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1stステージ制覇にさらなる試練。川崎Fのエドゥアルドが全治5週間
川崎Fは18日のJ1・1st第16節・福岡戦で負傷したDFエドゥアルドが左ハムストリング肉離れで復帰まで5週間程度を要する見込みと発表した。
川崎Fは25日の1stステージ最終節で優勝を懸けて大宮と対戦。負ければ首位・鹿島の優勝が決まる状況だが、先月負傷したU-23日本代表の奈良竜樹に続き、今季補強したCBを二人欠いた状態で大一番に臨む。
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徳島の若き虎、MF前川大河は練習試合でダントツのチーム内得点王
今季、C大阪から期限付き移籍で徳島に加入したMF前川大河。20日の関西国際大との練習試合(7○2)では、今季2度目のハットトリックを達成し猛アピールした。
キャンプを含め、ここまでの練習試合で決めたチーム総得点は『46』。そのうち、前川が決めた得点は『11』。当然、開幕後の練習試合には全選手が出場しているわけではないが、前川が他選手に圧倒的な差を付けて得点王の座にいる。練習から常に非凡な攻撃センスを見せており、時折決めるゴラッソにはスタッフも舌を巻く。
公式戦では第19節を終えて5試合の出場を果たしているが、通算出場時間は77分にとどまり、いまのところ得点には至っていない。しかし、もう少し長い時間での出場機会を得られれば、得点してくれそうな期待感は十分にある。2度目のハットトリックで確かな手ごたえをつかみ、「攻撃の部分ではアピールできていると思う。呼んでもらったら点を決める自信はある」(前川)と次節・金沢戦での出場へ向けて意気込みを語った。
文・柏原敏(徳島担当) -
C大阪復帰の山口蛍、早速練習試合にフル出場。負傷明け初の対外試合
20日、C大阪に復帰した山口蛍が早速FC今治との練習試合(0-0 PK4○3)に90分フル出場。3月の日本代表でのW杯アジア2次予選最終戦・シリア戦での負傷後、初の対外試合に臨んだ。
前半はボランチで、後半は右サイドMFでプレーした。「(ケガの)支障はない。怖さもない。体力的にも、最後まで走り切ることができたことは収穫でした。チームでポジションを確立していくことが当面の目標です」と話し、コンディション的にはいつでも試合に出られる状態であるとした。
試合を見守った大熊清監督は、「セレッソにとっては大きな存在。登録上の最善を尽くしながら、すぐにでも仕事をしてもらって、チームに馴染んでもらいたい。ポジションについては、今のボランチも頑張っているし、どういう起用法がチームにとっていいのか、考えていきたい」と今後の展望を語った。
文・写真:小田尚史(C大阪担当)
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C大阪に復帰した山口蛍、「残りの自分のサッカー人生のすべてをこのクラブと歩んでいきたい」
19日にハノーファー96からC大阪へ完全移籍での加入が発表された山口蛍が20日、C大阪のクラブハウスで囲み取材に応じた。
セレッソ復帰へ思いが傾いたタイミングについて、「海外に出たときはドイツで活躍することを思い描いていたし、できるだけ長く海外でプレーしたい思いで行った自分の気持ちに変わりはありません」としながら、「育ってきたクラブを離れて違うクラブでプレーしている自分に、日々、違和感を強く感じました。その気持ちは想像以上だったし、日々、消えなかった。日頃の生活や練習、いろんな状況の中からセレッソに気持ちが傾いていきました。もちろん、海外へ行く前もセレッソへの思いはあったけど、その気持ちは想像以上でした。行かないと自分でも分からない気持ちでした。セレッソへの思いがどんどん大きくなって、離れない、切り離せない存在だということが分かりました。いま、こうやって着ているセレッソの練習着を着ていないことにも違和感がありました」とあふれ出る思いの丈を話し、わずか半年という短い期間で海外挑戦を終えることを決めた率直な思いを明かした。
3月の日本代表でのW杯アジア2次予選最終戦・シリア戦での負傷や、ハノーファーの2部降格、盟友である清武弘嗣のスペイン移籍といった事柄については、「いろいろ重なりましたけど、そういうことは関係ありません。ハノーファーが1部に残っていても気持ちは変わらないし、けがも理由ではありません。キヨくん(の移籍)にしてもそうです。信じてもらえない立場かも知れないけど、セレッソへ復帰したいという思いだけで決断した」ことを強調した。「(ドイツの)環境も良かったし、生活面で困ることもなかった。ハノーファーの方にも温かく迎え入れてもらっていました」と、異国の地で過ごした環境面に不満があったわけではないことも語った。
ハノーファーからは、来季の主力として残留要請を受けていたことも明かし、「ありがたいことでしたけど、自分の(復帰への)思いを強く伝えました。その気持ちを尊重してくれたハノーファーには感謝しかありません」と古巣についての思いを述べた。
今後のセレッソでのプレーについても、「このタイミングで復帰できるように動いてくれたセレッソの関係者の方にも感謝しないといけません」とし、「サポーターにもいろんな思いがあることは分かるし、復帰について厳しい言葉をかけてくる方も多くいるかと思います。そういう思いも受け止めながら、これからプレーで返していくしかありません。できるだけ長くこのクラブでプレーしたいし、必要とされる限りはずっとこのクラブでプレーしたいです。残りの自分のサッカー人生のすべてをこのクラブと歩んでいきたいと思っています」と“桜”への揺るぎなき思いを語った。
文・写真:小田尚史(C大阪担当) -
“ふっかつ”の手ごたえは? 町田のCB深津がU-22マレーシア戦にフル出場
20日、町田は町田市立陸上競技場でU-22マレーシア代表との親善試合(45分×2)を行い、3-3で引き分けた。町田は副主将も務めるCB深津康太が90分間のフル出場。第3節から長らく負傷で遠ざかっていた彼の復活は、チームにとって明るい材料だ。
「なかなか僕たちらしく、前から行けていない試合が多かった。僕が入って何が変わるかと言ったら声」(深津)という言葉のとおり、彼は独特のハイトーンボイスで最終ラインから積極的な守備を制御。3失点は喫したが、昼間の暑さの中で、それでも前から行くという戦いを敢えて選択したからだった。深津本人も「(今日のテーマは)いかにチームが前から行けるか。行けるところまで行こうという話をしていた。間を使われてしまったけれど、チャレンジした結果」と内容には納得顔だった。
3カ月半ぶりのフル出場についても「痛みなくやれた」と振り返る深津。「リハビリも後悔しないように100%でやってきた。さらにパワーアップした自分がいると信じている」と“深津の復活”に向けて、心と体の準備はもうできている様子だった。
担当・大島和人(町田担当) -
G大阪の宇佐美貴史がドイツ・アウクスブルクに完全移籍
G大阪は20日、FW宇佐美貴史がドイツ1部のアウクスブルクに完全移籍でクラブ間合意に達したと発表した。
宇佐美は2011-12シーズンにバイエルン・ミュンヘンで、翌シーズンにはホッフェンハイムでプレーしており、約3年ぶりのブンデスリーガ復帰となる。ブンデスリーガでは23試合出場2得点という成績を残していた。。
なお、あす宇佐美は移籍に関する記者会見を行う。 -
湘南のパウリーニョが千葉に復帰し、そのまま松本へ期限付き移籍
湘南はMFパウリーニョが期限付き移籍元の千葉に復帰することを発表した。今季、湘南に期限付き移籍で加入したパウリーニョはここまでJ2リーグ戦10試合に出場し2得点を挙げていた。
パウリーニョは千葉に復帰後、松本に期限付き移籍する。
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熊本の代替試合2試合の日程が決定
Jリーグ平成28年熊本地震の影響により中止となった2試合の代替開催日が決定したと発表した。
第9節・熊本vs横浜FCは9月7日(水)にうまかな・よかなスタジアムで、第11節・熊本vs愛媛は8月31日(水)に同じく、うまかな・よかなスタジアムにて開催される。なお、両試合ともキックオフ時刻は未定。
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インターナショナルドリームカップに臨むU-16日本代表のメンバーが変更
日本サッカー協会は20日、鳥取で行われる「U-16 インターナショナルドリームカップ 2016 JAPAN Presented by JFA」(22日〜26日)に参加する U-16 日本代表のメンバー変更を発表した。
DF東俊希(広島ユース)がけがのため不参加となり、代わってDF菊地健太(JFA福島U18)を招集する。
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FC東京の幸野志有人が育成型期限付き移籍で山口へ
山口はFC東京からMF幸野志有人を育成型期限付き移籍で獲得したと発表した。背番号は『15』で、移籍期間は2017年1月31日まで。7月3日のJ2・第21節・山形戦から試合に出場可能となる。
幸野は今季、トップチームでのリーグ戦出場がなく、FC東京U-23でJ3リーグで11試合に出場していた。
※育成型期限付き移籍とは18歳から23歳の選手が所属チームより下位リーグのチームへ移籍する場合に限り、登録期間外であっても期限付き移籍を行える制度こと。
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