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なでしこ新監督が率いるU-20日本女子代表のメンバーが発表
日本サッカー協会は16日、パプアニューギニア遠征(22日~28日)に参加するU-20日本女子代表のメンバーを発表した。
指揮を執るのは、4月になでしこジャパンの監督就任が発表され、男女を通じて日本初のA代表監督となった高倉麻子氏(48)。チームは24日にU-20パプアニューギニア女子代表、27日にU-20アメリカ女子代表と対戦する。
GK18 浅野 菜摘(ちふれASエルフェン埼玉)
1 松本 真未子(浦和レッズレディース)
DF
2 守屋 都弥(INAC神戸レオネッサ)
16 吉田 凪沙(FC吉備国際大Charme)
6 松原 志歩(セレッソ大阪堺レディース)
3 市瀬 菜々(ベガルタ仙台レディース)
4 南 萌華(浦和レッズレディースユース)
MF
8 西川 彩華(ジェフユナイテッド市原・千葉レディース)
10 水谷 有希(筑波大)
13 島村 友妃子(日体大 FIELDS 横浜)
5 大久保 舞(岡山湯郷Belle)
14 上野 真実(愛媛FCレディース)
15 安齋 結花(ジェフユナイテッド市原・千葉レディース)
7 神田 若帆(AC長野パルセイロ・レディース)
FW
12 鳥海 由佳(日テレ・ベレーザ)
11 河野 朱里(早稲田大)
9 児野 楓香(日体大 FIELDS 横浜)
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チャンスをつかめ。鳥栖MF楠神、古巣・川崎F戦で目指す“起死回生”
不遇の状況にある鳥栖のアタッカーが奮起を誓った。
C大阪から今季加入したMF楠神順平だが、ここまでリーグ戦、ナビスコカップでも出場がない。ベンチ入りもJ1・1st第8節・磐田戦で一度あっただけで苦しい状況が続いている。自身の持ち味とチーム戦術が合致しない不遇の影響が出てしまっている状態だ。
しかし、そんな楠神にチャンスが巡ってくるかもしれない。マッシモ・フィッカデンティ監督は連戦に向けて、「明後日の試合はかなり大きく変えて試合に挑むことになります」と18日のナビスコカップ第5節・川崎F戦でのメンバー変更を明言した。
これを受けて楠神は「出られるかは分からないが」と前置きしながら、「サブ組からしたらチャンス。こういうワンチャンスしかないので、しっかりアピールするしかない。トップチームが点を取れていないので、前の選手としてはそこを意識していきたい」と意欲を見せていた。
「ワンチャンス」と自身で表現したように、置かれている状況の厳しさはよく理解している。いまの鳥栖に足りない個での打開力を楠神は見せることができるか。プロ生活をスタートさせた古巣相手から、自身の現状を一変させる起死回生の活躍を目指す。
文:杉山文宣(鳥栖担当)
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「思い出深いスタジアム」。井原監督、アウェイ・横浜FM戦へ
井原正巳監督が、“かつてのホームスタジアム”への思いを語った。
18日にナビスコカップ第5節・横浜FM戦をアウェイで戦う福岡。井原監督にとっては現役時代の多くを過ごした古巣との一戦になる。その舞台はニッパ球、かつてのホームスタジアムだ。昨季、J2の横浜FC戦で一度、監督としてピッチに立っているが、横浜FM戦では初めてとなる。「僕自身の個人的なことを言えば、思い出深いスタジアム。横浜FMの最初の優勝、95年の1stステージの優勝を決めたスタジアムでもあるので感慨深いところはあります」とやはり、特別な思いはあるようだ。
井原監督は、決勝トーナメント進出へ、残り3試合での必要勝ち点を最低でも「5」と定めているという。「やるからには勝負にはこだわる。中2日の(リーグ戦の)柏戦も頭にはありますが、しっかりと横浜FM戦で勝負にこだわって戦えるメンバーで臨みたい」と厳しい日程も総力戦で臨む構えだ。
文:杉山文宣(福岡担当) 写真:六川則夫 -
京都のMF永島が左手骨折で手術
京都は16日、MF永島悠史(19)が左手舟状骨骨折で6日に手術を行ったと発表した。永島は京都の下部組織出身で、昨年9月にトップチームに昇格。今季ここまでの出場はない。
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うまスタ開催の熊本vs町田はノエスタで代替開催が決定
熊本は16日、28日にホームで開催予定だったJ2第15節・町田戦が、兵庫県神戸市のノエビアスタジアム神戸で開催することが決定したと発表した。
このたびの平成28年熊本地震の影響により、うまかな・よかなスタジアムの安全確認が現時点で完了していないことに鑑み、試合運営の準備期間を確保することが困難であることから、同スタジアムでの開催を断念し、今回の決定に至った。
うまかな・よかなスタジアム開催分のチケットは、すべてノエビアスタジアム神戸でそのまま利用できる。また、チケットの払い戻しは、後日、熊本オフィシャルサイトにて発表される。
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あのロマーリオの息子が2カ月ぶりにJリーグの試合に出場
かつてアメリカW杯で大会MVPを獲得し、バルセロナ(スペイン)などでも活躍した世界的ストライカー・ロマーリオ。その息子である金沢のロマリーニョがホームデビューを果たした。
加入当初は、守備や攻守の切り替えについていけずに戸惑うこともあり、タイトな寄せにつぶされることもしばしば。それでも、日々トレーニングを積み重ね、少しずつ金沢のサッカーに適応していった。
ただ、ここまでの出番はわずか1試合。その試合も出場時間は約10分間と短く、ボールタッチも少なかった。最後の出番からおよそ2カ月。15日に行われた東京V戦の74分、ロマリーニョはひさびさにピッチに立つと、直後の75分に中盤でボールを受けてタメを作り、水永の同点ゴールの起点となった。
その後も独特のタッチで前を向いてボールを運ぶなど、能力の片鱗を見せた。「サイドでボールを運べる選手の一人。その辺を彼に期待して右サイドで使った」という森下仁之監督の起用に応え、また、守備でも穴を作る場面はなかった。
「長い間試合に出られなかったが、いつも練習をハードにやっている。自分が出てから少しは流れを変えることができた。ドリブルやパスなど自分が得意なプレーを出せたので良かった」と試合を振り返ったロマリーニョ。「練習の中でもプレッシャーがすごく速い。それを乗り越えていけたら、もっと自分の良さが出せる」と、今後の課題克服についても意欲を見せた。
以前から「金沢には何でもある。食事にも慣れた」と話しており、金沢での暮らしを満喫している様子。ロマーリオの息子、ロマリーニョが本領を発揮するのは、これからだ。
文:野中拓也(金沢担当)
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鹿島の救世主となれるか!? 強化指定選手の左SB小池裕太にチャンス到来
16日、ナビスコカップ第5節・湘南戦(18日)を想定した紅白戦が行われ、レギュラー組に強化指定選手のDF小池裕太(流通経済大2年)が入った。
自身も強化指定選手の経験がある永木亮太は、「足下の技術もしっかりしているし、キックの精度もある。ウチは左利きが少ないし、大事な存在。緊張すると思うけど、経験のある選手もいる。僕も強化指定(選手)で試合に出ていたし、助けられたら」と話した。
鹿島は、左SBの山本脩斗のバックアップがいない。ナビスコカップ第1節・甲府戦では本来ボランチの三竿健斗が務めるなど、練習からさまざまな選手を起用し、ポジションに馴染ませてきたが、どの選手も結果を出せていなかった。
5連戦の真っ只中ということもあり、山本脩斗には無理をさせたくないチーム事情もある。小池裕太は鹿島の救世主となることができるか。
文・写真:田中 滋(鹿島担当) -
日本代表入りも噂されるFCソウルの高萩洋次郎との邂逅を楽しみにする浦和の選手たち
(キャプション)髙萩(右端)はかつて広島で森脇(左から二人目)らと一緒にプレーした
18日、浦和がACL決勝ラウンド16・第1戦、ホーム・埼スタでのFCソウル戦に臨む。浦和にはFCソウルの高萩洋次郎との戦いを心待ちにしている選手たちがいる。高萩は広島ユースから二種登録での出場を経て04年にトップ昇格。ペトロヴィッチ監督の指導を受け、西川周作、槙野智章、森脇良太、柏木陽介、石原直樹、李忠成とともにプレーした。「仲が良かったし、練習や試合以外でも1年のうち300日ぐらい一緒にいた」と言うのは柏木。「日本よりタフな試合をやっていると思うし、当たりは強くなっていると思う。ただ、そういう中でも淡々とプレーしているところが良い」と高萩を評価した。
また、西川はFCソウルの印象を聞かれて一言目に「洋次郎がいる」と言うと、「(対戦は)楽しみっす。(高萩が)移籍してから初めての対戦だし、代表に入るか入らないかと言われるぐらいまで来ている。4年間一緒にやってきた仲間でもあるので、非常に楽しみ」と白い歯を見せた。
ただ、旧友ではあるが当然、今回は打ち負かさなければならない相手。柏木は「視野が広いし、技術も高い。ワンタッチで入れてくるボールをケアしないといけない」と警戒すると、西川も相手FWアドリアーノとダムヤノビッチの得点力について問われると、「SBから洋次郎に入って洋次郎がすぐ縦に入れて、というパターンもあるが、ボールを出す選手に対して厳しく行ければ彼らに良い形でボールが渡ることはないと思う」と、彼らへパスを送る高萩を警戒していた。
ライバル心が強い日韓対決における日本人対決。まず埼玉の地で歓喜するのはどちらか。
文・菊地正典(浦和担当) 写真・徳丸篤史 -
3試合勝ちなしの磐田に朗報。守護神・カミンスキーが次節にも復帰の可能性
11日の練習中に股関節付近を痛め、J1・1st第12節のG大阪戦(1●2)を欠場したGKカミンスキーに、早期復帰の可能性が浮上した。
名波浩監督は守護神の状態について「結構良さそう。グロインペイン(症候群)かなと思っていたが、土曜日(14日)に調整したときは本人も(けがをしたときとは)顔が全然違った。セービングに関してはそんなに問題ないと思う」と語った。もちろん今後の経過を見守らなくてはいけないが、最悪の事態を回避できたことで指揮官はひとまず安堵の表情を浮かべた。「いまの段階ではまだ分からないし言えることもない。ただ、本人がいけると言うなら使うよ」と、回復具合とコンディション次第では週末のJ1・1st第13節・甲府戦での復帰もあるかもしれない。
文:青木 務(磐田担当) 写真:六川 則夫
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