-
五輪代表OA枠内定の広島・塩谷、前日に手倉森監督から直接電話
14日、リオ五輪のオーバーエイジ選手が内定し、広島から塩谷司が選ばれた。かねてからリオ五輪出場への意欲を語っていた塩谷は、「前回のロンドン五輪で日本が結果を出している。それ以上の結果を求めていきたいし、出るからにはメダルを目指してやりたい。そのためにできることをやりたい」と意気込みを語った。
正式に話しを聞いたのは前日の13日だった。足立修強化部長から連絡があり、「行きたいという僕の思いはずっと言っていましたけど、その思いをあらためて伝えました。チームは厳しくなると思いますけど、こっちは心配するなとも言ってくれた」と塩谷。手倉森誠監督からも13日に直接電話があり、「力を貸してくれというふうに言ってもらいました」。
これまで世代別代表とは縁のなかった塩谷にとっては、2015年のアジアカップのメンバーに選ばれて以来の国際大会の参加となる。「アジアカップに呼んでもらって、試合には出られなかったですけど、国際試合に対する思いが強まった。世界のいろいろな国のチームとの試合を今まで経験したことがないので、そういう相手と戦いたい思いは自分の中ですごく強かったです」。
初めて参加する世界大会へ、塩谷はすでに気持ちを高ぶらせている。
文:寺田弘幸(広島担当)
-
“神戸のメッシ”松村亮が練習試合で豪快4発。「好調を維持したい」
松村亮が好調をアピールしている。13日に実施した30分ハーフの神戸U-18との練習試合で、圧巻の4得点と大爆発。14日のトレーニングもフルメニューをこなし、「しっかり練習できているし、良い準備がしたい」と心身の充実ぶりを伝えた。
“神戸のメッシ″が真骨頂を発揮した。神戸U-18との練習試合で松村は、最終ラインの裏に飛び出し、クロスボールに合わせ、ドリブルでGKをかわすなど、バリエーション豊富な4つのゴールを鮮やかに決めた。松村はあくまでユースが相手と前置きしながらも、「『好調だ』ということはアピールできた。リーグ戦の出場につなげたい」と意気込みを見せている。
昨季はJ2栃木に期限付き移籍。レンタルバックした今季は、負傷なども影響し、ここまで試合への出場は決して多くない。ただ、負傷離脱から復帰して以降、トレーニングを実直にこなしていく中で、「『今日は良い練習ができた』と毎日思えている」と充実感を得ているようだ。
出場には至らずも、ベンチ入りすることが着実に多くなってきた背番号27。ナビスコカップ第7節・湘南戦では得意の仕掛けから藤田直之のゴールを導いている。「レアンドロ、ペドロ(・ジュニオール)が疲れたとき、代わりに出ても良いと思われるような、そういうレベルをアピールしたい。けがには十分注意して、好調を維持してやっていく」と強い気持ちを語っている。
文・写真:小野慶太(神戸担当) -
「やってやる」。G大阪の遅咲き快足SBがオーバーエイジ選手としてリオ五輪へ
G大阪は14日、DF藤春廣輝が8月に行われるリオデジャネイロ五輪のU-23日本代表のオーバーエイジ枠に内定したと発表した。午後行われた記者会見で藤春は「オーバーエイジで選ばれたことをうれしく思いますし、オーバーエイジとして選ばれたことを光栄に思います。試合に出たら結果を残して代表のためにしっかりと頑張りたいと思います」と自らのキャリアで初となる大舞台への意気込みを口にした。
オーバーエイジ枠の打診を受けた際の心境を問われると「予選も戦っていないですし、皆が頑張って戦って五輪出場権を手にした。その中で自分がいきなり本戦に行っていいのかとは思いましたけど、こういうチャンスはないと思っていますし、話が来た時にはやってやろうという感じで『行きたいです』と答えました」と話した藤春。
世代別代表の経験もなく、昨年、26歳でA代表に初招集された藤春がサッカー王国でその快足を見せつける。
文・写真:下薗昌記 -
手倉森ジャパン、オーバーエイジ枠にDF二人が内定!G大阪の藤春と広島の塩谷
日本サッカー協会は14日、8月4日に開幕するリオ五輪サッカー競技に参加するU-23日本代表のオーバーエイジ選手2人が内定したと発表した。
選ばれたのはDFの二人で、G大阪の藤春廣輝と広島の塩谷司。ともに1988年生まれで、藤春は快足が持ち味の左SB、塩谷は球際に強く、SBとCBの両方をこなせる。
チームを率いる手倉森誠監督は「リオデジャネイロオリンピックでは、タフさが求められます。そういう意味で2人ともタフですし、藤春選手はアップダウンの活動量、塩谷選手は対人の強さと高さを兼ね備えており、最終ラインの守備力と攻撃力を高めてくれることを期待しています。2人は間違いなくU-23年代の選手より経験があります。SAMURAI BLUE(日本代表)にはまだ定着しきれていませんが、これからの伸びしろがすごくある選手たちです。U-23日本代表のレベルを引き上げてくれると共に、2018年のロシアを見据えているこのチームで、彼らも成長する可能性があると思います」とコメントした。
オーバーエイジ枠は3枠で、残り1枠が誰になるか、あるいは枠を使わないかはまだ明らかにされていない。 -
『2』を失ったFC東京。『1』を得た磐田/磐田 vs FC東京
-
川崎F、ダービーで完勝。“歓喜”の瞬間近付く/横浜FM vs 川崎F
-
常勝軍団、大一番で“勝負強さ”を発揮/浦和 vs 鹿島
-
[本日のエルゴラッソ1面]追撃
[明治安田J1・1st第15節 マッチレポート]
浦和 vs 鹿島
常勝軍団、大一番で“勝負強さ”を発揮
磐田 vs FC東京
『2』を失ったFC東京。『1』を得た磐田
甲府 vs 福岡
ミラクルな一発で甲府が下位対決を制す