EL GOLAZO(エルゴラッソ)FLASH NEWS

2016.4.27(Wed)

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  • 昨季“J史上初”を達成した男に加わった新たな勲章

    昨季“J史上初”を達成した男に加わった新たな勲章

     群馬の闘将・松下裕樹が、前節・松本戦でJ通算400試合出場を達成した。昨季はJ史上初のイエローカード100枚という記録を達成(!?)したが、400試合をクリアしたことで、また一つ“勲章”が増えることになった。

     松下は前橋育英高卒業後の2000年に広島へ加入。福岡、川崎Fでプレーしたあとの07年に群馬(当時は草津)に移籍してきた。13、14年は横浜FCでプレーしたが、今季、群馬で8シーズン目を迎えている。

      節目を迎えた松下は「07年に群馬に拾ってもらって、今までプレーすることができた。これからもチーム、個人の成長のために努力したい」と話した。

    文・写真:伊藤寿学(群馬担当)

  • 鐵戸がマッチアップを楽しみにする“あの選手”。そして反町康治監督も愛情あふれるコメント

    鐵戸がマッチアップを楽しみにする“あの選手”。そして反町康治監督も愛情あふれるコメント

     29日からゴールデンウィークの連戦がスタート。松本はその初戦となる今節を愛媛と対戦する。

     お互いに3連勝と好調チーム同士の一戦。遠隔地でのアウェイゲームということで地の利は愛媛にあるのも事実だが、連戦は勝ち点を積み重ねる好機でもある。暫定ながら4位に浮上した松本が、この連戦でどこまで勝ち点を伸ばすことができるか。愛媛戦はその試金石となりそうだ。

     その愛媛には、JFL時代から松本で5シーズンに渡ってプレーした玉林睦実が在籍している。仲の良かった鐡戸裕史(写真)は、いまでも連絡を取り合っており、「左サイドで出て、対面の自分とマッチアップしよう」と言われたとのこと。

     また玉林の在籍時は彼をイジり続けていた反町康治監督も、そのプレーについては「相変わらず」と一言。愛情ある、やや厳し目の評価を下ししつつも、その表情は笑顔で、対戦を楽しみにしているようだった。

     もちろん勝敗は別の話だが、ピッチ上での再会がいまから楽しみだ。
  • 強気でブレない内田裕斗。次節・札幌戦は「大活躍します!」

     J2第10節・札幌戦当日(29日)に21歳の誕生日を迎える徳島の内田裕斗。“コメントの歯切れの良さチームNo.1”である彼が、頻繁に口にする言葉がある。

     「J2で優勝してJ1に乗り込みたい」

     昨季と今季序盤戦の結果を踏まえれば言いづらい言葉かもしれない。しかし、内田の強気な姿勢はどんなときでもブレない。ピッチに立てば、ほかの選手たちとぶつかり合う発言もする。20歳にして物怖じせずに真っ向勝負。こんなストレートな性格の選手はなかなか珍しいのではないだろうか。

     チームは前節・京都戦(1○0)で今季2勝目を挙げたが、攻撃面はまだまだ課題が残る。札幌戦に向けては「もっともっと攻撃の数を増やしていかないと相手は怖くないと思う。相手にとって怖い存在になりたい。練習でできても試合で出せていないのがチームの現状。自分が出場できれば、試合の中でもできるということを見せていきたい」と言う。

     取材終わりに「得点に絡むプレーを期待しています」と伝えた。返ってきた言葉は、「大活躍します!」。内田らしい力強い一言だった。

    文:柏原敏(徳島担当) 

  • 「イジりが最近強くなってきた」とプレッシャーを感じる町田MF谷澤。その理由は?

    「イジりが最近強くなってきた」とプレッシャーを感じる町田MF谷澤。その理由は?

     首位を走る町田だけあって、攻撃陣も目下好調。FW中島裕希が5得点、FW鈴木孝司が3得点、MF鈴木崇文が2得点と主力がそろってゴールという結果を残している。

     そんな波に乗り切れていないのがMF谷澤達也。彼も間違いなく攻撃陣の立役者としてキープ力、ドリブルに秀でたところは見せている。前節・長崎戦(1○0)は先制点の起点となるスルーパスを鈴木孝に通し、67分にはポストを叩くシュートも放った。しかし、今季のゴール数はいまだ『ゼロ』のままだ。

     27日の練習後、谷澤が取材を受けていると、そこに主将のリ・ハンジェが通りかかり、「次の試合でゴールを決めなかったら坊主にします」と谷澤に代わって(?)一言。「みんなが本当に(ゴールを決めていないことを)言ってくるので、さすがにそろそろ…。イジりが最近強くなってきた」と困惑顔の谷澤。しかし、「1本(シュートが)入れば強く言い返してやろうと思う」と“リベンジ”を誓っていた。

     

    文:大島 和人  写真:徳丸 篤史

  • なでしこジャパンの新監督に高倉麻子氏が就任。リトルなでしこを世界制覇に導いた名将

    なでしこジャパンの新監督に高倉麻子氏が就任。リトルなでしこを世界制覇に導いた名将

     日本サッカー協会は27日、JFAハウスで記者会見を開き、なでしこジャパン(日本女子代表)の監督に、高倉麻子氏(48)が就任することになったと発表した。

     高倉氏は現役時代、Lリーグで2度のMVPに輝き、ベストイレブンにも7度選出された。また、15歳で日本代表に選ばれ、96年のアトランタ五輪にも出場するなど、輝かしい実績を残した。

     04年に引退したあとはナショナルトレセンのコーチやJFAエリートプログラムの女子監督などを歴任したあと、13年にU-16日本女子代表監督に就任。翌年にはU-17女子W杯で日本を初優勝に導き、現在はU-20、U-23の女子代表監督を兼任していた。
     なお、日本の女子フル代表を女性監督が率いるのは、これが初となる。

    写真:六川則夫

  • プレミアリーグWESTの大津高vs神戸弘陵学園高が延期

     日本サッカー協会は27日、熊本県及び九州地域を震源とする熊本地震の影響により、高円宮杯U-18プレミアリーグ WEST第5節、大津高vs神戸弘陵学園高の延期が決定したと発表。代替開催日は未定で、決まり次第発表される。

     また、同じく第5節の大分U-18vs名古屋U18は「大分スポーツ公園だいぎんサッカー・ラグビー場」で開催予定だったが、「大分銀行ドーム」に変更となる。なお、キックオフ時間などの変更はない。
  • 途中出場1分後に退場となった近藤祐介は1試合の出場停止。村上祐介は2試合の出場停止

     Jリーグは23日のJ2第9節・町田vs長崎で退場処分となった長崎のDF村上佑介と24日のJ3第6節・YS横浜vs長野で退場処分となった長野のFW近藤祐介の出場停止処分を発表した。村上は相手選手を右足で強く蹴った行為及び、相手選手のユニフォームの胸部分を握り引っ張り上げようとした行為が「乱暴な行為」と「きわめて反スポーツ的な行為」に該当すると判断され、2試合の出場停止処分。交代出場後、1分で退場となってしまった近藤は左足を高く上げ相手選手の右肩付近に当たった行為が「著しい反則行為」に該当すると判断され、1試合の出場停止処分となった。

  • 野洲高出身の技巧派SBが清水に来季加入内定

     清水は27日、専修大のDF飯田貴敬(21)が来季加入することが内定したと発表した。飯田は豊富な運動量と足元のテクニックを兼ね備えた右SBで、今年関東選抜Aにも選ばれていた。野洲高時代はCBなどでもプレーしていた。飯田は「幼い頃からの夢であったプロサッカー選手になることができ、そして清水エスパルスの一員になれたことを大変うれしく思います。自分の特徴である前への推進力や突破力を活かし、得点に絡んでいきたいです。常に自分自身を磨いて成長し、熱いエスパルスサポーターの皆さんに勝利を届けられるよう頑張りたいと思います」とクラブを通じてコメントした。

  • 5月8日に臨海競技場で“市原ダービー”

     千葉が5月8日(日)にゼットエーオリプリスタジアム(市原緑地運動公園臨海競技場)で関東リーグ1部のVONDOS市原FCとトレーニングゲームを行うことを発表した。メインスタンドのみの開放で入場は無料。開場は10時からで11時のキックオフとなっている。VONDOS市原FCは現在、清水などで監督を務めたゼムノビッチ氏が指揮を執っており、元千葉のDF藤本修司が主将を務める。

  • 開幕戦以来未勝利と苦しむ北九州。柱谷幸一監督も頼りにする“あの男”が先発復帰へ

    開幕戦以来未勝利と苦しむ北九州。柱谷幸一監督も頼りにする“あの男”が先発復帰へ

     小松塁が今節・讃岐戦で開幕戦の山形戦以来の先発出場を果たしそうだ。昨季18ゴールを挙げた小松は、山形戦後にインフルエンザを発症して第2節の山口戦を欠場。続く第3節の岐阜戦で後半途中から出場したものの、第4節の熊本戦を前にした練習で両足のふくらはぎを肉離れ。本人も初めてというこの負傷で約1カ月もの間、戦列を離脱。前節の清水戦で63分から投入され、6試合ぶりの復帰を果たした。

     その清水戦では完全に劣勢だった流れを、精度の高いポストプレーと柱谷幸一監督が絶賛する「ボールを前に運ぶ能力」でチームに引き寄せた。試合には敗れはたものの、絶好機を作り出していた小松。試合後には「自分がイメージしていたプレーと、今日のピッチ上でのプレーにズレはなかった」と話した。26日のオフ明けのトレーニング後には「先週のオフ明けのときより、今日の練習のほうがはるかに良かった」と、コンディションの面でも大きな手ごたえを感じている様子。

     チームは開幕戦以来未勝利と苦しい状態にあるが、その開幕戦で決勝ゴールを挙げたのが小松だった。「次は点を取ります!」という力強い言葉が、昨季、J2得点ランク3位に輝いた北九州のエースの本領発揮を予感させる。

     

    文・写真:島田徹(北九州担当)

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