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日本代表初選出の磐田MF小林祐希、首位の川崎Fに敗れ「首位を狙うチームってこういうチームなんだなと思った」
J1・1st第14節・川崎Fvs磐田の一戦は1-0で川崎Fが勝利。連勝を狙った磐田だったが、首位チームの前に惜しくも敗れた。日本代表に初選出された磐田の小林祐希は先発出場したものの、84分に途中交代。「守備の時間が増えてしまったので、自分も少しイライラしてしまった部分があった。ボールを奪ったあとの迫力も向こうにはすごくあった。首位を狙うチームってこういうチームなんだなと思った。自分のプレーには全然納得できない」(小林祐希)と反省を口にした。 -
FC東京の城福監督、「今日はチーム、そしてサポーターにとってもリスタートとなる試合にしたかった」
味の素スタジアムで行われたJ1・1st第14節・G大阪戦で1-0と勝利を挙げたFC東京。勝ち点を『17』とし、11位に浮上した。
勝利の瞬間、渾身のガッツポーズを見せた城福浩監督は「5日前に上海(ACLラウンド16第2戦・上海上港戦)で受け入れがたい結末の試合をしてしまった。今でもあのゴールが決まった瞬間の、スタジアムの声は耳に残っている。今日まで本当に苦しかったが、選手もよく準備してくれた。大事なのは、ものすごく苦しかった4月があって、5月からはもう一度Jリーグの戦いにおいてチームの幹になるモノを見直して、積み上げていった。選手たち自身もどうにかしないといけないと感じ、選手とスタッフが一丸となれたことで少し上向きになっていったと思う。志が高いので、選手がヘッドダウンしそうなときもぐっと前を向けた。今日はチーム、そしてサポーターにとってもリスタートとなる試合にしたかった」と話した。
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「僕は触ってませんけど」。日本代表の小林悠がオウンゴールを誘い川崎Fが首位キープ
取りこぼしの歴史に終止符を打つ。川崎Fが苦しみながら7位・磐田を退けて首位をキープした。
29日のJ1・1st第14節・川崎Fvs磐田戦で川崎Fはボールを持って攻め続けた。しかし、ゴールが遠く、時計の針が進んでいく。ここで敗れれば鹿島に首位の座を明け渡すことになる。何度も中位、下位チームに敗れてタイトルを逃してきた川崎F。『歴史は繰り返す』。そんな言葉が浮かんだ88分。エウシーニョが右サイドから入れたグラウンダーのクロスに日本代表FW小林悠が飛び込むと、磐田のDF小川大貴のオウンゴールを誘った。「すごい良い崩しができた。僕は触ってないですけど、敵がいなかったら僕が触っていた」と振り返った小林悠。この1点を守り切った川崎Fが1-0で勝利した。
今季、浦和、広島などを倒していた曲者・磐田を倒して川崎Fが1stステージ制覇にまた一歩近付いた。
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[高校総体予選]U-17日本代表のDF生駒仁擁する鹿児島城西が全国への切符を掴む!
広島県で開催される高校総体の鹿児島県予選決勝が29日に行われた。
決勝に残ったのは、鹿児島城西高と加治木高。後半に2点を決めた鹿児島城西高が3年ぶり6回目の全国大会出場を決めた。
鹿児島城西高はこれで予選全5試合で無失点を達成。その堅守の中心にいるのが、U-17日本代表でもある2年生DF生駒仁だ。生駒は1年生ながら昨年度の高校選手権にレギュラーとして出場。実兄のDF生駒稀生(現・大阪学院大)とともにCBでコンビを組んだ。チームは惜しくも初戦で敗れてしまったが、多くのJリーグスカウトや識者たちから、その将来性を高く評価されていた。
今年3月にはU-17日本代表に初招集され、サニックス杯に参加。U-17北京選抜戦ではゴールを決めるなど、代表でも徐々に存在感を増してきている。
世代屈指のCBは、高校選手権の悔しさを胸に全国の舞台で躍進を狙う。
写真:徳丸篤史 -
「リオ五輪出場を目指したい」。新潟のU-23日本代表DF松原健が実戦復帰
新潟のU-23日本代表DF松原健がJ1・1st第14節・仙台戦で実戦復帰を果たした。67分に途中出場した松原は右SBでプレー。試合は2-4で敗れたものの、積極的にシュートを放つなど新潟に勢いをもたらした。新潟の吉田達磨監督も「ウチに一人もいなかった右SBが、やっと復帰してきた。本職がいるということの重要性が、今日は本当に分かったし、彼が入ってああなったという感触は大事に持っておきたいと思う」と松原の復帰を喜んだ。ひさびさの公式戦となった松原は「自分のプレーに関しては、久しぶりにしては良かったと思った。これを機に、ポジションを奪って試合に出て、リオ五輪出場を目指したい。ただ、その前にまずはアルビでポジションを取ることが先決。そのために、日々100%全力でトレーニングに取り組んでいきたい」と話した。 -
FC東京、今季ホーム最多37,805人が集まった味スタでACL敗退の悔しさ晴らす完封勝利
24日にACL敗退を余儀なくされたFC東京がJ1・1st第14節・G大阪戦に臨み、1-0と勝利した。0-0で迎えた80分、FKからFW前田遼一が頭で決め、これが決勝点となった。味の素スタジアムには今季ホーム最多の37,805人が集まり、FC東京は多くのサポーターと喜びを分かち合った。
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[クラブユース選手権U-18関東大会]昨季のクラ選王者・横浜FMユースなどが全国切符をつかむ
(昨季の王者・横浜FMユースが今季も夏の頂点を目指す)
クラブユース選手権U-18関東大会2回戦の3試合が29日に行われた。昨季の日本クラブユース選手権(U-18)王者の横浜FMユースはトリプレッタユースを7-0で下し、全国への切符を手にしている。そのほか、三菱養和ユース、東京Vユースがクラ戦出場を決めた。関東ではすでに栃木ユース、FC東京U-18、横浜FCユース、大宮ユース、柏U-18が全国切符を手にしており、これで11の枠のうち8チームが決まった。残る3つの出場権は鹿島ユース、武蔵野U-18、甲府U-18、相模原ユース、千葉U-18、トリプレッタユース、川崎F.U-18、浦和ユースの間で争われる。
写真:星智徳 -
東京五輪世代注目のFC東京U-18・GK波多野がJ3デビュー。好セーブ連発で長野に完封勝利!
東京五輪世代注目のGK波多野豪(FC東京U-18所属)がFC東京U-23の一員としてJ3デビューを飾り、完封勝利に貢献した。J3第11節・長野vsFC東京U-23の一戦に先発出場した波多野は5月25日に18歳になったばかりとは思えない落ち着きと195cmの長身を生かしたプレーで、好セーブを連発。チームに5試合ぶりの勝利をもたらした。
J3デビューを見事な完封勝利で飾った波多野は「今日は勝ちたかったので素直にうれしい。みんな体を張って、絶対に勝ってやるという気持ちが強かった。(今日の勝因は)そこに尽きると思う」と話した。FC東京U-23はこの勝利で勝ち点を『9』に伸ばし、最下位を脱出した。
写真:徳丸 篤史 -
[JFL]大学チームが優勝!? 1stステージ最終節を前に流経大ドラゴンズ龍ケ崎が首位に浮上
FC大阪と流経大ドラゴンズ龍ケ崎の2チームに絞られたJFLの1stステージ優勝争い。28、29日に1st第14節が行われ、流経大ドラゴンズ龍ケ崎が首位に浮上した。
2位の流経大ドラゴンズ龍ケ崎はホンダロックSCに0-0と引き分けたものの、首位のFC大阪がファジアーノ岡山ネクストに逆転負け。両チームは勝ち点(32)と得失点差(15)で並んだものの、総得点(流経大Dが29得点、FC大阪が28得点)で流経大ドラゴンズ龍ケ崎が上回り、首位に浮上した。
この結果、JFLの1stステージの優勝争いは最終節の直接対決で決着をつけることとなった。流経大ドラゴンズ龍ケ崎は引き分け以上で優勝。FC大阪は勝つしか、優勝の可能性はない。最終節は6月5日(日)に流経大ドラゴンズ龍ケ崎のホーム・龍ケ崎市陸上競技場たつのこフィールドで行われる。
写真:内田 浩嗣
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手倉森ジャパンに朗報! 新潟DF松原健が今季初のベンチ入り
J1・1st第14節・仙台vs新潟のメンバーが発表され、U-23日本代表DF松原健が今季初めてベンチ入りを果たした。松原は今年3月に右ひざ半月板の手術を行い全治約3カ月との診断をされていた。けが人が相次ぐ手倉森ジャパンにとっては朗報となりそうだ。
写真:六川 則夫
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