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バルサで居場所を失うA・ビダル、ピケとの『ペリスコープ』でのやり取りも問題か
昨夏の移籍市場でセビージャからバルセロナに加入したMFアレイクス・ビダルだが、戦力と認められないままに今季を終えようとしている。スペイン『ムンド・デポルティボ』が報じた。
今年1月にFIFAの選手登録禁止処分が解除され、正式にバルセロナの選手となったA・ビダルだが、それ以降先発したのはわずか9試合で、最近は招集外になることも多い。中盤を本職としながら、DFダニエウ・アウベスと右サイドバックの定位置を争うとみられていた同選手だが、同ポジションでの序列はMFセルジ・ロベルト、DFアドリアーノ・コレイア、さらにはDFドウグラスよりも下という状況。23日のリーガエスパニョーラ第35節スポルティング・ヒホンでも、再び招集外となった。続きは…(提供元:goal.com)
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「尊敬しているが被害者ぶるのは好きじゃない」、S・ラモスの発言にシメオネは…
アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督が、レアル・マドリーDFセルヒオ・ラモスの苦言について言及している。
S・ラモスは先にスペイン『カデナ・コぺ』とのインタビューに応じ、シメオネ監督についての見解を口に。「チョロのことは尊敬する。彼の哲学、率いるチームが収める結果は素晴らしい。でも被害者ぶるのは好きじゃない。それは余計だ」とシメオネ監督を称賛しながら、アトレティコをそのライバルより格下とする言説には、否定的な考えを述べていた。
シメオネ監督は23日のリーガエスパニョーラ第36節マラガ戦の前日会見で、S・ラモスの発言について意見を求められている。アルゼンチン人指揮官は、同発言のポジティブな部分だけを心に留めた様子だ。
「彼の意見が私と一緒のわけがない。だがラモスのことは称賛しているし敬意も持っている。自チームの選手を自由に選べるとしたら、彼はどんな監督からも選ばれる選手だろう」続きは…(提供元:goal.com)
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大分、震災後の一歩。大きな意味のある勝ち点1
地震の影響により明治安田J3第5節・福島戦が中止となった大分が、23日、同第6節・G大阪U-23戦で2週間ぶりに公式戦に臨み、アウェイで勝ち点1をつかんだ。
止まない余震に大分県内でも家屋倒壊や土砂災害が相次ぐなか、選手たちは睡眠不足と戦いながら、義援金募金のために街頭にも立った。
「こんなときこそ自分たちがやらなくては」という片野坂知宏監督の言葉を受けて向かったピッチ。U-23チームと言えどタレントが居並ぶ相手に対し「押し込まれる時間帯も多くなる。相手に持たれたら早目に切り替えてスペースを消して守り、行けるタイミングで前に出よう」という指揮官の読みどおり、若い才能を見せつけられる展開になった。
1-2で迎えた後半、大分は山岸智や坂井大将の投入により流れを引き寄せる。最後の精度を欠き相手に押し戻されても、何度もカウンターをしかけ続けた。同点弾を呼び込んだのは、この日23歳の誕生日を迎えた後藤優介だ。メンタルの弱さを自らの課題とするストライカーは、足の震えを抑え切れないままPKを決めた。
駆け引きの難しい試合を賢く統率したのは、地元出身でJFAアカデミー福島時代に東日本大震災を経験した松本昌也。J3降格の悔しさを胸に大分で戦うことを選んだメンバーや、J3での活躍を誓って移籍してきた戦力が、最後まで勝ち点3を目指して戦った。結果はドロー。ここからまた、復興への一歩がはじまる。
文:ひぐらしひなつ(大分担当)#応援ありがとうございました#trinita #原点回帰 https://t.co/Nib6VxR2Ge pic.twitter.com/4ziVHgWUXl
— 大分トリニータ【公式】 (@TRINITAofficial) 2016年4月23日 -
「ねちっこい奴ですからねえ」。G大阪・長谷川監督、後輩・井原が築いた“堅守・福岡”をこじ開けられるか
ACLで敗退し、リーグ戦でも苦境が続くG大阪。チームの立て直しに向けて勝利が不可欠なJ1第8節・福岡戦は、長谷川健太監督にとってもとりわけ負けられない一戦だ。
福岡を率いる井原正巳監督は筑波大学でも日産自動車でも先輩、後輩の間柄。2学年下の指揮官について問われた長谷川監督は「福岡は非常に粘り強い戦いをしている」と評した後、破顔一笑。「まあ、ねちっこい奴ですからねえ」と冗談めかして、かつての名CBの内面を明かした。「(井原の)そういう粘り強いところがチームの戦いにも出ているし、しっかりとコンセプトを持ったチーム作りをしている。J2の昨年の序盤以降の戦い方は本当に素晴らしい」と後輩を賛辞。福岡の堅守をこじ開けるべく、気を引き締めていた。
文:下薗昌記(G大阪担当)
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今日のJリーグマッチデーハイライトは21時から!
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17歳の下剋上。G大阪MF堂安、大分戦2得点でJ3の得点ランク暫定トップに
J3で大分と対戦したG大阪23で、MF堂安律がその輝きを見せ始めている。
大分戦では2得点をマークし、通算4得点目。暫定ながら、J3の得点ランクトップに躍り出た。
今季飛び級でトップ昇格した17歳のモチベーションになっているのは「トップが調子良くないのにそこに食い込んで行けない」(堂安)という悔しさだ。
G大阪がACLで敗退した翌日の20日、サブ組主体とはいえトップの一員として関西大学との練習試合に出場した堂安。「今週、トップ(の試合)に絡むかどうか、とアイツ自身も感じていましたし、長谷川監督も迷っているところがあった」とG大阪23の實好礼忠監督も大分戦後の会見で明かしたように、堂安は低調なトップチームの起爆剤となっていてもおかしくなかった。
しかし、明日の福岡戦には帯同できず、J3の大分戦に出場することが決まった17歳は「正直メンタル的には落ちましたけど、ストレスをぶつける場では絶好の機会だった」と躍動する。28分には絶妙なトラップから左足を一閃。同点ゴールを叩き込むと、38分にもこの日2点目をゲット。初々しさも残す反面、「トップの選手にプレッシャーをかけるのも僕らは大事。J1のピッチに立つことが一番の目標なので」と野心をぎらつかせた。
昨年、クラブ史上最年少でJリーグデビューを飾った逸材は、J3からの「下克上」を目指す。
文・下薗昌記
戦士たちがアップに出てきました‼︎#ガンバ大阪 #GAMBAOSAKA #ガンバ大阪U23 pic.twitter.com/VOUPIazpu8
— ガンバ大阪オフィシャル (@GAMBA_OFFICIAL) 2016年4月23日 -
「昨年は得点を取ることができなかったので、そのぶんも今年は狙っていく」(MF稲本潤一/札幌)
■C大阪戦の82分に決勝点。札幌移籍後初ゴールを奪った稲本潤一の試合後のコメント
「首位の相手に対して、しっかり気合いの入った試合をすることができた。(82分の自身の)得点に関しては、自分が投入された時間帯はすでにオープンな試合展開になっていたので、チャンスがあれば狙っていこうと考えていた。あの場面は相手GKが飛び出してきているのが分かっていたので、内村(圭宏)からパスが来た時点で(シュートが)入るだろうと思っていた。今後もああやって、後方から味方を追い越していく動きを増やしていく。昨年もある程度、試合に使ってもらいながらも得点を取ることができていなかったので、そのぶんも今年は狙っていきたい」 -
「2002年思い出した」。これぞ稲本潤一、中盤からゴール前に駆け上がり決勝点。ベンチの小野も笑顔/札幌vsC大阪 試合終了
札幌のMF稲本潤一が、C大阪との一戦で78分に出場すると、82分にFW内村圭宏のパスを受けて決勝点。チームを勝利に導き、C大阪を首位から引きずり下ろした。
試合後に稲本は「2002年(日韓W杯)のゴールを思い出した」と語った。中盤からゴール前へ駆け上がり、フィニッシュに絡む一連の流れは「これぞ稲本」と言うにふさわしいもの。ベンチで見守った同級生の小野伸二もうれしそうな表情で称賛した。
首位チームを迎え撃った札幌の大一番は、千両役者の一撃によって最高のクライマックスとなった。
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中島が決勝点!8戦負けなしの「チャレンジャー」町田がC大阪をかわしてJ2首位に
開幕戦でC大阪に敗れたものの、第2節から負けなしを続けてきた町田が、今節・長崎戦を76分の中島裕希の決勝点で制して勝ち点3を上積み。首位に立っていたC大阪が敗れたため、勝ち点20で並び、得失点差で上回ってJ2首位に立った。
町田は昨季、大分とのJ2・J3入れ替え戦を制してJ2の舞台に戻って来た。チームを率いる相馬直樹監督は今季に臨むにあたって常に「自分たちはJ2で22番目のチーム」と語り、「チャレンジ」というキーワードを強調してきた。今節・長崎戦も「前節の千葉戦(1△1)は守りに入ったゲームをしてしまった。今節はホームでどれだけチャレンジできるかだった」と振り返っている。
町田は次節、アウェイで上位につけている岡山と対戦する。
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前半スコアレス。後半、小野、玉田ら”ドイツW杯組”の出場はあるか/札幌vsC大阪
[4.23 J2第9節・札幌 vs C大阪ハーフタイム]札幌vsC大阪の一戦は前半を終えてスコアレス。首位のC大阪が比較的ボールを持つ時間が長かったが、決定機は少なく、攻撃がかみ合わない場面が多かった。後半、均衡を崩すために小野伸二、稲本潤一(ともにC大阪)、玉田圭司(C大阪)らドイツW杯組の出場もありえる。
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