EL GOLAZO(エルゴラッソ)FLASH NEWS

2016.5.27(Fri)

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  • 川崎Fから日本代表に選出の小林悠、大島僚太とのホットライン開通を代表でも

    川崎Fから日本代表に選出の小林悠、大島僚太とのホットライン開通を代表でも

     キリンカップに臨む日本代表に川崎Fからは2人、大島僚太と小林悠が選出された。前者は初キャップであり、後者は連続しての選出になる。

    「自分はチャンスを決められていないので今回はどうかなと思った」とは小林の言葉。確かに、今季は巡ってくるチャンスを決められないことも多く、リーグ戦もここ2試合でシュートを多く打ちながらもノーゴール。とはいえ、5ゴール4アシストと川崎Fの攻撃を引っ張る一人であり、チームにはなくてはならない存在だ。

     今回はいまだ成し遂げていない代表初ゴールにも期待がかかるが、それを大きく近づけそうなのは大島僚太の存在。

    「自分の良さを1人でも分かっている選手がいるのはプラスになるので、練習中からアピールしていければと思いますし、頑張りたい。フロンターレで見せているような裏への抜け出しや崩しをできればと思う」とともに代表のピッチでプレーする機会を強く望んだ。

     プロ入り後、チームを変えることなく川崎Fに在籍し続けている"生え抜き"の2人。日の丸の舞台で活躍する2人に期待が懸かる。

    文:竹中玲央奈(川崎F担当) 写真:六川則夫

  • 鹿島の日本代表・昌子源、「世界で日本を勝たせるにはまずCB」

    鹿島の日本代表・昌子源、「世界で日本を勝たせるにはまずCB」

     キリンカップを戦う日本代表に選出された昌子源が、「世界で日本を勝たせるにはまずCB」と意気込んだ。

     現在23歳の昌子源。同年代の攻撃的なポジションには宇佐美貴史、武藤嘉紀、小林祐希などが今回も代表に選ばれ、下の世代からも大島僚太、浅野拓磨が選出された。しかし、「前はいるけど、後ろは…」と言われてしまう現状に忸怩たる思いを抱いているという。

     「じゃあどうするかと言ったら、俺やナオ(植田直通/鹿島)、岩波(拓也/神戸)、奈良(竜樹/川崎F)とか若いメンバーが強く引っ張っていかないと日本は強くならないと感じる」

     鹿島では植田とのコンビが安定感を増してきたが、代表での実績はまだまだ少ない。オリンピックを経験できるリオ世代は短期間で急成長を遂げる可能性も秘めている。

    「リオが終わったときにCBは本当の意味で激戦がバチバチ始まると思う。その意味ではいまがチャンス。とにかく良いプレーを心がけてやりたいと思う」

     下からの突き上げに危機を感じつつ、チャンスを逃さない心づもりだ。

    文:田中滋(鹿島担当) 写真:六川則夫

     

  • 北信越ダービーへ。岩間雄大は試合のイメージをふくらませる

    北信越ダービーへ。岩間雄大は試合のイメージをふくらませる

     今節の明治安田J2第15節はアウェイで金沢と対戦する松本。現在22位に沈む金沢にきっちり勝利して、さらなる浮上への足掛かりとしたいところ。ただ、金沢はフォーメーションを慣れ親しんだ[4-4-2]に戻してから、2勝2分と負けなし。下位相手と甘い気持ちでいれば、たちまち足元をすくわれるだろう。

     ただ、その心配はなさそうだ。「チームに浮ついた雰囲気はない」と断言するのは岩間雄大。相対する金沢については「基本的に堅守速攻のチーム。水永に当てて、ほかの選手がその周りにいるという印象。長いボールを跳ね返し、セカンドボールを拾っていきたい」と対戦時のイメージはできている様子。

     また自身については、「(累積警告3枚のため)不用意なカードをもらわないようにしつつ、ミドルシュートなどで得点も狙っていきたい」と守備だけでなく攻撃でも貢献する構えだ。

    文:多岐太宿(松本担当)

  • 大宮の家長昭博、ハリルホジッチ監督から要求があったことを明かす

    大宮の家長昭博、ハリルホジッチ監督から要求があったことを明かす

     26日の日本代表メンバー発表記者会見で、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督の口から「候補リストにはある」として名前の出た大宮の家長昭博。「前から協会の人からは言われていた」と驚きはなかったそうだが、かねてより「代表には入りたいといつも思っている」という思いは隠していない。

     JFAのスタッフを通じて、ハリルホジッチ監督から求められていることなどは伝えられているという。求められることは理解した上で、大宮での日々のプレーに取り組んでいる。

    「できていないところがいっぱいあるし、ちょっとずつやれればいい。自分の足りないものとか、いまの日本代表の監督が求めているものがある。そういう部分を自分が満たせるように頑張っていきたい」(家長)

     今年で30歳を迎える家長だが、成長に対する貪欲さは大宮の若手たちも見習うほど。ハリルホジッチ監督の“課題”をクリアする日も、そう遠くないかもしれない。

    文:片村光博(大宮担当) 写真:徳丸篤史

  • J2で10位まで順位を下げた清水、選手のみのミーティングを実施

    J2で10位まで順位を下げた清水、選手のみのミーティングを実施

     今季初の連敗を喫し、順位も二桁の10位となった清水。成績も5勝4分5敗のイーブンとなり、ここで踏ん張り切れるかどうかという今まさに正念場を迎えている。この事態に、27日の練習後、チーム最年長の西部洋平が声をかけ、選手のみミーティングを行った。「1回で変わるとは思わない」と西部は話すが、今季初めて選手だけで話し合う機会を作ったことで、気持ちの面で変化が現れたことは間違いない。

     村田和哉もその意気を感じた一人。

    「自分も含めて一人ひとりがこの状況を変えたいと思っているし、自分たちもこんなものではないと思っている」と奮い立つ。また、村田にとっては今節出場すればリーグ通算100試合という節目を迎えることになり、

    「メモリアルの試合になるので、さらに気合いが入る。これをきっかけにして決定的な仕事をしたい」と、より気持ちの乗った試合になる。

     どんなことでも放っておけば、次第に悪くなるもの。それを好転させるには、大きな力が必要とされる。そのきっかけとして、このように選手同士のミーティングや個人の記録などは大いに活用すべきだろう。ホームで2勝目を挙げ、再び上昇への道筋を作る。

    文・写真:田中芳樹(清水担当)

  • 元イングランド代表FWのジェイが、日本代表入りした小林祐希を賞賛。「本田圭佑選手などともそれほど遜色はない」

    元イングランド代表FWのジェイが、日本代表入りした小林祐希を賞賛。「本田圭佑選手などともそれほど遜色はない」

     磐田のFWジェイが27日、日本代表に初選出された小林祐希を称賛した。

    「もちろんすごくうれしい。彼は日本代表に値する選手だと思う」と真剣な表情で話す。さらにハリルジャパンのエースを引き合いに出してこう語った。

    「祐希の持っているものを見れば、本田圭佑選手などともそれほど遜色はないと思う。本田選手と何が違うかと言ったらメンタリティーだったんでしょう。でもいまは、そういった差もだいぶ縮まってきたのではないかと」

     ジェイ自身もイングランド代表としてキャップ数を刻んでいるが、「一つの名誉。サッカー選手としてそこにたどり着くというのは、一番高い目標達成と言っていいと思う」と国を背負うことに意義についても述べた。

     ジェイはこの日行われた紅白戦で主力組としてプレー。左足の痛みもなくなったようで、スタメン出場の可能性もある。川崎Fを叩く上でこの男の存在は欠かせない。

     けがから復帰したジェイと日本代表入りを果たした小林は、首位チームを相手にどのようなパフォーマンスを見せるだろうか。

    文:青木務(磐田担当) 写真:六川則夫

  • 教え子・小林祐希の代表初選出に、東京V・冨樫監督「非常に遅い」

    教え子・小林祐希の代表初選出に、東京V・冨樫監督「非常に遅い」

     キリンカップに挑む日本代表が発表され、東京V育ちでジュビロ磐田に所属する小林祐希が初招集。東京Vユース時代も含め過去に小林を指導した東京Vの冨樫剛一監督も喜んでいる。

     「本人も思っているだろうけど、非常に(代表に入るのが)遅い」と強調しながら、小林の初招集を素直に喜んだ冨樫監督は、「彼がこれまでにどんな道のりを歩んできたかというのを思い切って出して欲しいなと。これが通過点になるように、周りといいコミュニケーションをとって、良さを出してもらえるような信頼関係が出ればなと思う」とエールを送った。

     一方で、小林の代表招集に指揮官も刺激を受けたと話す。「彼もそうだけど、その前後の世代を含めて、たくさんA代表に入っていかなければいけない人間をチームでプレーさせていると思っている。(代表選手を)出てこさせなければいけないし、(そういう意味では)自分自身にも励みになる」。

     有望な若手を受け持つ身として、今後の冨樫監督の手腕にも注目したい。

     

    文:林遼平(東京V担当) 写真:六川則夫

  • 徳島ユース、スペインの国際大会で奮闘中

     徳島のユースは5月23日~6月3日の日程でマドリード(スペイン)へ渡り、今年で12回目を迎える『Mundial Clubes U17』に参加。コリンチャンス(ブラジル)、デポルティーボ・ラ・コルーニャ(スペイン)、ラージョ・バジェカーノ(スペイン)、パルメイラス(ブラジル)、レアル・マドリー(スペイン)、アトレティコ・マドリー(スペイン)、スポルティング・クリスタル(ペルー)、クラブ・アトレティコ・ナシオナル(コロンビア)と世界の名だたる強豪クラブに徳島ヴォルティスも名を連ね、全9チームで大会が行われている。

     現在は3チームずつ3グループに分かれ、準々決勝以降のトーナメント8枠を争う予選リーグの真っ只中。徳島はGROUP 1。初戦でブラジルの強豪コリンチャンスに4-1で勝利、2戦目はRマドリー戦に0-5で敗れ、1勝1敗で一足先に2試合を終えた。他チームの状況にもよるが、1勝したことで準々決勝進出は濃厚だろう。朗報を待つ!

    文:柏原敏(徳島担当)

  • ポジティブ丹羽、超鬼門・味スタで「勝つイメージはできている」

    ポジティブ丹羽、超鬼門・味スタで「勝つイメージはできている」

     G大阪は、29日のJ1・1st第14節で鬼門の味の素スタジアムに乗り込む。

     本紙掲載のFC東京戦の予想フォーメーションの選手寸評では、あえて各選手の項目で「鬼門破り」を強調したが、丹羽大輝には「鬼門などポジティブ男には一切無縁だ」と記してみた。27日の練習後に、アウェイのFC東京戦の戦績について聞くと、やはり返って来た答えは「僕は何も気にならない。逆にそこに携われるだけ、楽しみかな」という予想どおりのものだった。「携われる」の意味を番記者らから逆質問された丹羽は「勝つイメージはできているので、その一員としてピッチに立てるのが楽しみ」とむしろ鬼門破りに前向きな様子だ。

     もっとも2002年以降、4分8敗という数字を聞かされると「エグいっすね、その数字は。何でなんですかね」と話していた。

     敵地でのジンクスが続くのか、それともポジティブ男が笑うのか。注目の一戦だ。

    文:下薗昌記(G大阪担当) 写真:六川則夫

  • 浦和・梅崎と鳥栖・林が合同で被災者100人を試合に招待

    浦和・梅崎と鳥栖・林が合同で被災者100人を試合に招待

     浦和の梅崎司が、鳥栖に所属するGK林彰洋と協力し、5月29日のJ1・1st第14節・鳥栖戦に熊本地震の被災者100人を招待することになった。

     梅崎は今回の支援の経緯について「東北大震災の時はすぐに何か行動できたかと言うと何もできなかった。今回はその反省も踏まえて、生まれ育った九州ということで何かできないか考えた」と説明。ホーム・アウェイ両選手よる合同招待はJリーグでも極めて異例だが、「林はU-18(代表)から一緒にやってきた仲。連絡したら一緒に是非やりたいと言ってくれた。クラブ同士も協力してくれたのでありがたい。これから力を合わせてやっていかなきゃいけない」と林や両クラブへの感謝の思いを口にした。

     梅崎はアタッカーであり、林はGKということで、ニュートラルな招待者にとってはどちらを応援していいか難しいが、「僕はゴールを狙っていくし、林は逆に守らないといけない立場だし、そういう部分でのサッカーのおもしろさもあると思う」と笑った。熊本や大分の人たちに少しでも元気になってもらうため、梅崎は林が守るゴールをこじ開けにいく。

     

    文:菊地正典(浦和担当) 写真:六川則夫

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