EL GOLAZO(エルゴラッソ)FLASH NEWS

2016.7.27(Wed)

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  • カズ、千葉の新指揮官に「あ~、あの長谷部か!」

    カズ、千葉の新指揮官に「あ~、あの長谷部か!」

     31日のJ2第26節に千葉をホームで迎え撃つ横浜FCだが、25日に千葉が関塚隆監督を解任し、後任に長谷部茂利コーチが就任したことで「相手がどう変わるのか、それとも変わらないのかも分からない」(佐藤謙介)と、選手たちは少なからずやりにくさを感じているようだ。そんな中、横浜FCには一人だけ長谷部監督と一緒にプレーした経験のある人物がいる。それはもちろん、“キング・カズ”こと三浦知良だ。

     「ヴェルディで一緒にプレーした長谷部さんが千葉の監督になりましたね」と話を向けたところ、「あ~、あの長谷部か!」と懐かしそうに思い出したカズ。「(長谷部監督が)入団してきたその年に俺はイタリアに行って、帰ってきて2年くらい一緒にやったのかな。クレバーな選手でね、技術もしっかりしていてリーダーシップもある選手だった」と思い出を語った。

     その長谷部監督との初対戦。「長くコーチとして経験も積んでいるので、きっといまのジェフの雰囲気を変えるようなことをやってくると思う」と、かつての後輩を指揮官としてリスペクトしつつ、「それに負けないように挑みたい」と健闘を誓っていた。

    文:芥川和久(エルゴラッソ横浜FC担当)

  • J2残留争い直接対決3連戦を迎える金沢。「結果を出さないと、自分たちが苦しくなってしまう」(森下監督)

    J2残留争い直接対決3連戦を迎える金沢。「結果を出さないと、自分たちが苦しくなってしまう」(森下監督)

     J2で降格圏の21位に沈む金沢はここから残留争い直接対決3連戦を迎える。

     21位の金沢は、現在残留争いの真っ只中。シーズン序盤は5連敗を喫し、どん底を味わった。しかし、第12節・山口戦から[4-4-2]の堅守速攻スタイルに舵を切り、少し勝ち点を積み重ねられるようになってきた。夏の補強で岐阜からMF秋葉勝、鳥栖からMF中美慶哉が加入すると、守備が安定し、攻撃においても得点の匂いがする場面が増えた。

     直近5試合の成績は2勝2分1敗。降格圏にいるものの、「上位と同じような勝ち点を取っている。このペースでいけたら必ず昇っていけると思う。3連勝は逃したが、また危機感をしっかりと持ってやっていくことが大事」と森下仁之監督。

     次節からは16位・水戸、22位・北九州、18位・東京Vと残留を争うチームとの直接対決が続く。「順位が近い相手が多いので、勝ち点3以上の重みがある。しっかりと結果を出したいと思うし、結果を出さないと、自分たちが苦しくなってしまう」(森下仁之監督)。ここから続く直接対決の結果が、金沢の命運を左右する。

    文:野中 拓也(エルゴラッソ金沢担当)

  • 「早く戦力になれるように」。鳥栖から加入のペク・ソンドンが長崎の練習に合流

    「早く戦力になれるように」。鳥栖から加入のペク・ソンドンが長崎の練習に合流

     26日に鳥栖から長崎への期限付き移籍加入が発表されたMFペク・ソンドンが、27日から長崎のトレーニングに参加した。

     今回、鳥栖が元モロッコ代表FWムスタファ・エル・カビルを獲得したため、外国籍選手枠の関係もあって、急きょ移籍が決まった格好のペク・ソンドンは、チームがオフだった25日に長崎へ到着し、オフ明けとなった27日のトレーニングに初合流。「悪くはないが、まだ70%程度のコンディション」と語っているペク・ソンドンだが、J1の1stステージやナビスコカップに出場していたこともあり、まずまずの状態を披露。ランニングやボールを使ったトレーニングでも存在感を示していた。

     FWから両ワイドのポジションまでをこなし、スピードと力強さを持つアタッカーには、文字どおり“助っ人”としての活躍が期待される。本人もそれは十分に自覚しているようで、「最近の長崎のゲーム映像を観ながら、自分だったらどうプレーするか、どういうプレーをやらなければいけないかを考えていた。高木琢也監督やコーチ陣と話をしながら、どのポジション、どんな役割であっても、早く戦力になれるように頑張りたい」とコメント。

     また、「今日が長崎での初めてのトレーニングだったけど、チームのみんなが積極的に声をかけたり、冗談を言ってきたりしてくれて、チームに入って行きやすかった。1週間くらい一緒にやっているんじゃないかという感じ」と語るとおり、チームにもうまく溶け込めたようで、リーグ後半戦の大きな力となってくれそうだ。

    文・写真:藤原裕久(エル・ゴラッソ長崎担当)
  • 名古屋が国士舘大FW松本孝平と慶應義塾大MF宮地元貴の来季加入内定を発表。松本は高校卒業後、消防士を目指すも、大学で活躍しプロの世界へ

    名古屋が国士舘大FW松本孝平と慶應義塾大MF宮地元貴の来季加入内定を発表。松本は高校卒業後、消防士を目指すも、大学で活躍しプロの世界へ

     名古屋は国士舘大のFW松本孝平と慶應義塾大のMF宮地元貴の来季加入内定を発表した。

     松本は186cm・85kgという恵まれた体格を生かし、抜群の空中戦の強さを誇るストライカー。加えて運動量も豊富で前線からの守備も厭わない。藤沢清流高校卒業後に一時、本格的なサッカーを辞め、消防士になるために国士舘大に入学したが、サッカーへの情熱が捨て切れず、同大学のサッカー部に1年生の秋に入部。するとメキメキと頭角を現し3年生となった昨季、関東大学リーグで得点王を獲得。大学屈指のストライカーに成長し今季、複数のJクラブが彼の獲得に動いていた。サッカー部に入部後も消防士の勉強は続けていたが、「子供のころからの夢だった」というJリーガーになる夢を叶えた

     宮地は東京Vユース出身で足元の技術に優れた守備的な選手。対人プレーに強くボランチとCBの両方を高いレベルでこなす。宮地はクラブを通じて「私を支え、応援して下さる全ての方々、そして今は亡き最愛の父への感謝を胸に名古屋グランパスだけではなく、日本を代表する選手になります。名古屋の勝利の為、不退転の決意で闘います」と強い決意を語った。

  • 来季大宮に加入の明治大DF河面旺成。練習参加でプロとしての将来を意識

    来季大宮に加入の明治大DF河面旺成。練習参加でプロとしての将来を意識

     すでに来季の大宮加入が内定し、特別指定選手としても登録されている明治大のDF河面旺成が、26日から28日の3日間、大宮の練習に参加している。練習中は本職である左SBをはじめ、CBでもプレー。基礎技術の高さを見せた。

     加入内定前にも練習参加はしていたが、今回はまた違う立場での参加。このチームでの将来を明確に意識しながらプレーし、「まだまだスピード感やプレーの感覚で慣れない部分がある。そこに早く慣れたいという気持ちが一番強い」と感触を語った。

     残り半年となった大学サッカーで取り組むこともハッキリしている。「明治と大宮ではやることが違うし、スタイルの部分でどんなサッカーにも対応できる力がいまの自分には一番必要だと思う」。プロとして戦う準備を進めていく覚悟はできている。

     28日の練習が終われば、再び明治大での活動に戻る。

    「チームとしては、学生系の大会での日本一は常に掲げている。8月6日からは総理大臣杯もあるし、そこに向けて一つになっていく。個人としては数字に残る結果を出したい。そう考えることで攻撃参加も増えるし、SBなので上下動で差を付けられたらいい」と語った川面。ここからの若武者の成長が楽しみだ。

    文:片村光博(エルゴラッソ大宮担当)

     

  • 「またどこかで会える」。鳥栖を離れるペク・ソンドン、チェ・ソングンが最後の挨拶

    「またどこかで会える」。鳥栖を離れるペク・ソンドン、チェ・ソングンが最後の挨拶

     鳥栖はペク・ソンドンが長崎に、チェ・ソングンが岐阜にそれぞれ期限付き移籍することを26日に発表した。

      その日の練習前に二人はピッチ上でチームメートにあいさつし、それぞれ移籍先へと旅立っていった。ペク・ソンドンは出発前に「みんなにあいさつするときにも言ったけど、サッカーの世界って広いと言えば広いけど、意外と狭いものだと思うので、またどこかで会えると思う。そのときに笑顔で会えるように頑張っていきたい」と話し、チェ・ソングンは「お別れという形でさびしい感じはあるけど、まだサッカー人生は続くし、これから成長した姿を見せたい」と、それぞれ前向きな言葉を残した。

     移籍が決まってからはチームがサプライズで送別会を実施してくれたそうで、ペク・ソンドンは「最初は韓国人4人(ほか二人はキム・ミンヒョク、キム・ミヌ)だけかと思ってお店に入ったら、みんながいてくれた。本当にうれしかった」とチームメートに感謝した。チェ・ソングンは鳥栖での思い出を問われると「(ペク・)ソンドンが移籍してきた年に初めて得点したG大阪戦。めちゃうれしかった。みんながピッチにいて、勝つことができたので」と韓国人4人が同時に出場し、ペク・ソンドンの移籍後初ゴールで勝利した15年のJ1・1st第2節G大阪戦を挙げた。

      最後まで明るい表情を見せていた二人。新天地での活躍を期待したい。

    文・写真:杉山文宣(エル・ゴラッソ鳥栖担当)

  • 福岡の城後寿と、FC東京の新監督に就任した恩師・篠田善之氏とのめぐり合わせとは?

    福岡の城後寿と、FC東京の新監督に就任した恩師・篠田善之氏とのめぐり合わせとは?

     福岡の城後寿がFC東京の新監督に就任した恩師・篠田善之氏とのめぐり合わせについて語った。

     24日、FC東京は城福浩監督の解任を発表。26日には篠田善之ヘッドコーチの監督就任を発表した。篠新監督は福岡でも以前監督を務めている。特に影響を受けた指導者として川勝良一氏と篠田監督を挙げる城後にとっても、今回の監督交代は気になるニュースだったようだ。

     福岡はすでにリーグ戦でのFC東京との対戦をホーム、アウェイともに終えているが、両者はルヴァンカップ準々決勝で対戦することになっている。「引いたのは俺ですから」と城後は笑顔を見せたが、準々決勝の対戦カードを決める抽選会に出席したのは城後自身。当時は予想もしていなかった恩師との対戦に「シノさん(篠田監督)と対戦できるのは楽しみ」と話した。

     しかし、最後にくじを引くことになった城後の場合は「(抽選を)引いたのではなくて、本当は残っていたのを取っただけ」。奇妙な「めぐり合わせ」(城後)で恩師との邂逅が実現することになった。

     ルヴァンカップの準々決勝・第1戦は8月31日。それまでにリーグ戦で順位を上げ、良い状態で恩師との再会を果たしたいところだ。

     

    文:杉山文宣(エルゴラッソ福岡担当)

  • 監督交代の千葉、ヘッドコーチとGKコーチも新たに就任

    監督交代の千葉、ヘッドコーチとGKコーチも新たに就任

     千葉は27日、25日に発表した監督の交代に伴い、菅原大介コーチがヘッドコーチに就任し、現・千葉U-18 GKコーチの櫛野亮氏が新たにトップチームのGKコーチに就任することを発表した。なお、現・GKコーチの藤原寿徳氏は退任となる。

  • 群馬に新たな助っ人。サンパウロやエスパニョールでプレーしたブラジル人FWが加入

     群馬は27日、FWルーカス・ガウショがFKジャルギリス(リトアニア)から完全移籍で加入することが決まったと発表した。背番号は『9』に決定。

     ガウショは1991年6月13日生まれの25歳で、ブラジル出身。サンパウロ(ブラジル)やエスパニョール(スペイン)などでのプレー経験を持っている。

  • ザスパ草津チャレンジャーズのDF鵜飼亮多がトップチームに昇格

     群馬は27日、ザスパ草津チャレンジャーズ所属のDF鵜飼亮多が、トップチームに昇格することが決まったと発表した。なお、アマチュア契約での所属となる。

     鵜飼は1996年5月28日生まれの20歳。岡山県出身。東京学館高から昨季ザスパ草津チャレンジャーズに加入していた。群馬の公式HPを通じ「チャレンジャーズの選手たちのためにも試合に出て、活躍できるように頑張ります。今まで自分に関わってくれた方々へ感謝するとともに、皆の期待に応えられるように励んでいきます」とコメントした。

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