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U-16日本代表が8-0の大勝。久保建英は2試合連続2ゴールの活躍
U-17W杯出場を目指す“00ジャパン”(2000年以降に生まれた選手たちで構成されたU-16日本代表チームの呼称)の勢いが止まらない。
19日に行われたAFC・U-16選手権(U-17W杯のアジア地区予選を兼ねる)のグループステージ第2戦、U-16キルギス代表と対戦した日本は8-0で勝利。初戦のU-16ベトナム戦(7◯0)に続いての大勝で連勝を飾り、グループステージ突破に大きく前進した。
試合は前半、こう着した展開に。それでも初戦で出番がなかったFW棚橋尭士(横浜FMユース)が34分に均衡を破り、日本が先制に成功。すると、初戦で2ゴール1アシストを記録した久保建英(FC東京U-18)、そして中村敬斗(三菱養和SCユース)にもゴールが生まれ、初戦と同じ3-0というスコアで前半を折り返した。
後半も日本の攻勢が続く。前半にネットを揺らした中村、棚橋がそれぞれ加点。さらにPKを獲得すると、鈴木冬一(C大阪U-18)が落ち着いて決めて点差を広げた。その後も棚橋がPKを決めてハットトリックを達成すると、後半ロスタイムには久保がこの日2点目となるゴールを決めて8-0。日本がキルギスを大差で下して、グループステージ突破に大きく前進した。
グループステージ最終戦の豪州戦は22日に行われる。
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約1年2ヵ月ぶりの公式戦出場を果たした石川直宏、見せ場を作り勝利に貢献
FC東京のMF石川直宏が19日、J3第22節・FC東京U-23対秋田の試合で、約1年2ヵ月ぶりとなる公式戦出場を果たした。試合は試合終了間際にMF水沼宏太が決勝点を挙げ、FC東京U-23が1-0で勝利した。
青赤の象徴・ナオが、ピッチに帰ってきた。リーグ戦では昨年7月29日のJ1・2nd第2節・仙台戦以来の出場となった。その仙台戦後の8月2日に行われた親善試合・フランクフルト戦で左膝前十字じん帯を断裂し、長期離脱を余儀なくされた。
ベテラン世代になってからの大ケガ。負傷直後は「一度は引退を考えた」(石川)という。しかし、再び前を向いた石川は「現役を続けると決めて以降は、あきらめずにここまでやってきた」と力強い姿勢でリハビリ生活を過ごした。ピッチに立てない日々であったとしても、同じく負傷離脱した選手や出場機会に恵まれない選手を陰で鼓舞し、チームを支えていた。
2月に負傷しリオ五輪出場が危ぶまれた室屋成は「ナオさんの言葉に助けられた」と語り、またこの日決勝点を挙げた水沼も「自分が試合に出られなくて辛い時期に、ナオさんが声をかけてくれた。ナオさんの復帰戦でチームを勝たせることができてよかった」と感慨深げに話した。
石川自身は「冷静にピッチに入ることができた」と振り返るが、やはりケガへの怖さについては「試合に出るまで何が起こるかわからない状況だった。ドキドキしながら、その瞬間を迎えた」と率直に語った。
66分に久々の味の素スタジアムのピッチに足を踏み入れると、終盤にかけて見せ場を作る。左サイドからファーサイドに走り込んだ水沼に好クロスを入れ、またロスタイムにはFWユ・インスの落としに右足を強振。シュートは惜しくもGKの好セーブに阻まれたが、石川の復帰を待ち望んでいたスタンドのサポーターからは万雷の拍手が送られた。
「ゴールもアシストもしたかったけど、まずはピッチに立ててよかった。今日は自分らしい姿を少しは見せられた。ただ、まだスタートラインに立っただけ。ここがゴールじゃない。残りのシーズン、J1、J3、ルヴァンカップ、天皇杯もある中で、僕の意地、FC東京の意地、そしてプライドを持ってチームに貢献したい」
スタンドにはトップチームの選手たちも数多く顔を揃え、待望の瞬間を見守った。青赤の魂、石川直宏。苦難の時を超え、力強くピッチに帰ってきた。
文:西川結城(エルゴラッソFC東京担当) -
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