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24日のJ1首位攻防戦。川崎Fの奈良と浦和の遠藤、若きディフェンスリーダーの力比べ
24日のJ1首位攻防戦、川崎F(1位)vs浦和(3位)の一戦は見どころが多いが、若きディフェンスリーダーの力比べもその一つだ。川崎FのDF奈良竜樹が、U-23代表のチームメートである浦和DF遠藤航についてコメントした。
「一緒に代表でもやっていて、ボールを奪う能力がすごく高いと思うし、持ち上がるのも、縦パスを入れるのもうまい。浦和はそれ(縦パス)を引き出す選手もうまいので、(遠藤は今季から浦和に加入したが)フィットしているのかなと」
リオ五輪出場権獲得にともに貢献した盟友に称賛の言葉を並べたが、今週末は"敵同士"。その相手に挑戦状を叩きつけるかのように、最後に奈良はこう締めた。
「でも、ウチの攻撃陣は絶対に点を取れる。航くんがフィットしていても、それを打ち破る素晴らしい選手がいる」
もちろん、自分も浦和戦に向けて強い意気込みを持っている。「僕たち(守備陣)は後ろでやられたくないという気持ちで臨む。そこで攻守がうまく噛み合えばたくさん点を取れる」。チームが持つリーグ屈指の攻撃力を最大限に生かすために、守備で貢献することを誓った。
攻撃的な両チームが誇る若きディフェンスリーダーがいかに相手を食い止められるか。首位攻防戦の行方を左右するポイントだ。
文:竹中玲央奈(川崎F担当) 写真:徳丸篤史
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U-23代表DF室屋が負傷離脱から復帰モードへ。「順調にいけば五輪に間に合う」とフィジカルコーチ
左足の第五中足骨を骨折し、現在別メニューで調整を続けるFC東京DF室屋成が22日、負傷後初めて屋外での練習を開始した。まだグラウンド上を歩く程度だが、「本当に芝生がなつかしく感じました。『こんなに短く刈られていたかな?』なんて」と笑顔を見せた。
現在、明治大4年生ながら今季からFC東京に加入したSB。1月のリオデジャネイロ五輪アジア最終予選では、U-23日本代表の主力として活躍し、本大会の出場権獲得に貢献した。その後チームに合流するも、2月11日の宮崎キャンプ初日に負傷。ここまで治療とリハビリの日々を過ごしてきた。
「室内ではエアロバイクを漕いで心肺機能も上げてきた。骨の具合もあるので復帰時期はまだ分からないけど、足の筋力も戻って来ている」と明るい兆しを示す。池田誠剛フィジカルコーチも「ようやく完治して、復帰に向けてスタートラインに立てた。ここから負荷をかけて練習を上げていけるか。(5月中旬からの)トゥーロン国際大会には間に合わないが、順調に行けばおそらく五輪本大会は間に合う」と話し、五輪行きのメドが立ったという。
室屋は先日決定した五輪の対戦相手(ナイジェリア、コロンビア、スウェーデン)にも触れた。「結構厳しいグループに入ったけど、やりがいある相手。2年前のW杯では日本代表がブラジルで負けた。僕たちがその借りを返せたらいい」。けがも順調に癒え、ここから復帰モードに入った室屋。FC東京だけでなく、U-23代表にとっても大きな朗報だ。
文・写真:西川結城(FC東京) -
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[本日のエルゴラッソ1面]第一関門突破