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J2金沢が愛媛に勝利。1カ月ぶりに最下位を脱出
J2の金沢が18日に行われたJ2第8節(延期分)で愛媛に2-1で勝利し、約1カ月ぶりに最下位を脱出した。
けがから復帰した主将の作田裕次やアン・ビョンジュンが先発した金沢は、36分に安東輝のミドルシュートで先制すると、今季初めてリードしてハーフタイムを迎える。73分にはCKから金子昌広がゴールを挙げると、愛媛の反撃を1点に抑えて、今季2勝目を挙げた。この結果、金沢は得失点差で長崎を上回り、最下位を脱出した。
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明治大から名古屋に加入したDF高橋とMF和泉がプロA契約締結
名古屋は18日、DF高橋諒(22)が、4 日に行われたJ1・1st第10節・横浜FM戦でプロA契約締結条件である公式戦450分(J1)以上の出場を果たしたため、プロA契約を締結したと発表した。
また同日、MF和泉竜司(22)が8日のJ1・1st第11節・神戸戦で同様にプロA契約締結条件を満たしたためプロA契約を締結したと発表した。
両選手は、ともに今季明治大から名古屋に加入したルーキー。
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W杯南ア大会にも出場した元ギリシャ代表DFパパドプーロスが磐田に加入
磐田は18日、ギリシャ人DFアブラアム・パパドプーロス(31)の加入を発表した。登録名はパパドプーロスで背番号は『44』。
パパドプーロスはギリシャ代表として37試合に出場し、10年の南アフリカW杯や、ウクライナとポーランドで開催されたユーロ2012にも出場している。アリス→オリンピアコス(以上ギリシャ)→トラブゾンスポル(トルコ)を経て、昨季からは上海申花(中国)でプレーしていた。
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ブラジルで三都主アレサンドロとチームメートとなった千葉DF浦田。プロの心構えを学ぶ
ブラジルのPSTCへの期限付き移籍から復帰したDF浦田樹。異国の地では、日本では経験できないことを経験したと話す。特に元日本代表の三都主アレサンドロとチームメートとなったことは浦田にとって大きな財産になった。
現在38歳の大ベテランはSBではなく技巧派のトップ下としてもプレーし、左足のキックはいまだ健在。「本当に左足のキックはうまい。FKもすごかった」とその技術を間近で見た浦田は衝撃を受けたようだ。ただ、三都主から学んだものは「サッカーよりも心構え」だったという。「『海外では一人で静かにやるよりも、フレンドリーにやったほうが絶対に仲間と楽しくやれるしうまくなれる。ビビってやるな。何を言われても全然気にすることはない』とアドバイスを受けた」(浦田)。その結果、「こっちはすごく幸せだと気付けて、練習に取り組む姿勢だったり、ハングリー精神。ブラジルの選手はミスをすればかなり言ってくるので、『(言われても)そんなの関係ない』と思えるようになった」(浦田)。
今回の復帰は移籍ウインドー期間外のため、当分の間は練習や練習試合などでプレーを磨くことになる。公式戦に出られないためモチベーションの維持は難しいが、異国の地で学んだことを生かし、さらなるレベルアップにまい進してほしいところだ。
文・写真:松尾 祐希(千葉担当) -
4月のJ2月間ベストゴールに輝いた讃岐FW木島徹也。受賞者が自らのゴールを解説
4月17日に行われたJ2第8節・清水戦vs讃岐(2△2)で讃岐のFW木島徹也が62分に決めた同点弾が、4月のJ2月間ベストゴールに選ばれた。木島徹本人にそのゴールを解説してもらった。
試合は開始早々に讃岐がリードを奪ったが、後半に入り逆転を許す。その直後の同点弾だったが、「『負けるわけにいかない』ではないけど、ゴールに一番近いところで試合に出ているので、『自分が点を取らないと』、という気持ちはあった」と木島徹は振り返る。
映像10秒辺り、得点は馬場の縦パスから始まる。「(パスが)入るならそのタイミングしかなかったので、入ってきたらと考えながらプレーしていた」と、次のプレーが思い描けていた。ボールを受けるときに「DFが(自分から)離れているのが見えたので」ゴールへ向かう。ターンの良さが光ったが、「受け方よりもみんなが連動してくれたから。カズ(高木)が(サイドを)走ってくれたので、相手が少し寄っていたのもあると思う。みんなの動きが幾つも重なって、自分が決めただけ」と説明する。
とはいえ、最後のシュートは圧巻だった。「(映像20秒辺り、スライディングをかわした瞬間)ここで空いた」と一瞬コースは見えたが、その直後、そのコースはかなり厳しくなる。しかし、「信じて振り抜いた。雨じゃなかったら、はね返っていたと思う」と、右から巻いたシュートをポストに当てながらも豪快に叩き込んだ。
2月は仲間、4月は木島徹。早くも2度のJ2月間ベストゴールに輝いた讃岐。次にゴラッソを決めるのは誰だ!?
文・写真:柏原敏(讃岐担当)
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12試合ぶりに勝利した北九州。勢いを加速させるための“変化”
前節、首位・町田を1-0のスコアで下して、12試合ぶりの勝利を手にした北九州。相手を引き込む従来の守備に、自らがボールを奪いに行くアグレッシブな守備を融合させて手にした久しぶりの歓喜だった。
その勝利からリカバリーとオフの2日間を挟んで迎えた18日の練習はいつもと変わらず2部練習。午前練習もこれまたいつもと変わらずフィジカルトレーニングで始まったが、その内容に変化があった。いつものサーキット系のフィジカルトレーニングを終えたあと、吉満樹フィジカルコーチが実施したのがゴムチューブを腰に巻いてのトレーニングだった。その後には100mを段階的にスピードアップして走り抜くラン・トレーニング。この二つに関しては見慣れないメニューだった。
この新しいトレーニングの導入理由について吉満フィジカルコーチに尋ねると「時期的なものもあるが、いまチームは前に出て行く守備がテーマの一つになっている。前節の試合を見ても、その守備の部分であと一歩前に出ることができていれば、というシーンがあったので、メニューに落とし込んだ。もちろん、今日1日でそれだけのフィジカル的な成果が出るわけではないが、イメージを持たせることはできる。それが大事」とチームをさらに進化させるための狙いがあった。
心も体も前へ――。久しぶりの勝利を本物の勢いに変えたい。
文・写真:島田 徹(北九州担当) -
J3昇格1年目で躍進を見せる鹿児島のMF井上渉が全治6週間
鹿児島は18日、15日のJ3第9節・C大阪U-23戦で負傷したMF井上渉(29)が16日に鹿児島市内の病院でCT検査を受け、左第2~4腰椎横突起骨折で全治6週間と診断されたと発表した。
井上は今季ここまでJ3リーグ戦全試合に先発出場。JFLからの昇格1年目で4位につける鹿児島の躍進に大きく貢献していた。
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浦和のアジア16強戦。“Kリーグのマイケル・ジャクソン”に気を付けろ!
Adriano dominated the #ACL2016 Group Stage. pic.twitter.com/MQApOwKNAb
— AFC Champions League (@TheAFCCL) 2016年5月6日18日のACLラウンド16第1戦で浦和が対戦するのはFCソウル。浦和が最も警戒すべきはブラジル人アタッカーのアドリアーノだ。
FCソウルでの登録名はアドリアーノだが、ブラジル時代に知られた名は「アドリアーノ・マイケル・ジャクソン」。
ブラジルで最初にその存在が知られるようになったのはプレーではなく、ゴール後のパフォーマンスだった。2010年に所属したリオデジャネイロのアメリカで、ゴール後にマイケル・ジャクソンを真似たダンスを披露。ご丁寧にユニフォームの下にマイケル・ジャクソン風の白い手袋をしこんでおり、ゴール後にマイケルダンス――。
その後、パルメイラスなどのビッグクラブではブレークしきれなかったアドリアーノだが、地球の反対側でそのスピードを生かしてブレークした。
“Kリーグのマイケル・ジャクソン”に歓喜のダンスを許さないこと。計10得点でACLの得点ランクのトップを走るアドリアーノ封じが不可欠となる。
文・下薗昌記
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『チームの中心イケメンキャプテン』ランキング第5位 名古屋 田口泰士選手!! 本日は5位と6位の発表♪
第5位は
名古屋グランパス 田口泰士選手(顔はもちろん、他、クールな魅力! 足技抜群のテクニック!!)
でした!!
5月9日〜5月16日のサポーター投票結果をエル・ゴラッソ携帯版「速報!サッカーEG」にて行っています。
毎日2名ずつランキングが発表されるこの企画。貴方の投票した選手は何位にランキングしたのか?
気になる結果はこちらからどうぞまた現在第4弾《電球だって楽々交換♪高身長イケメン》ランキングの投票も実施中!!
貴方の投票がランキングを左右する!!投票はこちらから
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豊田章男会長が名古屋練習場へ激励に。「焦らず、心を一つに」
17日、株式会社名古屋グランパスエイト代表取締役会長である豊田章男氏が激励に訪れた。
豊田会長が練習場を訪問したのは、リーグ初優勝を遂げた10年シーズン以来のこと。「私が大変なときに、年初の、正月の新聞で(ストイコビッチ元監督が)『優勝をプレゼントしたい』と言ってくれたのを見てお礼に来ましたね」と当時を振り返りながら、「そのときにクラブハウスを見せてもらって、いろいろな声を聞きました。ちょっと遅れたけれども(今年4月に新設されたクラブハウスなど)いろいろと整いつつある。」あとは皆さんが頑張っておりますから、結果がピッチで出るようにというところを応援してあげたいなと思っております」と話した。
リーグ11位のチームの現状についても「結果は出ていないけれども、ゲーム自体は良い感じでやっていると思います。長い目で、忍耐を持って、愛情を持ってですから」とコメント。この日の練習後には監督、選手全員の前で「いつかは絶対に結果が出てくるから、焦らずに心を一つにやってほしい。僕はあまりこういうことを言わないんだけど、思いとしてはホームで負けてほしくないんですよ。ホームで勝てるチームになるよう、ぜひとも一緒に戦おうという感じで言いました」と激励の言葉を贈った。
21日には豊田スタジアムでのJ1第13節・鹿島戦が控える。主将の田口泰士も「会長から直々に言葉を頂けるというのは、選手の刺激になったと思うしモチベーションになります」と、あらためて身を引き締めていた。
文・写真:村本裕太(名古屋担当)
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