-
U-23韓国代表MFキム・ミンテ、仙台2年目で見せる成長
プロ2年目の今季。指示もすべて日本語で出せるようになった
PHOTO:Seiro Itagaki
2年目のキム・ミンテが、ナビスコカップグループステージ第1節・新潟戦(1○0)で今季公式戦初出場を果たした。ルーキーだった昨季はJ1・16試合、ナビスコカップ1試合に出場。しかしシーズン途中で壁に当たり、終盤は出場機会を減らした。また、今季のキャンプは負傷の影響で出遅れており、練習試合やJサテライトリーグで調整。新潟戦で今季初めて先発し、フル出場した。この試合でのキム・ミンテは、相手に攻め込まれる苦しい時間も経験しながら、無失点勝利に貢献。「無失点に抑えられたのは、自分のできがどうこうというより、周囲とカバーし合えたおかげ」と謙虚な姿勢を見せたが、プレー面では昨季よりもチームを引っ張る意識が強くなったという。渡邉晋監督も「キャプテンの(関)憲太郎だけでなく、(大岩)一貴や(キム・)ミンテが積極的に声を出してくれた」と評価した。
試合中の指示はすべて日本語で出せるようになった。新潟戦では自らピッチの広範囲を駆け回りながら、「大声を出してチームを引き締めることも、率先してやるようになった」と、味方を“動かす”ところでも成長を見せている。
U-23韓国代表での活躍も期待される若きボランチは、さらなる飛躍を誓う。(エル・ゴラッソ仙台担当/板垣晴朗)
-
大分、FWパウリーニョが負傷離脱。全治6週間
大分が、FWパウリーニョの負傷離脱を発表した。パウリーニョは20日の練習試合で負傷、検査の結果、左ハムストリング肉離れで全治6週間と診断された。パウリーニョは今季リーグ戦でまだ出場がなかった。
-
甲府のDF柴村直弥が負傷離脱。全治4~6週間
甲府が、DF柴村直弥の負傷離脱を発表した。柴村は21日の練習中に負傷、検査の結果、左ひざ内側側副じん帯損傷で全治4~6週間と診断された。
-
仙台、MF金久保が肉離れで全治4週間
仙台が、MF金久保順の負傷離脱を発表した。金久保は3月19日の名古屋戦で負傷、精密検査を受けた結果、左内転筋肉離れで全治約4週間となった。金久保は開幕からリーグ戦4試合連続で先発出場していた。
-
日本代表、他グループの結果によりW杯アジア最終予選進出が確定
24日に各地で行われたワールドカップ(W杯)アジア2次予選の結果により、日本代表は2次予選を突破して最終予選へ進むことが確定した。
日本代表は24日に埼玉スタジアムでアフガニスタンと対戦し、5-0の快勝を収めてグループE首位の座を守った。その後行われた同グループの試合でシリアがカンボジアを6-0で下し、日本との勝ち点1差を守ったため、1試合を残して日本のグループ首位が確定することはなかった。
だが、最終予選には各グループの首位チームのほか、グループ2位の中で成績上位の4チームも進出することができる。日本は29日に行われるシリアとの直接対決に敗れてグループを2位で終えたとしても、他グループとの兼ね合いにより2位チームの中で成績上位4位以内に入ることが確定したため、この時点で最終予選進出が決定している。 続きは…(提供元:goal.com)
-
横浜FM、4月からアイザック・ドル氏がスポーティングダイレクターに就任
横浜FMは25日、4月からルーマニア人のアイザック・ドル氏がスポーツダイレクターに就任すると発表した。ドル氏は1994年~96年まで立正大サッカー部の監督、その後名古屋グランパスエイトの下部組織、アル・ヒラル、アル・サッドといった中東のクラブ、ルーマニアU-19代表などで主にコーチを務めた。2015年からは米国のヒューストン・ダイナモU-23の監督を務めている。
-
横浜FM、チーム統括本部長が3月末日で退任
横浜FMは、下條佳明チーム統括本部長が3月末日を持って退任すると発表した。下條氏は1985年に日産自動車サッカースクールヘッドコーチとなると、その後横浜FMのコーチや監督などを歴任。2010年から現職に着いていた。
-
横浜FMが獲得したキュラソー代表のFWマルティノス、早速練習に合流。「ゴールよりアシストが好き」
早速練習に合流しているマルティノス。183cm/70kgでしなやかな体つきをしている
PHOTO:Masahiko Fujii
25日、横浜FMはキュラソー代表のオランダ人FWマルティノス(25)をルーマニア1部ボトシャニから完全移籍で獲得した。23日に来日し、獲得発表当日から全体練習に合流。ボール回しやフォーメーション練習など約1時間半、汗を流した。
10代のころはオランダU-16、U-17、U-18の世代別代表に選出された経歴を持ち、その後に出身地であるオランダ領のキュラソー代表を選択し、国際Aマッチ3試合に出場している。
練習後、報道陣の取材に応じたマルティノスは「自分は右サイドのウイングの選手。ゴールよりもアシストのほうが好き」と自己紹介。スピード感あふれるドリブルと正確なクロスで相手に脅威を与える存在になりそうだ。目標として「10アシスト」を公言した新助っ人から目が離せそうにない。 (エル・ゴラッソ横浜FM担当/藤井雅彦)
-
「そろそろ決めないとまずい」。水戸新加入FW佐藤和弘の焦り
「そろそろ決めないとまずい」。25日の練習後、金沢から今季移籍加入した水戸のMF佐藤和弘は今季初ゴールへの意欲をそう表現した。
その思いの根幹にあるのは、前節岡山戦での悔しさだ。「あれだけチャンスがあったのに決め切れなくて、チームメートに申し訳ない気持ちでいっぱい」と反省の弁を口にした。だからこそ、今節こそ「ゴールを決めて勝利をもたらしたい」という気持ちが強いという。
また、前節途中出場のFW宮本拓弥がゴールを決めたことも刺激になっている。「同じポジションの選手があの短い時間で結果を出したと思うと、もどかしさを感じる」と胸中を告白した。
4試合先発でノーゴール。焦る気持ちは分かる。ただ、試合を重ねるたびに周囲との連係が深まり、ゴール前に侵入する回数も増えている。ゴールの予感は確実に漂っている。昨季J2初ゴールを決めた「縁起のいい」長良川競技場で初ゴールを決め、チームに初勝利をもたらす。そのために背番号26はピッチに立つ。(エル・ゴラッソ水戸担当/佐藤拓也)
もっと見る