EL GOLAZO(エルゴラッソ)FLASH NEWS

2016.6.8(Wed)

June
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    
  • 川崎F経由→ロシア行。欧州遠征に参加し、韓国代表定着に近付いた川崎FのGKチョン・ソンリョン

    川崎F経由→ロシア行。欧州遠征に参加し、韓国代表定着に近付いた川崎FのGKチョン・ソンリョン

     キリンカップで2試合を戦った日本代表に、FW小林悠とMF大島僚太を送り出した川崎F。同時期には、GKチョン・ソンリョンも欧州遠征を実施した韓国代表に参加していた。初戦のスペイン戦(16)こそC大阪のキム・ジンヒョンに先発の座を譲ったが、続くチェコ戦には先発で出場。2-1の勝利に大きく貢献した。

     すでに日本に帰国し、チームに合流しているチョン・ソンリョンはこの欧州遠征を振り返って、「良いチーム、良い選手と試合ができてすごく良い経験だったと感じている。スペインは能力もレベルもかなり高かった。僕らも良い試合をしようと思っていたけど、差を感じた」と語った。ただ、その大敗のショックを受けて、次の試合ではアウェイの地で勝利を奪ったのは見事。その要因を「試合に負けたことは反省し、次には修正しようと話をして、みんなでビデオを見てしっかりミーティングをした。あの大敗によってチームが一つになれた」からだと語る。

     韓国がチェコを相手に勝利を収めるのはなんと15年ぶり。チームを歴史的勝利に導いたことで、チョン・ソンリョンは韓国代表定着に一気に近付いた。「代表で(試合に)出るという思いは持ち続けていきたい」と語り、川崎Fの躍進を支える彼が、その活躍を続けた結果として、18年にロシアの舞台に立っている可能性は大いにある。

     

    文:竹中 玲央奈(川崎F担当)

     

  • C大阪が劇的勝利! J2初出場のルーキー・木本恭生がチームを救う

    C大阪が劇的勝利! J2初出場のルーキー・木本恭生がチームを救う


     5位・C大阪がアウェイ・長崎に乗り込んだ一戦は劇的な結末を迎えた。

     試合は開始1分にFW柿谷曜一朗が負傷。C大阪は早々にエースの交代を余儀なくされるアクシデントに見舞われた。しかし、均衡を破ったのはそのC大阪。13分、FWリカルド・サントスがDF松田陸のクロスをヘディングで合わせて先制に成功した。

     C大阪が1点リードで前半を折り返すと、後半もスコアは動かずこのまま試合終了、かと思われた。しかし、後半ロスタイム、C大阪で育った長崎のエース・永井龍が試合を動かす。MF梶川諒太のクロスをダイレクトで合わせて土壇場で同点に。永井は2試合連続のゴールで今季9得点目。古巣相手に意地を見せた。

     しかし、試合はこれでも終わらない。同点とされた直後、C大阪はこの試合でJ2デビューを果たしていた途中出場のルーキー・木本恭生が劇的な決勝弾。粘る長崎を最後の最後で振り切り、C大阪が貴重な勝ち点3をもぎ取った。
  • 練習試合で2得点。今季リーグ戦ノーゴールのパトリックに復活の兆し

     リーグ戦では今季未だにノーゴール。長谷川健太監督が「ウチのダブルエースの一人」と名指しするG大阪のパトリックが調子を上げつつある。

     5日に行われたアミティエSC(関西1部)との練習試合では主力組で出場し、2得点を奪った。指揮官も「ここまでのリーグ戦ではなかなかFW陣が点を取れていない。特にパトリックはすべての試合に出ているわけではないが、点がない。動きは良いので、あとは最後のところだけ」とブラジル人ストライカーの再覚醒に期待を寄せる。

     パトリック自身も「練習試合とはいえ、点が取れたのは自信になる」と手ごたえをつかんだ様子。決定機には絡んでいるだけに、最後の精度を高めたい。

     

    文:下薗昌記(G大阪担当)

    練習試合で2得点。今季リーグ戦ノーゴールのパトリックに復活の兆し

  • 地震後初勝利の熊本。74日ぶりの“カモン・ロッソ”

    地震後初勝利の熊本。74日ぶりの“カモン・ロッソ”


     待ちに待った瞬間が訪れた。熊本がリーグ戦復帰後の初勝利を5-2の大勝で飾った。

     J2・第17節で金沢と対戦した熊本。再開後初となる九州(佐賀県鳥栖市のベストアメニティスタジアム)で行われた試合は、電光石火の開始23秒で平繁龍一がゴール。その後も得点を重ねた熊本は前半だけで5ゴールを挙げた。

     後半は2点を返されたものの、前半のリードを守り切って74日ぶりの勝利を挙げた。試合後、巻誠一郎は「長い間勝てなかったので、喜び方を忘れてしまったみたいに、みんな笑顔が少なかった。これからも厳しい戦いが続くが、みんなのちからでひとつでも上に行きたい」と話した。

     また、再開後5試合目で勝利を挙げた清川浩行監督は「まだ熊本で開催することはできないが、選手たちは元気なので、みなさんに勝ち点を届けられるように頑張る」と、熊本県民へのメッセージを送った。

  • オーバーエイジ候補に名前が挙がる塩谷司。本人がリオ五輪への思いを吐露

    オーバーエイジ候補に名前が挙がる塩谷司。本人がリオ五輪への思いを吐露


     リオ五輪のオーバーエイジ枠の最終候補に名前が挙がっている、との報道があったDF塩谷司。本人はかねてから前向きな姿勢を示してきたが、「もし必要としてくれるのであれば、力を貸したい」と、あらためて意欲を語った。

     「チームの方がどう判断するかとか、そういう問題もあると思うが、個人的には世界中の良い選手が集まる大会だし、行きたい。もし行くとなるとすごく責任があるけど、それだけのモノを背負ってやることはすごく意味のあることだと思う」

     アンダー世代から日本代表には縁がなく、唯一15年のアジアカップで初めて国際大会を経験したが、その大会でもピッチに立つことはできなかった。「けが人も多いから・・・」と広島のチーム事情も察していたが、塩谷にとってリオ五輪は非常に魅力的な大会。「どうなるんですかね」(塩谷)。今後の動向を気にしながら待っている。

    文・寺田弘幸(広島担当)

  • ボスニア戦で悔し涙を流した日本代表の浅野拓磨。「一晩経っても変わらない」

    ボスニア戦で悔し涙を流した日本代表の浅野拓磨。「一晩経っても変わらない」

     U-23日本代表としてトゥーロン国際大会、そしてA代表としてキリンカップに参加した浅野拓磨。トゥーロン国際大会では1得点で1勝3敗、キリンカップではブルガリア戦で1得点を挙げるも、ボスニア・ヘルツェゴビナ戦で好機を外すなど、悔しさが残る結果となった。

     その浅野が9日、約3週間ぶりに広島の練習に合流した。この日は別メニューでの調整となり、練習前にチームメートの前で挨拶。「悔しいけど、この経験を生かしていきたいと思います」と話した浅野を、仲間たちは温かく迎えた。

    「監督からは『良い経験ができているんじゃないか。良かったことも悪かったことも成長につながる』と言われました。みんなからも優しい言葉をかけてもらいました。でも、自分が一番分かっている。この経験を生かせるかどうか。自分次第だと思います」と浅野は語る。

     キリンカップのボスニア・ヘルツェゴビナ戦後に涙した悔しさは、「一晩経っても変わらない」。悶々とした思いは消えない。ただ、「もう切り替えるしかない」と言い、浅野は続けた。

    「(A代表の)練習の中で自分が付いていけていないなと感じた。日頃から厳しさを持ってやらないといけない。まずはここ(広島)でしっかりとできるように成長していくこと。自分はやるべきことがいっぱいあるなと感じています」。

     J1再開となる11日の1st第15節・神戸戦。悔しさを味わった浅野はどんなプレーを見せてくれるだろうか。

     

    文:寺田弘幸(広島担当) 写真:六川則夫

  • 再開後初勝利へ。熊本が5点のリードで後半へ

    再開後初勝利へ。熊本が5点のリードで後半へ


     熊本が再開後初勝利に向けて大量リードで後半を迎える。

     地震の影響でリーグ戦を中断していた熊本。5月15日の第13節・千葉戦から復帰し、ここまで4戦を戦っていたが4戦全敗。

     再開5戦目となるJ2・第17節の金沢戦は鳥栖のベストアメニティスタジアムでの開催。再開後初の九州での試合に気合いが入る熊本イレブンは、開始1分にいきなり平繁龍一がゴールを上げると、9分、31分、36分、44分にも追加点を挙げ、5-0の大量リードで前半を折り返した。

  • 日本代表を引き合いに。福岡の井原監督がセットプレーの守備を解説

    日本代表を引き合いに。福岡の井原監督がセットプレーの守備を解説

     福岡の井原正巳監督が日本代表を引き合いにセットプレーについて語った。

     ナビスコカップ第6節・新潟戦では4-2で勝利し、ノックアウトステージ進出を決めた福岡だが、この日の囲み取材では2失点目のセットプレーに話題が及んだ。井原監督は「セットプレーに関してはいろいろと守備のやり方も変えたりしながら、メンバーによって駆け引きもしている」と改善傾向にあることを強調した。

     福岡は試合によってゾーンとマンツーマンを併用しているが、新潟戦ではマンツーマンで対応していた。「180㎝以上は二人くらいしかいなかった。あのメンバーだとなかなかはね返す力がない」というのが理由だ。さらに日本代表を引き合いに出して、「(日本代表は)CKではマンマークでやっている。高さ的にはゾーンで守れないメンバー」と解説。セットプレーの守備は、「そのときの選手の身長や特徴を考慮して選択すべきだ」と語った。

     とはいえ、「どちらでも失点するときはする」と笑って話したように、どちらの守り方にも一長一短がある。「今季(の福岡)は(ゾーンとマンマークを)併用できる」と、どちらのやり方にも一定の手ごたえは感じている様子だった。

     

    文・写真:杉山文宣(福岡担当)

  • 柏のMF茨田陽生、プロ入り後初の“大役”を語る

    柏のMF茨田陽生、プロ入り後初の“大役”を語る


     5日に行われたナビスコカップ第7節・鳥栖戦(1△1)に主将として出場したプロ6年目のMF茨田陽生。主将のMF大谷秀和やチーム最年長のMF栗澤僚一がいなかったこともあり、キャプテンマークを巻く形になったが、その“大役”を言い渡されたのは当日のこと。「ホテルのミーティングで『今日、お前』みたいな感じで言われました」と、プロになってから初めての経験に驚いた様子だった。

     しかし、主将を任されたことに関しては「誰もが(キャプテンマークを)巻きたいと思っていると思うし、そういう立場でやってみたいと思っていた。感じるものはあったし、それを自分の中で整理しながら、プレーで表現しようとした」と振り返り、大きな刺激になった模様。この1試合だけではなく、今後も“主将・茨田”が見られるかもしれない。

    文・須賀大輔(柏担当)
  • J1再開に向けて不安!? FC東京が練習試合で大学生相手にドロー

    J1再開に向けて不安!? FC東京が練習試合で大学生相手にドロー


     FC東京が非公開で明治大と練習試合(30分×3本)を行い、3-3と引き分けた。1本目は0-2、2本目は2-0、3本目は1-1。FC東京は5日の練習試合(45分×3本)でもJ3の栃木に1-1と引き分けていた。
     J1で現在11位のFC東京は11日に磐田(J1・1st第15節)とエコパスタジアムで対戦する。
もっと見る