EL GOLAZO(エルゴラッソ)FLASH NEWS

2016.6.10(Fri)

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  • 日本人9人目のリーガ・プレーヤーへ。清武弘嗣のセビージャ入りが決定

    日本人9人目のリーガ・プレーヤーへ。清武弘嗣のセビージャ入りが決定

     リーガ・エスパニョーラのセビージャは10日、公式HPでハノーファーに所属するMF清武弘嗣の移籍がクラブ間合意に達したと発表した。契約期間は4年間だという。

     公式サイト上には「ようこそ セビージャへ KIYOTAKE!」と表示され、歓迎されていることがうかがえる。

     清武はニュルンベルク、ハノーファーとドイツのクラブを渡り歩き、それぞれのチームで主力として戦い続けてきた。ハノーファーの2部降格が決まったタイミングでの今回の移籍ウインドーでは、ドイツをはじめ、欧州各国からオファーがあり、その動向が注目されていた。

     これまでリーガ・エスパニョーラでプレーした日本人選手は8名。城彰二、西澤明訓、中村俊輔、大久保嘉人、家長昭博、指宿洋史、ハーフナー・マイク、乾貴士がいる。

     現在、昇格プレーオフを戦っているヒムナスティック・タラゴナ所属のDF鈴木大輔が1部昇格を決めれば(11日にオサスナと第2戦を戦う)、来季に9人目、10人目の日本人リーガプレーヤーが誕生することになる。

  • 東京V、昨季までの守護神、千葉・佐藤優也との対戦へ。「僕は対峙した中で一番うまいGKだと思う。威嚇してくる(笑)」(高木大輔)

    東京V、昨季までの守護神、千葉・佐藤優也との対戦へ。「僕は対峙した中で一番うまいGKだと思う。威嚇してくる(笑)」(高木大輔)

     12日にアウェイでの明治安田J2第18節・千葉戦を控える東京Vだが、今節は昨季までともに戦った同志との対戦が待ち受ける。その選手とは、千葉で正守護神としてゴール前に君臨している佐藤優也だ。

     そんな佐藤を「今まで対峙した中で僕は一番うまいGKだと思っている。一番、威嚇してくるというか(笑)、圧力を感じるGK」と称したのは高木大輔。「優也くんがヴェルディにいたときは僕らを何度も救ってくれた。だからこそ、そこから得点を取りたいし、優也くんも僕らには絶対に決められたくないと思っていると思うので、余計FWには燃えていると思う」と、佐藤との対戦を心待ちにしている様子を話してくれた。

     さらに高木大は、なかなか調子の上がってこないチーム状況の中で、勝利にためにはゴールが必要だと説く。「一緒にやった中でもすごいGKだと思うので、そこで得点を取れれば自信につながる。そう簡単には決めさせてもらえないと思うけど、バチバチいきたい」。ピッチ上で繰り広げられる元同僚との白熱した戦いを楽しみにしたい。

    文:林遼平(東京V担当)

     

  • 山口は暑さを味方に、敵に? 夏の戦いが始まる

     6月10日は非公開で練習を行った山口。練習場所を書くことはできないが、気温は30度を超え、蒸し暑い中でのトレーニングになった。

     炎天下の練習で「暑かったですね」と話したのは千葉県出身の鳥養祐矢。でも表情に暑さ疲れの色はなく、「これから暑くなるので慣れていかないといけない。でもナイトゲームにもなってくるし、暑いのは嫌いじゃないです」と涼しげだった。

     逆に「暑いのは大っ嫌いです。プライベートで暑いのはいいんですけど、試合だと…」と渋い顔だったのは鹿児島県出身の福満隆貴。「昼間は芝が乾いてボールが動かなくなる。だけどナイトゲームだとお客さんもたくさん入るし、夜は(乾きにくいので)ボールが動いてやりやすいと思う」と話し、6月後半からのナイトゲームに期待を寄せた。

     また、福満は「夏の試合が最終的に上に行けるかの大きな分かれ目になる」と話し、暑さと戦いながらも全力疾走を宣言していた。今節も暑い試合になりそう。でも山口は走るチームだ。好きでも嫌いでも汗いっぱいに走って勝ち点を持ち帰る。

    文:上田真之介(山口担当)

  • 4位につける町田、相手からの対策が進む状況をどう打開するのか? 主将の李漢宰が認識と抱負を語る

    4位につける町田、相手からの対策が進む状況をどう打開するのか? 主将の李漢宰が認識と抱負を語る

     町田はJ2のトップ集団につける健闘を見せている。前節・清水戦(1●2)も敗れたはしたものの、決定機の数で圧倒したのは町田。しかし、そういう試合をモノにできていないことにチームの課題がある。李漢宰主将が、現状の認識について語った。

     

    「自分たちがボールを保持して、圧倒している試合で勝ったことはない」と李漢宰は指摘する。開幕のC大阪戦(0●1)は「ベストゲームだった」と語る選手がいるほどの展開だったし、第13節・北九州戦(0●1)も町田が内容は圧倒していた。しかしその2試合と清水戦を町田は落とした。

     

     町田の持ち味は縦に速い、勢いのある攻撃だ。相手チームはそこを消そうとしてくる。李も「(相手の最終ラインが)相当早い段階で降りてきている」と説明するように、早めにスペースを閉じてくる。そういう守備は往々にしてディフェンスラインの手前が空くし、町田は必ずボールを持つ時間が増える。しかし町田の勢いは消される。またディフェンスラインの手前で動かすボールは、前に踏み込んで奪われやすく、カウンターの危険が高まる。

     

     引いた相手をどう崩すかというのは、ある意味でサッカーにおける究極のテーマ。またボールを持てない、苦しい展開で結果を得られていることは良い現象だ。李も「ちょっとした難しさはあるけれど、決して悪い傾向ではない」とそんなチームの現状を前向きに受け止めている。

     

     ハードワーク、攻守の切り替え、コンパクトな組織と言った強みを保ちつつ、どう次に進んでいくか――。李は「自分たちのサッカーがポゼッションでないというのを考えつつ、でもそれもやれるんだよというのを見せたい」と抱負を言葉にしていた。

    文:大島和人(町田担当)

  • 話題沸騰のOB戦ユニ。裏地を使ったパフォーマンスは「やらざるを得ない(笑)」(千葉・斎藤大輔氏)

    話題沸騰のOB戦ユニ。裏地を使ったパフォーマンスは「やらざるを得ない(笑)」(千葉・斎藤大輔氏)

     6月11日でクラブ創設25年の節目を迎える千葉。それを記念して、12日の明治安田J2第18節・東京V戦の前に両クラブのOBによるレジェンドマッチが開催される。

     この注目の一戦を前に、出場予定の千葉スカウト・斎藤大輔氏はピッチで結果を残すべくトレーニングを敢行。しかし、そのやる気とは裏腹に「(試合のために)ちょっとペースを上げて走ったら、足にピキッと来てしまった」とのこと。

     裏地に秋田犬の絵が描かれているOB戦限定ユニフォームを使ってのゴールパフォーマンスは、「ゴールを決めてパフォーマンスをやったことがないので、(ユニフォームを裏返して)やってみたいなと思いますね(笑)」と意欲十分。「現役時代も(自分は)大人しい感じでたし、まずゴールを決めることに慣れていない(笑)。ゴールが入ってしまうと『どんなリアクションをすればいいんだ?』となってしまうので。でも、あれだけのモノを用意してくれているとやらざる得ない(笑)」と、パフォーマンスを行うことを予告していた。

     ちなみにスコアは4−2ぐらいで千葉が勝つとのこと。DFながら2失点すると予想した理由は「ヴェルディさん側にもめくらせてあげないと、あのユニフォームが生きないので(笑)」という想いからだそうだ。

     「このようなゲームでも勝ち負けはこだわるタイプ。だから絶対に勝って終わります」という『スタートトゥデイ(ZOZOTOWN)Presents ジェフユナイテッド市原・千葉レジェンドマッチ』(20分ハーフ)は12日の13時30分キックオフ予定になっている。

    文・写真:松尾祐希(千葉担当)

  • ハリル監督がJに対して続ける苦言に、「いいと思う」と湘南の高山薫が呼応

    ハリル監督がJに対して続ける苦言に、「いいと思う」と湘南の高山薫が呼応

     ここのところ、ハリルホジッチ日本代表監督がJリーグに対して厳しい発言をする中で、その言葉に同意を示したのは湘南の主将・高山薫だ。

     湘南と言えば、球際の激しさや運動量、そしてスプリント回数などを意識したフットボールをJリーグで見せているチームの一つ。そういった傾向は欧州通でも知られる曺貴裁監督の指導の色が強いものの、同時に選手たちも指揮官の言葉に奮い立たされながら、“湘南スタイル”という独自のスタイルに磨きをかけている。

     高山は先のハリルホジッチ監督の発言に対して「オレはうまくないし、それを言う立場ではないかもしれないけど」と前置きをしながら、個人的な見解を語る。「チョウさん(曺貴裁監督)が海外の映像を見せながら、なんでトッププレイヤーがあれだけやっているのにオレたちがやらないんだと、湘南に向けて言ってくれているように、ハリルさんが(それと同じように)世界のトップの人たちが身を削ってやっていることをJリーグがやっていないのはどうなの、というふうに言っているのかもしれないなと。ハリルさんが言っていることは正しいかは分からないけど、オレはいいと思っている」。

     今季の湘南はいまだ下位に低迷し、なかなか昨季のような躍動感のあるサッカーを見せることができていない。ただ、ほかのチームとは異なったスタイルを見せていることも事実だ。高山は「(ハリルさんが言うような)そういうサッカーをしなくても日本ではまだ勝ててしまう」と強調しつつも、「だからこそ、湘南がそういったサッカーをして頑張って勝つことが大事なのかなと思う」と力を込めた。

     J1の1stステージも残り3試合。まずは一つずつ勝利を積み重ねることで、自分たちの価値を証明していきたい。

    文:林遼平(湘南担当)

  • 網膜剥離で手術の松本・田中隼磨について、クラブが経過・状況を報告。「成功はしたが、困難な手術だった」

    網膜剥離で手術の松本・田中隼磨について、クラブが経過・状況を報告。「成功はしたが、困難な手術だった」

     9日に田中隼磨が右眼裂孔原性網膜剥離で横浜市内にて診断、手術を受けたことがクラブから発表されたが、本日、南省吾テクニカルダイレクターから経過・状況が報告された。

     南TDによると、第16節・北九州戦の数日前から違和感を感じていたとのことだが、試合翌日朝に視野が狭くなること、視界がぼやけるなどの症状を自覚。松本市内の病院を受診、そのまま入院。その後、横浜市内の病院に移り、8日に手術を行った。

     ここに至った原因は特定できないが、約20年前にも右目を強打し手術をしている経緯があり、その影響で視力も0.1ほどに低下。長らくほとんど左目だけで見ている状況だったという。

     手術は成功したが、一方で執刀したドクターからは困難な手術だったという話があったとのこと。現在は安静状態で、2週間ほど経過を見てから次の方針を決める模様で、全治は未定となっている。

    文:多岐太宿(松本担当)

  • 古巣・C大阪で練習参加した南野拓実。リオ五輪のOAについて「五輪で勝つためには必要」と考えを語る

    古巣・C大阪で練習参加した南野拓実。リオ五輪のOAについて「五輪で勝つためには必要」と考えを語る

     10日、オーストリア1部・ザルツブルク所属の南野拓実が古巣であるC大阪のクラブハウスを訪れ、トップチームの練習にもフル参加した。「練習に参加したのは1年ぶり?かな。楽しかった。みんなに快く迎え入れてもらって、ありがたいです」とチームへの感謝を述べた。

     体つきを見ると、下半身を中心に一回り大きくなった様子が見て取れる。「嫌なんですけどね(苦笑)」と冗談めかしつつ、「体幹は鍛えているし、体重も増えた」という。

     主力としてザルツブルクのリーグ3連覇に貢献し、リーグ二桁得点を達成した移籍2年目については、「今季はシュートレンジを広げてゴールを狙うことを意識した。シーズンの途中でペースが落ちてしまったことは残念だけど、目標というか、ノルマにしていた二桁を取れたことは良かった」と振り返る。

     まもなく迎えるリオデジャネイロ五輪。「厳しい戦いにはなると思うけど、前回大会を越えるメダルを獲りたいし、自分の存在も世界に示したい」と日に日に気持ちは高まっているようだ。世間を賑わせているオーバーエイジ問題については、「監督が判断されることだけど」と前置きした上で、「個人的には、チームが強くなるためには必要だと思う。けが人も多いし、経験ある選手がドシッといてくれたらと思う。短い時間でもまとまれると思うし、五輪で勝つことを考えたら必要」と自身の考えを示した。

    文:小田尚史(C大阪担当)

  • 【中村憲剛選手取材裏レポ】「調子に乗ってるわけじゃない!!」川崎フロンターレ 中村憲剛

    【中村憲剛選手取材裏レポ】「調子に乗ってるわけじゃない!!」川崎フロンターレ 中村憲剛

     6月某日、本日深夜に開幕する「UEFA EURO 2016™」に向けた「J:COMサッカーユーロ特集」の取材で訪れたのは神奈川県川崎市にある川崎フロンターレのクラブハウス。
     そして、練習後にユニフォーム姿で登場してくれたのは中村憲剛選手♪
     取材は終始和やかなムードで、ユーロ本大会の注目する国や選手、テレビを通じてサッカーの試合を観戦するときの楽しみ方等々盛りだくさんの内容(内容はこちらを参照)を語ってくれた憲剛選手、取材後の撮影時には、カメラマンに言われるがままに様々なポージングに対応してくれました!!
     ファッション誌の表紙を飾れるであろうポージングをした際には、「決して調子に乗ってるわけじゃない!!カメラマンさんがそう言うから…」と言いながらも満更でもない笑みを浮かべていた憲剛選手。
     普段の撮影とは異なる体験に満足しながら憲剛選手は部屋を立ち去って行きました。ご協力ありがとうございました!!

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  • 【EURO開幕直前特集】「現代のサッカーの本流、発信地は欧州」川崎フロンターレ 中村憲剛

    【EURO開幕直前特集】「現代のサッカーの本流、発信地は欧州」川崎フロンターレ 中村憲剛

     6月10日に開幕する「UEFA EURO 2016™」は、ヨーロッパのサッカー最強国を決める4年に一度の大会で、世界中から多くの注目を集める。現在のサッカー界の潮流や戦術的なトレンドも大会を通して浮かび上がってくるため、Jリーグでプレーするプロのサッカー選手たちも楽しみにしているという。今回は日本代表として海外の国との対戦経験も豊富で、Jリーガー随一の“海外サッカー通”としても知られる川崎フロンターレの中村憲剛選手に、大会の見どころを聞いた。続きは…

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