EL GOLAZO(エルゴラッソ)FLASH NEWS

2016.7.28(Thu)

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  • 日本語習得中!? カルリーニョスから出たのは意外にも関西弁

    日本語習得中!? カルリーニョスから出たのは意外にも関西弁

     夏休み期間だからだろうか、徳島の練習場には小学生の姿もちらほら。

     練習後、「カル~、サインください」という小学生が登場。カルリーニョスは快くサインに応じ、その小学生の肩をポンポンッ♪。どんなコミュニケーションを取るのかと真横で見ていたら、自分のことを指差しながら「カル、元気ヤデ」。出てきたのはなぜか関西弁。あれは、聞き間違いだったのだろうか・・・。いや、確かにそう聞こえた!

     大阪での生活も8年経験した筆者だが、あれはプロの関西弁だった。

    文・写真:柏原敏(エルゴラッソ徳島担当)

  • 鳥栖の新戦力FWカビル。「『ムス』と呼んでほしい」とサポーターにアピール

    鳥栖の新戦力FWカビル。「『ムス』と呼んでほしい」とサポーターにアピール

     28日、鳥栖市内で新戦力FWムスタファ・エル・カビルの加入会見が行われた。

     日本でのプレーについて抱負を問われると、「自分は運動量があってチームのためにプレーするという特長がある選手だと監督も分かってくれている。監督がどういうことをやりたいのか、自分に何を求めているのかも分かっているので、チームのために貢献したいと考えている」と話した。マッシモ・フィッカデンティ監督とはカリアリ(イタリア)で指導を受けており、「マッシモ監督とイタリアで一緒にやったときは、けがもあって出場機会を得られなかった。ただ、カリアリ時代のことは自分のサッカー人生の中で良い思い出として残っている」とフィッカデンティ監督との再会を喜んでいた。

     Jリーグへの登録も問題なく承認される見込みで、最短で今週末のJ1・2nd第6節・鹿島戦で鳥栖デビューを果たす可能性がある。27歳という年齢で日本でのプレーを選択したが、「自分のサッカー関係の知り合い、実際に日本でプレーしたことがある人からも、日本はサッカーをやる上でも、暮らす上でもすごく良い国だと聞いている。絶対に良い時期が過ごせると思っているし、楽しみにしている」と前向きに語った。

     「みんながすごく親切にしてくれるので、溶け込むという点では何の苦労もない。心地良さを感じている」とすでに鳥栖というチームに対して快適さも感じている様子。「『ムス』と呼んでほしい」とサポーターにアピールした新戦力の鳥栖デビューに注目だ。

    文・写真:杉山文宣(エルゴラッソ鳥栖担当)

  • 長崎から期限付き移籍で北九州加入のロドリゴ、『ウニオン=団結』を強調

    長崎から期限付き移籍で北九州加入のロドリゴ、『ウニオン=団結』を強調

     7月28日に長崎からの期限付き移籍加入(2017年1月1日まで)が発表された北九州のFWロドリゴ。同日午後、クラブ事務所を訪れて挨拶をした後、15時半ごろに新門司の練習場に足を運んで柱谷幸一監督ほかスタッフ陣へも挨拶。午前練習のみだったためにチームメートとの顔合わせは翌日29日となったが、吉満樹フィジカルコーチと通訳の3人で軽いフィジカルトレーニングを実施した。

     気持ちの良い汗を流した後のロドリゴに話を聞いた。

    「最下位のチームへの移籍でプレッシャーを感じるか? どの位置につけていたって何らかのプレッシャーはあるものだ。いろいろなプレッシャーの中で戦うことに意義がある。ブラジル時代に最下位のチームでプレーした経験もある。最後の3試合くらいを勝って最終的には最下位を脱出したよ。そういう苦しい状況の中で最も大切なのは『ウニオン=団結』。人に責任を押し付けるのではなく、それぞれが自分の役割に忠実に責任を持ちながら戦い、お互いに助け合うことが必要。とにかく、みんなで闘う意識が大事なんだ」

     貴重な経験を持つロドリゴのどんなプレーに注目すべきなのか、本人の解説はこうだ。

    「僕のプレー特徴かい? いろいろあるけれど、一番は失敗を恐れずに何度もチャレンジする前向きな姿勢とプレーかな。1回、2回と失敗しても3回目の成功を信じてチャレンジする。1、2回の失敗であきらめるようならサッカーをやめたほうがいいと思うよ」

     選手登録上でも7月31日の岡山戦からのプレーが可能。いつ、どんなデビューを果たしてくれるのか、とても楽しみだ。

    文:島田徹(エルゴラッソ北九州担当)

  • 長崎から清水へ。GK植草、「覚悟を持ってここに来た」

    長崎から清水へ。GK植草、「覚悟を持ってここに来た」

     清水は28日、GK植草裕樹を長崎から完全移籍で獲得したことを発表。クラブは前日27日にGK西部洋平のけがの回復具合が思わしくないことをリリースで発表し、今後の動向が注目されていた。

     この日から練習に参加した植草は、「長崎は環境面でも良いところだったし、家族に迷惑をかけていることは悪いと思っている。でも、それだけの覚悟を持ってここに来た。自分のサッカー人生を総合的に判断して、清水で頑張ることに決めた」と胸の内を語る。居残り練習でシュート練習のボールを受け、さらには一人ランニングをこなすなど、早くもチームの力になろうとする努力が見られた。

     なお、リリースに添えられたコメント「皆さんの期待を良い意味で裏切れるように全力で頑張りたい」という言葉。その真意は、「『長崎の3番手が来たか』と思われているかもしれない。でも、そこで自分が試合に出て良いところを見せたい」という意地だった。

     プロ5チーム目となる清水で、これまでの経験をすべて出し切りチームを支える。
    文・写真:田中芳樹(エルゴラッソ清水担当)

  • 札幌の主将・宮澤、31日の山口戦へ意欲。「休んだぶんはしっかりハードワークしたい」

    札幌の主将・宮澤、31日の山口戦へ意欲。「休んだぶんはしっかりハードワークしたい」

     負傷が癒えた札幌の主将MF宮澤裕樹が、今週末のアウェイ山口戦に向けて意欲を燃やしている。

     左ハムストリング肉離れにより6試合欠場中だが、状態は万全。「休んだぶんはしっかりとハードワークしたい」と意気込む。

     ただし、欠場中もチームは好調を維持し、代わってボランチに入った上里や荒野も活躍。宮澤は「復帰したからといって簡単に試合に出られるとは思っていない」と危機感も口にしながら、「誰が出てもチーム力は落ちないし、レギュラーとサブの線引きや温度差も感じないので、このままの空気感も保ちながらこの先も戦いたい」とチーム一丸を強調した。
    文:斉藤宏則(エルゴラッソ札幌担当)

  • 左足甲負傷の中村俊輔、30日・名古屋戦の欠場濃厚

    左足甲負傷の中村俊輔、30日・名古屋戦の欠場濃厚

     前節・磐田戦で左足甲を負傷した横浜FMのMF中村俊輔は、30日の名古屋戦を欠場する見通しだ。

     中村は27日と28日の練習を別メニュー調整で過ごし、27日は精密検査を行った。それらの経過を受けてチームを率いるエリク・モンバエルツ監督が「いまの状態は大きなけがではないが、もう少し様子を見なければいけない。今週末は難しい」と欠場を示唆した。

     最近2試合はいずれもトップ下で先発し、前々節・広島戦では左CKからアシストに成功している。精度の高いキックは健在なだけに、横浜FMにとってセットプレーという武器を失うのは痛手だ。しかし負傷が長引くことを避けるために、今節は背番号10不在で戦う。

    文・写真:藤井雅彦(エルゴラッソ横浜FM担当)

  • 真夏に全員長袖着用? 好調・仙台の暑さ対策

    真夏に全員長袖着用? 好調・仙台の暑さ対策

     暑さが本格化する時期を迎え、他地域より涼しい環境下にある仙台は対策を練っている。

     直近のリーグ戦で2連勝した仙台は、さらに連勝を伸ばして上位進出をうかがっている。その上で、この時期に気をつけなければいけないのは暑さ対策だ。今週の前半まで最高気温が25℃前後の日が続いていた仙台と他地域との気温差に対応するため、チームはフィジカルとメンタル両面での順応策を採っている。

     例えばオフ明けの立ち上げ日から週の前半は、全員が長袖のユニフォームを着用。高温高湿の状況を作り出すとともに、そのストレスのかかる状況を早めに体感して順応することが目的だ。試合2日前の戦術練習の段階で着用は任意となるが、水野晃樹(写真)のように「実戦に近い練習でこそ、慣らしてコンディションを整え、いつでも試合に出られるようになりたい」と、紅白戦でも引き続き長袖やアンダーウェアで負荷をかける選手もいる。

     仙台の攻撃は、全員がスプリントを繰り返して連動することが基本にある。「ボールを支配して相手を“走らせる”ことができるのが理想ですが、その前に自分たちが走り抜く体力を持つことがベースとして必要」と平岡康裕も話すように、高温多湿の夏場でも走り抜くための努力が、日々の練習で地道に続けられている。

    文・写真:板垣晴朗(エルゴラッソ仙台担当)

  • C大阪加入のマケドニア代表FW、「かなり速い。横浜FMの齋藤学のような感じ」(大熊監督)

    C大阪加入のマケドニア代表FW、「かなり速い。横浜FMの齋藤学のような感じ」(大熊監督)

     26日にベルギーのKSC ロケレン・オーストフランデレンから期限付き移籍(2016年7月26 日~2017年1月1日)での獲得が発表されたベサルト・アブドゥラヒミの加入記者会見が、28日にC大阪のクラブハウスで行われた。

     ベサルトは「欧州から長い距離を移動する日本への移籍は大きな決断だったが、知り合いなどから日本やJリーグ、C大阪のいい印象も聞いていたので、移籍を決めた。クラブのJ1昇格のために力になりたい」と抱負を語った。

     ブルーノ・メネゲウの中国1部・長春亜泰への予期せぬ移籍により、急きょリストアップされた中で白羽の矢が立ったマケドニア代表FWは、19日に来日し、すでにチームに混じって練習も行っている。21日には紅白戦で1得点1アシスト、25日の大阪産業大学との練習試合でも1得点と、結果も残してきた。プレースタイルとしては、ドリブル突破に優れ、裏に抜け出すプレーも何度も見せている。

    「2列目ならどこでもできる。いまのウチには少ない、自らしかけることができる選手。(日本人選手で言えば)横浜FMの(齋藤)学のような感じかな。J2のコンパクトな守備相手にどこまでできるか分からないけど、かなり速い」と大熊清監督も期待を寄せる。

     Jリーグへの選手登録が済めば、今節の京都戦から出場が可能となる。現在、3位に甘んじているチームの起爆剤となれるか。注目される。

    文・写真:小田尚史(エルゴラッソC大阪担当)

  • 「僕の統計上……」。G大阪DF丹羽が“夏のブラジル人アタッカー”に期待する理由

    「僕の統計上……」。G大阪DF丹羽が“夏のブラジル人アタッカー”に期待する理由

     G大阪のDF丹羽大輝が、自身の経験に基づく「丹羽理論」を提唱した。

     前節・柏戦では1トップで積極的なプレーを見せたアデミウソンについて「僕の統計上、ブラジル人は暑くなればなるほど、体がキレてくる。いままでに僕が一緒にプレーした全ブラジル人の統計があるから、パトリックにしてもアデミウソンにしてもこれから期待しています」と笑顔を見せた。

     もっとも、前節は柏のクリスティアーノに局面で競り負けるなどハットトリックを許しているだけに、丹羽は「夏場に調子を上げてくるのは相手のブラジル人も同じこと。クリスティアーノもそうだった」と苦笑した。

     CBでコンビを組む岩下敬輔が古傷を痛めて再び離脱が濃厚なだけに、丹羽にかかる責任は重大だ。ブラジル人ではないが、広島戦ではウタカ封じが丹羽に課せられるミッションになる。

    文:下薗昌記(エルゴラッソG大阪担当)

  • C大阪から熊本に新加入の小谷祐喜、「もっと自分を出していきたい」

    C大阪から熊本に新加入の小谷祐喜、「もっと自分を出していきたい」

     C大阪からの期限付き移籍で熊本に加入したDF小谷祐喜の背番号が15に決まった。小谷は昨日27日の練習からすでに合流しており、「食べ物がおいしくて過ごしやすいと聞いてます。チームの雰囲気も一体感があってめっちゃいい」と、早くも馴染んだ様子。

     中学2年までFWだったが「得点感覚がなかったので後ろに下がった」と言うが、加入直前のJ3の試合では得点を挙げ、「記録として残せたので良かった」と振り返る。

     「FWとの1対1の勝負で止められるとうれしい」とDFとしてのやりがいを口にし、目標とする選手には近くで見てきたC大阪・山下達也の名を挙げる。

    「90分を通しての戦い方をもっと学んで、臨機応変な対応ができる選手になりたい。熊本にチャンスをもらったと思っているので、しっかり生かせるよう、もっと自分を出していきたい」と、新天地での飛躍を誓った。

    文・写真:井芹貴志(エルゴラッソ熊本担当)

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