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松本が獲得した三島康平、反町康治監督は「ヘディングの強さはJ2でNo.1」と評価
22日、水戸で今季ここまでリーグ戦9得点を挙げている三島康平の松本への完全移籍が両チームから正式に発表された。シーズン途中での電撃移籍には、SNSを中心に多くの反響が上がっている。
強化担当の南省吾テクニカルダイレクターは、「攻撃面でパワーアップしたかった」と今回の補強について話した上で、「パワーがあり、ボールを収められる。またハードワークもいとわない」三島にかねてより注目。シーズン途中ながら、水戸の設定していた違約金を支払っての獲得となる。
また「ヘディングの強さなら、J2ではナンバーワン」と以前より高く評価していた反町康治監督は、フォーメーションの変更も示唆。あくまでもチーム内競争の上で、現在の編成から最も能力を引き出せる形を模索することになりそうだ。背番号は39に決まり、来週オフ明けからの合流が予定されている。
文:多岐太宿(エルゴラッソ松本担当) -
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ラモス監督の契約解除など、監督交代について岐阜が会見。違約金はなし
岐阜は22日、ラモス瑠偉監督との契約解除と吉田恵新監督の就任を発表、それに伴う記者会見を行った。
監督交代の理由と経緯について、宮田博之代表取締役社長は「やむを得ない選択。早いうちに手を打たないと挽回は難しい」と説明。20日の前節・金沢戦で5連敗を喫し、降格圏と勝ち点差3の暫定18位に後退すると、その日の夜にクラブ幹部で協議が行われ、翌21日に指揮官との席を設けて合意に至ったという。
また、3年契約の途中解除となるが、クラブ関係者によれば、その打撃は少ないという。14年の監督就任時、ラモス前監督の求めた条件は、チームビルディングに必要な契約年数のみ。当然残りの年俸分は支払われるが、クラブの発展に協力したいという純粋な思いから違約金の設定などはされていなかった。
後任はコーチからの内部昇格となる吉田氏。突然の監督就任要請だけに「戸惑いはあった」としながらも「岐阜のためになるのなら何とかしたいと思った」と決断し、「まずはチームを残留させられるように」と誓った。
目指すサッカーの方向性については「元々攻撃的な特徴を持った選手が多いので、そこを最大限に発揮させること。あとはチームとしてどうしていくかにフォーカスし、連係を深めていく作業をしたい」とコメント。個の力を前面に押し出していく前体制の強みを継続したまま、組織力の向上、特に組織守備の整備を急ぐ。
この日の午前中にはすでに練習の指揮を執っており、25日に控える今節・札幌戦が“吉田体制”の初戦となる。新指揮官は「勝ちを目指す中で、何とか勝ち点を拾える試合にしたい」と展望した。
文・写真:村本裕太(エルゴラッソ岐阜担当) -
元カメルーン代表の10番、アチーレ・エマナが徳島に合流。登録完了は早くて来週
20日に徳島へ完全移籍で加入することが発表されたアチーレ・エマナが22日、全体練習に合流した。2010年W杯の南アフリカ大会でカメルーン代表として背番号10を背負ったエマナ。出場有無は別として、選手登録の完了はJ2第26節・松本戦前が最短の見込みとなっている。
全体練習への合流初日となった22日は、ブラジル国籍のアレックスとコミュニケーションを取る姿が多く見られた。言語としては、ポルトガル語と類似点が多いスペイン語を中心としたコミュニケーションが軸となりそうだが、英語も堪能とのこと。日本人選手にとっては英語でも会話することとなりそうだ。
エマナの加入を受けて、スペイン2部のタラゴナでチームメイトだった鈴木大輔が、Instagramやtwitterで自身のタラゴナ加入時にエマナが気遣ってサポートしてくれた話を発信していたが、徳島の選手たちも「初めての日本ということもあるので、まずはストレスを感じないようにサポートしたい」と日本流の『お・も・て・な・し』で新しいチームメイトを迎えようとしている。
文・写真:柏原敏(エルゴラッソ徳島担当) -
川崎F、田中碧の二種登録と来季加入を発表。U-12からの生え抜き昇格は3人目
川崎Fは22日、川崎F.U-18に所属している田中碧のトップチーム二種登録、ならびに来季加入内定を発表した。背番号は31。なお、トップチームの練習には原則参加しない。
田中は小学3年生のときから川崎Fのアカデミーに10年間在籍してきたホープで、クラブは「ボール奪取能力に優れ守備的なポジションならどこでもこなし、U-18ではキャプテンを務めるチームの要」と紹介している。元U-16日本代表。
田中は、「人生の半分以上を過ごしてきた川崎フロンターレでプロサッカー選手になれることが素直にうれしく思います。サッカーの部分で頑張るのは当たり前ですが、一人の人間としてアカデミーの選手たちにお手本にされる、または尊敬されるような選手を目指して頑張っていきたいと思います」などとコメントした。川崎U-12から育ち、トップチーム昇格まで至ったのは三好康児、板倉滉についで3人目となる。川崎フロンターレU-18所属の田中碧(たなか・あお)選手がトップ昇格! 小学校3年生からアカデミーに所属する生粋のフロンターレっ子。アオ、待ってたぞ!! https://t.co/Vph6SH3Myj 【広報】 #frontale pic.twitter.com/CVzIriwmI0
— 川崎フロンターレ (@frontale_staff) 2016年7月22日 -
松本が水戸のエース・三島康平を完全移籍で獲得。空中戦に定評のあるFW
水戸は22日、FW三島康平が松本に完全移籍することが決定したと発表した。三島は24日開催のJ2第25節・町田戦終了後にチームを離れる予定。三島は神戸から2012年に水戸へ移籍し、J2リーグ戦通算132試合に出場して25得点をマーク。183cmの身長を生かした空中戦に定評のあるストライカーで、今季は23試合の出場で9ゴールと活躍していた。昨オフにも他クラブへの流出が噂されていたが、本人がオファーを断り残留を決断した経緯がある。
クラブを通じて、三島は「シーズンの途中でチームを離れることを本当に申し訳なく思っています。チームのことやサポーターの皆さんのこと、多くのことを考えて最後まで悩んだのですが、松本山雅FCでチャレンジすることを決めました。4年半過ごし大好きになった水戸、チーム、お世話になった人たち、そしてサポーターの皆さんと離れることはとても寂しく思っていますし、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。水戸での多くの出会いに、そして多くの声援に心から感謝しております。日曜日の町田戦が水戸ホーリーホックの選手として戦う最後の試合になります。このような形で出て行く選手に対していろいろな気持ちがあるとは思いますが、最後にもう一度皆さんと喜びを分かち合えるよう全力で戦います。4年半本当にありがとうございました」などとコメントしている。 -
補強は岡野雅行GM? 鳥取、最下位の現状打破へ「野人」がベンチ入り
鳥取は22日、ゼネラルマネジャーの岡野雅行氏をチームスタッフとして登録し、24日のJ3第18節・長野戦からベンチ入りすると発表した。
柱谷哲二監督からの発案があったといい、最下位に沈む現状の打破へクラブとして決定したとしている。 -
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