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リオ五輪の組み合わせ決定!日本はナイジェリア、スウェーデン、コロンビアと対戦
14日、リオデジャネイロ五輪グループステージの組み合わせ抽選会が行われた。U-23日本代表の対戦相手が決定している。
日本は1月に行われた最終予選でアジアの頂点に立ち、オリンピックへの切符を手に入れた。本大会では、グループステージ上位2チームが決勝トーナメントに進出。グループ突破を決めた8チームが、準々決勝で激突する。
日本はナイジェリア、スウェーデン、コロンビアと同組のグループBに入った。各国の組み合わせは以下のとおり
グループA:ブラジル、イラク、南アフリカ、デンマーク
グループB:日本、ナイジェリア、スウェーデン、コロンビア
グループC:メキシコ、韓国、フィジー、ドイツ
グループD:アルゼンチン、ホンジュラス、ポルトガル、アルジェリア
(提供元:goal.com)
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C大阪、長居で非公開練習。2戦連発狙うリカルド・サントスが好感触
14日、C大阪は今季初の長居スタジアムでの公式戦(J2第8節・北九州戦)を前に、一般非公開の下、同スタジアムで練習を行った。
メインとなった紅白戦は公式戦さながらの引き締まった内容で1-1のドロー。「同点後、お互い、決め切ることができればもっと良かったけど、最後まで攻め切る姿勢を出していた。選手は集中していた。充実した紅白戦になった」と大熊清監督も納得の表情で振り返った。
Aチームの得点は、前節来日初ゴールを決めたリカルド・サントス。練習後は、「(長居スタジアムは)すごくいい。グラウンドも素晴らしい」と長居スタジアムの感触を語った。
また、来日初ゴールは「家族も喜んでくれた」という。「日本に来ている奥さんも息子も、すごくうれしそうにしてくれた。それに、ブラジルにいる家族も試合を見てくれたみたい。向こうは朝4時になるんだけどね(笑)生で見てくれたようだ。力を送ってくれたんじゃないかな(笑)」と相好を崩した。
スウェーデン人の奥さんが作るブラジル料理が日々の原動力だが、「日本食にも挑戦したい。まずは刺身から(笑)」と語るなど、ピッチ内外で日本へのフィットを高めているリカルド・サントス。今節もチームの勝利に貢献すべくピッチで戦い、2試合連発を狙う。
文:小田尚史(C大阪担当) 写真:徳丸篤史 -
王者・広島に挑む新潟。穏やかなチャンスメーカーの珍しい「ガツガツ」宣言
「アウェイですけど、前からガツガツ行く。チームで連動して、気迫を出してやりたい」。穏やかな加藤大が、珍しく強い口調で、今節・広島戦への意気込みを語った。
前節・磐田戦では、先制直後のキックオフの流れから自らのサイドを破られ、失点につながるPKが生まれてしまった。「一瞬の甘さがああいうシーンにつながる」。その悔しさを、昨季J1王者を倒すモチベーションに変える。相手のスキを突いてくることに長けた広島に、甘さを見せるわけにはいかない。「集中力を切らさずやることが、勝利に結び付く」と、意識を高めている。
精度の高いラストパスは最大の武器だが、最近はシュートへの意識も向上。試合前日に行われた、クロスからのシュート練習では新境地を見せた。1本目をゴールに背を向けた状態で反射的に蹴り込んで決めると、2本目は落ちて来たボールを胸に当ててダイレクトに決めた。華麗な足技がウリの加藤だけに、泥臭くアクロバティックに仕留めたこの2発に「自分らしくない形」と照れ笑い。広島戦に“ガツガツ”と立ち向かう中で、野性的なゴールも生まれるかもしれない。
文・写真:野本桂子(新潟担当)
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うなる左足。ホーム連続直接FK弾を記録した福森晃斗、山形戦でも連発なるか
前節のJ2第7節・岡山戦、第5節の京都戦とホームで2試合続けて直接FKで得点を挙げているDF福森晃斗が、17日に敵地で行われるの第8節・山形戦でも得意の左足から得点を狙っていく。
「いまはキックの感覚も良くて、いい状態にある」と、いつもながらの淡々とした口ぶりながらも強い意欲を発した。今季、敵地では第4節の清水戦でバー直撃のFKを放っているが、得点は記録できていない(このキックのこぼれを都倉が押し込んだ)。
「敵地での難しい試合になるが、そういう試合で(FKを)決められたら、チームもラクになるはず」。今季初の敵地弾を山形の地で叩き込むつもりだ。
13日の練習は腰痛で離脱したものの、翌14日にはすぐに復帰。試合へのモチベーションは高まっている。川崎Fからの期限付き移籍中の身だが、「とにかくいまは札幌でJ1に上がることだけに集中している」と北国の歓喜のために全身全霊で戦い抜くつもりだ。
文:斉藤宏則(札幌担当) -
横浜FMのレフティー・下平、憧れの名波監督との対戦を前に
横浜FMの左利きDF下平匠が名波浩監督率いる磐田に“シンパシー”を感じている。同じ左利きの名波監督について「あの人は天才やと思う。そこにパスを出すんや、というプレーばかりだった」と関西弁とともに目を輝かせた。
現在の磐田は先発の約半数がレフティーだが、それについても「名波さんがいたジュビロの黄金時代もレフティーが多かった気がする。いま意識して左利きをたくさん使っているのか分からないけど、そういうのは個人的に好き」と満面の笑み。今節はその磐田との対戦になるが、下平は最後に「名波さんと試合したかったなぁ」とつぶやき、天才肌ならぬマイペースぶり全開だった。
文:藤井雅彦(横浜FM担当) 写真:徳丸篤史 -
京都DF染谷悠太が3試合ぶりの先発復帰へ。「負傷した祐治のぶんまで戦う」
9日に行われたJ2第7節・群馬戦で、売り出し中のCBを欠くこととなった京都。先発出場していた高橋祐治が、相手との競り合いで脳しんとうを起こしてそのままピッチを離れる事態に。招集されていたU-23日本代表候補キャンプ直前に不運なアクシデントに遭った高橋は、群馬戦から5日が経った14日も練習場には姿を見せず、自宅で静養している。17日の第8節・熊本戦では、ここ2試合出場機会のなかった染谷悠太が先発に名を連ねることになりそうだ。
14日の練習後、「自分が出るなら、(高橋)祐治の分までしっかり戦いたい。群馬戦は、祐治が頑張ってくれたから勝ち点3を取れた。アイツのためにも、勝ち点3にこだわる」と力を込めた染谷。第6節の山形戦から先発を外れていたのは、思わしくなかった腰の状態が一因だったが、いまは回復。だが、開幕からDF陣のリーダーにと期待されていた染谷は、「それは言い訳にならない」と、先発復帰への覚悟を示す。
「マルさん(石丸清隆監督)にも『コンディションが悪い』と言われていたし、パフォーマンスが良くないことは自分でも痛感していた。球際でしっかりつぶすとか、基本的なことをしっかりやって、CBとしてのあるべき姿にこだわりたい」
文・写真:川瀬太補(京都)
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遠藤保仁と今野泰幸のボランチコンビ復活!……も、苦しい選手層の現状
今季最多の3得点を記録し、3-1で勝利した明治安田J1・1st第6節・仙台戦。しかしながら後半はシュートゼロ本。仙台には16本のシュートを放たれる一方的な展開だった。遠藤保仁は反省材料を口にしている。
「90分を通じて、極力守備の時間を減らすことが大事。そのためにはしっかりとボールをつないだりとか、攻撃はシュートで終わったりすることが大事」
丹羽大輝の戦線復帰によって、今野泰幸が本職のボランチでプレーするものの、今度はU-23日本代表候補でもある井手口陽介が負傷離脱中。遠藤と今野のボランチコンビで連戦を乗り切らざるを得ないチーム状況だ。
今季は本来のパフォーマンスを見せ切れない試合も多い遠藤だが、その落ち着きと経験値でチームの劣勢時を支えたい。
文:下薗昌記(G大阪担当) 写真:徳丸篤史 -
カズ、17日・ヴェルディ戦に先発出場濃厚!最年長記録更新ゴールも狙う
17日(日)にホームのニッパツ三ツ沢球技場で行われる東京V戦に、カズの先発出場が濃厚になった。13日の練習からイバと2トップを組んで先発組でプレーしており、出場すれば最年長出場記録を49歳51日に更新する。
前節の北九州戦でも80分から途中出場。自身のゴールはなかったがチームは4-0と大勝を収め、「自分たちで崩す形というのはまだまだだけど、点が入ることでみんなが自信を付けていけば、もっと良い形ができていくと思う」と前向きだ。次の相手は古巣の東京Vで、昨季のホーム戦では1-6の大敗を喫しており、今節はその借りを返したいところ。「イバとのコンビネーションも良くなっている。イバは推進力があるし、シュートで終わる力があるので、僕はできるだけゴール前に詰めていようと思っている」と、最年長記録更新ゴールも貪欲に狙うつもりだ。
文・写真:芥川和久(横浜FC担当)
(写真)練習の合間にコミュニケーションを取るカズ(左)とイバ -
今夜五輪組み合わせ抽選会。前回大会4位の関塚監督、「組み合わせで移動面などの条件が大きく変わる」
本日の22:00(日本時間)にブラジル・マラカナン競技場で行われるリオデジャネイロ五輪の男女サッカー競技の組み合わせ抽選会を前に、前回のロンドン五輪で日本を4位へと導いた千葉・関塚隆監督が前回大会の経験を踏まえて話した。
「組み合わせは移動面などで条件が大きく変わってくる。われわれはグラスゴーで戦ってからロンドン近郊に移動して、また戻らないといけなかった」。今大会はB組であれば高温多湿のマナウス、長時間の移動を強いられるサルバドルなどが試合会場となるなど、厳しい条件となることも考えられる。
いずれにせよ最も重要なのは「第1戦に勝つこと」と関塚監督は語る。前回大会で日本は初戦でスペインを破った。「予選の試合数は少ないので、初戦で勝ち点を取らないといけない」(関塚監督)と初戦の重要性にあらためて言及した。
文・写真:松尾祐希(千葉担当) -
柏木、ハリルホジッチ監督の「エボリューション」発言を否定!?
浦和のMF柏木陽介が「何がっすか?」ととぼけながら、「あれね、ちょっと違うかな」と切り出した。もちろん、話題は昨日のキリンカップ発表会見でヴァイッド・ハリルホジッチ監督が「日本代表が始まって以来、初めて選手から直接電話が来て、代表監督のオフィスに彼から来ることになった。これもエボリューション(進化)だ」と話したこと。柏木は「別にかしこまった感じでもない」とすると、「代表の関係者も含めて個人面談をしている中で、ちょっと話をしてみようかっていう流れになっただけ」と説明。ハリルホジッチ監督が会見で話したほど大げさではないと主張した。
とはいえ、伝えたいことはあるようで、「レッズをずっと見ている人は俺の体がどれだけ変わったか分かると思うけど、体のこととかも含めて話したかったというのはある」と明かした。体というのはつまり体脂肪率のこと。柏木は「(ハリルホジッチ監督の)基準からしたら俺は多い」ことを自覚しているが、昨年から顔や胴回りはかなりシャープになった。以前にも「体を見て(痩せたことは)分かってくれたらありがたい。頑張ったんやなっていうのは分かってほしいと思うぐらい頑張ったから、その気持ちだけは通じてほしい」と笑いながら話していたこともあるが、ハリルホジッチ監督にとって選出の一つの指針である体脂肪率について理解を求めたいようだ。
「まずはチーム(浦和)でやることが一番であることに変わりない」が、代表への思いも強い。プレー面はもちろん、そのほかでもできることをしていく。
文:菊地正則(浦和担当) 写真:徳丸篤史
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