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山形のMF鈴木雄斗が負傷離脱。全治4週間
山形が、MF鈴木雄斗の負傷離脱を発表した。トレーニング中に負傷していた鈴木は、チームドクターによる検査の結果、右ひざ内側半月板損傷で全治4週間と診断された。鈴木は横浜FMの下部組織出身で、プロとして水戸で4年間プレーし、今季から山形に加入していた。 -
仙台のMFリャン・ヨンギが負傷離脱。全治4~5週間
仙台がMFリャン・ヨンギの負傷離脱を発表した。リャンは19日のJ1・1st第4節・名古屋で負傷。仙台市内の病院で精密検査を受けた結果、右ひざ外側側副じん帯損傷で全治4~5週間と診断された。 -
遠藤、今野、井手口、3人の猛者に囲まれながら…神戸のペドロ、阪神ダービーで魂の球際バトル
19日に開催されたJ1・1st第4節・神戸vsG大阪の“阪神ダービー”で、2アシストと気を吐き、勝利に貢献したのが神戸のFWペドロ・ジュニオールだ。
特に2点目のアシストにつながったボールキープが素晴らしかった。バイタルエリアでボールを受けたペドロは、まずG大阪のU-23代表MF井手口陽介のチャージを受けながらボールをキープすると、ペドロの体勢が崩れたところを見逃さずにボールを奪いに来たDF今野泰幸の強烈なチャージを受けてひざまつきながらもボールを離さず。すぐに立ち上がりながら、さらに寄せてきた遠藤保仁もかわして前を向き、レアンドロのゴールをアシストした。
「ガンバはボールを持ったときのクオリティーが高い印象のチームだが、守備でも球際は厳しく寄せてくる。そこは戦いだと(ネルシーニョ)監督から常に言われている。球際で強さを見せること、負けないことを要求されていた」。ペドロが見せた「球際で負けない」というこだわりが、神戸に阪神ダービーでの勝ち点3をもたらした。
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U-23代表、ポルトガル遠征メンバー変更。大島、浅野が外れて小泉、オナイウを追加招集
日本サッカー協会は20日、ポルトガル遠征(21日~30日)のメンバー変更を発表した。川崎FのMF大島僚太と広島のFW浅野拓磨が負傷のためメンバーから外れ、新潟のMF小泉慶、千葉のFWオナイウ阿道が追加で招集された。
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FC東京、MF橋本拳人が負傷離脱。全治2~3週間
FC東京は20日、MF橋本拳人が19日に行われたJ1・1st第4節・鹿島戦で負傷し、左大腿二頭筋筋挫傷で全治約2~3週間と診断されたと発表した。
FC東京下部組織出身でプロ5年目の橋本は今季のリーグ戦で開幕から4試合連続で先発出場。元韓国代表MFハ・デソン、元日本代表DF駒野友一らが負傷離脱する中で、SBやボランチをこなし、チームに大きく貢献していた。
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ヘディングマスター岩政大樹の華麗なループシュート
20日に行われたJ2第4節・水戸vs岡山は、後半ロスタイムの92分に追い付かれた岡山が、その1分後の93分に勝ち越しゴールを奪い、3-2で勝利した。
劇的な決勝点を奪ったのはDF岩政大樹。J屈指のヘディングの強さを誇る元日本代表が、得意の頭で華麗なループシュートを見せた。岩政本人は「鹿島時代からさんざん練習してきた形」と試合後に明かしている。
この試合では先制点を奪ったのも岩政だった。水戸の西ケ谷隆之監督は「岩政一人に翻弄されてしまった」と悔やんでいた。
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【エルゴラッソ本紙コラム/鹿島】“金崎夢生”がもらたす好影響
「みんなで取った勝ち点3。選手を褒めてあげてください!」
ヒーローインタビューはまるで監督みたいな言葉だった。とはいえ、実際にピッチでチームをけん引するのは金崎その人だろう。攻撃では2得点を挙げるだけでなくピッチを幅広く走り回って起点となり、守備ではパスコースを限定することで背後の守備陣を助けた。記者会見で、「攻守において中心になっているのでは?」と質問された石井監督も「いま言われたとおりだと思います」と応じる以外になかった。いま鹿島の中心には金崎がいる。
その役目を長きに渡って担ってきたのは小笠原だった。背中で語る男は、いまでもいぶし銀の輝きを放っている。ゲームを読む力が問われるポジションの選手たちにとっては、いまでもお手本になる存在だ。だが、ポジションを下げてからの年間得点数を数えるには片手で足りる。攻撃的な位置の選手たちにとっては精神的支柱ではあるものの、プレーを真似る対象ではなかった。
そこへやってきたのが金崎だった。ポジションを得るためには練習の中からどういう姿勢を見せればいいのかに始まり、ゴールを奪うためには、ボールを収めるためには、守備を助けるためには、そのすべての規範となるプレーを体現して見せたのである。そのため前線には、赤﨑、鈴木と“金崎信者”は多い。それが分かっていたからこそ、このオフ、クラブは最後の最後まで金崎獲得をあきらめなかった。鈴木満常務取締役強化部長は「(金崎)夢生がいるのは大きい」と話す。
「(小笠原)満男や夢生といった選手は“こうやるんだ”とプレーで示すことができる。そういう選手がいるといないでは全然違う」この日も序盤こそ森重や丸山につぶされた場面もあったが、運動量とプレーの激しさは最後まで落ちなかった。いま鹿島を引っ張っているのは間違いなく金崎だ。(鹿島担当/田中滋)
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「金崎には点取り屋の才能がある」(岡田武史氏)
19日に行われたJ1・1st第4節・鹿島vsFC東京で、2ゴールを決めて勝利に貢献したのが日本代表の金崎夢生。2ゴールとも素晴らしかったが、試合後の『スカパー!マッチデーハイライト』で解説を務めた岡田武史氏、山口素弘氏がともに絶賛したのが、1点目を象徴とする金崎の「ストライカーとしての嗅覚」だった。具体的に言えば、「ゴール前でのこぼれ球への反応」である。
50分の1点目は山本脩斗のシュートが緩い弾道になり、周囲が少し気を抜いたところ、一人だけあきらめずに反応して詰めた。この得点場面だけではない。56分のFK、58分のCKにも、金崎は最後まで詰めていた。
解説の岡田氏はこうした金崎のプレーを、「ポルトガルに行って良くなった」「点取り屋の才能がある」と称えた。
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本日のエルゴラッソ本紙1面