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700試合出場のテリー、ファンへの思いを語る「僕を忘れてほしくない」
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ELでのドルトムント対戦を望むクロップ「次ではなく、決勝で」
17日に行われたヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント2回戦セカンドレグで、リヴァプールはマンチェスター・ユナイテッドと1-1で引き分け、2試合合計3-1でベスト8進出を決めた。ユルゲン・クロップ監督は、プレミアリーグのライバルを退けての勝ち抜きを喜んでいる。
リヴァプールは32分に先制されたが、前半終了間際にMFフィリペ・コウチーニョが素晴らしい個人技から同点ゴールを決め、勝ち抜きに大きく近づいた。後半はユナイテッドの反撃を冷静にしのぎ、試合を締めくくっている。クロップ監督は試合後、前半の苦戦の要因を振り返りつつ、コウチーニョを絶賛した。 「ユナイテッドはファーストレグよりも集中していた。セカンドボールを拾われて、難しい状況になったね。でも前半のアディショナルタイムにボールを奪い、チャンスを作ったんだ。コウチーニョのゴールは天才的だったね。素晴らしいフィニッシュだった」続きは…(提供元:goal.com)
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アメリカの海外組・遠藤、2試合連続先発の好スタート「自然に適応できた」
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【ピックアップ】“神戸キラー”の裏に あるのは絶対の自信
「そういう言い方止めてくださいね」。神戸戦を前に必ず問われる“神戸キラー”の肩書きを照れくさげに否定する宇佐美だが、残した結果は雄弁だ。ホームで対戦した昨年6月は神戸戦で初のノーゴール。8戦連発で記録は途絶えたが、7月のアウェイ戦では決勝点を決め、計10戦で12得点という抜群の相性の良さを誇る。DFの寄せが甘かったり、GKの対応に問題があったりするものの、宇佐美は神戸相手に常に自信を持ち、シュートを積極的に放つ。
「時間の問題」と今季リーグ戦初得点への手ごたえを感じており、再び相性の良さを見せ付ける可能性も十分だ。
(エル・ゴラッソG大阪担当記者 下薗 昌記)
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【プレビュー】浦和に、遠藤に湘南の力を見せ付ける!
2試合連続の後半ロスタイムの失点によって勝ち点が目前でこぼれ落ちた湘南だが、内容に焦点を当
てれば、昨季の上位チームに対してあと一歩で勝ち点3を奪えるところまで近付いているのも事実だ。曺貴裁監督も「良いときでも勝てないときはある。ネガティブになる要素は僕の中では一つもない」と公言するように、これまでの戦いを悲観するのではなく、今後も自分たちのやるべきことを貫く姿勢が求められる。
もちろん連続して起こった失敗を繰り返していては、勝ち点を積み重ねていくことはできない。「チームとしてもそうだが、もう少し一人ひとりが考えて、個人としてどうやって逃げ切るかを学ばなければいけない」と藤田祥。一つの失敗体験を次の成功体験につなげていくために、個々が自身のプレーにより責任を持つことで試合の締め方を体得していきたい。
今節は昨季、年間順位3位の浦和との対戦。前々節の川崎F、前節の広島に続き、ポゼッションで相手が上回ることは容易に想像できるが、そこで「自由にプレッシャーなくやらせると、どんどん前にコンビネーションで攻めてくる」(岡本)。相手のボールの出どころをしっかりと抑え、時間帯によって選手個々がその状況にあった判断ができるか。そこが勝敗を分けるカギとなる。
そして、忘れてはならないのが今オフに浦和へと移籍した遠藤の帰還だ。長年ともに戦ってきた戦友ではあるが、初の対戦で湘南としても負けるわけにはいかない。いつものように勇気を持ってしかけていくことで、遠藤に湘南の力を見せ付けたい。
(エル・ゴラッソ湘南担当記者 林 遼平)
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【コラム】J屈指のマッチアップ。 この試合のホットスポット
この男の動きを止めないかぎり、FC東京に勝利はないだろう。
金崎夢生。鹿島の攻撃の軸であり、けん引役。最前線をスタート地点に、前後左右に顔を出しては積極的にボールに関与する。さらには技術と泥臭さを兼ね備えたプレーで、ゴールに向かう。動きの幅が大きいだけにマークの受け渡しが肝となってくるが、やはり要所となるのはゴール前。一瞬のスキを与えれば、いまの金崎は即座に足を振り、頭で飛び込んでくる。抜き差しならない選手だ。
対人プレーにも自信を持つアタッカーを抑えられるか。そのカギを握るDFもまた、国内屈指の強さを持つ。森重真人。かつて金崎とは大分時代にともにプレーし、当時は森重が3バックの中央、金崎はトップ下の位置と、二人でチームの背骨となるポジションを担った。若くして手にした、08年のナビスコカップ優勝。大会ニューヒーロー賞に輝いた攻撃の中心・金崎と、若きディフェンスリーダー・森重。あの二人はいま、日本代表の一員として再びともに戦う仲間でもある。
森重は、静かに燃えていた。15日に行われた、ACL第3節・江蘇蘇寧(中国)戦。敵の攻撃陣には、今冬に移籍してきたMFアレックス・テイシェイラとFWジョーという二人のブラジル人アタッカーがいた。方やリバプールからのオファーを断って中国に渡ったテクニシャン、もう一方は13年のコンフェデレーションズ杯で日本代表から点を奪った屈強な元ブラジル代表のストライカー。森重はそんな彼らを止めてみせた。組織的な守備も奏功したが、局面で見せた対人守備は見事だった。190cmのジョーに競り勝ち、ドリブルで向かってきたテイシェイラからボールを奪う。個の勝負でも、上回ってみせたのだった。今節の相手は勝手知ったる後輩だが、現在Jでも指折りの勢いを持つFW。意地でも止めたい選手である。
代表戦前最後のリーグ戦で実現する代表戦士のぶつかり合い。ハイレベルな対決が期待できる、この試合のホットスポットである。(エル・ゴラッソFC東京担当記者 西川 結城)