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都倉の決勝ヘディング弾で札幌が松本とのJ2首位攻防戦を制す
19:00にキックオフとなった首位・札幌と2位・松本のJ2首位攻防戦は、15分に都倉が挙げた決勝点を守り切り、札幌が1-0で勝利。首位を堅持した。
平日にもかかわらず、約13,000人が集まった札幌ドーム。15分に荒野が左サイドから上げたクロスに都倉が頭で合わせ、札幌が先制。
その後は札幌、松本ともにチャンスを作るが、互いに堅守が売りのチームらしく、DFの体を張った守備やGKの好守などでスコアは動かず。札幌は終盤に松本の猛攻を受けるも、GK金山が好守を連発。U-23韓国代表としてリオ五輪に参加するため不在となっていた守護神ク・ソンユンの穴を見事に埋め、今季9度目のウノゼロ(1-0)で札幌が大一番を制した。
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熊本がホームのうまスタで、震災後初となる約4カ月ぶりの勝利
20日に行われたJ2第24節・熊本vs徳島の一戦は、途中出場の清武功暉が87分にゴールを奪い、熊本が1-0で勝利。6試合ぶりに勝ち点3を手にした。
熊本がホームのうまかな・よかなスタジアムで勝利をつかむのは、熊本地震後初で、3月13日のJ2第3節・東京V戦(1◯0)以来約4カ月ぶり。選手たちは試合後、うまスタに駆け付けたサポーターたちと、久しぶりとなる“熊本での”「カモンロッソ」で喜びを分かち合った。
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五輪代表の井手口陽介が発熱。G大阪の長谷川健太監督がその理由を語る
リオ五輪の代表合宿に合流した井手口陽介が発熱したことについて、G大阪の長谷川健太監督がフォローした。
長谷川監督は発熱について「注射(予防接種)の影響みたいですね」と話した。18日に行なわれたG大阪のファン感謝デーでは藤春廣輝やアデミウソンらとともに露出の多い格好でサンバを披露した井手口。番記者から「サンバのダメージかと思っていました」と冗談まじりの突っ込みを受けると「オレも一瞬、そう思った。ドクターに聞くと『注射の反応が出たので大丈夫ですよ』って話だったので」と長谷川監督。
チームを離れても、やはり選手の状態は常に気にする指揮官だった。
文:下薗昌記(エル・ゴラッソG大阪担当)
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守備陣が大スクランブルの讃岐。元日本代表FW我那覇がDFで出場!?
19:00キックオフの京都vs讃岐の一戦で、讃岐側の最終ラインに思わぬメンバーが名を連ねた。
DF登録となっているのは永田亮太、我那覇和樹、エブソンの3選手。この中で本職がDFなのはエブソンのみ。永田は中盤の底が主戦場で、今季ここまで18試合に出場しているが、それらは主にボランチとしてであり、DFとしての出場はゼロ。我那覇に至っては元日本代表のFWである。
これらは、けが人の増加による人員不足が原因だ。藤井航大、砂森和也、西弘則、武田有祐らここまでDFとして出場してきた選手が今節では軒並み負傷。チームは大スクランブル状態に陥っている。
果たして急増3バックで、京都のFWエスクデロら強力な個を止めることができるのだろうか。
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大宮のDF奥井諒が左ハムストリング肉離れで全治約6週間
大宮は20日、17日のJ1・2nd第4節・浦和戦で負傷したDF奥井諒が左ハムストリング肉離れで全治約6週間と診断されたと発表した。奥井は今季ここまでJ1リーグ戦17試合に出場し1得点を挙げていた。リハビリ後、トレーニングに合流する予定となっている。
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柏のFWエデルソンがブラジルのバスコ・ダ・ガマへ期限付き移籍
柏は20日、ブラジル人FWのエデルソンがバスコ・ダ・ガマ(ブラジル)へ期限付き移籍することが決定したと発表した。
エデルソンは昨季、アル・ワスル(UAE)から柏に加入。14-15年のUAEリーグで26試合出場14得点、13年に所属したアトレチコ・パラナエンセ(ブラジル)では、ブラジル全国選手権得点王(21得点)という肩書きを引っさげての加入だったが、今季ここまでの在籍1年半でJ1通算18試合出場2得点にとどまっていた。
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磐田・名波監督も絶賛! 川崎Fのストライカーが見せた“ワールドクラス”のプレーとは?
磐田の名波浩監督が前節・川崎F戦を振り返り、小林悠のあるプレーに賛辞を送った。
17日の前節、磐田は首位を走る川崎Fに対し1-1の引き分け。粘り強い戦いで勝ち点1をつかんだ。前回対戦時(5月29日の1st第14節・0●1)とは比較にならないほど攻撃機会も多く、チャンスを創出した。さらに守備でも最終ラインを高く設定し、川崎Fをてこずらせた。
ただ、川崎Fが64分の得点シーン以外にも決定機を作り出していたことは事実。72分には特に危険な場面があった。エドゥアルド・ネットの矢のような縦パスを受けた小林悠が、トラップから鋭いシュートを放ちゴールネットを揺らしたのだ。しかし、これは惜しくもオフサイドの判定でノーゴール。
この場面について磐田の名波監督は20日の練習後、「ターンしてスパンと打ったやつ、あれは凄いよね。あれはワールドクラスだよ」と川崎Fの背番号11の一連のプレーを絶賛した。
ドローという結果に終わり収穫もあったが、磐田が何度も肝を冷やしたのは事実。23日に戦う横浜FMも中村俊輔、齋藤学、マルティノスなど、前線に強烈な選手がそろっている。守備陣はもちろん、チーム全体として強い意識をもって、この一戦に臨む必要がある。
文:青木務(エル・ゴラッソ磐田担当)
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徳島が獲得した元カメルーン代表FWエマナは「エトー以上に重要な存在」?
徳島は20日、スペイン2部のヒムナスティックより元カメルーン代表FWアチーレ・エマナを完全移籍で獲得したと発表した。背番号は『20』に決まった。
エマナはフランスのトゥールーズでプロデビューし、その後、スペイン、スペイン、サウジアラビア、UAE、メキシコでプレーしてきた。昨季はスペイン2部のヒムナスティックで鈴木大輔とともにプレーしている。
また、10年W杯のカメルーン代表メンバーでもあり、着けていた背番号は『10』。グループリーグ初戦の日本代表戦では後半途中から出場しており、同大会では3試合中2試合に出場した。
日本代表vsカメルーン代表のプレビュー記事が掲載されている、『エル・ゴラッソ』本紙(10年6月14日発売・874号)では、「エトー以上に重要な存在」と警戒されており、日本とも縁のある楽しみな選手がJ2にやって来た。
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Jリーグと大型契約を結んだDAZN、「Jリーグには既存の素晴らしいファンがいたから」
Jリーグは20日、Perform Groupが提供するスポーツのライブストリーミングサービス「DAZN」と結んだ来季以降の放映権契約について記者会見を開いた。
登壇した村井満チェアマンは「パフォームがよく日本を選んでくれた。(10年間で約2,100億円という契約金額について)実力以上の期待を受けている。投資に見合う価値をしっかり返せるか。身が引き締まる思いでいる」と話した。
記者会見に出席したPerform Investment Japan株式会社のCEOジェームズ・ラシュトン氏は今回Jリーグと大型契約を結んだことについて、「Jリーグには非常に高いポテンシャルがある。また、コアとなるファンがいる。既存の素晴らしいファンがいたから(契約を結んだ)」と話した。
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甲府がFWニウソンを契約解除。MFマルキーニョス・パラナが約半年ぶりに復帰
甲府は20日、19日をもってFWニウソンとの契約を解除し、かねてから練習参加していたMFマルキーニョス・パラナの加入を発表した。背番号は『6』に決まった。マルキーニョス・パラナは昨季まで甲府でプレーしており、約半年ぶりの復帰となった。
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