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「ポグバ移籍なら史上最高額が動くべき」ピルロが元チームメートの才能を絶賛
ニューヨーク・シティに所属するMFアンドレア・ピルロは、元チームメートのMFポール・ポグバを高く評価している。昨シーズンまでユヴェントスで一緒だった仲間が移籍するのであれば、記録的な額が動かなければいけないと話した。
23歳のポグバは、今年の夏こそステップアップすると噂されている。1億ユーロの価値があるとも言われる同選手だが、ピルロも同じ意見のようだ。
イギリス『ミラー』に対するインタビューで、ポグバは次のように話した。
「もちろん、ユヴェントスは彼を残したい。でも、チームをつくり直す移籍金を得ることで動くことがある。彼にはその値段がつく。彼はあの年齢だ。彼はこれから、自分のチームをつくることができる。もし移籍することになるなら、僕はそれが史上最高額だと思っているよ」続きは…(提供元:goal.com)
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【続報】岡田武史氏「はっきりモノを言っていく」
10年W杯で日本代表を率いてから、6年が経過した。これまで日本サッカー協会を外から見てきた岡田武史副会長が思うこと。そして満を持して取り組むべきこととは。
「ここ約20年で日本サッカーが急成長して、日本サッカー協会という組織も大きくなった。また素晴らしい育成・指導者システムを作り上げることもできた。ただ、ここのところはそれを作り上げた人たちの心が、どこか薄れてきたという感覚がある。どんなに素晴らしい組織も変化していかないといけない。いまが悪いからではなく、時代の中で少しずつマンネリしてきていることもある。もう一度、作った当初に戻って、やり直していくことも必要。いろいろな案件で自分も顔を出していくことになると思うので、はっきりモノを言っていこうと思います」
基本的には月に2回の協会業務を行い、それ以外は本業のFC今治のオーナー業に注力する。「今日もそれを確認したら、いきなり『何日と何日、空いていますか?』と聞かれて(笑)。話が違うだろという感じです」と笑って話すが、それだけ日本サッカー協会も緻密で豪胆さも併せ持つ岡田副会長の力を信じている証拠でもある。
「正直言うと、去年までの今治での仕事だったら引き受けていなかった。反省点として、去年までは何でも自分でやろうとした。ただクラブには優秀な人間がたくさんいた。彼らに危機感を持たせるためにどうすれば良いかと考えたら、仕事をどんどん任せることだと分かった。そうすることで自分にも時間ができたので、協会の仕事も受けることにしました」
あくまで、生活や仕事のスタンスは今治ありき。しかし、外部からの視点を持つ人間が、副会長という要職に就くことの価値――。岡田副会長が日本サッカー協会、そして日本サッカー界の変化にどんな影響を与えていくのかに、注目が集まる。
文・西川結城
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【続報】岡田武史氏「アジアのサッカー界はまだまだ日本サッカーをリスペクトしている」
過去に日本代表監督として、2度のW杯(98年大会、10年大会)を経験した岡田武史副会長。会見では、現在の代表についても話が及んだ。
「先日のシリア戦を観ていて、新しい会長(田嶋幸三会長)や技術委員長(西野朗技術委員長)に代わると、代表がこんなに良い試合をするんだなと思った。『さすがですね』と西野さんに言ったら、『バカヤロー!(笑)』と言われましたが(西野氏と岡田氏は早稲田大の先輩後輩)。確かに日本代表は以前ほどの加速度はないかもしれませんが、着実に進歩を遂げていると思う。だからこそ、再びスピードを上げるためにもここで日本サッカー界に新たなイノベーションが必要。その上で自分に何がお手伝いができるのといえば、(協会とスタンスなどを再考する)理念的なところになるのかなと思います」
また、12年から2シーズンに渡って、中国スーパーリーグの杭州緑城を率いた経験も持つ。アジアから見た日本という視点についても話した。
「アジアのサッカー界はまだまだ日本サッカーをリスペクトしている。何より、彼らは日本の優秀な指導者を欲している。日本は指導力に大きなアドバンテージがある。もちろんそこに満足することなく、新たなバージョンアップも図っていかないといけない。日本サッカー全体がためらうことなく外に出て行くことが大事になってくる」
文・西川 結城
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【続報】岡田武史氏「いろんなモノを巻き込んでフットボールは成り立つ」
岡田武史副会長は現在、内閣府・地方創生担当大臣の石破茂氏から『地域しごと創生会議』の構成委員に任命されている。FC今治での取り組みが評価されての大役だが、岡田副会長らしいジョークを交えながら、今の自分が日本サッカーにもたらすことができる役割の一端を明かした。
「人口約16万5千人の今治に、将来1万5千人規模のスタジアムを作ってお客さんで埋めるためにはどうすればいいのかとか、そんなことを常に考えながら仕事をしている。サッカー界だけでなく日本のスポーツ界は、各競技協会があってそこが選手たちにスポーツをやらせるという雰囲気をすごく感じる。自分が日本代表監督をやっている時は、お客さんに心からありがとうなんて思っていなかった(笑)。でも今治に2000人のお客さんが集まってくれた時に、心から感謝、感激をした。サッカーをただすることだけではなくて、いろんなモノを巻き込んでフットボールは成り立つ。それを情けないことに59歳で気づいた(笑)。遅かったかもしれないけど、今の自分の立場をうまく日本サッカー協会の副会長という仕事につながるように、利用しようかなと思いました」
殊勝なコメントの中にも、物事の本質や核心を突く言葉たちが並ぶ。そこに気づいている人間が要職に就くことに、何より大きな期待を感じられる。
文/写真・西川 結城
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新たな改革者 元日本代表監督『岡田武史』氏が、日本サッカー協会に加わる!!
1日、日本サッカー協会副会長に就任した岡田武史FC今治オーナーが、東京都内で会見を行った。
田嶋幸三新会長から直々に就任のオファーを受けた岡田副会長。「初めは断ろうかと思いました。一番心配したのが、今治を捨てていくように思われることだった。ただ今治の人たちも『がんばれ』と言ってくれたので、最終的に引き受けることになりました」と、今回の就任の経緯を語った。
普段は今治でのオーナー業を務めつつ、都内のJFAハウスで月に2回開かれる常務理事会と理事会に参加することになる。「まだ今日いろいろなことを伝えられたので、具体的にどういうことをしていくかはこれからになる。会長の指針に則っていきたい」と田嶋会長への配慮を示しながらも、現在自身が力を注ぐクラブ経営から新たに見えてきた視点を、日本サッカー界全体にも注ぐ覚悟を見せる。
「FC今治が所属する四国リーグは末端と言ったら変ですが、これまで代表監督などの立場ではできなかった経験や経営の経験など、違った視点を持つようになった。お客さんがどんな要望を持ったり、不満を持っているのか。それを考えることがソリューションにつながる。今は日本サッカー協会があって、選手たちにサッカーをやらせているような感覚。そうではなくて、サッカーに携わる多くの人がいて、サッカー協会がある。そういうことを意見として述べていきたい」
代表監督という頂点から、そして地域リーグという下層からも日本サッカー界を見つめてきた岡田副会長。新たな改革者が、日本サッカー協会に加わる。
文/写真・西川 結城
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ベルルスコーニ、ドンナルンマ放出を否定「今後15年のミランの守護神」