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日本人9人目のリーガ・プレーヤーへ。清武弘嗣のセビージャ入りが決定
リーガ・エスパニョーラのセビージャは10日、公式HPでハノーファーに所属するMF清武弘嗣の移籍がクラブ間合意に達したと発表した。契約期間は4年間だという。
公式サイト上には「ようこそ セビージャへ KIYOTAKE!」と表示され、歓迎されていることがうかがえる。
清武はニュルンベルク、ハノーファーとドイツのクラブを渡り歩き、それぞれのチームで主力として戦い続けてきた。ハノーファーの2部降格が決まったタイミングでの今回の移籍ウインドーでは、ドイツをはじめ、欧州各国からオファーがあり、その動向が注目されていた。
これまでリーガ・エスパニョーラでプレーした日本人選手は8名。城彰二、西澤明訓、中村俊輔、大久保嘉人、家長昭博、指宿洋史、ハーフナー・マイク、乾貴士がいる。
現在、昇格プレーオフを戦っているヒムナスティック・タラゴナ所属のDF鈴木大輔が1部昇格を決めれば(11日にオサスナと第2戦を戦う)、来季に9人目、10人目の日本人リーガプレーヤーが誕生することになる。 -
網膜剥離で手術の松本・田中隼磨について、クラブが経過・状況を報告。「成功はしたが、困難な手術だった」
9日に田中隼磨が右眼裂孔原性網膜剥離で横浜市内にて診断、手術を受けたことがクラブから発表されたが、本日、南省吾テクニカルダイレクターから経過・状況が報告された。
南TDによると、第16節・北九州戦の数日前から違和感を感じていたとのことだが、試合翌日朝に視野が狭くなること、視界がぼやけるなどの症状を自覚。松本市内の病院を受診、そのまま入院。その後、横浜市内の病院に移り、8日に手術を行った。
ここに至った原因は特定できないが、約20年前にも右目を強打し手術をしている経緯があり、その影響で視力も0.1ほどに低下。長らくほとんど左目だけで見ている状況だったという。
手術は成功したが、一方で執刀したドクターからは困難な手術だったという話があったとのこと。現在は安静状態で、2週間ほど経過を見てから次の方針を決める模様で、全治は未定となっている。
文:多岐太宿(松本担当) -
古巣・C大阪で練習参加した南野拓実。リオ五輪のOAについて「五輪で勝つためには必要」と考えを語る
10日、オーストリア1部・ザルツブルク所属の南野拓実が古巣であるC大阪のクラブハウスを訪れ、トップチームの練習にもフル参加した。「練習に参加したのは1年ぶり?かな。楽しかった。みんなに快く迎え入れてもらって、ありがたいです」とチームへの感謝を述べた。
体つきを見ると、下半身を中心に一回り大きくなった様子が見て取れる。「嫌なんですけどね(苦笑)」と冗談めかしつつ、「体幹は鍛えているし、体重も増えた」という。
主力としてザルツブルクのリーグ3連覇に貢献し、リーグ二桁得点を達成した移籍2年目については、「今季はシュートレンジを広げてゴールを狙うことを意識した。シーズンの途中でペースが落ちてしまったことは残念だけど、目標というか、ノルマにしていた二桁を取れたことは良かった」と振り返る。
まもなく迎えるリオデジャネイロ五輪。「厳しい戦いにはなると思うけど、前回大会を越えるメダルを獲りたいし、自分の存在も世界に示したい」と日に日に気持ちは高まっているようだ。世間を賑わせているオーバーエイジ問題については、「監督が判断されることだけど」と前置きした上で、「個人的には、チームが強くなるためには必要だと思う。けが人も多いし、経験ある選手がドシッといてくれたらと思う。短い時間でもまとまれると思うし、五輪で勝つことを考えたら必要」と自身の考えを示した。
文:小田尚史(C大阪担当) -
【中村憲剛選手取材裏レポ】「調子に乗ってるわけじゃない!!」川崎フロンターレ 中村憲剛
6月某日、本日深夜に開幕する「UEFA EURO 2016™」に向けた「J:COMサッカーユーロ特集」の取材で訪れたのは神奈川県川崎市にある川崎フロンターレのクラブハウス。
そして、練習後にユニフォーム姿で登場してくれたのは中村憲剛選手♪
取材は終始和やかなムードで、ユーロ本大会の注目する国や選手、テレビを通じてサッカーの試合を観戦するときの楽しみ方等々盛りだくさんの内容(内容はこちらを参照)を語ってくれた憲剛選手、取材後の撮影時には、カメラマンに言われるがままに様々なポージングに対応してくれました!!
ファッション誌の表紙を飾れるであろうポージングをした際には、「決して調子に乗ってるわけじゃない!!カメラマンさんがそう言うから…」と言いながらも満更でもない笑みを浮かべていた憲剛選手。
普段の撮影とは異なる体験に満足しながら憲剛選手は部屋を立ち去って行きました。ご協力ありがとうございました!!J:COMサッカーユーロ特集はこちら
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【EURO開幕直前特集】「現代のサッカーの本流、発信地は欧州」川崎フロンターレ 中村憲剛
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カズ、9年ぶりの『地元帰還』なるか。清水戦に向けて「ぜひ試合に出たい」
12日にアウェイでの明治安田J2第18節・清水戦を迎える横浜FC。カズにとっては、横浜FCがJ1を戦った2007年8月29日のJ1第23節以来9年ぶりの日本平となる。「清水は僕の育ったところですし、サッカーの町ですし、エスパルスも良いチーム。お客さんもたくさん入るでしょうし、ぜひメンバー入りして、試合に出たいですね」と、静岡のサッカーファンはもちろん、誰よりもカズ自身が地元でのプレーを楽しみにしている。
清水についてカズは「個人の力がすごく強く、攻撃力がある」と分析。一方の横浜FCはこの5戦未勝利で、「ちょっと消極的になっている感じがする。守っているだけでは勝てないので、勇気を持って攻撃に出て行かないといけない」と、チームに奮起を求めた。「ウチはやっぱりディフェンスから入ると思うけど、腰の引けたサッカーはしたくない」。キングにとっても特別な、故郷での試合に、100%の闘志を見せるつもりだ。
文:芥川和久(横浜FC担当) -
「メッシはピッチのリーダー」 代表監督がマラドーナに反論
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