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「結果だけでも伝わればいいと思って今日はやっていた。熊本が元気になるように僕ができることがあれば何でもやっていきたい」(鹿島DF植田直通)
■3-1で勝利した湘南戦後、熊本県出身の植田直通のコメント
「今日は3-0という結果も付いてきましたし、今日の試合は絶対勝ってやろうという気持ちだったので、結果が出て良かったです。朝からテレビを見ていると熊本のニュースをやっているし、親とかは無事でしたけど亡くなっている方もいてすごく辛い気持ちでした。でも、僕一人が辛いだけじゃなくサポーターも一緒に戦ってくれているんだということをすごい感じましたし、今日はすごくそのサポートが僕の力になりました」
――プレーで熊本のみなさんを元気づけるために特別な思いがあったと思いますが?
「いまはサッカーどころじゃないと思うんですけど、結果だけでも伝わればいいなと思って今日はやっていました。またこれから、僕にできることがあれば何でもやりたいと思っていますし、熊本が元気になるように僕ができることがあれば何でもやっていきたいです」
――サッカーになにができると思いますか?
「サッカーは絶対に元気にすることができると思う。僕たちはこうやって結果を出すことだけかもしれないですけど、僕が結果を出して、それで元気を出してくれればすごくうれしいです。いまは鹿島のサッカーで元気を出してくれればと思います」 -
フル出場で大勝に貢献した中村俊輔。スプリント回数7回に「僕にとっては多いです」
J1・1st第7節・磐田戦に出場した横浜FMのMF中村俊輔が、フル出場で5-1の大勝に貢献した。プレースキックやスルーパスで大量得点を呼び込む活躍だった。
また、この日の走行距離は12.067kmでチームトップの数値。37歳のベテランながら豊富な運動量で攻守に貢献している。しかしスプリント回数(時速24km以上で走った回数)は7回で、これはCBのファビオと同じ回数。試合後のインタビューでこの回数が話題になると、「僕にとっては多いです。3回のときとかありましたから」と笑顔で切り返した。なお、この日の横浜FMでスプリント回数が最も多かったのはMFマルティノスで32回となっている。
ちなみにこの日の「7回」はここまでのリーグ戦6試合の中では第3節・新潟戦に次ぐ回数で、「3回」は第4節の鳥栖戦だった。
■中村俊輔 今季のスプリント回数
第1節・仙台戦(0△0) 不出場
第2節・福岡戦(1△1) 5回(90分)
第3節・新潟戦(2○1) 10回(90分)
第4節・鳥栖戦(2○1) 3回(90分)
第5節・G大阪戦(2○1) 6回(90分)
第6節・浦和戦(0△0) 4回(90分)
第7節・磐田戦(5○1) 7回(90分)
Jリーグ公式サイト J1・1st第7節・磐田vs横浜FMトラッキングデータ
http://www.jleague.jp/match/j1/2016/041607/live/#trackingdata -
【J1順位表】川崎Fが首位堅持。最下位の湘南は未勝利が続く
■J1・1st第7節順位表
1位 川崎F 17(9)
2位 鹿島 16(9)
3位 浦和 16(7)
4位 横浜FM 14(6)
5位 広島 11(4)
6位 大宮 11(-1)
7位 神戸※ 10(2)
8位 G大阪 9(0)
9位 柏 9(-1)
10位 磐田 9(-3)
11位 FC東京 9(-3)
12位 甲府 8(-2)
13位 名古屋※ 7(-1)
14位 新潟 7(-4)
15位 仙台 6(-7)
16位 鳥栖※ 5(-2)
17位 福岡※ 3(-4)
18位 湘南 2(-9)
()内は得失点差
※は未消化試合1試合 -
今日のJリーグマッチデーハイライトは21時から!
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リーグ戦100試合連続フル出場達成の阿部勇樹、「すべてはチームが勝つためにやってきた」
16日のJ1・1st第7節・仙台戦で、浦和MF阿部勇樹がリーグ戦100試合連続フル出場を達成。試合も自身のアシストなどで3-1で勝利し、記録達成に花を添えた。
記録達成について問われた阿部は「まだ辞めるわけじゃないから(笑)」と笑顔を見せつつ、「すべてはチームが勝つためにやってきた。それは今後も変わらず続けていきたいし、まだまだいろいろなところから『頑張れ』という声が聞こえると思うので、もっともっと走るように頑張りたい」と語った。
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自衛隊サッカー大会が地震の影響で中止
日本サッカー協会は16日、17日から開催予定だった第50回全国自衛隊サッカー大会、第4回自衛隊女子フットサル大会を、熊本県で発生した地震の影響で中止にすると発表した。
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山形のFW鈴木雄斗が全治6週間の負傷
山形は16日、FW鈴木雄斗(22)が右ひざ内側半月板損傷の手術を行い、全治6週間と診断されたと発表した。鈴木は今季山形に加入し、ここまでJ2リーグ戦2試合に出場していた。
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讃岐・北野監督、“第2の故郷”熊本の被災に苦しい胸の内を吐露
2009年に熊本で監督として指揮を執るなど、その土地で指導者として5年間を過ごした讃岐の北野誠監督は、このたびの熊本の地震での被災に大きく心を痛めている。
「熊本の友人、知人に連絡を取っているけど、昨日の時点では雨が怖いという話をしていたのが、今日の朝になってこんな厳しい状況。いまは連絡もなかなか取れない状態。僕が住んでいたところの隣町でも家屋が倒壊したり火事が出ている。うちの子供らにとっても熊本は故郷みたいなもの。子供らも友達のことをすごく心配しているのを聞いているとやっぱり気分は滅入りますよね」(北野監督)
第2の故郷とも言える熊本の人たちが苦しんでいる状況を目に、耳にするにつけ、「ちょっと気分的にキツい」と苦しい胸の内を吐露。今節に向けて敵地・清水へ遠征に発つ直前にもかかわらず、「今節は(Jリーグ全試合を)やっちゃいかんと思いますよ、僕は」と今節の試合開催に対しても複雑な思い口にしていた。
北野監督以外にも、上村健一コーチ、西弘則、木島良輔、仲間隼斗、岡村和哉、山本翔平らは熊本を古巣とするなど、熊本とのつながりは深い。だからこそ、熊本のために「切り替えてやらないと。僕らがいまできるのはそれしかない」(北野監督)と被災地・熊本に勇気をもたらすべく勝利をもぎ取りに行く。
文・写真:松本隆志(讃岐担当)
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【J1・1st第7節・FC東京vs川崎F/試合終了】多摩川クラシコ、川崎Fが大量4得点の大逆転勝利
川崎Fの1点リードで迎えた後半ロスタイムの92分、川崎Fが中村憲剛のクロスからエウシーニョがヘッドで押し込んで追加点。4-2で大逆転勝利を飾った。 -
【J1・1st第7節・FC東京vs川崎F/途中経過】小林悠、左足一閃!川崎Fが逆転に成功!
81分、エウシーニョからのパスを受けた小林悠が左足で蹴り込み、3-2。川崎Fが逆転に成功した。
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