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U-23代表のFC東京・中島翔哉が負傷。5月の親善試合は回避へ

25日、FC東京はU-23日本代表の主力MF中島翔哉が右膝内側靭帯を損傷し、全治5、6週間と診断されたことを発表した。今夏のリオデジャネイロ五輪に出場する同代表で、中島は背番号10を背負う攻撃の中心選手である。
今季はここまでJ1での先発出場はないが、今季からJ3に参戦中のFC東京U-23ではエース格として出場。なかなかトップチームでの出番がない中でも、ここまでコンディションの維持に努めてきた。
現在公式戦4試合で勝利のないトップチーム。24日に行われたJ1・1st第8節・甲府戦(1△1)に向けて城福浩監督はメンバーのテコ入れを行い、当初は中島も甲府戦の18人のメンバーに入っていたという。しかし、22日の全体練習後のシュート練習で中島が負傷。結局甲府戦への帯同も不可能となり、さらに今回の診断結果となってしまった。
これにより、来月11日に行われる親善試合・ガーナ戦(ベストアメニティスタジアム)、さらにはその後に予定されているトゥーロン国際大会の出場は不可能となった。ただ、本大会の8月まではまだ時間が残されており、世界の晴れ舞台に向けて中島の懸命なリハビリと回復が始まる。
文:西川結城(FC東京担当) 写真:伊藤厚 -
「僕たちが前を向かないと」(高柳一誠)。熊本、自主練習をスタート。14人が参加

熊本は25日、熊本市東区の人工芝グラウンドで自主トレーニングをスタート。県外に出ている選手などを除き、この日は14人の選手が集まり、午前9時から約2時間、ジョギングやボール回し、そしてスタッフもまじえてのミニゲームなどで身体を動かした。
参加したのは、GK畑、金井、DF森川、鈴木、園田、植田、藏川、MF岡本、黒木、嶋田、高柳、村上、清武、中山に、清川浩行監督、財前恵一ヘッドコーチ、久藤清一コーチ、澤村公康GKコーチら。
「出口(リーグ戦復帰の日)が決まったのは良かった。もちろん自分たちも被災しているわけですけど、自衛隊の皆さんはじめ、役所の方などもそれぞれの仕事に取り組んでいるわけですから、自分たちはサッカー選手として自分たちの仕事を一生懸命やろうと話した」と澤村GKコーチ。
自宅マンションにひびが入っているという高柳も「皆で意見を出し合って(5月15日からのリーグ戦復帰を)決めたので、そこに向かって準備していきたい。自宅が損壊したりした選手もいる中で、『困っていることはないか』とか情報は共有して、選手同士で助け合ってケアしていきたい。サッカー教室で子どもたちとも接するけど、やっぱり僕たちが前を向いて、笑顔や勇気、元気を与えていかないといけない」と言う。
まだまだ避難所での暮らしを余儀なくされている人も多く、十分な支援物資が行き届いていない地域もあるなど復興への道のりは遠い。それでも、少しでも地域に力を与えることを目指して、熊本は一歩一歩、歩みを進めていく。
文・写真:井芹貴志(熊本担当) -
ブロッキ、本田先発の明言はなし「システムの変更にミランの選手たちは満足している」

背番号10を先発させるかどうかは明言しなかった。確かなのは、ミランの選手たちが4-3-1-2への変更に満足していることだという。クリスティアン・ブロッキ監督のコメントだ。
ミランは25日、セリエA第35節でエラス・ヴェローナと対戦する。前節で負傷したMFジャコモ・ボナヴェントゥーラの欠場が決まり、MF本田圭佑がトップ下で先発するかが注目されるところだ。
前節でMFケヴィン=プリンス・ボアテングをトップ下として起用したブロッキ監督は、24日の会見で次のように述べている。ミラン専門サイト『milannews.it』が伝えた。
「3枚の中盤の特長に応じて決めることだ。ある選手を好むときもあれば、別の選手の方が良いとみるときもあるだろう」続きは…(提供元:goal.com)
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楢﨑の代役・名古屋GK武田がビッグセーブ連発!。小倉監督も「武田さまさま」/動画

24日のJ1・ 1st第7節・新潟戦(2〇1)で公式戦7試合ぶりの勝利を手に入れた名古屋。最後は相手の猛攻を受ける展開の中、ヒーローになったのはGK武田洋平だった。
武田にとっては、この日が名古屋加入後初先発の舞台だった。20日のナビスコカップで負傷していたGK楢﨑正剛にかわってゴールマウスに立つと、1点リードで迎えた後半ロスタイムには立て続けに好守を連発。92分に浴びた至近距離からの決定的なシュートに対しても驚異的な反応を見せるなど、3本連続のビッグセーブでチームを救ってみせた。
さまざまな思いを抱いてこの試合に臨んでいた。14日に九州を襲った熊本地震。高校時代を熊本で過ごし、昨年までは大分でプレーしていた守護神は、友人の家が住めない状態になっていたことなどを聞き「正直、練習からしても集中しきれへん部分があった」という。熊本に縁のある選手同士で 「何かできることはないか」と支援活動の話を重ねながら、「サッカーのできる環境に感謝してやれることをやりたい」と、ゴールマウスに立っていた。
最後は手に汗握る攻防を制しての勝ち点3に「武田さまさまです」と小倉監督。「彼はいろいろな思いがある中で出てくれていて、そこの気持ちを出してくれたところが、あのビッグセーブにつながっている」と加え、この日の大活躍を称えていた。
文・村本裕太(名古屋担当) -
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