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「自分が点を取って活躍したろう」。待ちに待ったC大阪戦を前に、前川大河が高ぶる
25日にJ2第33節・C大阪戦を目前に控えた徳島の前川大河。試合に向けて、いつも以上の強い気持ちを言葉にした。
今季、C大阪から期限付き移籍で徳島へ加入した前川。契約上、C大阪のホームスタジアムで開催された第19節(2●3)には出場する権利がなかった。しかし、徳島のホームスタジアムで開催される今節・C大阪戦に関しては問題なく出場することができる。
「出場できるかどうかは分かりませんが」と前置きしながらも、「すごい楽しみです。出場したら自分が点を取って活躍したろうという気持ちです。毎試合そういう気持ちですけど、特にそう思います」と気持ちを高ぶらせていた。
攻撃センスや得点力はチームトップクラス。是非とも出場機会を勝ち取り、得点を挙げる活躍を見せて欲しい。
文・写真:柏原敏(エルゴラッソ徳島担当)
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川崎Fの狩野健太、神奈川ダービーに出場の可能性。「整いましたね、舞台は」と本人
開幕戦での川崎Fデビュー以降、3試合連続で先発出場を果たしながらも、結果を残せずにガクンと出場機会が減ってしまった狩野健太が、週末のリーグ戦で久々に出場する可能性が出てきた。
23日の紅白戦では中盤の攻撃的な位置に入ってプレー。25日のJ1・2nd第13節の横浜FM戦で出場を果たせば、2nd第2節・名古屋戦以来、実に11試合ぶり。ただ、その試合も90分からの出場だった。試合勘は気になるところで、それを問われると「もちろん試合に出ていないですから(試合勘は)ないですけど、だからどうこうとかはないと思うので。やれることをシンプルに、思い切ってやりたいですね」と割り切った表情で話した。
何より、狩野にとって横浜FMは高校卒業後に加入し、最も長く在籍したクラブだ。本人は「整いましたね、舞台は」と笑った。
一緒に戦ったメンバーも多く、横浜FMの『堅守』を良く理解しているが、「いまの状態だと、それでもこっちがこじ開けられる」と川崎Fの攻撃力に自信を見せた。
天才と言われながらも思うような活躍を見せることができずにくすぶってきた背番号25。この古巣戦をきっかけに、輝きを取り戻せるか。
文:竹中玲央奈(エルゴラッソ川崎F担当)
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10月6日のW杯最終予選、日本対イラクのチケットが完売
JFAは23日、10月6日に埼玉スタジアムで開催されるロシアW杯アジア最終予選日本対イラクのチケットが同日に完売したと発表した。
昨日、イラクサッカー協会割当分チケットの一部変換があったため、追加販売として一部席種を先着順で販売し、それが完売となったもの。当日券の販売は行われない。
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急性白血病の治療を行っている新潟の早川史哉より、メッセージが届く。「何としても病気を治してまたサッカーがしたい」
6月13日(月)に急性白血病であることが発表された新潟の早川史哉。現在は寛解に向けた治療を行っている。このほどクラブを通じ、新潟サポーターや支援者に向け早川本人からのメッセージが寄せられた。以下、全文。
アルビレックス新潟サポーターの皆さん、ご支援をいただいたすべての皆様へ
状況経過の連絡が遅くなってしまい、申し訳ありませんでした。僕は現在、急性白血病からの寛解を目指した抗がん剤の治療中です。治療期間中には副作用の影響で辛いことが多々あり、無気力になることもありますが、何とか元気に過ごすことができています。
白血病であることを公表して、3カ月が経過しています。その間、Jリーグチームをはじめとする多くのサッカーチームからの支援、また各クラブチームサポーターの方々やサッカーに関わりの少ない方々からも、たくさんの手紙やメール、段幕、千羽鶴などをいただき、皆様からの温かい支援が白血病と闘っている自分にはとても大きな支え、チカラとなっています。本当にありがとうございます。
そしてアルビレックス新潟から復帰のサポートをしていただけること、チームメイトからの励ましにも感謝しています。公表後に新潟のサポーターの方々が試合の際に出してくれた28番のビッグフラッグや段幕、応援をテレビで見て涙が止まりませんでした。自分は決して一人で闘っているわけじゃないんだという思いと、何としても病気を治してまたサッカーがしたいという思いがわき起こってきました。
闘病中にいつも思っていることがあります。それはどんなに辛いことがあっても、常に前を向いて一日一日を過ごそうということです。辛い日があってもそれを乗り越えればきっといいことが待っていると信じています。アルビレックス新潟も残り5試合、決して楽な道のりではありません。僕はテレビでしか応援することができませんが、アルビレックス新潟と共に毎試合闘っています。
サポーターの皆さんも含めたアルビレックス新潟というチームの団結力、熱さを見せ絶対に勝ちましょう!!We are ONE
文:野本桂子(エルゴラッソ新潟担当)
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広島県瀬戸内高の安部裕葵(ひろき)、来季より鹿島に加入
鹿島は23日、広島県瀬戸内高3年のFW/MF安部裕葵(ひろき)が、2017年より加入することが内定したと発表した。
東京都出身の安部は、1999年1月28日生まれの17歳。クラブは特徴を「基礎的な技術の水準が高く、キープ力と得点感覚を持ち合わせた攻撃的選手。2016年度全国高校総体優秀選手にも選出されている」と紹介している。
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カレン・ロバートがインド・スーパーリーグへ移籍
23日、カレン・ロバートがインド・スーパーリーグ所属のノースイースト・ユナイテッドと契約を結んだことがカレンのブログで発表された。
今年3月28日には「なんとなく決まった」と同ブログで伝えていた移籍が正式に決まったという。
カレンは昨季末にKリーグチャレンジ(韓国2部)のソウルイーランドFCを退団し、所属先を探していた。3月末には地元の千葉に練習参加しようとしたところ、練習時間を誤認して断念するなどしていた。
インド・スーパーリーグは国内の強化などを意図して2012年からスタートしたリーグで、冬季にかけて2ヵ月間のみ開催される。他チームには元ウルグアイ代表でC大阪にも在籍したフォルランがおり、かつては元ブラジル代表のロナウジーニョなどがプレーした。
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長崎の大卒ルーキー。田上大地と中村慶太が残り10試合で目指すのは?
「一緒にピッチに立とう」。そう誓い合って、流通経済大からプロに挑んだ長崎の田上大地と中村慶太。2人の大卒ルーキーは互いを刺激し合いながら、着実にプロの世界で経験と実績を積み重ねている。
田上はリーグ戦ここまで15試合、897分に出場。先月末の天皇杯1回戦にフル出場したことで、出場時間が900分を超え、A契約へ変更となった。長崎で大卒ルーキーがA契約を勝ち取ったのは初めてで、本人も「人数に限りのあるA契約を締結できたことで、チームにおける責任、自覚を意識していきたい」とその重さを痛感中だ。一方で「慶太のほうが試合出場も多いし、試合に多く絡んでいるので、もっと試合に出場できるように頑張りたい」と中村に劣る試合出場数を増やすことを目指している。
対する中村慶太は田上を超える25試合に出場し2得点をあげているが、出場時間は天皇杯を足しても900分に及ばず契約は以前としてC契約(年俸の上限が480万円で、新卒入団選手が規定の試合出場時間をクリアするまで結ぶ契約)のまま。「出場できるだけありがたいと思っていますが、もっと多くの時間に出場できるようになりたいです」と、田上と対照的にこちらは出場時間の長さを伸ばすことを目指している。
ライバルというほど、張り合いはしない。相棒というほど、馴れ合いはしない。攻と守、出場試合数と出場時間…対照的なはずなのに、どこか同じものを見ているような田上と中村。高校時代からともに過ごした2人は、リーグ戦残り10試合でどんな成長を見せてくれるだろうか。
文・写真:藤原裕久(エルゴラッソ長崎担当)
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指揮官と、エースを含む2トップが不在となる鳥栖。「不在だからこそ頑張れる、そういう力に期待したい」とフィッカデンティ監督
今節、J1・2nd第13節・大宮戦では鳥栖のマッシモ・フィッカデンティ監督がベンチ入りすることができない。前節、広島戦で判定に抗議する際、ピッチ内に立ち入り、退席処分を受けたためだ。リーグ戦で連敗中という苦しい状況の中で指揮官を欠くことになった。
しかし、フィッカデンティ監督自身に暗い様子はまったくない。「ブルーノ(・コンカコーチ)も、ほかのスタッフも、みんな一緒に戦ってきてやり方も分かっているので大丈夫だと思います。一緒に働いている選手、スタッフに信頼があるので大丈夫」。チームへの全幅の信頼があるからこそ、いつもと変わらない。
さらには「ファンになりきりたいと思います(笑)。逆に試合中、選手たちが(監督が)不在だからこそ、頑張れる。こういうシチュエーションでは必ず、そういう力が出せるもの。そこに期待したい」と話し、冗談を交える余裕も見せながら選手たちの奮起に期待を寄せていた。
指揮官不在に加え、豊田陽平とムスタファ・エル・カビルの両FWも出場停止で欠く苦しい状況だ。吉田豊は「エースが不在のときに勝つことで、チーム内の競争につながると思うし、それがないと強くなっていけない」と成長のための重要な一戦ととらえる。窮地を総力戦で乗り越え、さらなる成長につなげたいところだ。
文:杉山文宣(エルゴラッソ鳥栖担当)
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同じ場所、同じ相手。浦和の高木俊幸、涙の広島戦を笑顔の広島戦に
浦和にとって25日のJ1・2nd第13節の広島戦は特別な一戦なのかもしれない。ペトロヴィッチ監督をはじめ、西川周作、槙野智章、柏木陽介、石原直樹、李忠成、森脇良太と広島に在籍した選手が多くいるからだ。だが、彼らとは違った思いで広島戦へ特別な思いを持つ選手がいる。高木俊幸だ。
高木は昨季の2nd第7節、埼スタで行われた広島戦でリーグ戦12試合ぶりの先発出場の機会を与えられた。しかし、結果は1−2で敗戦。高木はPKを外すなどチャンスをモノにすることができず、リーグ戦での無敗が19試合で止まった責任を感じて涙を流した。
「去年、優勝できなかった要因の一つになった試合だったと思う。結果を見ればそうだと分かるし、PKを蹴ったのは自分で、それが結果的に試合に響いてしまった」
ただ、今では冷静に振り返ることもできる。「だけど、あの試合は動きが悪かったわけでない」。事実、広島の12本に対して倍近い23本のシュートを放つなど内容では圧倒した試合で、多くのチャンスに絡んだのが高木だった。「広島相手に得点を決めたこともあるし、去年のあの試合があったから苦手意識があるとか、過度に『やってやろう』とガチガチになっても仕方ない。次の試合は広島だ、と普通に思ってプレーしたい」。特別な思いをプレッシャーにするのではなく、平常心で臨むことが重要だと高木は考えている。
「マンツーマンである以上、1枚剥がせばチャンスにはなると思うので、ドリブルだけじゃなくて駆け引きの部分でも、動きの部分でも勝ちたい。手強い相手だし来るチャンスも少ないだろうけど、しっかり決めきってスキを与えない試合にしたい」。あの時と同じ場所での同じ相手に対し、持ち味を出して試合後に笑顔を見せることができるか。
文:菊地正典(エルゴラッソ浦和担当)
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第876回toto GOAL3 エルゴラ予想!!
No. 開催日 チーム 予想 1 9/25 福岡 ■ 1 2 3 2 神戸 0 ■ ★ 3 3 9/25 浦和 0 ■ ★ 3 4 広島 0 ■ 2 3 5 9/25 磐田 0 ■ 2 3 6 湘南 ■ ★ 2 3 購入額:800円(ダブル3口)
※購入締切時間:【インターネット】Jリーグの場合は最初の指定試合開始10分前まで、Jリーグ以外の場合は販売最終日の19:00まで【toto取扱いコンビニ】販売最終日の11:30まで【toto売り場】販売最終日の12:00まで
エルゴラ編集部予想ポイント(2ndステージ)
- 福岡 平均得点 1.00 平均失点 1.83 / 神戸 平均得点 1.83 平均失点 1.17
- 浦和 平均得点 2.00 平均失点 0.83 / 広島 平均得点 1.75 平均失点 1.25
- 磐田 平均得点 1.08 平均失点 1.92 / 湘南 平均得点 0.50 平均失点 2.08
(これはあくまでもエルゴラッソの予想であり、試合の結果を保証するものではありません)
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