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川崎FのU-23日本代表DF奈良が骨折で全治4カ月。リオ五輪絶望的
川崎Fは14日、同日に開催されたJ1・ 1st 第12節・神戸戦で負傷したDF奈良竜樹が、川崎市内の病院で精密検査を行った結果、左脛骨骨折で復帰まで4カ月程度を要する見込みと診断されたと発表した。
奈良はU-23日本代表の常連で、21日からフランスで開催されるトゥーロン国際大会のメンバーにも選出されていたが、今回の負傷でリオ五輪行きが絶望的となった。
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ホーム通算250勝目。“常勝・鹿島”がその勝利の歴史に新たな1ページを刻む
ホーム・カシマスタジアムで横浜FMとのJ1・1st第12節に臨んだ鹿島。日本代表FW金崎夢生が前半に挙げた1点を守り切って、1-0で勝利を手にした。
試合開始早々の9分、左サイドでFKを得た鹿島は、柴崎岳のキックに金崎が頭で合わせて先制。練習を重ねてきたセットプレーから得点を挙げた。
後半は横浜FMが主導権を握る時間が長く、守勢を強いられた鹿島だったが、粘り強く体を張って守り切り、そのまま試合終了。暫定2位に浮上した。
この勝利で鹿島はホーム通算勝利数を『250』に伸ばした。この数字は他のクラブの追随を許さない圧倒的なモノで、“常勝・鹿島”がその勝利の歴史に新たな1ページを刻む白星となった。
■ホーム通算勝利数
1位 鹿島 250勝
2位 横浜FM 209勝
3位 名古屋 209勝
4位 清水 204勝
5位 浦和 203勝
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今日のJリーグマッチデーハイライトは21時から!
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大久保の2発で逆転。川崎Fが暫定首位浮上!
ホーム等々力でJ1・1st第12節・神戸戦に臨んだ川崎F。FW大久保嘉人が後半に挙げた2得点などで3-1の逆転勝利を収め、暫定首位に立った。
前半ロスタイムにFKから神戸MF渡邉千真に先制点を許した川崎F。しかし、後半に怒涛の巻き返しを見せた。57分にPKを獲得するとこれを大久保がきっちり沈めて1-1。63分には、MF登里享平を中心に川崎Fらしい流動的なつなぎから、神戸のペナルティーエリア内に攻め込み、登里の浮き玉のパスに抜け出した大久保がループシュートを決め逆転に成功。その後、90分にはエウシーニョがダメ押しとなる3点目を決め、鮮やかな逆転勝ちを収めた。
ACLで1試合消化が少ない首位・浦和は今節、新潟との一戦に引き分けたため、暫定ではあるものの川崎Fが約1カ月ぶりに首位に再浮上した。
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[5/13発売号PDF無料配信のお知らせ]「Jリーグの絆が、熊本を復帰に導いてくれた。」
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巻誠一郎選手や池谷友良代表取締役社長のインタビューなどを掲載しています。ぜひ、ダウンロードして、ご一読ください。
エルゴラッソ編集部
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ブラジルに期限付き移籍していた元U-18日本代表DF浦田樹が千葉に復帰
千葉は14日、ブラジルのPSTC(Parana Soccer Technical Center)へ期限付き移籍していたDF浦田樹(19)が、チームに復帰することが決まったと発表した。
浦田は各年代の日本代表に選出された経験を持ち、15年に千葉の下部組織からトップチームに加入。
クラブの公式HPを通じて「本場ブラジルで良い経験ができ、自分自身成長できたと思います。チームの目標に少しでも力になれるように頑張ります」とコメントした。 -
神戸の若武者、増山朝陽が今季初先発。「自信をもってやりたい」
川崎Fとの対戦を控える神戸は、先発メンバ―に19歳のMF増山朝陽が名前を連ねた。増山は「自分らしくやりたい」と攻撃をけん引する意気込みを語っている。
先日、プロA契約条件を満たした増山。昨季すでにリーグ戦の先発出場を飾っているが、今季はこの川崎F戦が初の先発入りとなる。
前節・名古屋戦(1◯0)は後半頭から出場したものの、戦術変更などもあり途中交代。増山は「悔しかったし、見返したい気持ちはある」と語り、今週のトレーニングで自らの課題と実直に向き合ってきた。先発出場のチャンスを迎える中、軽度の負傷で戦列を離れた苦い経験もあっただけに、今節に懸ける思いは強い。
今シーズンのオフにはスペインのヘタフェBに練習参加し、多くの経験を積んだ背番号20。レアンドロ、ペドロ・ジュニオールという攻撃の2枚看板が欠場する今節、「チームに貢献できるように、自信をもってやりたい」と自らを高めるステージへ強い気持ちで臨む。
文・写真:小野慶太(神戸担当) -
新潟4年目の田中達也、好調を維持し、かつての庭「埼スタ」へ/J1・浦和vs新潟フォーメーション
浦和
3-4-2-1
30興梠
9武藤 20李
3宇賀神 24関根
22阿部 10柏木
5槙野 6遠藤 46森脇
1西川
新潟
4-4-2
9山崎 16平松
14田中 13加藤
8レオシルバ 25小泉
5前野 2大野 3増田 4舞行龍
21守田
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プロの鑑。C大阪のDF椋原健太が今季初先発濃厚
12日に行われた紅白戦でAチームの左SBに入り、15日のJ2第13節・山口戦での先発が濃厚となっているDF椋原健太。
出場すれば今季初出場となる椋原を抜擢した意図について、大熊清監督は、開幕から同ポジションで先発を続けてきた丸橋祐介の直近2試合のパフォーマンスも踏まえた上で、「競争もあるし、(先発で出場してきた選手は)疲れも出てくる。今まで頑張ってきた選手に加えて、新しい力を注入して、チーム全体の力が上がればいい。マル(丸橋)にはマルの良さがあって、(椋原も)特長がハッキリした選手。攻守におけるアップダウンで数的優位も作れる」と語った。
椋原自身、「マル(丸橋)には攻撃力では勝てないけど、守備の部分で頑張って、(左SHの)ブルーノ(・メネゲウ)を良い形でサポートしたい」と話す。
椋原と言えば、試合に出る、出ないにかかわらず、どんなときでも自身のコンディションケアを怠らず、周囲に好影響を与えてきた。その姿勢は、今季のルーキー澤上竜二が椋原を見て、「プロとはかくあるべき」という感銘を受けたほど。
「今まで試合にあまり出ていない選手たちと(モチベーションを落とさず)ずっと一緒にやってきた。そういった選手たちのぶんまでしっかりプレーしたい」と熱い言葉で試合に向けた思いを表現した椋原。
今節は、タッチライン際で攻守に疾走する背番号33に注目したい。
文:小田尚史(C大阪担当) -
山形DF山田拓巳、J通算100試合出場後の課題は“嫁探し”!?
「この前、お母さんが花束持って来てくれたやん。寂しいなあ」
山形の石﨑信弘監督がそう声をかけた相手はDF山田拓巳。
山田はJ2第8節・札幌戦(1△1)でJリーグ通算100試合出場を達成し、それを記念して前節・群馬戦(3◯1)の試合前に表彰された。第7節の町田戦(01)で100試合出場を達成し、公私とも仲の良い宇佐美宏和と同時の表彰となったが、奥さんと二人のお子さんがプレゼンターを務めた宇佐美に対し、独身の山田が花束を受け取ったのは母親から。独身選手について“彼女がいる・いない”までほぼ把握している石﨑監督に「寂しい」と茶化されては、山田も「へへへ。そうなんですよ、ちゃみ(宇佐美)は奥さんで…」と返すしかない。
それでも、26歳の山田はいつもの前向きな姿勢を崩すことはない。「200試合の花束贈呈は人を考えないと」と新たなプレゼンターを見付けることを示唆したが、それを聞いた石﨑監督から「何年かかるんだよ!」とツッコまれていた。
文:佐藤円(山形担当)
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