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連戦最後の死闘。さいたまダービー、“一瞬”を制した浦和に軍配/J1・大宮vs浦和 試合終了
ゴールデンウィークの連戦最終日に組まれた大宮と浦和のさいたまダービーは、互いに気迫のプレーをぶつけ合う好ゲーム。その中で勝負を分けたのは44分の場面。攻守の切り替えの一瞬で、浦和が見せた鋭い出足が、決勝点を生み出した。
大宮の堅いブロック守備を崩せず苦戦を強いられていた浦和だったが、前半終了間際の44分、大宮の選手が自陣でセカンドボールを抑えた瞬間、柏木が猛然とボールに襲い掛かって奪い返し、その勢いのまま右足でゴールに蹴り込んだ。
足が止まり始めた終盤も、互いに譲らぬプレーを見せ、試合は1-0のままタイムアップ。「いいサッカーはできなかったが勝ち点3を取れたのはよかった」(柏木)。ダービーで白星をもぎ取った浦和が勝ち点3を上積みし、首位を堅持している。
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U-23代表の柏DF山中、負傷で11日のガーナ戦を辞退か
11日のガーナ戦に向けたU-23日本代表に選ばれていた柏DF山中亮輔が、川崎F戦の試合終盤、相手ディフェンスライン裏に出たボールを追いかけた際に太もも裏を負傷。担架で運び出された。試合後の会見で下平隆宏監督は「おそらく大きなけがを負ったと思います。(U-23)代表のほうも呼ばれていましたけど、おそらく辞退となる。僕が見ていても辛いような状況で、涙を流していたので、たぶん本人的にもけがの状態は分かっているのだと思います」と話した。
山中はこの試合でも、得意の左足でセットプレーからゴールをアシストするなど活躍していた。 -
チームメートも驚く柏木の2試合連続“右足弾”で浦和が1点リード!/J1・大宮vs浦和 ハーフタイム
五分五分の展開で試合が進んだ大宮vs浦和のさいたまダービー。前半終了間際の44分に柏木陽介がエリア外から右足を振り抜いて先制ゴールを決めた。柏木はリーグ戦の前節・名古屋戦でも利き足とは逆の右足でゴールを決めており、これで2試合連続の右足ゴール。珍しい出来事に武藤も驚いた表情を見せ、得点直後にはチームメートが集まって、柏木の右足を磨くパフォーマンスも飛び出した。
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さいたまダービー、NACK5に「大宮」のコレオグラフィー/J1・大宮vs浦和 キックオフ
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さいたまダービー。大宮FWムルジャはベンチスタート/J1・大宮vs浦和
■大宮
4-4-1-1
7江坂
41家長
39泉澤 17横谷
10岩上 23金澤
22和田 3河本 2菊地 19奥井
1加藤
■浦和
3-4-2-1
30興梠
9武藤 20李
3宇賀神 24関根
22阿部 10柏木
5槙野 6遠藤 46森脇
1遠藤
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神戸DF伊野波、J1通算200試合を完封勝利で飾る。サポーターから祝福の横断幕も
J1・1st第11節・名古屋戦に出場した伊野波雅彦が、J1通算200試合出場を達成。試合も1-0で勝利し、メモリアルゲームを完封勝利で飾った。伊野波は「(名古屋の長身FW)シモビッチをどう抑えるかがキーだった」と振り返った。
J1通算200試合出場については、「J2や欧州でもプレーしたので年齢的には遅いほうだと思う」と「存在感を出すためにこれまでやってきたし、まだまだ続きがある」と強い気持ちを語っている。
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2位・川崎F、日立台の上位決戦を制して首位・浦和にプレッシャー
4位・柏と2位・川崎Fの一戦は、前半を1-1で折り返すと、後半に川崎Fが2点を入れて突き放し、3-1で勝利。ここまでリーグ戦5連勝と追い上げてきた柏を蹴落とし、首位追撃態勢を固めた。
1-1で迎えた52分、中村憲剛のスルーパスで柏守備陣を切り裂くと、右サイドからエウシーニョがクロスを上げ、大久保嘉人がヘディングで押し込んで勝ち越しに成功。さらにその3分後の55分、またも中村のパスで仕掛けると、左サイドから大久保がクロスを上げ、小林悠が右足ボレーでたたき込んで追加点を奪った。
首位に立つ浦和は16時キックオフで大宮とのさいたまダービーに臨む。
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上位対決、互いに譲らず。1-1で前半を折り返し/J1・柏vs川崎F
4位・柏vs2位・川崎Fの一戦は、15分にエドゥアルド・ネットの豪快なミドルシュートで川崎Fが先制。試合序盤は川崎Fが圧倒的にボールを支配し主導権を握った。しかし、柏もセットプレーに活路を見出す。30分、山中亮輔のプレースキックをCBの中谷進之介がヘッドで流し込んで同点に追い付いた。
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日立台、注目の上位対決。ハリルホジッチ代表監督も視察に/J1・柏vs川崎F キックオフ
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