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山梨と高知で天皇杯の出場チームが決まる。高知ユナイテッドは高知大の14連覇を止める
山梨県と高知県で天皇杯予選の決勝戦が行なわれた。
山梨県では山梨学院大ペガサス(2軍)と山梨学院大オリオンズ(3軍)が対戦。1-0でオリオンズが勝利し、4年ぶり2回目の天皇杯出場を決めた。山梨学院大オリオンズは8月27日に行なわれる1回戦で栃木県代表(8月21に決定)と対戦する。
また、高知県では予選を13連覇中の高知大と、今年発足した高知ユナイテッドが対戦。高知ユナイテッドが2-1で勝利し、初の天皇杯出場を決めた。1回戦では長崎と対戦する。
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川崎Fの3得点を呼び込んだ谷口彰悟の陰のアシスト
川崎Fは30日のJ1・2nd第6節、アウェイ・湘南戦で3-2の勝利を収め、川崎Fはリーグ戦の無敗記録を『15』に伸ばした。この試合は車屋紳太郎のプロ入り初ゴールや小林悠の“ジュニーニョ越え”となる6試合連続弾が生まれ、大久保も2nd第2節・名古屋戦以来となるゴールで今季13点目を記録するなど明るい話題が多かったが、この3得点が生まれた背景にはある選手の存在がある。谷口彰悟だ。
得意とする1対1の突破から1ゴール1アシストを記録した左SB車屋は、「あの形は練習をしていた。何度も(谷口)彰悟さんに手伝ってもらった」と明かし、橋本晃司のCKを合わせて3点目を決めた小林は「本当は彰悟が入るところだったが、直前で変えた」と振り返る。
当の谷口は「今週はけっこう(車屋の練習の)相手をした。自信を付けさせてあげました」と冗談交じりに語りつつも、小林のゴールに関しては悔しさもかなりあったようで、「『ポジションを変わりましょう』とCKのときに(小林に)言った。そしたらそこにボールが行ったので『しまったな』と思いました。言わなきゃ俺が取れたな…」と後悔ものぞかせた。
「陰で3点アシストしていますよ」と言い残してスタジアムを後にした谷口。次は正真正銘、数字に残る彼のゴールやアシストを見たいものだ。
文:竹中玲央奈(エルゴラッソ川崎F担当) -
開催国ブラジルに完敗。手倉森誠監督、「鍛えられましたね」
リオ五輪日本代表が五輪前最後の親善試合に臨み、ブラジルに0-2と敗れた。
前半は流れの中からシュートを放てないなど優勝候補のブラジルに力の差を見せ付けられた。後半は相手がペースを落としてきたこともあり、スコアは動かなかったが、決定機を生かせず無得点に終わった。
試合後、手倉森誠監督は「鍛えられましたね。クオリティーの高いブラジルに耐えるような試合になったが、(本大会で)辛抱する覚悟はこの90分間で得られたと思う。勝って終わりたかったが、フィジカル、メンタル、オーガナイズ含めてようやく本大会に入れるようなコンディションに整ったのかなと思う。あと4日で仕上げていきたいと思います」と語った。GK中村航輔は「この結果、この内容を受け止めて修正しなくてはいけない。メインはこの試合ではなくてオリンピックなので楽観的というか沈んではいないです」と敗戦を今後の糧にすることを誓った。
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[国際親善試合]手倉森ジャパン、開催国ブラジルに0-2の完敗。前半、流れの中からシュート打てず
リオ五輪日本代表が、開催国のブラジルと親善試合を行い、0-2で敗れた。
日本は33分、バルボーザにドリブル突破から中央を破られ先制点を許すと、41分にCKからマルキーニョスに追加点を奪われる。前半、流れの中からシュートを放てなかった日本は後半、大島僚太や浅野拓磨を投入して反撃に出る。しかし、54分に中島翔哉がGKと1対1となるものの、GKウイルソンの好セーブに阻まれてしまう。試合はそのまま終了。優勝候補との力の差を見せ付けられる結果となった。
日本は8月5日(日本時間)にナイジェリアとの初戦を迎える。
■国際親善試合
リオ五輪日本代表 0-2 リオ五輪ブラジル代表
【得点者】
(ブ)33' バルボーザ 41' マルキーニョス
■リオ五輪日本代表メンバー
GK 中村航輔(→HT 櫛引政敏)
DF 藤春廣輝(→59' 亀川諒史)、植田直通、塩谷司(→74' 岩波拓也)、室屋成
MF 南野拓実、中島翔哉(→77' 小川航基)、矢島慎也(→HT 浅野拓磨)、原川力(→HT 大島僚太)、遠藤航(→77' 冨安健洋)
FW 興梠慎三(→68' 井手口陽介)
■リオ五輪ブラジル代表メンバー
GK ウイルソン
DF ゼカ(→63' ウィリアン)、マルキーニョス、ロドリゴ・カイオ(→70' ルアン・ガルシア)、ドウグラス・サントス
MF マイア(→70' ドウラード)、ラフィーニャ(→HT アウグスト)、フェリペ・アンデルソン(→HT ルアン・ビエイラ)
FW ジェズス、バルボーザ(→63' ワラセ)、ネイマール