EL GOLAZO(エルゴラッソ)FLASH NEWS

2016.7.29(Fri)

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  • クラブユース選手権、ベスト8が決定。FC東京U-18は久保建英と伊藤純也の得点で勝ち上がり

    クラブユース選手権、ベスト8が決定。FC東京U-18は久保建英と伊藤純也の得点で勝ち上がり

     29日、第40回日本クラブユースサッカー選手権(U18)大会のラウンド16が群馬県内の各地で行われ、31日の準々決勝に進出する8チームが決まった。結果と準々決勝のカードは以下のとおり。FC東京U-18はU-17日本代表の久保建英と、伊藤純也のゴールで浦和ユースを下した。


    [ラウンド16結果]
    FC東京U-18   2-0 浦和ユース
    横浜FCユース   1-0 京都U-18
    柏U-18      2-3 川崎F.U-18
    東京Vユース   0-1 広島ユース
    札幌U-18     0-2 JFA福島
    横浜FMユース   1-3 神戸U-18
    大宮ユース     0-1 清水ユース
    三養養和ユース   2-1 G大阪ユース

    [準々決勝日程]
    7月31日 キックオフはすべて9時
    FC東京U-18  vs 横浜FCユース(宮城総合)
    川崎F.U-18   vs 広島ユース(前橋総合)
    JFA福島      vs 神戸U-18(富士見総)
    清水ユース    vs 三菱養和ユース(下増田)

  • 京都から讃岐に加入の荻野広大、本職のボランチでなくセンターバックで起用へ

    京都から讃岐に加入の荻野広大、本職のボランチでなくセンターバックで起用へ

     26日に京都からの期限付き移籍が発表された荻野広大だが、昨日、一昨日とチーム練習が非公開だったことで29日の練習が讃岐ファンへの初めてのお披露目となった。

     荻野の本職とするポジションはボランチだが、讃岐では選手層の薄いCBでの起用が濃厚。決して強いフィジカルを有しているわけではないが、視野の広さと技術の高さを武器に最後方からのビルドアップが期待され、「讃岐の特徴であるカウンターの起点になるパスやフィードを出したい」と意気込む。この日の練習の紅白戦では途中から主力組に加わり、いきなり19歳らしからぬ存在感を見せた。

     チーム合流3日目ではあるが、昨季讃岐でプレーした京都・高橋祐治から「『チームの雰囲気良いよ』って聞いていたし、先輩たちも優しいからやりやすい」とすでにチームにも馴染みつつある。

     すでに選手登録も完了し、早ければ今節のJ2第26節、ホームでの山形戦が讃岐デビュー戦となる。

    文・写真:松本隆志(エルゴラッソ讃岐担当)

  • J2得点ランク1位と2位の対決を前に。町田のエース・鈴木孝司、「2点を取って、抜きます」

    J2得点ランク1位と2位の対決を前に。町田のエース・鈴木孝司、「2点を取って、抜きます」

     得点ランキングトップの座は、オレのモノだーー。

     J2第26節・長崎vs町田は、得点ランキング首位の長崎・永井龍と同ランキング2位の鈴木孝司が激突する、“ストライカー対決”が周囲の耳目を集めている。1点差の12得点で永井を追う鈴木孝は、「たしかに永井選手は良い選手だと思うけど」と前置きした上で、「後ろの選手がゼロに抑えてくれると思う」と話し、自チームの守備陣に全幅の信頼を寄せた。

     絶大なる信頼を置く町田の守備陣が無失点に抑え、自身が2点以上を奪えれば、第26節終了時点で町田の9番が得点ランキングのてっぺんに立つチャンスが訪れる。それは一つの通過点とはいえ、「2点を取って、永井選手を抜きます」と力強く宣言した町田のエース。点取り屋のプライドを懸けた“ストライカー対決”は、絶対に譲らない。

    文:郡司聡(エルゴラッソ町田担当)

  • 3月以来の熊本戦を控える東京V、指揮官が感じた熊本の「サッカーへの情熱」

    3月以来の熊本戦を控える東京V、指揮官が感じた熊本の「サッカーへの情熱」

     31日にJ2第26節・熊本戦を迎える東京V。4月に起きた地震の影響もあり、難しい状況の中で戦っている熊本との対戦に向けて、冨樫剛一監督が意気込みを語った。

     東京Vにとって、前回の熊本戦は3月に行われた第3節以来となるため、被災後初めての対戦となる。冨樫監督は「だいぶタイトなスケジュールを乗り越えてきているが、その中でたくましさ、サッカーへの情熱というのをすべてのゲームで感じられる戦いをしている。そういう彼らの姿を見ると、やはり自分たちはもっとやらなければという思いに駆られる」と熊本の戦う姿勢に刺激を受けていることを話した。

     前節の群馬戦に敗れたことで、今節は連敗が許されない状況でホームに熊本を迎える。「(熊本には)シンプルに戦ってくる強さというのを感じる。でも、僕らも負けられない。連勝につなげていくために、上に向かうためにも一つひとつの試合を勝っていかないといけない」と冨樫監督。順位の近い熊本との一戦で求められるのは強いメンタリティー。相手よりひたむきに走り、ホームで勝利を飾りたい。

    文:林遼平(エルゴラッソ東京V担当)

  • 「少数精鋭という言葉を感じないで」。鳥栖、9人放出の現状を社長、監督らが説明

    「少数精鋭という言葉を感じないで」。鳥栖、9人放出の現状を社長、監督らが説明

     28日、鳥栖は今後の体制に関する記者会見を行った。

     クラブからは竹原稔社長、マッシモ・フィッカデンティ監督、竹元義幸強化部長が出席した。今夏、鳥栖は9人を放出し、加入が2人。二種登録を含めない場合、トップチームの選手数が22人となった。サポーターからは経営危機による選手の放出ではないかという声も上がっていたがこれについて竹原社長は「お金がないから(選手をほかのチームに)出すというようなスキームもまったく考えていない。経営の面は一切、関係ない」と不安を一蹴した。

     現在のような編成になった点についてマッシモ・フィッカデンティ監督は「メンバーを多く抱えれば抱えるほど、(ベンチ入り)18人から漏れたメンバーというのは外で試合に関われない」とメンバーを多く抱えた際のデメリットについて触れ、「各ポジションに2人ずつ、GKもいて、その中にあと3人、4人ほど若い選手、育てていかないといけない選手(がいる)。そういうグループを作って練習からすべてを運営できたら」と理想を語った。

     けが人が出た際のリスクもあるが「試合数がそんなに多いわけではないし、きつい日程がまた繰り返されるわけでもない。この人数で回していけるんだというのを前もって判断した上でいま、この人数にしています」と指揮官はクラブと話し合った上での決断であることを説明した。竹原社長も「少数精鋭という言葉が先に出てしまっているが、少ない人数で、ギリギリで戦うというようなイメージでは決してない」と話し、フィッカデンティ監督も「少人数制というわけではなくて(いまは)そういう環境でないとみんなが練習に加われない」と練習への取り組みについても言及した。現在の鳥栖は、人数こそ少ないすべての選手が常に試合に絡む状況になっており、選手個々のモチベーションは高い状態で保たれている。また、フィッカデンティ監督はフルコートでの紅白戦などは行わないため、実際の練習では人数の不足感が顕著になるような状況は起こっていないのは事実だ。

     闇雲に多く選手を抱えることは否定しながらも「そのときのチームが置かれた状況に合わせて編成はしようと思っています」と指揮官は柔軟に対応していくこと説明。竹原社長も「もっと大きなプロジェクトについてマッシモ監督と強化部長で考えているものもたくさんあるので。いまの一瞬を見て、少数精鋭という言葉を感じないでほしい。しっかり見守ってほしい」と理解を訴えた。

    写真・文:杉山文宣(エルゴラッソ鳥栖担当)

  • 甲府戦勝利のポイントは西川周作の「ナイス」?

    甲府戦勝利のポイントは西川周作の「ナイス」?

     浦和の監督、選手が、30日に開催されるJ1 2nd第6節の甲府戦に向けた取材に応じた。

     ペトロヴィッチ監督が「彼らがどういう戦いをするのか、あるいはしてきたのかは皆さんも十分にご承知のとおりだ」と言うように、甲府戦はいつも同じような展開になる。それは守備を固める相手に対して浦和がボールを支配する形。浦和にとっては甲府の守備を崩しきれるかはもちろん、甲府が狙う一発のカウンターを防げるかどうかが大きなポイントだ。

     最後の砦、GK西川周作は「90分をとおして自分たちの陣地に入れないぐらいに勢いを持って前線からしかけていければ」と話す。自分たちの陣地に入れない、つまり敵陣に押し込むということはつまり、ディフェンスラインの裏に抜けたボールは西川が処理しなければならないということ。「ミシャ(ペトロヴィッチ監督)からもミーティングで『背後のボールは高い位置でもGKがしっかりと処理をして相手を押し込もう』という話が具体的にあったし、自分も常に意識しながらやっていることでもある」。

     そのためには集中を切らさないことが重要だが、特に相手を押し込むような展開で西川がそのためにしていることとは何か。「自分が意識しているのは常に声を出すこと。出し続けると試合にも入れているし、出さないと集中しきれていない。明日は喋ることをテーマにして集中を切らさないようにしたい」。

     そんな西川が特に口にする言葉は「ナイス!」だと言う。「口癖みたいなものですね。ネガティブなことよりはポジティブなことを言ったほうが自分も乗っていきやすい」とはどんな時でも明るくポジティブな西川らしい。確かに大原でのトレーニングでは西川の「ナイス!」という声は頻繁に響いている。試合では聞こえづらいが、西川のその言葉が多く出れば出るほど、浦和は勝利に近づくだろう。

    文・写真:菊地正典(エルゴラッソ浦和担当)

  • 岡山が広州恒大から長身FWを獲得。昨季にはACL制覇を経験

    岡山が広州恒大から長身FWを獲得。昨季にはACL制覇を経験

     岡山は29日、中国の広州恒大よりFWワン・ジンビンが期限付き移籍で加入することになったと発表した。背番号は『52』。中国出身のワン・シンビンは1995年5月9日生まれの21歳。186cm78kgと大柄だ。

     クラブを通じて、ワン・ジンビンは「ファジアーノ岡山に加入することになりました、王 靖斌(ワン・ジンビン)です。クラブとして初の中国人サッカー選手となり、とても光栄で誇りに思います。監督をはじめ、スタッフ、選手、ファジアーノ岡山にかかわる方々はとても温かく、親切だと心から感じています。ここでたくさんのことを学び、スキルアップしたいと思います。これから毎日一生懸命に練習し、チームの一員として試合で貢献できるように頑張っていきます」とコメントしている。

     ワン・ジンビンは国内リーグ戦出場はないが、昨季のACLではGS第3節の鹿島戦など、3試合にベンチ入りしていた。

  • 横浜FMの富樫敬真、中村俊輔の欠場を受けて先発が濃厚

    横浜FMの富樫敬真、中村俊輔の欠場を受けて先発が濃厚

     横浜FMのFW富樫敬真が、30日の名古屋戦で3試合ぶりに先発出場することが濃厚になっている。

     大黒柱のMF中村俊輔が磐田戦で左足甲を負傷し、今節の欠場が決定的に。それを受けて富樫がカイケとともに2トップを形成する。前節・磐田戦は試合前日の練習で左目の上を裂傷し、10針縫うけがを負った。しかし現在は抜糸も完了しており、試合出場に支障はない。

     磐田戦ではカイケがゴールを決め、FW陣で唯一4得点を決めている(富樫と伊藤は3得点)。富樫は「FWの選手の中で一番点を取りたい気持ちは強い」と対抗心を燃やし、13試合勝ちなしの名古屋に襲いかかる。

    文:藤井雅彦(エルゴラッソ横浜FM担当)

  • 「育成の柏」ならでは。アカデミーとの絆を感じる一幕

    「育成の柏」ならでは。アカデミーとの絆を感じる一幕

     柏は29日、明日30日に開催されるJ1・1st第6節の磐田戦に向け、午前9時から練習を行った。2連勝中とチームが好調なこともあり、いつもどおり選手たちもリラックスした表情を浮かべていたが、この日はひとつ気がかりなことがあったようだ。

     それは、練習と同時刻にキックオフした全日本クラブユース選手権ラウンド16・川崎F.U-18戦においての柏レイソルU-18の結果である。もちろん、練習中は速報を確認できないため、練習後すぐに広報の方に結果を確認する選手がちらほら。

     この大会で優勝経験のある小林祐介は同点で延長戦に突入したと聞いて、「ぜひ勝って、優勝してほしい」と後輩にエールを送った一方、キャプテンとしてチームを優勝に導いた秋野央樹は「勝っては欲しいけど、自分たちに並ばれるのはイヤだから優勝はしないでほしい(笑)」と冗談交じりにまさかの爆弾発言。

     結果は、延長戦の末に力尽きるという残念な形に終わってしまったが、あらためてレイソルというクラブの「絆」を感じることができた一幕であった。  

    文:須賀大輔(エルゴラッソ柏担当)

  • 「パスやFKを見てほしい」。山口のアルゼンチン人MFルシアーノが新加入会見

    「パスやFKを見てほしい」。山口のアルゼンチン人MFルシアーノが新加入会見

     山口は29日午前、新加入したアルゼンチン出身MFルシアーノの会見を山口市内で開いた。ルシアーノは会見冒頭、日本語で「こんにちは、ルシアーノです」とあいさつ。スペイン語で「パスとドリブル、FKを見てほしい」と述べ、上野展裕監督は「トップ下もサイドも含めて起用を考えている」と話した。山口が南米から選手を補強するのは初めて。

    「レノファに来て本当にうれしい。練習を一生懸命頑張ってフィットできるようにやっていきたい」とルシアーノ。練習にはすでに合流しており、「頑張って(試合に)出ることができればうれしい。(山口のサポーターは)南米と同じで熱いサポーターだと思っている。応援よろしくお願いします」と話した。上野監督は早い段階でのルシアーノの起用を想定しており、「河村(孝)社長も私もアルゼンチンの選手のご縁があり獲得に至った。ルシアーノも若い選手だし、レノファも若いチーム。われわれと一緒に成長していってほしい」と期待を寄せている。

     山口の今夏の補強は3人目。会見にはクラブの河村社長も同席し、「6位以内はまだ狙える圏内。補強することでプレーオフに進出できればと思う。J1に上がれるか上がれないかは分からないが、クラブとしてはそういう(J1を目指すための)努力をしたい」と話した。

     ルシアーノは2013年からアルゼンチンの名門・リバープレート(リーベルプレート)に所属。その後は同国リーグ2部のクラブを経て、2015-16年シーズンはチリ2部のラセレーナでプレーした。日本へは初移籍。背番号は『26』。

    文・写真:上田真之介(エルゴラッソ山口担当)

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