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井原正巳監督、同郷の先輩である山口・上野展裕監督との決戦を前に
ルヴァンカップ準々決勝第2戦から中2日で天皇杯2回戦・山口戦を迎える福岡。J2の7位につける山口について井原正巳監督は「パスワークから華麗なコンビネーション含めて、素晴らしいものがある」と、その攻撃力を警戒していた。
また、井原監督にとって山口の上野展裕監督は「同郷で二つ上の先輩。幼いころから知っている間柄」とのこと。「近所の小学校だったので少年サッカーのころから知っていますし、中学、高校でも選抜で一緒にプレーもしました。大学では上野さんが早稲田でしたし、B代表とかユニバのときは一緒」と話しているように、その付き合いは40年近くになる。
付き合いが深いからこそ、よく人柄も知っているだけに「(監督として)あのようなサッカーをやる印象はまったくなかったです(笑)」と穏やかな人柄とは裏腹な攻撃的なスタイルを構築している点については驚いている様子だった。
文:杉山文宣(エル・ゴラッソ福岡担当)
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ポルトガルに期限付き移籍中の横浜FCのDFフェリペが新たな期限付き移籍を発表
横浜FCは5日、ポルトガルのSCファレンセに期限付き移籍中のDFフェリペ(22)が期限付き移籍期間を満了すると発表した。また、引き続き、ポルトガル2部のサンタクララ・アソーレスへ期限付き移籍することも発表されている。期限付き移籍期間は16年9月3日から17年6月30日まで。
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神戸の田中英雄がじん帯損傷で全治約6カ月の重傷。田中雄大は肉離れで全治約8週
神戸は5日、MF田中英雄とDF田中雄大の負傷の状況を発表した。
8月27日の練習中に負傷した田中英雄は左じざ前十字じん帯損傷と診断され、9月2日に手術を行った。全治は約6カ月の見込み。また、8月27日のJ1・2nd第10節・浦和戦で負傷した田中雄大は左ハムストリング肉離れで全治約8週の見込み。
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大宮の加藤順大が肉離れで全治約8週間
大宮はGK加藤順大が右ハムストリング肉離れで全治約8週間と診断されたと発表した。加藤は8月31日に行われたルヴァンカップ準々決勝 第1戦 横浜F・マリノス戦で負傷していた。
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横浜FCの市村篤司。「特別なチーム」熊本戦でJ2・300試合出場へ
横浜FCの市村篤司が7日に行われる熊本戦に出場すれば、J2通算300試合出場となる。達成すれば史上26人目の記録。実は7月31日の千葉戦で既に299試合出場を達成していた市村だが、「千葉戦のロッカーで『次出たら300やん。ここでケガしたらウケるな』とか話してたら(笑)」、それが本当になってしまった。しかし、これも何か運命的なものかもしれない。なぜなら市村にとってロアッソ熊本は05年から12年まで8年間を過ごした「特別なチーム」であり、熊本という土地は「第二の故郷」だからだ。
「(J2で)300試合出場だけど、地域リーグで1年、JFLで2年過ごして、そこでも80試合くらい出ている。あのとき熊本で過ごした日々がなかったら、正直もう(選手として)終わってたと思う」
市村は北海高を卒業後、03年に札幌に加入。そこで2シーズン過ごしたあと、当時、地域リーグだったロッソ熊本(現・ロアッソ熊本)に移籍した。そして08年、ロアッソとともにJ2に昇格し、熊本で200試合以上の出場を積み重ねてきた。
「自分のサッカー人生を見直すと、熊本で過ごしてきたことが一番大きいターニングポイントだった。(熊本の)スタッフとか社長もみんなそのときのメンバーなので、その人たちの前で(300試合出場を)達成できればと、特別な思いがありますね」
けがも順調に回復し、8月28日の天皇杯1回戦・山形大戦では90分間プレー。9月3日に長崎で行われた2回戦はチームに帯同しなかったが、それは熊本戦と11日に行われる町田戦に備えるというチーム事情もあるだろう。「連戦だし、総力戦になる。練習からしっかり動けるところを見せていきたい」と、市村は熊本での記録達成に向けて気持ちを高めていた。
文:芥川和久(エル・ゴラッソ横浜FC担当)
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高円宮杯プレミアリーグで柏U-18が鹿島ユースに勝利。今週末、トップチームも続けるか
高円宮杯U-18プレミアリーグEAST第11節の柏U-18vs鹿島ユース戦が4日、日立柏サッカー場で行われた。
強烈な日差しが照り付ける中キックオフを迎えたこの試合、先手を取ったのは柏U-18だった。22分、細かいパスワークで相手DFを翻ろうすると、最後はペナルティーエリア内に抜け出したU-19日本代表FW中村駿太が落ち着いて流し込み、先制に成功。まるでトップチームを見ているかのような華麗なパスワークを披露し、背番号9も「みんなうまいので、パスが来る予測はしていた。あとは俺に気を使ってくれたのかな」と笑顔で話した。
後半の立ち上がりは鹿島ユースにペースを握られる時間帯もあったが、追加点を挙げたのもホームチームだった。66分、右サイドから上がったクロスのこぼれ球を左SBの宮本駿晃が拾い、左足を一閃。「アラバ選手を真似して練習はしていて、あのようなゴールは初めてなのでうれしいけど、あのときはとにかく枠に飛んでくれと思っていた」と宮本。気持ちがこもった無回転のボールがネットに突き刺さり、リードを広げる。
その後、終了間際の89分に1点を返されるが柏U-18が逃げ切り、順位こそ7位のままだが勝ち点を『16』に伸ばすことに成功。上位陣との勝ち点差を詰めた。柏U-18の永井俊太監督は試合について「全体的には苦しくなるのは予想どおりの展開で、できればこのような展開にはしたくなかった。でもその中でも得点が取れたので、予定どおりの試合ではあった」と振り返った。
今週の土曜日(17)には今日と同一のカード(2nd第11節・柏vs鹿島)がトップチームで行われる。柏にとっては2mdステージ優勝へ向けて大事な試合であることは間違いない。ある意味、前哨戦となったこの一戦をユースが制した勢いのまま、トップチームも続きたいところである。
文:須賀 大輔(エル・ゴラッソ柏担当) -
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