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千葉戦で退場した東京VのFW平本。1試合の出場停止処分
Jリーグは12日のJ2第18節・千葉vs東京Vで退場処分となった東京VのFW平本一樹に1試合の出場停止処分を下した。出場停止となるのは次節の京都戦。 -
スタメン落ちを味わった浦和の関根。“行くところで行く”姿勢を取り戻せるか
15日に行われるG大阪vs浦和。“浦和の突貫小僧”こと関根貴大のプレーは一味違うかもしれない。前節の鹿島戦ではスタメンから外れた関根。リーグ戦で控えに回るのは、4日後にACLの広州恒大戦を控えていた第5節・甲府戦以来だった。本人は「(リーグ戦がなかった)前の週(の練習)からスタメン組から外されていた」こともあり、“スタメン落ち”と自覚している。
スタメンから外されればモチベーションが低下することもありえるだろう。ただ、関根はサブ組で練習することで「逆にそれを良い方向に向けていかないといけない」と考えた。サブ組では「(ボールを)取られても何も言われない」と笑いつつ、「スタメン組に入るとそれ(取られると指摘されること)がプレッシャーに変わって取られないほうにいってしまう。サブ組に入って思い切りできたので、スタメン組に入ったときに生かせると思う」。
関根の武器はドリブルであることはもちろんだが、1年目にしてスーパーサブ、2年目にしてレギュラーとなったのは、勝負根性が秀でていたからだ。「外された理由としては『行けない、行かない、なんでだ』みたいな感じで思われている。そうやって中途半端な感じで(スタメンから)外されるなら、行くところで行って取られて『お前何してんだ』ぐらいのほうが清々しい。行かなくて代えられるなら取られて代えられたほうが100倍いい」。関根はそう言って笑った。
鹿島戦の前日には自身が契約するナイキ社のスペシャルムービーを見て「メンタルですべてが変わることを改めて感じた」とツイートしていた関根。メンタルは変わった。そこからすべては変わるか。
文・菊地 正典(浦和担当)
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清水MF水谷が恩師・吉武監督が率いるFC今治へ育成型期限付き移籍。「成長して帰ってきたい」
清水はMF水谷拓磨が四国リーグのFC今治へ育成型期限付き移籍することが決定したと発表した。水谷は今季ここまでJ2リーグで出場機会がなかった。水谷はクラブを通じて「今治の吉武博文監督にはU-17日本代表でお世話になったこともあり、移籍を決意いたしました。チームが1年でJ1に復帰しなければいけない状況の中、離れることは応援していただいているサポーターの皆さんには申し訳なく思っています。ただ、この経験が必ず自分自身の成長につながると考えました。エスパルスには中学1年から7年以上に渡ってお世話になりましたが、今治で活躍して、エスパルスの力になれる選手に成長して帰ってきたいと思います。これからもよろしくお願いします」とコメントした。 -
U-19日本代表に広島のMF長沼洋一を追加招集
日本サッカー協会は13日、15日から中国で開催されるPandaCupに参加するU-19日本代表において、川崎FのMF三好康児が体調不良のため不参加となり、代わって広島のMF長沼洋一選手を招集すると発表した。
U-19日本代表は、15日にクロアチア、17日にチェコ、19日に中国と対戦する。 -
大分のMFファン・ソンスが肉離れで離脱
大分は13日、MFファン・ソンス(28)が右足ハムストリング肉離れで全治約4~6週間と診断されたと発表した。ファン・ソンスは2日のトレーニング中に負傷していた。
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新潟のDF早川が急性白血病と診断。 寛解に向けた治療を開始
新潟は13日、DF早川史哉が急性白血病と診断されたと発表した。早川は4月24日のJ1・1st第8節・名古屋戦後にリンパ節に腫れが見られたため、新潟市内の病院で精密検査を行ってきた。早川はすでに病院で寛解に向けた治療を開始している。
新潟の下部組織で育った早川は今季筑波大から加入。早速開幕戦で先発するなど、将来の新潟を背負って立つ選手として期待されていた。早川は公式サイトにて「みなさんに元気な姿をお見せできるように病気と闘います」とコメントした。 -
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柏への移籍問題表面化の甲府・クリスティアーノ、クラブとは15日に話し合いへ
6月11日の報道で表面化したクリスティアーノの柏への移籍問題。翌日12日の練習後に佐久間悟監督兼任GM・副社長に話を聞くと、「柏から正式なオファーが来ていることは事実だが、クラブとしては慰留に全力を尽くす」というのが基本姿勢。11日のJ1・1st第15節・福岡戦前のミーティングで選手に猜疑心が生まれないように現状を説明し、「まだ何も決まっていない。今日はこのことは忘れてプレーしよう」と話をした佐久間監督。週明けはJリーグの会議が続くため、クラブ幹部、代理人、クリスティアーノを交えた話し合いは15日に行われる予定で、この話し合いで方向性が見えてくる。
甲府とクリスティアーノの契約は今季最後まで残っているので、第2登録期間(7月1日~29日)での移籍となれば約1億円前後と推測される違約金が発生するが、それを払ってでも欲しいということになれば引き留めることは難しいと考えていいだろう。佐久間監督は、「最大で5人(外国籍、日本人選手)の入れ替えを断行する可能性がある」と話しており、覚悟は決まっているのではないだろうか。
ただ、この話にブラジルの代理人(複数)、日本側の代理人・関係者(複数)が登場するだけでなく、甲府、柏の2クラブだけの話ではなく、保有権の6割を持つオーストリア1部・ザルツブルグも絡んでくる。カラマーゾフの兄弟(ドストエフスキーの小説)みたいに登場人物・団体が多く、多くの権利・思惑が絡まって複雑。15日以降の発表を待つしかない。
文:松尾潤(甲府担当)