩政について、「(岩政)大樹さんは、自分が鹿島に入ってからずっと、先生みたいな人だった。私生活でもピッチの上でもすべてがお手本になる選手だった。一つひとつ勉強させてもらった。対戦したら負けないようにしたい」と話していただけに、まさに“恩返し”とも呼べるゴールとなった。

     また、岡山戦で負傷交代したMFソウザは今週もランニングにとどまり、4日の第16節はMF扇原貴宏がボランチで今季初先発することが濃厚。山村は「タカ(扇原)はリズムを作ってくれる選手。うまくサポートしたり、サポートしてもらったり、前節も途中から良い関係性でやれたと思うので、今節もしっかりコミュニケーションを取ってプレーしたい」と、扇原とコンビを組むイメージを語る。

     リオ五輪の開幕も近付いているが、4年前、日本のベスト4進出に貢献したロンドン五輪代表のイケメンボランチ二人が、C大阪の中心として舵を取る。

    文:小田尚史(C大阪担当)

  • かつての主将がベアスタに帰還。“神戸の”藤田直之が古巣戦で先発出場

    かつての主将がベアスタに帰還。“神戸の”藤田直之が古巣戦で先発出場


     藤田直之が思い出深きベアスタに神戸のユニフォームをまとって帰ってきた。

     昨季まで6シーズンにわたって鳥栖に在籍し、主将も務めた藤田直之は今季、神戸に移籍。前節は先発を外れた藤田だったが、「しっかり良い準備をしたい」との言葉どおり、J1・1st第7節・鳥栖vs神戸戦では満を持してスターティングメンバーに名を連ねた。

     待ちわびた古巣・鳥栖との一戦で藤田はどんなプレーを見せるのか。

  • 東日本大震災から5年、仙台が復興祈念ユニフォームを発表。コンセプトは「希望の光」

    東日本大震災から5年、仙台が復興祈念ユニフォームを発表。コンセプトは「希望の光」

     6月2日、仙台は今季ホームゲーム3試合で“東日本大震災・5周年 復興祈念ユニフォーム”を着用することを発表した。

     仙台は東日本大震災発生から5年を迎えた今季に、事業部ホームタウン課に復興支援室を新設。これまで以上に各種復興支援活動を展開している。

     その活動の一環として、限定ユニフォームを製作し、J1・2ndステージのホームゲーム3試合で着用することとなった。「被災地の復興を祈念し、これまで以上に希望の光として輝き続ける」というコンセプトのもと、従来のユニフォームよりもゴールドに近いカラーとなった。また、2003年以来13年ぶりに襟のついたデザインとなっている。

     なお、限定500枚でフィールドプレーヤーモデルと黒のGKモデルがサポーター向けに販売される。売り上げの一部はベガルタ仙台ドリームプロジェクトを通じ、東日本大震災復興の活動資金に還元される。

     2日に開かれた発表記者会見では、富田晋伍と奥埜博亮がユニフォームのモデルを務めた。富田は「夏場のナイトゲームでも目立つこの輝きに恥じないように、ホームでこのユニフォームを着て勝ちたい」と感想を口にした。

     

    ■限定ユニフォーム着用予定試合

    J1・2nd第8節・柏戦(8月13日)

    J1・2nd第10節・広島戦(8月27日)

    J1・2nd第11節・横浜FM戦(9月10日)

     

    文・写真:板垣晴朗

  • 千葉のパラグアイ人MFが語るコパ・アメリカの見どころ

    千葉のパラグアイ人MFが語るコパ・アメリカの見どころ

     千葉のパラグアイ人MFアランダが、4日に開幕するコパ・アメリカを前に、自身の経験も踏まえて見どころを語った。

     アランダは昨年のコパ・アメリカ2015(チリ)にパラグアイ代表として出場。準決勝で惜しくもアルゼンチンに敗れたが、その一戦は彼にとっては貴重な経験になったという。中でもマスチェラーノ(バルセロナ)の動きは参考になる部分が多く、「本当にレベルの高い選手で、ボールを奪うことに躊躇がないですよね。その気持ちの強さはどの場面でも見せていた」と語る。

     その上でアランダは「日本と比べて、パラグアイなどには球際の強さがあると思う。そういった姿勢は小さいころから意識してやっているので、大人になった時にそこは完成されている。なので、そこの違いはあるかもしれない。日本も技術的には高いわけですから、ボールを奪う姿勢を高めることができれば、さらにまた強くなる」とコパ・アメリカから学ぶモノは多いと話していた。

     コパ・アメリカは南米サッカー連盟が主催して現在は4年に一度開催されている大会だが、今年は100周年ということで、南米サッカー連盟と北中米カリブサッカー連盟が共同で「コパ・アメリカ センテナリオ」として特別に米国で開催する。

    文・写真:松尾祐希

  • 優勝賞金25万USドル。キリンカップサッカー、大会初のMVPは誰の手に!?

    優勝賞金25万USドル。キリンカップサッカー、大会初のMVPは誰の手に!?

     いよいよ明日、5年ぶりに開催されるキリンカップサッカー2016。これまでは3チームによる総当り戦だった同大会だが、今大会は4チームによるノックアウト方式で優勝を争うことになった。また、大会終了後には初のMVPも発表される。大会開催に先駆けて改めて大会方式をおさらいする。※チケットは両日完売。 続きは…(提供元:goal.com)

  • インテル、今週末にクラブ売却合意も? マンチーニは続投強調

    インテル、今週末にクラブ売却合意も? マンチーニは続投強調

     インテルがクラブ売却に大きく近づいているようだ。一方で、ロベルト・マンチーニ監督は続投を強調し、新オーナー候補への期待をうかがわせた。イタリアメディアが報じている。

     イタリアメディアは、中国の蘇寧グループがインテルのエリック・トヒル会長の一部株式に加え、マッシモ・モラッティ元会長が持つ29.5%の株式を買い取り、60-70%の株式を手にして新オーナーになると報じている。

     『スカイ・スポーツ』や『ガゼッタ・デッロ・スポルト』など複数メディアによると、すでにインテルの幹部が中国入りしており、トヒル会長も今週末、南京に向かうという。早ければこの週末にもクラブ売却が決まるのかもしれない。 続きは…(提供元:goal.com)

もっと見る