EL GOLAZO(エルゴラッソ)FLASH NEWS

2016.9.13(Tue)

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  • 磐田・名波浩監督、“思い出”のカシマスタジアムでの戦いへ

    磐田・名波浩監督、“思い出”のカシマスタジアムでの戦いへ

     磐田の名波浩監督は13日、カシマスタジアムでの鹿島戦について語った。

     現役時代はリーグの2強としてしのぎを削り、ライバル関係にあった両チーム。今節はアウェイに乗り込んでの一戦となる。「なかなか勝てなかったスタジアムだし、(クラブとして)見習わなければいけないことがあるといつも思っていた」と振り返る。

     同スタジアムは2002年の日韓W杯開催に合わせて大規模な改修が行われ、01年から現在の姿となっている。名波監督は「より『プロの環境』という色が強くなったなと。改修前の感じが良かったという人もいると思うけど、(今のカシマスタジアムの)雰囲気も俺は好きだね」と話した。

     磐田としては前節の神戸戦を落としていることもあり、連敗は避けたいとろ。「われわれにとっては格上だが、思い切ってチャレンジしていければ。残留争いへの危機感を強く持とう」と選手たちに伝えたそうだ。

     思い出のスタジアムで、サックスブルーの指揮官はどのような采配を見せるだろうか。
    文:青木務(エルゴラッソ磐田担当)

  • 神戸DF橋本和、30歳初戦の古巣・柏戦へ「勝ち点3を積み上げれば面白くなる」

    神戸DF橋本和、30歳初戦の古巣・柏戦へ「勝ち点3を積み上げれば面白くなる」

     神戸のDF橋本和が古巣・柏との一戦を迎える。13日の練習後、「一緒のときは頼もしい仲間ばかりだった。手ごわい相手」と警戒感を口にし、チームの5連勝に意気込んだ。

     13日は橋本にとって20代最後の日。「今年が始まるときから30の歳ということは分かっていた。年齢的な節目の年だけど、(30代も)変わらずにやっていきたい」と、誕生日直前の心境を伝える。

     そして、30歳で迎えるファーストゲームは、古巣との一戦だ。09年、大体大から柏に加入し、10年、11年と続いたJ1昇格、J1優勝という偉業達成の一翼を担った。橋本は「柏には良い思い出しかない。浦和のときの日立台での試合はいろいろな思いがありましたね」と振り返る。ただ、橋本がいま、まとうのはクリムゾンレッドのユニフォーム。柏の強さを受け止めつつ、「神戸も一丸になれば絶対に強いチーム」と自信で胸が反り返った。

     ホームに迎える柏は、勝ち点で並ぶ“上位争い”のライバルでもある。「ここからしっかり良い準備をしたい。また勝ち点3を積み上げれば面白くなる」と背番号44。チームの5連勝へ、大言壮語とは距離を置き、橋本はしたたかな野心を言葉にこめた。

    文:小野慶太(エルゴラッソ神戸担当)

  • 大宮戦の失点を悔いる広島・丸谷。次節・鳥栖戦で挽回を期す

    大宮戦の失点を悔いる広島・丸谷。次節・鳥栖戦で挽回を期す

     広島の背番号28は敗北の責任を強く感じていた。

     10日のJ1・2nd第11節・大宮戦。試合を自分たちのペースで進めてチャンスを量産したが、ゴールを奪うことはできず。逆に「相手にとって千載一遇のチャンス」(森保一監督)だったCKで、丸谷拓也は自分がマークに付いていた江坂任に得点を許した。

     「負けたのは僕の責任ですし、1点の重みをすごく感じました」と、丸谷は試合を振り返る。

     しかし、丸谷がポジションをつかんで先発出場を続けているのは広島に在籍して初めてのこと。すべての経験が自分を成長させる血肉になる。「試合が終わった後はつらかったですけど、試合に出ないとできない経験ですし、良くはないですけど、良い経験と捉えて同じようなミスをしないようにしていきたいと思います」と語ったボランチは、次節の鳥栖戦で挽回を期す。

     悶々としたオフが明け、「下を向いていても仕方ない」と切り替えて臨んだ13日のトレーニング。いつもと同じように最後までグラウンドに残って汗を流す丸谷の姿があった。

    文:寺田弘幸(エルゴラッソ広島担当)

  • 東京五輪世代屈指のストライカー岩崎悠人と12年選手権得点王 の仙頭啓矢が京都への入団会見。岩崎は「夢を与えられる選手になりたい」

    東京五輪世代屈指のストライカー岩崎悠人と12年選手権得点王 の仙頭啓矢が京都への入団会見。岩崎は「夢を与えられる選手になりたい」

     13日、来季からの京都への加入が内定しているFW岩崎悠人(京都橘高)とMF仙頭啓矢(東洋大)の両名が、仙頭の母校でもある京都橘高校において入団会見を行った。

     各年代の日本代表にも名を連ねてきた岩崎は、東京五輪のエース候補とも目されるスピードと得点感覚に優れたストライカー。一方の仙頭は、京都橘高に在籍時していた12年に全国高校サッカー選手権で得点王を獲得した、非凡なテクニックを有するアタッカーだ。他クラブも注目する逸材二人が、早々と京都への入団を宣言した。

     加入の決め手を、「『京都で恩返しがしたい』という気持ちが強い」と口をそろえた二人は、入団後の目標を「少しでも早く試合に出場して、京都サンガに貢献できるように頑張りたい。最終的には日本代表としてW杯に出ることが目標です」(岩崎)、「自分の特長は得点もアシストもできること。1年目から二ケタ得点、二ケタ・アシストを目標にやっていきたい。将来は日本を背負っていけるような選手になりたいです」(仙頭)と力強く語った。

     また岩崎は、東京五輪出場への思いを、「すごく意識はしていますけど、いまのままだとたぶん選ばれない。自分の良いところと悪いところを明確にして、努力していく必要があると思っています」と明かしている。

     なお、岩崎は地元京都の高校から直接京都に入団する初めての選手となる。「京都府の高校から入るのは僕が初めてということは、すごくうれしいことです。でも、まだ入団が決まっただけ。プレーも活躍もできていません。自分が活躍して、京都府の高校生や中学生、小学生に、夢を与えられる選手になりたいです」と、岩崎自身もそれをしっかり自覚しているようだ。

    文・写真:川瀬太補(エルゴラッソ京都担当)

  • 水戸MF湯澤洋介、後輩に対して「チンチンにする」と意気込むも……

    水戸MF湯澤洋介、後輩に対して「チンチンにする」と意気込むも……

     J2第31節・東京V戦前、MF湯澤洋介は佐藤祥から「こんな記事が載ってましたよ」と教えてもらったという。記事には駒澤大の後輩である東京Vの大木暁の「(湯澤は)短気だから苛立たせたい」とのコメントが書かれていた。それを読んだ湯澤はマッチアップするであろう大木に対して、「舐めたコメントをしやがって、チンチンにしてやる」と意気込んで試合に臨んだ。

     ちなみに湯澤と大木は大学時代から「仲のいい関係」(湯澤)であり、大木のコメントに対しても、「舐めてる感じがアイツっぽい。誰からもかわいがられるヤツですからね」と笑みを見せながら語った。

     試合が始まると意気込みどおり再三にわたって大木に対して突破を試み、翻弄してみせた。しかし、結果は1-1のドロー。「1対1で勝っても結果で勝っていない。完全に抜いた場面もファウルで止められてしまった」と湯澤は悔しげな表情で口にした。

     これからも同カードにおいて、先輩と後輩の熱いマッチアップが見られそうだ。

    文:佐藤拓也(エルゴラッソ水戸担当)

  • 卒業を待たずにプロ契約を締結した広島のDFイヨハ理ヘンリー。二足の草鞋で高みを目指す

    卒業を待たずにプロ契約を締結した広島のDFイヨハ理ヘンリー。二足の草鞋で高みを目指す

     1日に高校卒業を待たずにプロ契約を締結し、リーグ戦に出場可能な2種登録となった広島ユース所属のイヨハ理ヘンリーが、トップチームでトレーニングを積み始めている。

    「いつもトップチームが練習しているのを見てきて、自分も(ユースが練習する人工芝より)天然芝のほうでやりたいと思っていた。昇格できてすごくうれしい」とプロ契約の締結を喜ぶイヨハは、「少しでも早くトップチームでやれるのはすごく良いこと。今年はトップチームで試合に出れなければ(高円宮杯U-18)プレミアリーグの試合にも出させてもらえるので、一番成長できる時期に練習も試合もたくさんできる。すごく良いことだなと思う」と話す。

     ポジションはDF。ユースで沢田謙太郎監督にさまざまなポジションで起用されて強さを身に付けてきた。「球際の厳しさや1対1の強さがぜんぜん足りていないと言われて、いろいろなポジションを経験させてもらった。苦しい時期だったけど、DFとして強くなれたかなと思う」。

     父がナイジェリア人、母が日本人のイヨハは、自身のストロングポイントに「粘り強さ」を挙げ、「もっと強さを身に付けないといけないし、ポゼッションの能力を高めていきたい。すごい先輩たちがたくさんいるので盗んでいきたいと思う」と話し、プロの一歩を踏み出している。

     

    文・寺田 弘幸(エルゴラッソ広島担当)

  • 天皇杯で2試合連続ゴールの岡山・藤本佳希。若きストライカーは一歩一歩進んでいく

     今季、明治大から加入した岡山のルーキー・藤本佳希は、天皇杯の1回戦(松江シティ戦・4○1)と2回戦(札幌戦・2○1)で得点を挙げてプロとして大きな一歩を踏み出している。

    「相手がどこだろうと公式戦で点を取ることは本当に大事。とにかく1点と思っていました」と決意して臨んだ1回戦の松江シティ戦でプロ初ゴールを挙げ、「ゴールっていうのは本当に大きな意味があって、急に走れるようになったりするんです」と笑顔を見せた藤本。その言葉どおりに2回戦でも矢島慎也のスルーパスに反応して札幌の堅守をこじ開け、連続ゴールを奪った。また、11日に行われたJ2第31節・山口戦でも0-0で迎えた85分に3人目の交代選手として登場。リーグ戦13試合目の出場を果たしている。

     それでも、ルーキーイヤーは負傷離脱もあって、決して満足のいく時間を過ごせてはいない。「同期の選手とか同世代の選手が活躍しているのをすごく悔しい気持ちで見ています」と話す藤本だが、自分の現状を受け入れて練習に打ち込んできた成果が形となって現れ始めている。

    「僕たちは天皇杯もリーグも目の前の試合を一つひとつ勝っていくという意識でやっていますし、チーム全員で戦っている。僕もチームの力になっていきたいと思います」と藤本。シーズン終盤戦を迎えるチームに、若きストライカーの台頭は頼もしい。

    文:寺田弘幸(エル・ゴラッソ岡山担当)

    天皇杯で2試合連続ゴールの岡山・藤本佳希。若きストライカーは一歩一歩進んでいく

  • [本日のエルゴラッソ1面]闘将の帰還

    [本日のエルゴラッソ1面]闘将の帰還

    [明治安田J1・2nd第11節・新潟 vs 名古屋 マッチレポート]
    闘将が名古屋を19試合ぶり白星に導く


    [明治安田J1・2nd第11節・浦和 vs 鳥栖 マッチレポート]
    連敗脱出。2ndステージ上位対決は浦和に軍配

    [U-16日本代表特集]
    ・森山 佳郎監督インタビュー「決して簡単な戦いにはならない」

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