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今日のJリーグマッチデーハイライトは22時から!
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大久保の同点ゴールも逆転ならず。川崎F、2-2の引き分けで首位陥落
川崎Fが1stステージ制覇を目前に首位から陥落した。
J1・1st第16節、アウェイで福岡と対戦した川崎Fは主将の中村が欠場。9分、15分に失点し、さらにDFエドゥアルドが負傷で交代する苦しい展開。小林と大久保のゴールで同点に持ち込んだが、2-2の引き分けに終わった。
他会場で鹿島が勝ったため、川崎Fは2位に陥落。最終節は大宮に勝利したとしても、優勝は鹿島の結果次第となる。
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これが常勝・鹿島。1stステージ残り1試合で今季初の首位に浮上!
常勝・鹿島がついに首位に立った。
神戸のホームに乗り込んだ一戦。24分に先制点を許した鹿島だったが、前半終了間際の45分に土居が値千金の同点ゴールを挙げて反撃の狼煙を上げる。そのまま1-1で前半を折り返したが、後半も勢いを持続させた鹿島。開始早々の50分に左サイドからカイオが上げたクロスに遠藤が合わせ、逆転に成功。追加点は奪えなかったものの、その後も神戸を攻め立てた鹿島が快心の逆転勝利を収めた。
同時刻に開催となった福岡と首位・川崎Fの一戦は2-2の引き分けに終わり、この結果、勝ち点1差で2位に付けていた鹿島が、1stステージ残り1試合というタイミングで、今季初の首位に立った。
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FC東京からもエール。白血病と診断された早川史哉が一日でも早くピッチに戻ることを願って
13日に急性白血病と診断されたことを発表した新潟のDF早川史哉。本日、味の素スタジアムで行われているFC東京vs新潟の一戦では早川の寛解願い、新潟サポーターのみならず対戦相手のFC東京からも横断幕が掲げられた。
またFC東京は17日に、新潟が開設した「アルビレックス新潟 早川史哉選手支援基金」への協力を発表しており、今節の試合前から募金活動が行われていた。
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「全国ベスト4のその先を見て見たい」。関東第一高校が2年連続で全国の舞台へ
高校総体の東京都予選準決勝が行われ、関東第一高校と東海大高輪台高校が全国大会への出場を決めた。
関東第一高校は昨年度の高校選手権ベスト8の駒澤大高と対戦。互いに粘り強い守備を見せ0-0のまま試合は推移したが63分、関東第一高校のFW冨山大輔が個人技からミドルシュートを叩き込み、これが決勝点となった。関東第一高校は昨年に続いての高校総体出場。冨山は「昨年は高校総体でベスト4まで行ったのでその先の世界を見てみたい。個人的には得点に絡むプレーをしてチームを優勝に導きたい」と語った。
写真:内田 浩嗣 -
リ・ヨンジと長崎は卑劣な書き込みに屈しない
先日、SNS上で長崎に所属する北朝鮮代表のリ・ヨンジに対する人種差別と、長崎の原爆被害を揶揄する書き込みが行われたが、リ・ヨンジと長崎は、これら一連の誹謗中傷に動じることはなく、リーグ戦へ気持ちを向けている。
SNS上で一連の書き込みが行われたのは6月12日から13日までの間。「捨てアカ」と呼ばれる、なりすましによるアカウントによって行われたもので、クラブは問題の書き込みを確認後、すぐにJリーグへの報告をはじめとした対応を行い、現在、SNS上では同アカウントは凍結され事態は終息しつつある。クラブ関係者は今回の一連の書き込みを、サッカーファンではない者が行ったと考えており、ネガティブな話題をいたずらに拡散するより、適切な対応を行ったあとの対処は関係先に任せる方針だ。
長崎は、Jリーグ昇格後から国際化を重要なテーマに掲げ、中国スーパーリーグ所属の上海申花との提係や、日・中・韓の3か国による少年サッカー大会「VREDE CUP」を主管してきた。昨季、ともにプレーした韓国籍のイ・ヨンジェ(京都)とリ・ヨンジはプライベートでも連絡を取り合うほど仲が良い。また以前は、クロアチア人のスティッペと、セルビア人のクネズがともにプレーしていたこともある。長崎の服部順一GMが常々「そういった垣根が長崎にはない。」と口にするとおり、長崎は人種問題とは無縁なクラブと言っていいだろう。
そんな長崎だから、騒動から数日たったいま、チームにもサポーターにも大きな変化は見られない。卑劣なヤジでどうにかなるほど、チームでのリ・ヨンジの存在は軽いものではないし、サポーターが彼に寄せる信頼は弱くない。どれほど低俗な言葉がSNS上で並んだとしても、そこには一片の価値もなく、それで何かが揺らぐこともない。それが長崎とリ・ヨンジの現実だ。
文・写真:藤原裕久
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東海大高輪台高校が7年ぶりの全国へ。30℃を超える気温の中でも粘り勝ち
高校総体の東京都予選準決勝が行われ、東海大高輪台高校(写真)と関東第一高校が全国大会への出場を決めた。
東海大高輪台高校は準決勝で成立学園高校と対戦し、30℃を超える環境の中、熱中症になる選手も。それでも試合は互いに譲らず0-0のままPK戦に突入。最後は東海大高輪台高校のGK角田篤生が7人目のキッカーを止め、7年ぶり2度目の高校総体出場を決めた。勝利の立役者となったGKの角田は「自分たちで歴史を変えるんだという気持ちは強かった。まずは明日の決勝で勝って東京のチャンピオンとして全国に乗り込みたい」と全国へ向けての意気込みを語った。
写真:内田 浩嗣 -
大記録目前。岐阜のMF髙地系治が紡ぐ感謝の言葉
05年のJデビュー以降、岐阜のMF髙地系治がこれまでJ2で積み上げてきた試合数は実に『399』。399試合目の第16節・長崎戦で負傷し、ここ2試合は欠場が続いているものの、前節・C大阪戦ではメンバー入りを果たしているだけに、今節で復帰する可能性もあるだろう。19日の横浜FC戦でピッチに立てば、歴代5人目となるJ2通算400試合出場を達成する。
もちろんこの数字は1試合1試合の積み重ね。01年に東京Vに所属したが1試合も出場できず、地域リーグを経て再びJの舞台に戻ってくるなど“遅咲き”でもある髙地は、「数字自体はあまり気にしていない」と前置きした上で、これまで関わったすべての人に感謝の言葉を紡いでいる。
「自分でも『よく出たなあ』という思いはあるけど、自分一人でここまで来れたわけではないし、今まで出会ってきた人たちがいて、いまの自分がある。みんなに助けられてきたからこそ、こういう数字を重ねてこれたわけだから、今まで一緒にやってきた選手や指導者、関係者の方にすごく感謝している。クラブがあって、監督が使ってくれなかったらこうはならない。自分より上の人もまだまだいるわけだし、オレもやれるまでやりたい」
今節の対戦相手である横浜FCは、奇しくも200試合出場を達成したときの古巣クラブ。感慨深い気持ちを抱きながらも、髙地はこれまでどおり岐阜の主将としてチームの勝利を望み、400回目のピッチに向かう。
文・村本裕太(岐阜担当)
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リオ五輪行きへのアピールなるか。U-23日本代表・室屋成がJ3で先発復帰
リオ五輪のメンバー選出へ向けてDF室屋成が復帰後初先発を果たす。
J3第13節・C大阪U-23vsFC東京U-23の先発メンバーに名を連ねた。室屋はリオ五輪アジア最終予選後の2月に左足を負傷し、手術。前節の藤枝戦で残り20分で途中投入され実戦復帰していた。
試合は19時キックオフで、手倉森誠U-23代表監督も視察の予定。
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“悲劇の地”から“歓喜の地”へ
レベルファイブスタジアム(博多の森球技場)は、川崎F の歴史を語る上では避けては通れない場所である。98年 のJ1参入決定戦1回戦、JFLからJリーグへの昇格を目指 した川崎Fの前に立ちはだかったのが福岡だった。一発勝 負で行われたこのゲームは、リードしていた川崎Fが終了 間際に失点を喫し、延長戦で敗れるという悲劇的な結末 を迎えた。この出来事は博多の森の悲劇として、川崎F のサポーターや関係者の脳裏に深く刻まれている。 今回、この場所で1stステージの優勝を決めることがで きれば、チームにとって良き思い出の地として記憶が書き 換えられることは間違いない。悲劇の地”は18年のときを 経て歓喜の地となるか。
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