EL GOLAZO(エルゴラッソ)FLASH NEWS

2016.3.29(Tue)

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  • 鳥栖の藤田、古巣・柏に宣戦布告!「つぶしにいきます」

    鳥栖の藤田、古巣・柏に宣戦布告!「つぶしにいきます」

     29日、週末に古巣との一戦を控える藤田優人が心境を語った。

     今季、柏から移籍してきた藤田だが、開幕からここまで公式戦全試合にフル出場しており、右SBのポジションをしっかりとつかんでいる。そして、今週末に迎えるのが昨季まで在籍していた古巣・柏との一戦だ。

     開幕から未だ勝利がなく、監督交代も行っている古巣については「チームの内側外側でなんとなく落ちついていないのかなっていうのは感じますね」と印象を語る。しかし、「(監督交代を経て)去年のサッカーに戻って選手がいきいきしているのは見ていて分かるので、これからってとこじゃないですか?」と内容の変化も感じ取っており、警戒を強めていた。

     藤田自身の感情については「(意識が)ないと言えば嘘になりますけど、あまり個人的な感情を入れ過ぎるとうまくいかないタイプなの。グラウンドに入ったら一切なしにして、目の前の相手をつぶしにいきます」と古巣に対して強烈な宣戦布告。監督交代後、多くの得点を生んでいる柏の左サイド封じに意欲を見せている。(鳥栖担当/杉山文宣)

  • 仙台在籍最長の菅井が復活。チーム内競争はさらに激化

    仙台在籍最長の菅井が復活。チーム内競争はさらに激化

    PHOTO:Seiro Itagaki

     チーム在籍最長のベテランDF菅井直樹が、27日のナビスコカップグループステージ第2節・柏戦(1○0)で今季初めて先発出場を果たした。

     菅井は開幕前日の2月26日に左ふくらはぎに違和感を覚え、別メニューが続いていた。しかしナビスコカップ第1節・新潟戦(1○0)で途中交代により今季の公式戦に初出場。続く柏戦ではフル出場し、決勝点となったMF富田晋伍のゴールにも関与する活躍を見せた。

     69分の決勝点の場面では、右サイドでMF水野晃樹のドリブルが止められたときに、後方から猛突進してフォロー。拾ったボールを中央に送り、富田のシュートに結び付けた。菅井本人は「あのときの自分のプレーはそんなに大したことではなくて、しっかりゴールを決めた(富田)晋伍の技術の方が良かった。ああいう形でのパスをもっと供給したかった、というのが自分の反省点です」と振り返る。

     しかし「今季初めて90分間プレーできたことは大きかった」と手ごたえを得ており、「戦術理解はできているので、あとは100%のところまで体力を戻さなければ」と、再びリーグ戦とカップ戦が短い間隔で続く今週からの日程に向け、コンディションを整える。今季は右SBでも右MFでもポジション争いは激しいが、調子を上げてきたベテランがさらに競争を活性化させる。(仙台担当/板垣晴朗)

  • Jリーグ初、監督がGMで副社長。甲府・佐久間悟監督の副社長就任が決定

    Jリーグ初、監督がGMで副社長。甲府・佐久間悟監督の副社長就任が決定

    PHOTO:Atsushi Tokumaru

     29日に行われた甲府の株主総会・取締役会で、取締役だった佐久間悟監督兼任GMの副社長就任が決定。同時に、代表権が海野一幸会長から輿水順雄社長に移ることも決定した。

     佐久間氏が甲府のフロント入りして約9年。海野会長とともに専用スタジアム建設という大きな目標から逆算して、多くのプロジェクトを前進させてきたが、来季以降は現場を離れ経営者としての仕事に専念する見込み。この日の練習後、佐久間監督は「クラブが来年もJ1に残ることは大事ですし、来季はトップチームもアカデミーも大きな変革を考えています。また、サッカーのことだけでなく、山梨県をはじめとする行政の皆さんとヴァンフォーレ甲府で大きな取り組みを始めることになるでしょうし、サッカーを核とした街づくりなども期待されていると思います。クラブの皆さんが私を副社長に推して下さった理由には、このような期待を込めたメッセージがあるのだと思います」とコメント。ただ、今後のことになると、副社長から社長への責任の山を登っていく意思の有無については明言を避けた。

     昨季からU-18がプリンスリーグ関東に参入、今年はダノンネーションズカップでU-12が優勝するなどアカデミーが成果を出しつつある中、専用スタジアム建設という大きなプロジェクトを実現するために欠かせない存在である佐久間氏が長期間クラブに留まるかどうかが関係者の関心となりそうだ。(甲府担当/松尾潤)

  • アジア最終予選の組み合わせ抽選会は4月12日

     ロシアを懸けて戦うアジア最終予選の組み合わせ抽選会は4月12日にクアラルンプールで行われる。最終予選は12チームが2グループに分かれて、「4.5」枠を争う。

  • 日本代表、グループEを無失点の首位で突破

    日本代表、グループEを無失点の首位で突破

    PHOTO:Norio Rokukawa

     シリアを5-0で下した日本代表は、7勝1分27得点0失点の首位でW杯アジア2次予選を終えた。MF本田圭佑は「(自分たちが)攻めた後に(シリアに)カウンターを繰り返されていた。しっかり修正していかないといけない」と、試合を振り返り、最終予選へ気を引き締めた。
  • 2ゴール1アシスト。香川真司、「結果が何よりも重要だった」

  • 香川真司、テクニカルな反転ボレーで嫌な流れを断ち切る追加点

    香川真司、テクニカルな反転ボレーで嫌な流れを断ち切る追加点

    PHOTO:Atsushi Tokumaru

     シリアに流れが傾きかけていた後半21分に、香川真司が貴重な追加点を決めた。ゴール前でゴールに背を向けて浮き球を胸トラップすると、体を反転させて左足ボレー。香川らしいテクニカルなゴールだった。
  • 山口蛍が負傷交代。原口元気がボランチに

     ヘディングでの競り合いの際に負傷した山口蛍が後半13分に途中交代。代わって入った原口元気がボランチに入った。

     ハリルホジッチ監督はメンバー発表会見の際に「(原口は)中央もできるのではないかと考えている」と話していた。

  • 前半1-0。ハリルジャパンの理想形の攻撃でシリアを圧倒

    前半1-0。ハリルジャパンの理想形の攻撃でシリアを圧倒

    17分、香川の鋭いクロスは相手GKがはじいたが、こぼれ球が4番のDFに当たってオウンゴールに

    PHOTO:Norio Rokukawa

     [4-3-3]で前線に岡崎慎司、本田圭佑、宇佐美貴史を並べ、トップ下に香川真司を置いた日本は、前半からテンポの良いパス回しでシリアを圧倒。17分には香川の鋭いクロスが相手のオウンゴールを誘って先制した。

     高い位置にシンプルにボールを運び、そこから細かい連係で相手を崩す攻撃は、ハリルホジッチ監督が目指すスタイルと日本の長所がうまく噛み合った理想形と言える。(日本代表担当/西川結城)

  • 「予感はあった」。期限付き移籍の野津田に同期の浅野拓磨がエール

    「予感はあった」。期限付き移籍の野津田に同期の浅野拓磨がエール

    PHOTO:Norio Rokukawa

     29日に広島MF野津田岳人が新潟へ期限付き移籍することが発表され、同期のFW浅野拓磨がエールを送った。

     突然の移籍――。野津田はチームメートにほとんど相談することなく移籍を決断したようで、浅野も「昨日(28日)の夜に聞きました。ビックリしましたけど、まぁ、なんとなく予感はありました」という。

     広島に入団してから常に切磋琢磨してきた仲間だった。「寂しいっていうのはあります」と言う浅野だが、野津田へ力強くエールを送った。

     「お互いにこれから頑張っていく中で(期限付き移籍が)岳人の成長につながるのあれば、応援したい。一緒に頑張っていこうという気持ちです。残念というよりも頑張れって気持ちが強いですし、自分も負けないように頑張っていきたい。一つは一緒に五輪に出ることが目標になりますけど、そのためにも僕は常に目の前のことに100%でやらないといけないと思っています。岳人もそういう気持ちでやっていれば絶対に五輪代表に絡んでくると思うので、また一緒にできたらいいなと思います」

    二人はリオで同じユニフォームを着てピッチに立つことができるのだろうか。(広島担当/寺田弘幸)

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