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日本代表が11月11日にカシマスタジアムでオマーンと対戦。同スタジアムでの日本代表戦は12年9カ月ぶり
日本サッカー協会は11月11日(金)に行われるキリンチャレンジカップ2016を茨城県立カシマサッカースタジアムで行い、日本代表がオマーン代表と対戦することを発表した。同スタジアムでの日本代表戦は、04年2月以来、約12年9カ月ぶり。
日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督は「W杯アジア最終予選の最中にアジアでもトップレベルのチームと対戦できることをうれしく思います。オマーンは最終予選に進出はできませんでしたが、アジア2次予選ではアジアで最もFIFAランキングの高いイランと同組に入り、イランを相手にホームで引き分けという結果を残しています。私たちはこのキリンチャレンジカップのあとに同じ中東のサウジアラビアと対戦するので、そうした意味でも最終予選に向けた良い準備の場となると思います」とコメントした。
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ハッピーターン大好き、レオ・シルバも大喜び? 亀田製菓が「アルビレックスハッピーターン」を発売
新潟は亀田製菓株式会社が7月1日に「アルビレックスハッピーターン」を発売すると発表した。
亀田製菓は1996年から新潟のユニフォームスポンサーを務め、今季からユニフォームの胸の部分には「ハッピーターン」ロゴがあしらわれている。「アルビレックスハッピーターン」は、ハッピーターンのキャラクターである「ターン王子」が新潟のユニフォームを着用し、クラブマスコット「アルビくん」の帽子をかぶったパッケージとなっている。
商品は新潟駅南口オフィシャルショップ「オレンジガーデン」で販売されるほか、7月9日に行われるJ1・2nd第2節・湘南戦以降の全ホームゲームグッズ売店で販売される。
ハッピーターンを愛し、選手名鑑の好きなおやつに「ハッピーターン」と記す新潟所属のレオ・シルバも、さぞや喜んでいる(!?)ことだろう。
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今季初の連勝を懸けて。金沢のFW水永翔馬は肉弾戦に挑む構え
26日に行われたJ2第20節・徳島戦、1-0で7試合ぶりの勝利を挙げた金沢は、今節ホームで讃岐と対戦する。金沢にとっては今季初の連勝が懸かる一戦。FW水永は「相手はいま4連敗しているが、僕らに勝つと勢いが出るチームが多い。絶対に負けられない試合」だと位置付ける。8日に行われた第17節では、6連敗中だった熊本の気迫に呑み込まれて大敗を喫したこともあり、チームに油断はない。
水永は讃岐戦で長崎所属時のチームメート、岡村和哉、山本翔平とマッチアップする機会も多そうだ。「元チームメートと試合をするのは楽しみ。(岡村は)いまDFをやっているが、足元がうまい。(山本)翔平さんは展開力があり、球際にも厳しくくる」(水永)。
讃岐のDFも体を張ってくるだろう。だからこそ、「自分が入って行くことで、周りがフリーになる。僕がつぶれることでボールがこぼれることもあるので、イヤなところに入っていきたい」。相手の堅守をこじ開けるべく、水永は肉弾戦に挑む構えだ。
文:野中拓也(金沢担当)
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大宮がペットボトルを投げ入れたサポーターに厳重注意
大宮はJ1・1st 第17節・川崎F戦でフィールド上にペットボトルを投げ入れたサポーターに厳重注意を行ったと発表した。
6月25日に等々力陸上競技場で行われた試合の終了後、大宮の選手たちが挨拶をしている際、ビジターゴール裏スタンドで観戦していた2名の大宮サポーターがペットボトルを投げ入れた。これはJリーグ統一禁止事項に違反する行為で、クラブは違反行為を行った当事者2名と対話を行い厳重注意。あらためて事情聴取を行い、厳正な処分をすることを決定した。処分内容は、後日発表される。
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柏DF今井智基が右鼡径部痛を再発。復帰までは約2カ月を要する見込み
柏は右第5中足骨骨折で離脱していたDF今井智基が右鼡径部痛の再発で復帰に約2カ月を要する予定だと発表した。4月18日の練習中に負傷した右第5中足骨骨折については治癒しているとのこと。
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清水の村田和哉が地元・守山市のふるさと大使に任命。市長就任も視野に入れる
清水は30日、村田和哉が滋賀県守山市ふるさと大使(呼称『もーりー守山ふるさと大使』)に任命されたと発表した。
村田は昨年末、知人を通じて生まれ故郷である守山市の市長のもとを訪れ、同市に対して熱い思いを語ったところ、ふるさと大使を打診され即答。今回正式に任命された。
活動内容は、サッカー教室、学校訪問や守山市のPRなど多岐にわたる。そのほか、「村田って面白い人間だなと思われるようなふるさと大使になりたい」と、さまざまな取り組みも構想中だ。
その活動の根源には自身の経験がある。「小学生のときに(同じ滋賀県出身の)井原(正巳)さんがサッカー教室をやってくれたことは一生忘れない」と振り返り、自らがそうであったように守山市からサッカー選手を輩出することも叶えたい夢の一つだ。
TV番組の『アメトーーク!』で「観光大使芸人」が放送されたばかりとあって、世間の注目も高いであろうこの世界。「将来は守山市長になりたい(笑)」というほど地元を愛している村田は、故郷の守山市のために活動を始めることになった。
文・写真:田中芳樹(清水担当)
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徳島が韓国人DFソン・セファンの契約解除を発表
徳島は韓国人DFソン・セファンと双方合意の上で契約を解除することが決定したと発表した。ソン・セファンは14年に徳島に加入した20歳のCB。3年間で公式戦の出場は14年のナビスコカップ1試合のみだった。
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C大阪のリカルド・サントス、紅白戦で5得点の大暴れ。熊本戦に向け視界良好
J2第21節・熊本戦に向けて行われた6月30日の紅白戦で、リカルド・サントスが圧巻の5得点を奪った。1本目、そして2本目の途中まではAチームの1トップとして4得点を決め、その後最後の数分間はBチームに回ったが、ここでも1得点と結果を残した。
周囲も感嘆する大暴れについて、「日々、良い練習ができているので、今日の5点はその賜物。それに、今日はハッキリしたチャンスが多かった。チームの方向性は間違っていない」と練習後のサントスは終始にこやかだった。
サントス自身、「ハッキリしたチャンスが多かった」と語るように、この日の紅白戦では、Aチームの内容自体が良かった。全体の距離感が良く、杉本健勇、玉田圭司、清原翔平で組んだ2列目やボランチのソウザを中心に何度もチャンスを作った。ビルドアップの質が高まってきたことが、サントスが得点を量産できた理由の一つでもある。
もっとも、前線からのプレッシャーも速く、組織立った守備で向かってくる熊本相手に同じようにうまくいくかは分からない。しかし、攻撃陣の連係が高まってきていることは、今後へ向けた明るい材料だ。
文・写真:小田尚史(C大阪担当)
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千葉に移籍した鳥栖DF丹羽竜平。関塚監督に「遠慮してるやろ?」と言われる
鳥栖から期限付き移籍を果たしたDF丹羽竜平がチームに合流している。
合流初日となった6月27日には横浜FCとの練習試合に後半から出場。新しい環境だが、意欲的に日々のトレーニングに取り組んでいる。ただ、各選手の特長を把握する作業はこれからで、「今日も関さん(関塚隆監督)に『遠慮してるやろ?』と言われた。そこは『まだ選手の動きとかを見ているので』と話した」と現在は手探りの状況。その上で「(チームメートには)ラインの上げ下げやスライド。ここはもう少し速くしたほうが良いことを伝えた」とコミュニケーションも積極的に取っている。
関塚監督は丹羽の印象について「非常に局面で強そうだなという印象と、(身体の強さ的な)パンチ力はありそうだなと。あと、危険察知能力の高さは感じる」と語った。早ければ今週のJ2第21節・愛媛戦から出場が可能になる。千葉の最終ラインに頼もしい男が加わった。
文・写真:松尾 祐希(千葉担当)
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大先輩・二川孝広について語る、横浜FCの寺田紳一。「『サッカーに情熱があんねんや』って分かってうれしかった」
G大阪の二川孝広(写真右)が28日に東京Vへ期限付き移籍。日本中に多少の驚きをもって伝えられたが、横浜FCの寺田紳一(写真左)はそのニュースは聞いて「うれしい」と感じたという。
「ああいう人なので(笑)。サッカーに思い入れのない人なんやろうなと思い込んでいた。2年くらい前からあまり試合に出ていなくて、そこで移籍もしなかったから、もうG大阪で引退するのかなと思っていた」
寺田にとって二川はG大阪ユースの大先輩であり、プロ入りしてからはトップチームの不動の10番にしてポジション争いの大きな壁でもあった。それだけに、二川が出場機会のために新天地を求めたことが「『サッカーに情熱があんねんや』って分かってうれしかった」(寺田)のだという。
と同時に、二川の力を誰より知るだけに、寺田はこのニュースを脅威にも感じていた。
「対戦するのはイヤ。決定的なパスを出してくるし、東京Vにとっては完全なプラスになると思う。若くて勢いがあってうまい若手の中に、ベテランとしてあの人が加わるわけだから」
無口でシャイな性格が東京Vに合わないのではないかとネット上などでは心配されているが、寺田も 「プライベートではきっと馴染めないと思う(笑)」と太鼓判を押す。ただ、「別にG大阪でも馴染んでなかったから(笑)。でも、コミュニケーションを取っていないのに、その人の特徴に合わせたパスを出してくる。何でそんな相手のことを分かったようなパスが出せるんやろって、ずっと思っていた」とのことで、サッカーではそこは関係ないようだ。
口数にはかなりの差があるが、感覚を大事にする天然系の10番タイプという意味で、二人は同系統。横浜FCと東京V、後半の対戦は8月14日にアウェイの味スタで行われる。二川が順調にフィットしていれば間違いなく実現する、G大阪出身の司令塔対決がいまから楽しみだ。
文:芥川和久(横浜FC担当)
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