-
町田戦後の騒動を受けて、柿谷曜一朗が「サポーターに伝えたいこと」
20日のJ2第24節・町田戦、C大阪は7分に杉本健勇が先制点を奪い、幸先良く試合を進めながら、後半に3失点して逆転負け。残念な結果に終わった。そして試合後、バックスタンドの一部サポーターの野次に対して杉本が言い返す一幕もあった。
試合直後で互いに熱くなっていた状態での出来事とはいえ、チームの雰囲気を高める上で、決して好ましいことではない。翌21日、この一連の流れについて、現在は負傷欠場中の柿谷曜一朗に話を聞くと、「サポーターに伝えたいこと」として、以下のコメントを寄せてくれた。
「実際にどんな野次があったのか、ハッキリとした真相は分からないけど、それだけお互い本気になって戦っているということ。健勇はいま、俺がいないぶんもと思って必死になって戦っている。野次に対して言い返すことはいいことではないけど、アイツの気持ちもみんなに理解してほしい。健勇もまだまだ子どもやから、突っかかってしまうけど、そういう熱い気持ちがなくなったらアイツじゃない。プレーとしては、ふざけたことはしていない。ただ、『(心ない)野次は放っておけばいい』ということでもなく、僕らは受け止めないといけない。そして、本当にセレッソを強くしたいのであれば、例えば練習場で冷静にコミュニケーションを取るとか、もっと建設的な方法もあるんじゃないかと自分は思う」
サポーターは選手の気持ちに火をつけることのできる特別な存在であり、ホームスタジアムはチーム一丸の雰囲気を作ることのできる神聖な場所でもある。“叱咤激励”を込めたブーイングは時に必要だが、そこから逸脱したギスギスした空気からは、ポジティブな結果は生まれない。セレッソのことを誰よりも思い、セレッソを良くすることを常に考えている柿谷だからこそ、今回の提言があったのだろう。
文:小田尚史(エルゴラッソC大阪担当)
-
世界で最も価値の高い21歳以下選手はマーシャル 約67億円と算出
-
モウリーニョからの高評価を喜ぶ18歳CB さらなるアピールに意欲
-
プレシーズン初戦欠場の本田、米国遠征には招集 バイエルンなどと対戦予定
-
重傷からの3月復帰を目指すデンバ・バ 代理人は「これまで以上に強くなって戻る」
-
ゲッツェのドルトムント復帰が決定的に…バイエルンCEO:「21日にすべて解決」
-
イングランド新監督はアラダイスで決定か、各社報じる 21日に発表?
-
セビージャ、清武不在の中アメリカツアーを2連勝で終える
-
大迫に新たなライバル… ケルン、U-20フランス代表FWを獲得