EL GOLAZO(エルゴラッソ)FLASH NEWS

2016.7.17(Sun)

July
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  • 仙台のキム・ミンテ、繰り上げでリオ五輪韓国代表メンバー入り

    仙台のキム・ミンテ、繰り上げでリオ五輪韓国代表メンバー入り

     仙台のキム・ミンテが、韓国のリオ五輪代表メンバーに、繰り上げで選出された。

     これは、本大会登録メンバーのソン・ジュフン(水戸)が負傷で離脱したために、バックアップメンバーとして登録されていたキム・ミンテが代わって選ばれたもの。キム・ミンテはJ1・2nd第4節・新潟戦(2○1)に臨んだ仙台のメンバーに入っており、試合当日(17日)の朝に知らせを聞いたという。この試合で出番はなかったが、知らせを聞いた仙台サポーターからは、試合後に大きな“キム・ミンテ”コールが送られた。

     先日に大会の登録メンバー18名に入れなかったときは、「五輪のことはすぐに忘れて、仙台で頑張ろうと思っていた」と気持ちを切り替えていたキム・ミンテだが、急な知らせに驚いたのち、「いろいろなことを思い出して、泣きそうになった」という。

     キム・ミンテは18日から代表チームに向かう慌ただしい日程となるが、「最近の練習でまた調子が上がってきた」と自信を見せる。「まずはしっかり守備をして、前に出ていきたい。仙台の人たちを喜ばせたい」と、本大会での活躍を誓った。

    文・板垣晴朗(エルゴラッソ仙台担当)

  • 2ndステージ上位3チームがすべて引き分けも、横浜FMが総得点差で単独首位に

    2ndステージ上位3チームがすべて引き分けも、横浜FMが総得点差で単独首位に


     J1・2nd第4節が行われ、2ndステージの上位3チーム(横浜FM、川崎F、浦和)がすべて引き分け。その中で横浜FMが総得点差で単独首位に立った。

     2nd第3節終了時点で3チームは勝ち点9で並んでおり、横浜FMと川崎Fは得点、失点ともに一緒で同率で首位に立っていた。ただ今節、1-1で磐田に引き分けた川崎Fに対し、横浜FMは広島に2-2で引き分け。この結果、横浜FMが総得点で上回り、2ndステージの単独首位に立った。

  • アーセナルへ移籍する広島FW浅野拓磨。「また皆さんと広島の紫のユニフォームを着てプレーできることを一つの楽しみにしながら全力で頑張りたい」

    アーセナルへ移籍する広島FW浅野拓磨。「また皆さんと広島の紫のユニフォームを着てプレーできることを一つの楽しみにしながら全力で頑張りたい」


     アーセナル(イングランド)への移籍が決定したU-23日本代表FW浅野拓磨が広島でのラストマッチとなったJ1・2nd第4節・横浜FM戦(2△2)後にセレモニーを行った。

     浅野は涙をこらえながら周囲への感謝を語り、「最後の試合で皆さんに笑顔を届けることができなかったですが、もっともっと成長してたくましい姿を見せたいですし、皆さんに笑顔を届けられるようなプレーヤーになりたい。また皆さんと広島の紫のユニフォームを着てプレーできることを一つの楽しみにしながら全力で頑張りたいと思います」と挨拶した。

     浅野は横浜FM戦でフル出場したが、ゴールを挙げることはできなかった。

  • 2ndステージ3敗目で苦境に立たされる城福トーキョー。「いま、一番カメラが向くのは自分。顔を上げてやりたい」

    2ndステージ3敗目で苦境に立たされる城福トーキョー。「いま、一番カメラが向くのは自分。顔を上げてやりたい」


     J1・2nd第4節で柏をホームの味の素スタジアムに迎えたFC東京はリオ五輪日本代表の室屋成、中島翔哉がともに先発。

     前半はネイサン・バーンズの飛び出しなどでチャンスを作り、中島も決定機を迎えたFC東京。しかし、ゴールを決めることができずスコアレスで折り返す。すると、2ndステージに入ってからの3試合で後半に5失点しているFC東京が、この試合でも後半に失点を喫する。58分、FC東京のペナルティーエリア内でクリアが小さくなったところを、柏の伊東純也が拾い、シュート。森重真人が必死に戻ってカバーするが、ボールはネットを揺らして柏が先制した。

     その後、FC東京は平山相太を投入し、ムリキ、ネイサン・バーンズ、河野広貴らとともに攻勢を掛けるが、最後まで得点を奪うことはできなかった。

     これで2連敗となったFC東京。城福監督は試合後、「負けが受け入れられないような内容。選手はベストを尽くしたが、ゴールネットを1回も揺らせなかったのは事実。(失点場面以外に)ほかにピンチがあったかというと、よく分からない。いま、一番カメラが向くのは自分だと思うので、顔を上げてやりたい」と話した。

  • 今季J最多53,951人が詰めかけたさいたまダービー。大宮MFマテウスのゴールで2-2のドロー

    今季J最多53,951人が詰めかけたさいたまダービー。大宮MFマテウスのゴールで2-2のドロー


     J1・2nd第4節が行われ、今季Jリーグ最多53,951人が詰めかけた浦和と大宮のさいたまダービーは2-2で引き分けた。

     1-2で迎えた68分、大宮はカウンターからMFマテウスがカットインをして強烈なミドルシュート。これが浦和ゴールに突き刺さり、2-2の同点に追い付いた。

     リオ五輪のためこの試合でチームを離れる浦和のDF遠藤航とFW興梠慎三は先発出場。遠藤はCBとしてフル出場。興梠は57分までFWとしてプレーしたが、ゴールを挙げることはできなかった。

  • 神戸の岩波拓也、いざ五輪へ。「日本代表として世界で戦ってきます」

    神戸の岩波拓也、いざ五輪へ。「日本代表として世界で戦ってきます」

     J1・2nd第4節、神戸は湘南を2-0で下し、3試合ぶりの勝ち点3を手にした。

     前節に続いて先発フル出場を果たしたU-23日本代表の岩波拓也はこれが五輪前最後の試合。完封勝利に貢献した岩波は試合後、「ここから日本代表として世界と戦ってきます。神戸と日本代表の応援をよろしくお願いします」と力強くサポーターに意気込みを語った。

     神戸から初となる五輪代表選手でもある岩波は、サポーターからの声援や激励を一身に浴びてスタジアムをあとにした。

  • 京都が補強を敢行。195cmの長身ストライカーを獲得

     京都は17日、ブラジル人FWキロス(27の加入内定を発表した。キロスは195cmの長身を誇るFWで、ヘディングが強いだけでなく、FKからの得点も多い。今後メディカルチェックを経て、正式契約を結ぶ予定となっている。背番号は『36』に決定した。

  • C大阪のMF橋本が長野に期限付き移籍

    C大阪のMF橋本が長野に期限付き移籍

     長野は17日、C大阪のMF橋本英郎(37)が期限付き移籍で加入するすると発表した。移籍期間は16年7月19日から17年1月31日までとなっている。背番号は『27』に決まった。昨季C大阪に加入した橋本は、今季ここまでJ2リーグ戦の出場が2試合にとどまっていた。

     橋本は長野の公式サイトを通じて、「(J2)昇格のためにこのチームに来たので、その力になることしか考えていません。サポ―ターの皆さんと良い年末を迎えるようにしたいです。応援してもらえる選手になるよう全力を尽くします」とコメントした。

  • J1残留争いに巻き込まれる甲府の救世主となるか。新加入のドゥドゥが五輪代表の植田直通を翻ろうしてゴール

    J1残留争いに巻き込まれる甲府の救世主となるか。新加入のドゥドゥが五輪代表の植田直通を翻ろうしてゴール


     J1残留争いに巻き込まれている甲府。新加入のブラジル人FWドゥドゥがJ1残留への大きな可能性を示してみせた。

     J1・2nd第4節で1stステージ王者の鹿島と対戦した甲府。7月5日に加入が発表されたドゥドゥは、この試合で初先発。2-2で迎えた69分、リオ五輪日本代表の植田直通を一瞬のターンでかわすと右足を一閃。美しい弧を描いたボールはゴール右スミに吸い込まれて3-2と一時は逆転に成功した。

     その後、鹿島に同点ゴールを許し、3-3の引き分けに終わったが、1st王者を相手に今季チーム最多タイの3得点を奪い、甲府が勝ち点1をもぎ取った。

  • 今季4勝目を挙げた金沢。野田紘史がゴールにつながったパスを語る

    今季4勝目を挙げた金沢。野田紘史がゴールにつながったパスを語る


     16日、J2第23節で山形と対戦した金沢は1-0の勝利を収めた。これが今季4度目の白星。左SBとしてピンチの芽をつぶし、決勝点に絡んだ野田紘史が、ゴールシーンを振り返るとともに今後の巻き返しを誓った。

     中美慶哉の決勝ゴールは金子昌広のクロスから生まれたが、相手の裏を突いた金子にパスを供給したのが野田だった。「マサ(金子)の動き出しもすごく良かった。監督からも相手の裏を狙うように、よく言われている。それがうまくゴールにつながって良かった。ゴールに直結するようなパスを出せたのは良かったが、その数をもうちょっと増やしたい」と、さらなるチャンス演出を狙う。

     20位・北九州が勝ち点20、21位・群馬が勝ち点19、そして22位・金沢の勝ち点は『19』。最下位は変わらないものの、上との差は縮まった。「僕たちは勝たないと(上のチームを)抜くことはできない。相手どうこうもあるが、みんなあまり周り(他チームの結果)を気にせずに、自分たちに集中できている。新メンバーも入ってきて、チームはまだまだ良くなる。これからの後半戦、盛り返せる」と野田は今後に向けて意気込みを語った。

    文・野中拓也(エル・ゴラッソ金沢担当)

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