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日本代表の山口蛍、“ホーム復帰戦”へ。札幌とのJ2首位攻防戦へ照準を合わせる
ドイツのハノーファーからC大阪に復帰した日本代表の山口蛍。うまかな・よかなスタジアムで行われた前節の熊本戦(5○1)では復帰後初出場を果たした。今節の札幌戦に出場すれば、ホーム復帰戦となる。
「アウェイとホームではまた違うし、ホームで早く試合がしたい」と山口は今節を迎える心境を話す。途中から加わったチームの状態については、「ちょっとした課題はまだまだあるけど、それもありながら連勝できている。次の試合でも、慌てず、しっかり試合を進めていくことが大事」と見ている。
熊本戦で山口のプレーを見守った大熊清監督は、「自信を持って顔を出す回数が多かった。これからも、攻守の攻の部分でさらに関わることが大事。その試合でもチャレンジしていたけど、相手にとってイヤなスルーパスが出せると、ボランチとして、セレッソのため、日本のためにもなると思う」と話し、攻撃で変化を付けるプレーについて要求を高めていた。
9日に行われる札幌とのJ2“首位攻防戦”。帰ってきた山口がホームでどんなプレーを見せるのか。ゲームコントロールの部分も含めて注目される。
文・小田尚史(エル・ゴラッソC大阪担当)
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リオ五輪のトレーニングパートナーに選出された磐田のFW小川航基。東京五輪世代のエースが感じたこととは?
磐田のFW小川航基は7日、リオ五輪代表のトレーニングパートナーに選出されたことについて感想を述べた。
小川は桐光学園から今季、磐田に加入。チームではなかなか試合に絡めていないものの、U-19日本代表のエースとして活躍している。先日まで米国遠征に参戦しており、トレーニングパートナーに選ばれたことは現地で聞いた。
「(リオ五輪代表が)どれくらいのレベルなのか。そのレベルをしっかり確かめて、自分のどこが劣っているのかなど、いろいろと感じることがあると思うので良い経験にしたい。目標を持って行かないと成長して帰ってこれないと思う」
トレーニングパートナーとしての帯同期間は7月21日~31日の11日間。その間にはU-23ブラジル代表との練習試合も予定されている。「絶好のチャンス。ネイマールとやれるかもしれないと思うとテンション上がります」と爽やかな笑顔を浮かべた。
東京五輪世代のエースである小川の今後のキャリアを考えても、今回のトレーニングパートナー選出は得難い経験となるはずだ。
文:青木務(エルゴラッソ磐田担当)
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菊地直哉、9日の“J2頂上決戦”で早くも札幌デビューの可能性
鳥栖から期限付き移籍で加入したMF菊地直哉が9日のアウェイ・C大阪戦でデビューする可能性が高まっている。2日からチーム練習に参加し、7日の紅白戦も含めて複数のポジションでプレーして存在感を示した。
「基本的には最終ラインでの起用を考えているが、いろいろなポジションができるので、より競争を高めてくれそう。国際経験も豊富だし、期待している」と四方田監督。菊地本人もC大阪戦に向けて「最終的に(起用を)決めるのは監督だが、自分としては当然、そこに向けて準備していく」と意欲的だ。
背番号も15に決まり、1位と2位との直接対決という大一番で札幌デビューを飾るつもりだ。
文:斉藤宏則(エル・ゴラッソ札幌担当)
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長崎、夏の風物詩「ペーロン」で一つになり、巻き返しを狙う
リーグ前半戦を戦い終えた6日、V・ファーレン長崎がV・ファーレン十八銀行フィールド近くの牧島漁港でボート体験を行い、週末の後半戦開始へ一体感を高めた。
これは、太鼓のリズムに合わせて細身のボートを漕いで速さを競う「ペーロン」と呼ばれる長崎の風物詩で、V・ファーレンは昨年もリーグ前半戦と後半戦の合間に開催している。2度目となる今回も、レギュラー、サブ、選手、スタッフの区別なくリラックスしたムードで行われた。
「思ったよりもきつくて、腕がパンパンです(笑)。チームが始動して時間が経ったけど、久しぶりに、みんなとゆっくりコミュニケーションが取れたと思うし、楽しかったです。」と永井が語るとおり、選手も素で楽しむことができたようだ。
この「ペーロン」だが、もちろん、楽しむことだけが目的ではない。
「ビッグクラブなら筋トレにトレーニングマシンを使うだろうけど、ウチみたいな地方クラブでは予算の都合もあるからそうはいかない。だから自分たちで工夫するしかない。近くの坂道を走ったり、ペーロンするのだってそのため。僕も高校・大学と決して設備面で恵まれたところでプレーしていた訳ではないし、プロになってからの広島もそうだった。だから、そこにあるものを創意工夫することで、設備に恵まれたクラブと戦ってたからね」
高木監督は常々そう語っているが、リーグ戦が続く中での緊張感を和らげ、チーム内のコミュニケーションを高めることを狙ったこの「ペーロン」もまさにその一環だろう。また、シーズン中は地域とふれ合う機会が少ない選手たちにとっても、長崎という町をより身近に感じられる機会となったはずだ。
苦しい戦いが続いたリーグ前半戦だが、こういった取り組みでメンタル面は切り替え易くなったはず。あとは成績を切り替えるだけだ。
文:藤原裕久(エル・ゴラッソ長崎担当)
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新戦力パブロ・ジオゴが仙台に合流。元ブラジル代表ロビーニョ譲りのチャンスメークに期待
7日、仙台の新戦力パブロ・ジオゴがチームに合流し、今後に向けた抱負を語った。
6日にブラジルのアトレチコ・ミネイロからの期限付き移籍加入が発表されたパブロ・ジオゴは、7日からチームの練習に合流。この日は紅白戦をのぞくメニューに参加し、コンディションを整えて出場に備える。登録の関係上、出場は早くてJ1・2nd第4節・新潟戦になる見込みだ。
この日の練習後に記者会見が開かれ、パブロ・ジオゴは「チームの目標を達成できるように、自分の力を出します。こうして日本に来ることができてうれしいですし、自分のレベルアップにもつなげられるように頑張りたい」と話した。
パブロ・ジオゴは主に右の攻撃的MFでプレー。「スピードと細かいドリブルが持ち味」というチャンスメーカータイプの選手だ。アトレチコ・ミネイロ在籍時にはロビーニョやフレッジといったブラジル代表経験者とプレーし、意外性ある攻撃など多くのことを学んだという。仙台での今季残りの目標を「8得点と、できるだけ多くのアシスト」と高く設定した。
なお、写真で右腕に写っている小さな足形は、愛娘のヴィトーリアちゃん(生後2カ月)のモノだという。ゴール後にはその足跡へキスをするパフォーマンスもあるそうだ。
文・写真:板垣晴朗(エル・ゴラッソ仙台担当)
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田中隼磨、松本市内で記者会見。手術後の経過は良好
6月8日、右眼裂孔原性網膜剥離により緊急手術を受けた松本のDF田中隼磨が、横浜市内の病院を退院。松本市内の病院へと転院することになり、7日午後に市内にて記者会見が開かれた。「現状を自分の口から説明したい」という本人の希望により行われたもので、右眼を眼帯で保護しつつも前向きな姿勢で記者の質問に答えた。
「(網膜剥離と診断されて)最初は受け入れられなかったが、前向きな姿で帰ってこようと感じていた」と入院中の心境を説明。チームが好調であることも「励みになる」と話した。
幸い手術後の経過は良好で、完治すれば復帰も可能とのこと。しばらくは松本市内の病院に入院しながら安静に努め、8月以降の状態を見極めてから最終判断を決める流れとなる。
文・写真:多岐太宿(エル・ゴラッソ松本担当)
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