EL GOLAZO(エルゴラッソ)FLASH NEWS

2016.4.13(Wed)

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  • 「(大久保)嘉人と競争しているわけじゃない」。リーグ戦で先発から外れる佐藤寿人、抱く現在の感情は?

    「(大久保)嘉人と競争しているわけじゃない」。リーグ戦で先発から外れる佐藤寿人、抱く現在の感情は?


     3月12日の明治安田J1・1st第3節・湘南戦に足を痛めて前半でピッチを退いてから、スターティングイレブンに佐藤寿人の名前はなくなった。34歳になった佐藤はいま、広島に来て初めて経験する境遇と向き合っている。

     前節・鹿島戦で69分からピッチに送られ3試合ぶりに出場したが、2点のビハインドを負ったチームを救うことはできなかった。「2点差での途中出場はたぶん広島に来てからはなかった。仙台時代までの遡ることになると思うけど、若い頃とは違って経験を積んできた今だからこそチームを救えるようなモノを出していかないと」と佐藤は話す。ずっとスターティングイレブンに名を連ねてきた佐藤にとって、「確かに途中出場の難しさはある」。ただ、だからゴールが奪えないなどと言うつもりはない。

    「スタートからじゃないと仕事ができませんっていうんだったら、スタートで出続けられるチームに行けばいい。上を目指すチームの一員としてやっているわけで、途中からでも目に見える結果を出していかないと。監督も何かしてくれると期待して送り込んでくれていると思うんで、しっかりと応えていきたい」

     世間は川崎FのFW大久保嘉人とのJ1通算最多得点の争いに注目する。その中でも、「嘉人と競争しているわけじゃない」と言う佐藤は、「もちろんゴールを積み上げていきたいけど、チームが勝ってタイトルを奪いくことが一番大事で、そこに個人の記録は関係ない。5分だろうが90分だろうが、チームが勝つために何ができるか」と続けた。

     スターティングイレブンから名前がなくなっても『チームの勝利のためにゴールを目指す』佐藤の指針は変わらない。

    文:寺田弘幸 写真:六川則夫
  • リオ五輪目指す清水DF三浦弦太、所属チームとの練習試合でアピール。「弦太が一番良かったと思う」(村田)

    リオ五輪目指す清水DF三浦弦太、所属チームとの練習試合でアピール。「弦太が一番良かったと思う」(村田)


     13日、清水はU-23日本代表候補とアイスタで練習試合を行い、1-1で引き分けた。

     11分、FW大前元紀の右CKからニアでDF犬飼智也が頭で合わせ、こぼれたボールをMF村田和哉が押し込んで先制する。清水は今季のリーグ開幕戦からアイスタでゴールを決めていないが、「なかなか得点が生まれていない中で“裏第1号”となった。それを本番で第1号になれるようにしたいと思う」と村田。調子の良さをアピールした。

     30分ごとにメンバーを代えながら戦った清水だったが、「良い入りはできたが、そのあと(相手に)合わせてしまったところがあった」(小林伸二監督)と言うように、先制後からはU-23日本代表候補に押し込まれる展開が続く。

     それでも何とか抑えていた清水だったが、2本目の25分、U-23日本代表候補に一瞬のスキを突かれた。MF鎌田大地(鳥栖)のクイックリスタートからMF野津田岳人(新潟)が抜け出し、GK高木和徹との一対一に。これを冷静に制して同点に追いついた。

     試合は1-1のまま、タイムアップ。

     U-23日本代表候補のメンバーとして先発した清水のDF三浦弦太は、「少しやりづらさはあった」と話していたものの、村田が「(三浦)弦太が一番良かったと思う」と話したように、所属チームを相手にしても落ち着いたプレーを披露した。

     選手全員を試した清水は、讃岐戦でのホーム初勝利に向け良い準備となった。
     
    文・写真:田中芳樹(清水担当)


    (写真キャプション:練習試合とはいえ、局面では激しい競り合いもみられた)
  • 昌子、最終予選に向けて強気なコメント。「強い相手とやって勝ち上がったほうがいい」

    昌子、最終予選に向けて強気なコメント。「強い相手とやって勝ち上がったほうがいい」

     鹿島に所属する日本代表DF昌子源が、12日のW杯アジア最終予選の組み合わせ抽選会を受けて13日の練習後にコメントした。

     昌子自身、これが初めてのW杯最終予選ということもあり、「やったことがない国ばかりなのでなんとも言えない」としながらも、「楽しみなのはやっぱり豪州」と語った。「いつも五分五分の戦いか、負けに等しい戦いというのが多い」というのが豪州戦の印象だという。

     昌子は日本代表が準々決勝で敗退した15年のアジア杯のメンバーでもあるが、その大会で優勝を果たしたのが自国開催の豪州だった。それだけに強く意識する相手であり、「(豪州は)アジアNO.1に近いチームだと思う。そういうチームに負けてはいけない」と語気を強めた。

     また、「W杯に行くためには、力のないチームと試合をしても本戦では勝てないと思う。そういう意味では予選から強い相手とやって勝ち上がったほうが本戦のためにもいい」と、本大会を見据えた強気なコメントも残した。自身初のW杯アジア最終予選へ。昌子の準備は万全のようだ。

    取材:田中滋(鹿島担当) 写真:徳丸篤史

  • 宇佐美、最終予選の相手UAEは「キングダムサッカー」

    宇佐美、最終予選の相手UAEは「キングダムサッカー」

     G大阪に所属する日本代表FW宇佐美貴史が、12日のW杯アジア最終予選の組み合わせ抽選会を受けて13日の練習後にコメントした。

     初戦で対戦するUAEに対して「中東のチームらしからぬ、キングダムサッカーというか、10番が王様でいて、というサッカー」と印象を話した。日本はUAEと2015年1月のアジア杯で対戦し、PK負けを喫しているが、「僕はアジアカップに出ていないのが、僕自身も(今回の最終予選での)リベンジに加わっていきたい」と宇佐美。最終予選は「厳しい戦いになる。そういう厳しい戦いに加わりたいし、加わるだけでなく、そういう戦いでチームの真ん中にいたい」と強い意気込みを示した。

     

    取材:下薗 昌記 写真:徳丸篤史

  • FC東京の豪州代表FWバーンズ、「日本戦は楽しみ。森重はアジアの中でベストなDFの一人」

    FC東京の豪州代表FWバーンズ、「日本戦は楽しみ。森重はアジアの中でベストなDFの一人」

     12日、ロシアW杯アジア最終予選の組み合わせが決定し、日本は豪州、サウジアラビア、UAE、イラク、タイと同じグループBに入った。

     そんな中、FC東京の豪州代表FWネイサン・バーンズが日本との対戦を含めた今予選を展望した。「何より日本と戦うことは楽しみ。森重とは毎日練習で対戦しているから特別なことはない(笑)。彼はアジアの中でベストなDFの一人。ヨーロッパでプレーできる質もある。もちろん日本もアジアの中でベストチームの一つ。最終予選では、これまで以上にさらにハイレベルなプレーを発揮してくると思う」。

     また、日本以外の要注意国として挙げたのがUAE。中でも、あの“アラブのメッシ”を警戒した。「特にUAEの(オマル・)アブドゥラフマンはアジアの中でもトップレベルの選手。中東のアウェイゲームはどれも難しい試合になると思う」。

     2次予選では2ゴールを挙げたバーンズ。現在の豪州代表については「ポゼッションや高さ、フィジカル、スピードと、サッカーに必要な全ての要素で試合を作っていこうとしている」と語る。「FC東京と代表では求められている役割は違う。W杯はエキサイティングな大会。自分も出場したい」と本大会出場に向けて意気込んだ。

    「森重はオーストラリアを恐れているよ(笑)」と最後はジョークを飛ばしたバーンズ。普段は青赤を着て戦うアタッカーも、日本戦では厄介な存在になるかもしれない。

     

    文:西川結城(FC東京担当)写真:徳丸篤史

  • 「豪州に勝つ」。森重真人、ケーヒルへの雪辱を誓う

    「豪州に勝つ」。森重真人、ケーヒルへの雪辱を誓う

     FC東京の日本代表DF森重真人が13日、12日に組み合わせが決定したロシアW杯アジア最終予選に向けた意気込みを語った。

     今回、日本は豪州、サウジアラビア、UAE、イラク、タイと同じグループBに入った。森重が真っ先に挙げた国は、昨年1月のアジア杯準々決勝でPK戦の末に敗れたUAEだった。「前線陣と10番(オマル・アブドゥラフマン)が印象に残っている。前回は悔しい失点の仕方だった。ただ、難しい相手ではあるけど、自分たちがしっかり準備して戦えば勝てる」と、今回は万全の戦いでリベンジを果たす覚悟を示した。

     さらに、グループリーグ最大のライバルとなる豪州については、FC東京のチームメートで豪州代表FWのネイサン・バーンズの存在を挙げ、「ネイサンと戦えることは純粋に楽しみ。FC東京にとっても僕たちがピッチの上で戦えばうれしいことだと思う」と笑顔を見せた。しかし、いざ勝負になると話は別。「予選を通しても、豪州に勝つことがどれだけ大事かは分かっている。(ティム・)ケーヒルのような高いレベルのFWにやられないことが、DFにとっては大事。ゴール前での勝負がそのまま勝敗を分ける」。森重は一昨年11月の親善試合で、ケーヒルにマークを外されて得点を決められた。その悔しさを晴らすためにも、今予選は負けられない。

     「2014年のブラジルW杯を経験したことで、もう一度、あの舞台に行く必要があると感じた。前回はW杯出場が決定した後に、代表に入った。今回は初めて予選から入って、チームの変化を感じながら来ている。自分が中心となって最終予選を戦うつもり。そういう責任や思いが自然と湧いている」。自身初めての最終予選。森重が日本の最終ラインの真ん中に立って、チームを支える。

     

    文:西川結城(FC東京)写真:徳丸篤史

  • 日本代表・CB槙野、最終予選に向けてさらなる成長を誓う。「ポジションを奪い、ピッチに立つ」

    日本代表・CB槙野、最終予選に向けてさらなる成長を誓う。「ポジションを奪い、ピッチに立つ」

     浦和の日本代表DF槙野智章が、12日に決まったロシアW杯アジア最終予選の組み合わせについて語った。豪州、サウジアラビア、UAE、イラク、タイと同じグループになったことについて槙野は、「ここまで来たらどのチームも厳しいし、アウェイの状況も難しい。サウジアラビア、イラク、UAEと中東勢が入っているし、アウェイが非常に難しいんだろうなという印象」と中東勢に警戒心を見せた。

     さらに、「UAEはアギーレのときに(アジア杯で)負けているし、豪州はいつもドラマチックな結果になったり、難しい結果になっている。近年のACLを見ても豪州は良い結果を残しているので、難しい相手になる。ホームでしっかり勝つことと、アウェイでしっかり勝ち点を取ることが大事だと思う」と語り、「最も困難な相手になるのではないか」と言ったハリルホジッチ監督同様、豪州も厳しい相手と捉えている。

     

     そして槙野自身、3月のアジア2次予選2試合に出場できなかったが、「僕自身もポジションを奪うためにも、ピッチに立つためにも負けられない。海外でプレーしている選手も所属クラブでレギュラーを完全につかんでいる選手も多くないし、国内でやっている選手たちがしっかりと成長した姿を見せないといけない」と、JリーグやACLでさらなる成長を遂げ、8試合中3試合に先発出場した2次予選以上に主力として戦うことを目指す。


    取材:菊地正典(浦和担当) 写真:六川則夫
  • ハットトリックでCL逆転4強けん引のC・ロナウド 準決勝での対戦希望相手を早くも名指し

    ハットトリックでCL逆転4強けん引のC・ロナウド 準決勝での対戦希望相手を早くも名指し

     レアル・マドリーFWクリスティアーノ・ロナウドの目は、常に先を見据えている。勝ち上がりを決めたチャンピオンズリーグ(CL)準決勝での、希望する対戦相手の名を早くも挙げた。

     レアル・マドリーはCL準々決勝ファーストレグで、ヴォルフスブルクに0-2で敗れていた。準決勝進出に黄色信号がともっていた。

     この苦境でエースが輝いた。開始15分から3分間で2ゴールを叩き込み、勝負をタイに戻す。77分、C・ロナウドが大仕事を完成させる。直接FKを決めて、ついに逆転に成功した。続きは…(提供元:goal.com)

  • W杯最終予選での“リベンジ”を誓う岡崎「UAEと対戦したかった」

    W杯最終予選での“リベンジ”を誓う岡崎「UAEと対戦したかった」

     日本代表はワールドカップ(W杯)アジア最終予選で、アラブ首長国連邦(UAE)代表などと同じグループに入った。日本代表FW岡崎慎司は、リベンジとなるUAE戦を希望していたと話した。

     12日、W杯アジア最終予選の組み合わせ抽選会が行われ、日本はオーストラリアやサウジアラビアと同じグループBに入った。この結果を喜びとともに受け止めた選手が、岡崎だった。続きは…(提供元:goal.com)

  • 日本代表・左SB藤春、最終予選のアウェイ戦を警戒。「海外はどこの国にも胃が対応していない」

    日本代表・左SB藤春、最終予選のアウェイ戦を警戒。「海外はどこの国にも胃が対応していない」

    W杯最終予選の組み合わせが昨日行われ、日本はグループBに入り、豪州、サウジアラビア、UAE、イラク、タイと同組となった。これを受けてG大阪のDF藤春廣輝は「どの相手も強い」としつつ、「タイにはACLでも行ったことがあるが、サウジとか中東は経験がない」とアウェイの戦いを警戒。「海外はどこの国にも胃が対応していないので(笑)。難しい」とその理由の一つを冗談交じりに語った。

     スピードを武器とする左SBとして、3月下旬のW杯アジア2次予選のメンバーにも選出された藤春だが、9月から始まる最終予選に向けて「まずはJリーグで結果を出して、そこから選ばれるようにならないといけないし、そこは目指して頑張っていきたい」と気持ちをあらためた。

    取材:下薗昌記(G大阪担当) 写真:徳丸篤史

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