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長崎がアミーゴス鹿児島U-18所属の高校2年生を特別指定選手として登録
長崎は20日、アミーゴス鹿児島U-18に所属するMF林友哉を、JFA・Jリーグ特別指定選手として申請し、18日に日本サッカー協会より承認されたと発表した。
林は1999年8月27日生まれの16歳(高校2年)。クラブはプレースタイルを「テクニックに優れ、両足で正確なパス、ロングボールを供給することができる。体格にも恵まれており、スケールが大きな中盤のプレーヤー」と紹介。
クラブを通じて、林は「このたび、『JFA・Jリーグ特別指定選手』として、V・ファーレン長崎でプレーすることとなりました。日々精進して、クラブに貢献できるプレーヤーとなれるように頑張りますので、よろしくお願いします」とコメントしている。
アミーゴス鹿児島は、トップチームが県社会人リーグ3部に所属し、U-18は県トップリーグ1部に属している。出身選手には地主園秀美(元岐阜、現FCマルヤス岡崎)ら。 -
新生・なでしこの10番は阪口夢穂。「『澤さん』っていうポジション」を自身で確立できるか
高倉麻子新監督が率いるなでしこジャパンのアメリカ遠征メンバーが20日に発表され、背番号10は日テレ・ベレーザの阪口夢穂が背負うことになった。
同代表の10番といえば、昨季限りで現役を引退した澤穂希さんが長らく背負ってきたエースナンバー。その澤さんとダブルボランチを組んできた阪口は、偉大な先輩についてこう語ったことがある。
「2011年に優勝したW杯もそうですけど、得点能力も抜群にあって、なおかつ守備もすごい。危険なところに絶対にいますし、まず相手からボールを奪うのがとても上手で……。本当にスゴイの3文字に尽きます。それ以上の言葉は見当たらない」
そして、あのような存在になれるかと問うと、間髪いれずに「ない! ありません。『澤さん』っていうポジションなんですよ」と真剣な表情で話していた。今回のメンバーはベテランと呼ばれる選手が外れ、代表経験の少ないフレッシュな顔ぶれが並ぶ。阪口に求められるのはピッチ内外でのリーダーシップ。それはまさに、自身が尊敬してやまない『かつての10番』が果たしてきた役割だ。
圧倒的なサッカーセンスとパーソナリティーを備える阪口が、新生・なでしこをどう束ねるか注目だ。
文:青木務 写真:六川則夫 -
C大阪の清原翔平、移籍後初のメンバー入りが濃厚
今節の明治安田J2第14節・横浜FC戦で、移籍後初のメンバー入りが濃厚な清原翔平。
開幕からここまで、C大阪U-23のオーバーエイジ枠としてJ3の試合に出ることも多かった清原だが、「いつでも(トップチームの)試合に出る準備はしている」と話すなど、練習における紅白戦では質の高いパフォーマンスも見せてきた。
20日の練習後、「出場チャンスが来れば、チームの結果、自分の結果、両方にこだわって戦いたい。運動量のところでチームに動きを出せたらいいと思うし、勝つために自分の特長を出して貢献したい」と意気込みを話した。
また、前節の山口戦(2●4)は、チームにとって教訓の多い試合となったが、清原にとっても大きな刺激を受けた試合となった。2得点を決めてMOMと呼べる活躍を見せた山口の鳥養祐矢は、清原にとって、2011年、12年のSAGAWA SHIGA FC時代のチームメートであり、「当時は弟のような存在だった」(清原)選手。12年のシーズン後、SAGAWA SHIGA FCの活動停止を受けて、鳥養はFC琉球、レノファ山口と渡り歩き、前節、J2初得点を決めた。そんなかつての弟分が輝く姿を目の当たりにして、心が動かぬはずがない。
「チームが負けたことは複雑ですけど、元チームメートで家族みたいな選手がJ3から上がってきて、多くのお客さんの前で活躍したことは刺激になります。去年の自分とも少し重なるところがありました。(2-4という)結果に対しては悔しさしかないけど、J2で初得点だし、素直にそこは『おめでとう』と。自分もやらないといけない気持ちに改めてなったし、自分は自分の進むべき道を歩んで、一歩踏み出せるチャンスが来たらモノにしたい」と強い決意を込めた。
昨季、J2昇格1年目のツエーゲン金沢での活躍を評価されてC大阪に「ステップアップ」してきた清原。新たな一歩を踏み出す時は、もうまもなく─。
文:小田尚史(C大阪担当) -
思い出の維新百年記念公園。長崎DF髙杉、故郷「山口」での一戦へ
山口とのリーグ戦を2日後に控える中、長崎のDFリーダー髙杉亮太に、故郷「山口」での試合に向けた気持ちを語ってもらった。
髙杉が高知高校へ進学するために山口県を離れた時、レノファはまだ「山口県サッカー教員団」として中国リーグや県リーグを戦っていた時期。その後、髙杉が明治大、町田ゼルビア、愛媛FCとキャリアを積み重ねていった中でも、レノファとは交わる機会は、ほとんどなかった。
それでも、地元チームのことはやはり気になっていたようで、髙杉は今回の対戦にあたり「山口県にJリーグクラブが誕生したから、こういった試合を経験できる……ありがたいことですね」と対戦への感謝を口にしている。また、今回の試合会場である「維新百年記念公園陸上競技場」には、小さいころにJリーグの試合を観に行ったことがあり、シーズン前にも「今度はそこで自分がプロとして見られる側なんですよね、何か不思議な感じがします」と語っている。
それだけに、髙杉の中には、もっと好調なチーム状態で山口と戦いたかったという思いはあるかもしれない。だが、長崎のチームリーダーとして感傷に浸る余裕はない。「相手は強いし、個々はしっかりしているし、勢いもあるので、それに負けないようにしないといけない」とあくまで長崎の髙杉亮太として試合に臨むつもりだ。そして、「育った場所で成長した姿を見せることが、いろいろな人への恩返しになると思うのnで、そういうところでこれだけ成長できたというところが見せたい。」とプロとして凱旋する心構えも見せた。
文・写真:藤原裕久(長崎担当)
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G大阪の韋駄天SB藤春廣輝が絶対に負けたくない相手
藤春廣輝が口にした言葉にその成長の度合いが現れていた。アウェイで行われる広島戦に向けて出発した20日、G大阪の韋駄天SBは「いつも楽しくやらせてもらっている。ミキッチは対戦するやりがいがある相手」とミキッチとのマッチアップについて抱負を口にした。
かつては「Jリーグで一番、マッチアップしたくない相手」と評したはずのミキッチだったが、日本代表入りも経験した背番号4は「楽しくやれる」とサイドでの攻防戦を待ちわびた。互いに攻撃が持ち味でサイドをタフにアップダウンするスタイルだけに「これだけ対戦を重ねれば、互いの特長も分かっている。絶対に負けたくないとずっと思っていた」(藤春)。G大阪の左サイド対広島の右サイド。サイドの職人同士が激しい火花を散らし合う。
文:下薗昌記(G大阪担当)写真:徳丸篤史 -
高倉監督が新生なでしこに求める4つのポイントとは!?
今夏のリオ五輪出場を逃し、心機一転の船出を図るなでしこジャパン。佐々木則夫前監督の後任には、女子サッカー界を牽引してきた高倉麻子氏が就任し、アメリカ遠征を行う“新生”なでしこジャパンのメンバーが発表された。
迎える6月の初陣。世代交代がささやかれる中、世界女王と戦う2連戦に新監督は「未来に向かっていく構想の中で、伸びしろを感じた」選手20名を選出した。
選出に際し、高倉監督はコンディションが良く、パフォーマンスが良い選手を見極めながら、4つのポイントを意識する。
1、テクニックがあってクレバーであること
2、走れること(スピード、持久力)
3、チームのために戦うことができること
4、代表への思いが強いこと今回、初代表となったメンバーは5名。フレッシュな顔ぶれが混ざるが「チーム力や組織力は、これまでのように見せていきたい」と、なでしこジャパンのベースになる戦い方は変えずに、新しいチームを作っていくのだろう。
続きは…(提供元:goal.com) -
広島DF塩谷、オーバーエイジでのリオ五輪出場に意欲。「話があれば」
20日、リオ五輪の24歳以上のオーバーエイジ(OA)枠候補として日本協会が塩谷司をリストアップしているとの報道があった。
練習後に取材に応じた塩谷は、「僕はまったく話しを聞いていない。(報道を見ても)そうなんだ、へぇ~って感じ」と苦笑いを浮かべていたが、OAとしてリオ五輪に出場することについては意欲的だ。「正式に話があれば行きたい」と断言した。
そして、翌日のJ1第13節・G大阪戦へ意気込みを語った。「ガンバは絶対にこれから上がってくると思うし、僕たちも上がっていかないといけない。すごく大事な試合になると思っています」と気合いは十分。OAとして選ばれるためにも「アピールしたいですね」と話し、塩谷は闘志を燃やしている。
文:寺田弘幸(広島担当)写真:徳丸篤史 -
新生なでしこメンバー発表。「伸びしろのある」20名で米国遠征へ
20日、日本サッカー協会は米国遠征を行うなでしこジャパンのメンバーを発表。高倉麻子新監督が「伸びしろがあると感じた」20名が選ばれた。メンバーは以下の通り。
■なでしこジャパン米国遠征メンバー
▽GK
1 山根 恵里奈(千葉)
18 池田 咲紀子(浦和)
12 山下 杏也加(日テレ)
▽DF
2 有吉 佐織(日テレ)
6 宇津 木瑠美(モンペリエ)
5 川村 優理(仙台L)
4 熊谷 紗希(リヨン)
19 佐々木 繭(仙台L)
3 村松 智子(日テレ)
▽MF
10 阪口 夢穂(日テレ)
7 中島 依美(INAC)
17 杉田 亜未(伊賀)
15 高木 ひかり(ノジマ)
8 千葉 園子(ASハリマアルビオン)
14 中里 優(日テレ)
13 増矢 理花(INAC)
▽FW
9 大儀見 優季(フランクフルト)
11 菅澤 優衣香(千葉)
16 岩渕 真奈(バイエルン)
20 横山 久美(長野) -
『永遠のツンデレサッカー小僧』が1位♪《チームの中心イケメンキャプテン》
5月9日から16日までサポーターの皆さんに投票していただいたJリーグイケメンランキング第3弾『チームの中心イケメンキャプテン』ランキングの第1位はセレッソ大阪に所属する柿谷曜一朗選手でした!!
2位以下は こちらから ご確認ください!!
また現在投票受付中の《電球だって楽々交換♪高身長イケメン》ランキングの投票途中経過は以下の通りです。・1位が25%以上を獲得しているがまだまだどうなるかわからない!!
・3位以下も現状満遍なく投票されており23日の締め切りまで順位は変動しそう…投票は23日10時まで受け付けていますのでまだ投票していない方は是非投票宜しくお願いします!!
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「良い意味でオランダに慣れた。来季は爆発できるように」。シーズンを終えて太田宏介が帰国
オランダ・エールディビジのフィテッセに所属する太田宏介が、リーグ戦の全日程を終え20日朝に帰国した。今年1月にFC東京から移籍し、リーグ戦は出場停止となった1試合を除く16試合に先発出場し、2アシストを記録した。
太田は成田空港に到着すると、開口一番「日本はやっぱりいいですね!」と約5カ月ぶりの母国の空気を味わった。「ここ数カ月は時間が過ぎるのがとても早かった。生活や言葉もちょっとした壁があったけど、それも楽しみながらできた」。明るい性格の太田らしく、オランダでの日々を笑顔で語った。
フィテッセは今季18チーム中9位と過去5年で最低の順位に終わり、目標としたヨーロッパリーグの出場権も逃した。「もう少しチームの結果を出したかった。シーズン途中の移籍で、すでに完成されたチームの中に入っていく難しさもあったが、もっとやれた感触もある。ただ、良い意味でオランダサッカーに慣れることができた。来季は爆発できるように良い準備をしたい」。太田は悔しさをにじませながらも、すでに来季の戦いに目を向けていた。
6月に親善試合を行う日本代表については、「プロサッカー選手である以上、そこは目指すべき。個人としてもここからさらにオランダで結果を出して、代表入りにつなげたい」と語る。
異国の経験でまた一つたくましさを増した太田。まずは久々の日本で英気を養い、再び始まる戦いに向けて準備する。
写真・文:西川結城
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