-
J3首位を走る栃木にブラジル人FWリカルド・ロボが復帰
栃木はキプロスのドクサ・カトコピアFCからブラジル人FWリカルド・ロボ(32)が完全移籍で加入することになったと発表した。背番号は『32』。
リカルド・ロボは10年から11年まで当時J2だった栃木に在籍。2年間でJ2リーグ戦67試合に出場し、28得点を挙げた。その後、柏、千葉、愛媛に在籍。14年からドクサ・カトコピアFCでプレーしていた。
リカルド・ロボは「日本に戻ることができて嬉しく思いますし、そのチームが栃木SCであることが更に幸せだと感じています。J2復帰、更には自分がいた頃の目標であったJ1昇格を成し遂げる為に帰ってきました。引き続き熱い応援をよろしくお願いします。皆さんの力が必要です!」とクラブを通じてコメントした。選手登録が完了次第、公式戦への出場が可能になる。現在、J3の首位を走る栃木に頼れるストライカーが加わった。
ちなみに今回の発表では身長178cm、体重は76kg。11年の栃木在籍時よりも身長が1cm伸びており、体重が1kg減っている。コンディションは上々か!?
-
これは槙野智章のトリックか。「仙台戦でFKを蹴るのは間違いなく阿部ちゃん」
浦和の槙野智章が13日に行われるJ1・2nd第3節・仙台戦のFKについて語った。
仙台戦でゴール前左寄りの位置からのFKを得たら誰が蹴るのか。前節の柏戦では阿部勇樹が完璧なFKを直接決めている。その試合は累積警告で出場機会だった槙野智章。このFKに触発されたかと思いきや、「あの位置はあんまり蹴らない」と、得意とする位置よりはやや外かつ近かったことを主張。「阿部ちゃんが蹴ったほうがいいんじゃないですか?」と彼らしくないコメント。そして「僕はできるだけ相手の気を引くための作戦を取るだけで…間違いなく仙台戦は阿部ちゃんが蹴ると思っている」と言葉を濁しつつ笑った。
さらに、「相手選手も警戒する中でどうトリックをやるか分からないけど、僕は阿部ちゃんが蹴るために良いシチュエーションを作るためのオトリですね」と一言。
槙野の言葉は真実なのか、それともその言葉すらもトリックなのか。右寄りのFKは柏木陽介が蹴ると見て間違いないだろうが、左寄りの位置でFKを得た際に誰が蹴るのか。仙台戦の注目ポイントの一つだ。
文・写真:菊地正典(エル・ゴラッソ浦和担当)
-
山形FW大黒が肉離れで全治3週間
山形は12日、FW大黒将志(36)が左腓腹筋肉離れで全治3週間と診断されたと発表した。大黒は今季、J2リーグで13試合に出場。4得点を挙げていた。
-
東京VのFW郡大夢が盛岡へ育成型期限付き移籍
盛岡は12日、東京VのFW郡大夢(18)が育成型期限付き移籍で加入することになったと発表した。郡は今季、東京Vユースからトップ昇格したばかりのルーキー。名前は大夢と書いて、『ヒロム』と読む。
-
6月度のJリーグ月間MVP発表! J1は鹿島MF小笠原満男、J2は岡山MF矢島慎也
Jリーグは12日、6月度の『明治安田生命Jリーグ月間MVP』を発表した。J1は鹿島を1stステージ優勝に導いたMF小笠原満男(37)。J2はリオ五輪代表に唯一J2から選ばれた岡山のMF矢島慎也(22)が選出された。小笠原は「今回は、チーム、サポーターを代表してこの賞を受け取らせてさせていただきますが、シーズン終了時にクラブとしてもっと大きな賞を獲れるよう戦い続けます」とコメント。矢島は「自分のプレーにはまだまだ納得できず、まさか選んでいただけると思っていなかったので、とても驚いています。僕には得点に絡むプレーや守備の部分がもっともっと必要だと思っているので、これからも日々向上心を持って練習し、さらに上を目指していきたいと思います」とコメントした。
また6月度の月間ベストゴールには1st第16節・福岡vs川崎Fの9分に福岡のFW金森健志(22)が挙げたゴールが選ばれた。金森は「今回のこの受賞を自信にまたベストゴールに選出されるようなゴールをたくさん決めていきたいと思います」とコメントし、受賞を喜んだ。
-
「佐野さんのためにも大宮戦に勝ちたい」。黄金期を築いた佐野元社長の訃報を受けて、遠藤保仁がコメント
G大阪の黄金期を築き上げた元社長の佐野泉さん(71)が10日、がんのため死去した。選手と一社長という間柄を超え、佐野さんの社長退任後も付き合いを続けて来た遠藤保仁が12日、クラブの功労者への思いを口にした。
「選手からも愛されていましたし、現在いる選手では佐野さんと仕事をしていない選手のほうが多いかもしれないけど、強いガンバを築き上げてくれた社長なので、感謝の言葉しかない」
がんと闘病しながらも、車椅子に乗り、6月25日の明治安田J1 1st第17節・名古屋戦までは市立吹田サッカースタジアムにも足を運んでいたという佐野さん。がんであることを知った昨年、遠藤は自らのアウェイユニフォームに「負けるな」の文字とともに自らのサインを入れ、プレゼントしていた。
「佐野さんのためにももちろん、大宮に勝ちたいと思うし、毎試合のようにスタジアムに足を運んでくれていたので、いい形で送り出してあげればと思う」(遠藤)
背番号7の口ぶりはいつもと変わることはなかったが、佐野さんへの思いが痛いほど伝わって来た。
文:下薗昌記(エル・ゴラッソG大阪担当) -
神戸が関西大のGK前川黛也の来季加入内定を発表。父は元日本代表GK前川和也
神戸は12日、関西大のGK前川黛也(21)の来季加入が内定したと発表した。前川は191cmの大型GKで昨年のユニバーシアード日本代表にも選出された。父は広島などで活躍した元日本代表GK前川和也(48)。
前川 黛也(まえかわ・だいや)
ポジション:GK
生年月日:1994年9月8日
身長/体重:191cm/86kg
出身地:広島県広島市
サッカー歴:大分ジュニア→広島ジュニア→広島ジュニアユース→広島皆実高→関西大
写真:内田 浩嗣