EL GOLAZO(エルゴラッソ)FLASH NEWS

2016.9.18(Sun)

September
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  • イバの2ゴールと南雄太の2度のPKストップで横浜FCが京都に勝利。プレーオフ圏が射程圏内

    イバの2ゴールと南雄太の2度のPKストップで横浜FCが京都に勝利。プレーオフ圏が射程圏内


     17時キックオフのJ2第32節・横浜FCvs京都の一戦は、FWイバの2ゴールやGK南雄太の2度のPKストップなどの活躍で横浜FCが2-0で勝利した。

     6位・京都と、勝ち点7差でJ1昇格プレーオフ圏を目指す7位・横浜FCが激突したこの試合、13分、58分にイバが連続してゴールを挙げ横浜FCが2点を先行する。しかし、その後は京都が反撃を開始し、72分にPKを獲得。これを途中出場のキロスが蹴り込むが、横浜FCのGK南がファインセーブ。2点リードのまま時間を進める。そして迎えた86分、またも京都がPKを獲得する。2度目のキッカーはエスクデロ競飛王。しかし、このシュートをまたもGK南が阻止し、二度目のPKストップで2点差を守る。その後はスコアは動かず、横浜FCが2-0で勝利を収めた。

     試合後、殊勲のGK南は「(1本目のPK阻止は)キロスが蹴る前にあまりに逆の方向ばかり向いていたので、それが逆にクサかった。2本目はスカウティングのとおり。入れられても仕方ないし(笑)。「またかよ」と思った。止められたらラッキーくらいの感じでリラックスして入れたので、それが良かったのかなと思う」とPK時の心境を振り返った。
     これで6位・京都との勝ち点差を『4』とした横浜FC。J1昇格プレーオフ圏が見えてきた。

  • DF岩下敬輔、MF藤本淳吾、FWパトリックなどが先発出場したG大阪U-23に2位・鹿児島が1-6の大敗。「ちょっと相手にビビっている選手が何人かいた」(浅野哲也監督)

    DF岩下敬輔、MF藤本淳吾、FWパトリックなどが先発出場したG大阪U-23に2位・鹿児島が1-6の大敗。「ちょっと相手にビビっている選手が何人かいた」(浅野哲也監督)

     J3第22節が行われ、2位の鹿児島がDF岩下敬輔、MF藤本淳吾、FWパトリックなどが先発出場したG大阪U-23に1-6と大敗した。

     鹿児島の浅野哲也監督は「結果のとおり完敗だと思う。今日はわれわれの日ではなかった。いろいろな要素があるが、ちょっと相手にビビっている選手が何人かいて、いつもの冷静さというか戦うところも消極的だった」と悔やんだ。今節、首位・栃木が相模原と引き分けたため、首位・栃木と2位・鹿児島の勝ち点差は『7』に広がった。

     一方のG大阪U-23は連敗をストップ。暫定で8位に順位を上げた。

  • 札幌MFマセードが右足腓腹筋肉離れ。11日の群馬戦で負傷

    札幌MFマセードが右足腓腹筋肉離れ。11日の群馬戦で負傷

     札幌は9月11日のJ2第31節・群馬戦(3○1)で負傷したFWマセードが右足腓腹筋肉離れと診断されたと発表した。全治は発表されていない。

     マセードは今季、ブラジルのバイーアから札幌に加入した27歳のブラジル人アタッカー。ここまでJ2リーグ戦22試合に出場していた。

  • けがから復帰のC大阪・杉本健勇がいきなりの決勝点。「結局は最後、個で相手をかわして打つことが大事になってくる」

    けがから復帰のC大阪・杉本健勇がいきなりの決勝点。「結局は最後、個で相手をかわして打つことが大事になってくる」


     14時キックオフのJ2第32節・北九州vsC大阪の一戦は、途中出場の杉本健勇が79分に決勝点を挙げ、C大阪が1-0で勝利した。

     試合は堅守をベースにカウンターをしかける北九州のペースで進むが、終盤までスコアは動かず。そして迎えた79分、山口蛍のパスをペナルティーエリア付近で受けた杉本は巧みなトラップで前を向くと、相手DFを素早くかわし、右足一閃。このシュートがサイドネットに決まり、決勝点となった。

     試合後、杉本は自身の決勝点について「結局は最後、個々のところで1枚相手をかわして打つことが大事になってくる。(山口)蛍くんから良いボールをもらったし、ワンタッチで前を向けて、相手も飛び込んでくれたので、シュートも冷静に打てた」と語った。

     また、3日の天皇杯2回戦・京都戦で負傷し、左肋骨骨折、外傷性気胸で全治3週間と診断された杉本。今節がリーグ戦2試合ぶりの出場で、コンディション面も心配されたが、「痛みは全然なかった。出場時間はもう少し短いかなと思っていたが、思っていたよりも多く出ることができたのは、自分としても良かった」と話し、完全復調を印象付けた。

  • G大阪MF大森晃太郎に第1子が誕生。名古屋戦では自らゆりかごに揺られ、チームメートに祝福される

    G大阪MF大森晃太郎に第1子が誕生。名古屋戦では自らゆりかごに揺られ、チームメートに祝福される


     G大阪はMF大森晃太郎に11日、第1子(長女)が誕生したことを発表した。

     17日のJ1・2nd第12節・名古屋戦(3○1)ではその大森が先制ゴールを奪い、自らがゆりかごに揺られるという斬新なパフォーマンスでチームメートから祝福されていた。

  • 町田DF深津康太が左膝蓋骨骨折。全治約4カ月で今季中の復帰は絶望的

    町田DF深津康太が左膝蓋骨骨折。全治約4カ月で今季中の復帰は絶望的

     町田は18日、DF深津康太(32)が左膝蓋骨骨折で全治約4カ月の診断を受けたと発表した。深津は11日のJ2第31節・横浜FC戦(1△1)で負傷し、ハーフタイムに交代していた。今季はJ2リーグ戦13試合に出場。1得点を挙げていた。

  • [書評]読むサッカーvol.12 『清水サッカー物語 無敵の少年サッカー発祥の地』

    日本サッカー発展のヒントは『サッカー王国・静岡』にあり

     

    『サッカー王国・静岡』、『サッカーの町・清水』。この言葉を聞いていまの子供は「なぜ」と思うかもしれない。Jリーグでは清水と磐田がJ2降格を経験し、高校選手権でも20年以上静岡県から優勝校が生まれていない。日本代表にも現在、静岡県出身者はMF長谷部誠とMF大島僚太のみ。いまの子供が『サッカー王国』、『サッカーの町』と聞いて違和感を覚えるのは無理もない。

     ただ、本書はそんな子にこそ読んでほしいし、なぜ静岡が『サッカー王国』、清水が『サッカーの町』と呼ばれているのか実はあまりよく知らないという人にも読んでほしい。本書は清水のサッカーのために情熱と心血を注いださまざまな人物を丁寧に描くことで、その理由を解き明かしてくれる。静岡県出身の筆者でも、「そうだったのか」という発見が多かった。

     そして、本書は日本サッカーのレベルアップのヒントも教えてくれている気がする。82年、日本サッカー界にこんな出来事が起こった。JFAが公認する6種すべてで静岡県のチームが優勝したのだ。天皇杯ではヤマハ発動機が、皇后杯では清水第八スポーツクラブが、国体の少年の部では静岡県選抜が、高校選手権では清水東高が、全国中学生大会では観山中が、全日本少年大会では清水FCが優勝を成し遂げた。静岡が『サッカー王国』と呼ばれる所以となった出来事だ。それは決して偶然ではなく、その強さの根源は少年、少女のサッカーの普及だった。

     日本サッカーはいままさに岐路に立たされている。ブラジルW杯でも、リオ五輪でも世界との差は明らかだった。これに危機感を抱いたJFAは育成年代の世界大会を国内で開催するなどさまざまな施策を打ち出し、強化に動いている。ただ、JFAだけでは限界がある。町が、地域が積極的に少年、少女のサッカーの育成に力を入れていかなければ日本サッカーの発展はないだろう。そのことを本書が教えてくれている。

    文:内田浩嗣(エルゴラッソ編集部)

    [書評]読むサッカーvol.12 『清水サッカー物語 無敵の少年サッカー発祥の地』

    著者:高部 務(たかべ・つとむ)

    発行:8月8日/出版社:静岡新聞社/価格:1,600円(本体価格)/ページ:373P

  • C大阪は今節も総合力でねじ伏せる/北九州 vs C大阪

    [9.18 J2第32節・北九州 vs C大阪/プレビュー]

    ■ギラヴァンツ北九州

     柱谷監督は後半ロスタイムでの失点により敗戦を喫した前節の徳島戦(0●1)を「攻守で狙いとしていたことを実践できたし、全体的には良いゲームができた」と振り返った。その感触からすれば、…続きは…

    ■セレッソ大阪

     天皇杯2回戦の京都戦(2○1)で左肋骨骨折、外傷性気胸のけがを負った杉本だが、今週行った再検査の結果、気胸は「ほぼ完治」(大熊監督)したという。杉本本人も「気持ち的には北九州戦も出たい」と話すほどの回復ぶりを見せているが、…続きは…

    速報サッカーEG

  • 無失点継続で千葉に復調の兆し/千葉 vs 山口

    [9.18 J2第32節・千葉 vs 山口/プレビュー]

    ■ジェフユナイテッド千葉

     リーグ戦再開初戦となった前節の岐阜戦(2○0)はアウェイの地で勝ち点3を手に入れた。千葉にとっては約4カ月ぶりの連勝。6位・京都との勝ち点差も『8』に縮め、…続きは…

    ■レノファ山口FC

     第25節・京都戦(1△1)から上位陣との対戦が続く山口は、第27節・町田戦(3○2)以外、勝利できず足踏みしている。上位チームにも堂々と自分たちのサッカーを体現して主体的に戦うことはできており、…続きは…

    速報サッカーEG

  • プレーオフ圏を巡る大一番/横浜FC vs 京都

    プレーオフ圏を巡る大一番/横浜FC vs 京都

    [9.18 J2第32節・横浜FC vs 京都/プレビュー]

    ■横浜FC

    負けたら終わり。生きるか死ぬかの分水嶺

     「負けたら終わる」(佐藤謙介)、「生きるか死ぬか」(南)。選手がそう意気込むのも無理はない。残り11試合、プレーオフ圏の6位・京都と勝ち点7差で迎える直接対決。勝てば4差に迫って勢いに乗ると同時に圧力を掛けられるが、…続きは…

    ■京都サンガF.C.

    目標の下方修正は許されない。得点力向上がカギ

     2位・松本との直接対決となった前節(0●2)で完敗を喫した京都。J1自動昇格ラインは勝ち点9差まで遠ざかった。「落とせる試合はもうない」(吉野)。選手たちの言葉にも、…続きは…

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