EL GOLAZO(エルゴラッソ)FLASH NEWS

2016.4.22(Fri)

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  • 24日のJ1首位攻防戦。川崎Fの奈良と浦和の遠藤、若きディフェンスリーダーの力比べ

    24日のJ1首位攻防戦。川崎Fの奈良と浦和の遠藤、若きディフェンスリーダーの力比べ

     24日のJ1首位攻防戦、川崎F(1位)vs浦和(3位)の一戦は見どころが多いが、若きディフェンスリーダーの力比べもその一つだ。川崎FのDF奈良竜樹が、U-23代表のチームメートである浦和DF遠藤航についてコメントした。

     「一緒に代表でもやっていて、ボールを奪う能力がすごく高いと思うし、持ち上がるのも、縦パスを入れるのもうまい。浦和はそれ(縦パス)を引き出す選手もうまいので、(遠藤は今季から浦和に加入したが)フィットしているのかなと」

     リオ五輪出場権獲得にともに貢献した盟友に称賛の言葉を並べたが、今週末は"敵同士"。その相手に挑戦状を叩きつけるかのように、最後に奈良はこう締めた。

     「でも、ウチの攻撃陣は絶対に点を取れる。航くんがフィットしていても、それを打ち破る素晴らしい選手がいる」

     もちろん、自分も浦和戦に向けて強い意気込みを持っている。「僕たち(守備陣)は後ろでやられたくないという気持ちで臨む。そこで攻守がうまく噛み合えばたくさん点を取れる」。チームが持つリーグ屈指の攻撃力を最大限に生かすために、守備で貢献することを誓った。

     攻撃的な両チームが誇る若きディフェンスリーダーがいかに相手を食い止められるか。首位攻防戦の行方を左右するポイントだ。

     

    文:竹中玲央奈(川崎F担当) 写真:徳丸篤史

  • U-23代表DF室屋が負傷離脱から復帰モードへ。「順調にいけば五輪に間に合う」とフィジカルコーチ

    U-23代表DF室屋が負傷離脱から復帰モードへ。「順調にいけば五輪に間に合う」とフィジカルコーチ

    左足の第五中足骨を骨折し、現在別メニューで調整を続けるFC東京DF室屋成が22日、負傷後初めて屋外での練習を開始した。まだグラウンド上を歩く程度だが、「本当に芝生がなつかしく感じました。『こんなに短く刈られていたかな?』なんて」と笑顔を見せた。

     現在、明治大4年生ながら今季からFC東京に加入したSB。1月のリオデジャネイロ五輪アジア最終予選では、U-23日本代表の主力として活躍し、本大会の出場権獲得に貢献した。その後チームに合流するも、2月11日の宮崎キャンプ初日に負傷。ここまで治療とリハビリの日々を過ごしてきた。

    「室内ではエアロバイクを漕いで心肺機能も上げてきた。骨の具合もあるので復帰時期はまだ分からないけど、足の筋力も戻って来ている」と明るい兆しを示す。池田誠剛フィジカルコーチも「ようやく完治して、復帰に向けてスタートラインに立てた。ここから負荷をかけて練習を上げていけるか。(5月中旬からの)トゥーロン国際大会には間に合わないが、順調に行けばおそらく五輪本大会は間に合う」と話し、五輪行きのメドが立ったという。

     室屋は先日決定した五輪の対戦相手(ナイジェリア、コロンビア、スウェーデン)にも触れた。「結構厳しいグループに入ったけど、やりがいある相手。2年前のW杯では日本代表がブラジルで負けた。僕たちがその借りを返せたらいい」。けがも順調に癒え、ここから復帰モードに入った室屋。FC東京だけでなく、U-23代表にとっても大きな朗報だ。

    文・写真:西川結城(FC東京)

  • 前節は先発発表後、暴風のため延期。今節・岐阜戦に臨む金沢は切り替えられたか

    前節は先発発表後、暴風のため延期。今節・岐阜戦に臨む金沢は切り替えられたか


     金沢は前節のJ2第7節・愛媛戦が暴風のため延期され、今節の岐阜戦は2週間ぶりの公式戦となる。愛媛戦当日の北陸は、台風並みの風が吹き荒れ、屋外に出ると目を開けるのが難しいほどだった。観客の安全確保と強風による交通機関の乱れを考慮し、メンバー発表後に試合の延期が決定した。もし試合を行っていたら、ゴールキックが風で大きく押し戻されるなど多分に天候の影響を受けただろう。翌日以降風は止み、選手たちは「切り替えはできている」と岐阜戦に向けて普段通り準備を進めてきた。

     チームは7戦勝ちなしの最下位と苦しい状況に置かれており、森下仁之監督が「何かのキッカケになれば」と話すように、イレギュラーな日程の空白を浮上の契機にしたいところ。今月末からはゴールデンウィークの連戦に突入する。「連戦は修正する時間がなくて、どんどん次の試合がくる。良い流れだと非常に良いテンポでゲームができるが、悪い流れだと盛り返すのに結構パワーを使う。岐阜戦、エスパルス戦と続いて行く中で、何とか連戦の前に1勝を挙げられると良い」(森下仁之監督)。

     まずは明日の岐阜戦で、今季初勝利を目指す。

    文:野中拓也(金沢担当) 写真:徳丸篤史
  • 山形DF渡辺広大、岡山戦でもっとも警戒する存在はベンチにいる?

    山形DF渡辺広大、岡山戦でもっとも警戒する存在はベンチにいる?


     今節のJ2第9節・岡山対山形戦、山形のDF渡辺広大にとっては既知の選手が多い。

     GK中林洋次は市立船橋高で同期のチームメート、DF竹田忠嗣も同い年の国体メンバーとして一緒にプレーしている。

     さらに、前線のFW赤嶺真吾とは仙台で4年半プレーしている。ポジション的にもマッチアップ必至だが、「真吾さんがウイルソンと組んで点を取ってたときは、動いていた。その点を取っていた頃の動きに戻ってきた感がある」と警戒する。

     しかし、渡辺がもっとも気を遣うのは、岡山のベンチかもしれない。あいさつに行くと「直立不動で、目は見れないですね(笑)」という布啓一郎コーチ。市立船橋高で1年次の2002年に指導を受け、「私生活からサッカーまで、非常に厳しくしていただきました」と、今でも話しているうちに緊張を強いられる存在のようだ。それでも、「変なことしなければ怒られないんですよ。社会に出ても通用する人間形成とか、そういうところは一番、布先生は気にしてくださってたのかなと思います」と当時を振り返っていた。

    文:佐藤円(山形担当) 写真:徳丸篤史
  • 讃岐、練習後の風景。元日本代表の守備力をナメると、こうなる

    讃岐、練習後の風景。元日本代表の守備力をナメると、こうなる


     J2第9節・愛媛戦前日の22日に、上村健一ヘッドコーチが42歳の誕生日を迎え、練習後に日頃の感謝も込めて監督・選手・スタッフから祝福を受けた。

     練習終わりは輪になって、キャプテンが手を叩いて締め括るのが日常の光景。しかし、今日は北野誠監督が神妙な面持ちで大事な話があると選手たちを集めた。愛媛との『北四国決戦』を目前に控えた中で特別なメッセージを伝えるのかと思いきや、「誕生日おめでとう!」と全員で手に持っていたペットボトルの水を上村ヘッドコーチに浴びせて祝福のキックオフ!

     クライマックスに達すると、クーラーボックスごと大量の水を浴びせようと隙を窺いながら仲間隼斗が背後から忍び寄る。しかし、元日本代表DFのアラートな守備力は健在だった。一瞬背後を取られたように見えたが、すぐさま体を入れ替えてクーラーボックスを奪い返すと仲間にビシャーッ。終わってみれば祝福を受けたわけではない仲間もビショビショでした(笑)。

     上村さん、お誕生日おめでとうございます!

    文・写真:柏原敏(讃岐担当)
  • 東京Vが募金活動を実施。熊本出身の高木純平、「『あいつは頑張ってるからオレらも頑張らないとね』となる時まで」

    東京Vが募金活動を実施。熊本出身の高木純平、「『あいつは頑張ってるからオレらも頑張らないとね』となる時まで」


     20日(水)、東京ヴェルディの選手たちは京王多摩センター駅前にて、熊本県地震災害義援金募金活動を実施した。

    「みんなが何かしらやりたい気持ちを持っていた」と話すのは、今回取りまとめを行った選手会長の柴崎貴広。「積み重ねが大事なので継続してやっていきたい」と語り、今後も活動を続けていきたい意向を示した。

     熊本出身の高木純平は、募金活動について「少しずつ自分たちができることをやっていければと思う」とコメント。今回の熊本地震に対しては「正直サッカーをやってていいのかなというか、やっていていいの?ってテレビを見るたびに思います。でも、僕がこの距離でできることと言えば、頑張っているところを見せるしかないと思う。いまは「あいつが頑張ってるからオレらも頑張らなきゃ」というような、そんな気にはなれないかもしれないけど、それが時間経って『あいつは頑張ってるからオレらも頑張らないとね』となる時まで、その姿勢を出し続けることが一番だと思う」と、23日に行われるJ2第9節・水戸戦に向けての強い思いを聞かせてくれた。

     なお、募金活動には日テレ・ベレーザの岩清水梓選手と阪口夢穂選手も参加。さらに多くのサポーターも参加し、172,607円の義援金が集まったとのこと。これは週末のホームゲーム会場での募金活動での義援金と合わせて、熊本県へ届けることとなっている。

    文:林遼平(東京V担当) 写真提供:東京ヴェルディ
  • 大宮のFW播戸が左足の負傷で全治3〜4週間

     大宮は22日、FW播戸竜二(36)が左足関節内側部骨挫傷で全治約3~4週間と発表。播戸は今季J1リーグ戦、ナビスコカップともにベンチ入りの機会はあったが、ここまでは出場はしていない。

  • 岡山NのFWクォン・ロアンがじん帯再建手術

     岡山は22日、ネクストに所属するFWクォン・ロアン(20)が19日に左ひざ前十字じん帯再建術を行ったと発表した。全治は約6カ月。クォン・ロアンは3月17日の練習中に負傷していた。

  • 熊本・巻誠一郎の言動に、水戸・西ヶ谷監督「非常に感心させられた」

    熊本・巻誠一郎の言動に、水戸・西ヶ谷監督「非常に感心させられた」

     震災が起きた熊本で、ボランティア活動など精力的に支援活動を行う熊本の巻誠一郎の言動に対して、西ヶ谷隆之監督は「非常に感心させられました」と感想を語った。

     22日の練習後の囲み取材が終わると、西ヶ谷監督は「それにしても」と切り出し、「今回の巻選手の言動は本当に素晴らしい」と称え、「あれだけの被害を受けて、チームも活動できない状況にもかかわらず、自ら立ち上がって率先していろんな活動を行っている。非常に感心させられました」と思いを口にした。

     また、今後の熊本への復興支援について西ヶ谷監督は「常に考えていきたい。17日にクラブとして募金活動を行いましたが、今後も活動を継続してやっていきたい」と考えを述べた。ただ、それも 「巻選手の行動によって、あらためてそういう気にさせられました」と語った西ヶ谷監督。「なかなかできることではないですよ」と感心しきりだった。

     

    文・写真:佐藤拓也(水戸担当)

  • 完全に息を吹き返した太陽王。勝利が勝利を呼ぶ/柏vs川崎F

    完全に息を吹き返した太陽王。勝利が勝利を呼ぶ/柏vs川崎F

    [4.20 ナビスコカップグループステージ第4節・柏 2-1 川崎F]

    我慢が実った後半ロスタイム。武富の劇的ゴールで公式戦4連勝

    「時間によって、自分たちがやろうとしていたことはものすごくうまくいっていた」と風間監督が振り返ったように、序盤にペースを握ったのは川崎F。

     しかし32分、一つのプレーで流れが変わる。中盤でボールを奪い、ディエゴ・オリヴェイラがペナルティーエリアに侵入し、続きは……
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