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昨日はJ1、今日はJ3、FC東京MF橋本が2日連続公式戦に出場
新たな鉄人MFの誕生か――。17日に行われたJ3第5節・FC東京U-23対G大阪U-23戦(1△1)で、FC東京のMF橋本拳人が後半開始から出場した。橋本は前日16日に行われたJ1・1st第7節川崎F戦(2●4)にも後半途中から出場していた。
力強いボール奪取と、そこから推進力を生かした攻撃が持ち味の橋本。先週行われたU-23日本代表候補合宿(11日~13日)にも初めて参加した。手倉森誠監督の熱視線を受け、合宿でも好プレーを披露した。
そして14日にすぐにFC東京の練習に合流し、16日の川崎F戦、今日のG大阪U-23戦に出場。さらに3日後の20日にはACL第5節・全北現代(韓国)戦も控えており、メンバー入りが確実視されている。実に、5日間で3試合に出場する可能性を残している。
「昨日の試合(川崎F戦)のプレー時間が短かったので、今日の試合(G大阪U-23戦)は行くと思っていた。2日間でJ1とJ3の試合に出たのは初めてのことだったけど、昨日や今日のようなプレーではJリーグで試合に出続けられない。もっとチームの勝利に貢献できるようなプレーをしないといけない」。
自身の出来には厳しい評価を下す橋本。彼は2013年から2シーズンの間、J2熊本でプレーした経験もある。今回の熊本地震についても触れ、「熊本にいる人から地震の話を聞いた。熊本でいまも応援してくれている人たちもいるので、『いまはサッカーができるだけで幸せ』と昨日の試合でも感じました。だから2日連続出場も大変ではない」と語った。
徐々にチーム内でも存在感を増し、さらにU-23代表としてリオデジャネイロ五輪行きの可能性も出てきた橋本。この新たな鉄人MFの今後のプレーに注目だ。
文・西川結城(FC東京担当)写真・徳丸篤史
※文章を訂正いたしました。当初「Jリーグ史上初」との表現がありましたが、C大阪の澤上竜二選手が3月12日のJ2第3節・群馬戦、3月13日のJ3第1節・盛岡戦で2日連続で公式戦に出場していました。 -
【J2第8節・千葉vs町田/試合終了】後半ロスタイムにU-23代表候補FWオナイウのゴールで千葉が追い付きドロー!「次につながる引き分け」
5位・千葉と2位・町田の一戦は、前半に町田が先制し、1-0のまま試合は進んだが、後半ロスタイムに千葉が途中出場のFWオナイウ阿道がゴールを決めて土壇場で同点に。前半からチャンスメークを続けていた左SB阿部翔平のクロスをニアサイドに走り込んだオナイウがヘディングで押し込んだ。殊勲のオナイウは「次につながる引き分けになった」と劇的な試合を振り返った。
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本日のJリーグマッチデーハイライトは19時から!
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【J2第8節・千葉vs町田/ハーフタイム】町田が1点リード。千葉は左サイドからチャンスを作るも同点ゴールを奪えず
5位・千葉と2位・町田の一戦は、11分にアウェイの町田が先制に成功。元・千葉の谷澤達也を軸に左サイドから崩すと、土岐田洸平のシュート性のボールをゴール前で鈴木孝司がうまく触ってコースを変えてゴールに流し込んだ。
追い掛ける千葉は、左SB阿部翔平を起点に町田を崩しにかかるが、決定機を迎えた船山貴之、吉田眞紀人のシュートは枠を捉えられず。1点ビハインドで前半を折り返した。
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【J2第8節・千葉vs町田/予想フォーメーション】5位千葉と2位町田。ともに前節と同じメンバー
千葉
4-4-2
11船山 18吉田
10長澤 8井出
22アランダ 15富澤
27阿部 3近藤 24イ・ジュヨン 5多々良
23佐藤優
町田
4-4-2
9鈴木孝 30中島
8谷澤 17鈴木崇
29森村 6リ・ハンジェ
10土岐田 37ヨン・ア・ピン 3畠中 4三鬼
21髙原 -
17日のJ2金沢vs愛媛、J3富山vs鳥取の2試合が暴風の影響で中止に
Jリーグが、17日開催予定だったJ2第8節・金沢vs愛媛、J3第5節富山vs鳥取の2試合を暴風の影響により中止にすると発表した。代替日は未定で、決定次第あらためて発表される。
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【J2第8節・千葉vs町田/プレビュー】ブレない町田は千葉をも恐れず
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R・マドリー、5発快勝で首位バルサと勝ち点1差に 1点ずつ決めた“BBC”は“MSN”と69得点で並ぶ
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長谷部フランクフルト、降格の危機 原口ヘルタは4位転落