EL GOLAZO(エルゴラッソ)FLASH NEWS

2016.4.26(Tue)

April
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
  • 「ホヤホヤです」。入籍を発表した清水MF八反田の新たなる決意

    「ホヤホヤです」。入籍を発表した清水MF八反田の新たなる決意

     26日、清水は八反田康平の入籍を発表した。

     練習後、八反田は記者陣の前に現れると、笑顔で「新婚ホヤホヤです」と報告。幸せさをうかがわせた。

     お相手は「3年くらい前に知り合った」という静岡市出身の一般女性。「芸能人で言うと誰に似ているか?」という不躾な質問には、真剣に考えた挙げ句結論は出なかったが、村田和哉によると、「芸能人より美人やろ!」とのこと。

     「食事面でもサポートしてくれていて、頑張っている彼女のためにサッカーを頑張らなければいけないと思った」と決意を新たにした。

     八反田康平は今季の出場はまだ無いが、入籍翌日の24日に行われた練習試合対産能大戦では終了間際にゴールを決めている。

     「結婚を機に、ここから試合に出て活躍したい」

     29日にホーム金沢戦に向けて、今度は小林伸二監督へのアピールが始まる。

    文・写真:田中芳樹

  • 「復興した神戸のパワーを伝えたかった」。神戸MF田中英雄と三原雅俊が故郷・熊本で子供らと交流

    「復興した神戸のパワーを伝えたかった」。神戸MF田中英雄と三原雅俊が故郷・熊本で子供らと交流

     26日、神戸はJ1・1st第9節・柏戦へ向けたトレーニングを開始。前日25日のオフを利用して、大地震に見舞われた出身地の熊本に一時帰郷していた田中英雄、三原雅俊も元気な姿を見せた。

     強行軍だった。田中は24日夜遅くに熊本入りし、家族や親せき、友人らに再会。レンタカーで一夜を過ごし、その際には震度4の地震も体験。被災者の置かれた環境を肌で知った。

     三原は24日のJ1第8節・大宮戦にフル出場。翌早朝に現地入りし、見慣れた街並みが変容したことに言葉をなくした。午前中は地元の幼稚園児らとサッカーを楽しみ、午後は2人とも熊本や浦和の選手らとサッカー教室で子供たちと交流している。

     田中は、「子供たちが元気にボールを追って、それを見た大人が元気をもらう好循環になれば」と話す。避難所も訪問し、熊本出身で、いまは神戸でサッカーをしている自身を紹介。「復興した神戸のパワーを伝えたかった」と思いを語った。

     三原は悩ましそうに話す。「ロアッソの試合は決まりましたけど選手の中には生活がどうなるかわからないという人もいる。同じ(サッカー)仲間として心配ですね」。サッカーを楽しむ子供たちの姿を率直に喜んだが、被災者の生活面に対する心配の気持ちも抱えたようだ。

     つかの間の帰郷となったが、多くの交流を果たした二人。サッカー選手としてできることと向き合いながら、これからも被災地へのエールを発信していく。

     

    文・写真:小野慶太(神戸担当)

  • 野戦病院と化した千葉のボランチ。救世主は若きプリンス!?

    野戦病院と化した千葉のボランチ。救世主は若きプリンス!?

     開幕から順調に調整を行ってきた千葉。しかし、第6節のC大阪戦(1●2)で山本真希が右太ももを痛めると、アランダが前節の山口戦(2●4)で負傷。現在プレー可能なボランチは富澤清太郎と佐藤勇人だけとなり、一気に層が薄くなってしまった。

     29日の第10節・水戸戦を前に大きな不安を抱えた千葉。そこで関塚隆監督はボランチだけが野戦病院化している状況を踏まえ、26日の練習では井出遥也と若狭大志を中盤の底で試した。特に井出は練習試合では何度かその位置で起用されており、攻撃面でチームに新たな風を吹き込むことが期待されている。

     「守備に関しては(自分が)できることが限られている。ボランチとサイドハーフではやることは違うけど、カンペーさん(富澤)や後ろの選手がサポートしてくれると思うので、周りの声を聞きながらやっていきたい」と井出。2列目が本職の選手であるだけに、周囲のサポートで守備の負担を減らすことが求められる。守備の不安さえ打ち消せれば、持ち前のボールコントロールと攻撃力を中盤の底で存分に発揮することができるだろう。

     関塚監督は起用法に関して明言を避けたが、「自分がゲームをコントロールするぐらいの気持ちでやっていければいい」(井出)と語る背番号8に今節は注目したい。

     

    文・写真:松尾祐希(千葉担当)

  • 大宮駅で家長や泉澤、スタッフらが総出で熊本地震募金活動

    大宮駅で家長や泉澤、スタッフらが総出で熊本地震募金活動

     26日の午前練習を終えたチームは、16時より選手・スタッフ総出で熊本地震の募金活動を行った。大宮駅西口・東口およびステラタウンにて実施され、各自が声を張り上げて募金を呼びかけた。

     選手会長の大山啓輔は「僕たちに何か力になれることがあるか探したときに、なかなか直接行くことは難しい状況だが、その中で少しでもできることを考えていた。クラブの大きな力を使ってこうした活動ができたことは良かった」とコメント。「引き続き、試合の日の募金を行うし、選手の中でもいろいろな意見がまだ上がっている。一つずつ形にしていきながら、少しでも力になれればと思う」と継続的な支援活動を約束した。

     また、主将の菊地光将は活動後、「いまは練習して、試合を迎えてという普通のことが幸せだと感じるし、そういう思いも持ちながら、しっかりプレーして勇気を与えていければいいと思う」と話し、自分たちだからこそできることに目を向けた。

     

    文・写真:片村光博(大宮担当)

  • 広島に待ち人来る。浅野拓磨が全体練習に合流

    広島に待ち人来る。浅野拓磨が全体練習に合流

     3月31日の練習中に負傷して離脱していた浅野拓磨が26日、チームの全体練習に合流した。

     「けがしたことはめっちゃ悔しかった。ACLで敗退してしまって、そこに自分がいれなかった悔しさはすごくあった。ピッチに立てない悔しさを味わったので、もうこれ以上はいい」と、離脱中の複雑な心境を語った浅野。5月18日からはU-23日本代表が出場するトゥーロン国際大会も控えており、「まずはチームでしっかりと結果を残さないといけない」と足元を見つめている。負傷前につかんでいた1トップのポジションでは現在、ピーター・ウタカがゴールを量産中だ。「めっちゃ刺激をもらっている。うれしい反面、悔しさもある。負けていられないなと思うので、ここから追い上げていきたい」と浅野は語った。

      森保一監督は「戻ってすぐにけがをするのは、われわれにとっても彼にとっても痛いので、良い状態で戻ってきてもらえれば」と復帰を急かす様子はなく、起用法もこれから見極めていく考えだ。

     「(浅野をトップ、ウタカをシャドーに起用した)大宮戦のイメージもあるし、拓磨をシャドーでというイメージもあるけど、シャドーには(茶島雄介などの)伸びてきている選手がいる。すべての選手に約束されているポジションはない」と森保監督。10番の復帰によって競争が激しさを増すことは間違いない。

     

    文:寺田弘幸(広島担当) 写真:六川則夫

  • 連敗阻止へ。C大阪、ベテラン茂庭の先発復帰が濃厚。「経験値もあるから引き締まる」(大熊監督)

    連敗阻止へ。C大阪、ベテラン茂庭の先発復帰が濃厚。「経験値もあるから引き締まる」(大熊監督)

     C大阪は練習の中で行われた紅白戦で、茂庭照幸が山下達也と組んでAチームのCBに入り、29日のJ2第10節・京都戦での5試合ぶりの先発復帰が濃厚となった。

     茂庭はJ2第5節・金沢戦(2△2)の試合途中に左ハムストリング肉離れで戦線を離脱。前節の札幌戦(0●1)で4試合ぶりにベンチ入りを果たしていた。

     練習後、大熊清監督は、「田中(裕介)もいいからね。まだ決めたわけではないけど」と前置きした上で、「間延びした中での1対1(の強さ)とか、あと今日も声が出ていたが、経験値もあるから引き締まる部分もある」と茂庭への期待を口にした。

     前節、C大阪は開幕9試合目にして今季初の敗戦を喫した。連敗阻止へ、経験豊富な茂庭が最終ラインからチームを引き締める。

    文:小田尚史(C大阪担当) 写真:徳丸篤史

  • GKスクランブルの横浜FCに第3の男が加入

    GKスクランブルの横浜FCに第3の男が加入

     横浜FCは26日、GK似鳥康太を岡山から期限付き移籍で獲得したと発表した。

     横浜FCでは、GK高丘陽平が右ひざ外側半月板断裂により4月5日に手術を行い、復帰まで約2カ月かかることから、ユースの3選手を2種登録していたものの、実質的に南雄太と渋谷飛翔の二人体制が続いていた。26日の練習では似鳥に加えて、地元横浜の高校から練習生も参加して4人での練習となり、今年37歳になる南は「練習でやっと休む時間が増えてラクになった」と笑顔を見せた。

     似鳥は山形県出身の20歳で188cm/83kg。JFAアカデミー福島の第4期生で昨季から岡山に加入し、主にネクストチームの控えGKとして修行を積んでいた。横浜には25日に引っ越してきたばかりで、「環境を変えて、チャレンジするつもりで来た」と、やや緊張した面持ちながら、「僕の持ち味はセービング、飛び出し、キック、スローとすべてにダイナミックなプレー。試合に出るつもりで来たので、ここで成長したい。一回りも二回りも大きくなれるように頑張りたいと思う」と意気込みを語った。移籍期間は16年4月26日~12月31日までとなっている。

     

    文・写真:芥川和久(横浜FC担当)

  • 熊本で支援活動を行った浦和GK西川、アテンド役・巻誠一郎の行動力に感嘆

    熊本で支援活動を行った浦和GK西川、アテンド役・巻誠一郎の行動力に感嘆

     25日、西川周作、大谷幸輝、槙野智章、李忠成が熊本県を訪れ、サッカー教室で子どもたちを触れ合い、避難所に物資を届けるなどの支援活動を行った。翌26日、熊本出身の大谷、大分出身の西川が今回の支援活動について語った。

     発起人である西川は、今回の支援活動をアテンドした熊本の巻誠一郎に対して「川崎F戦(24日)の数日前に言ってすぐ動いてくれて、段取りも考えてくれた」と感謝すると同時に、「家族を京都に返して一人でクラブハウスに寝泊まりしながら支援を続けていると言っていた。その行動力はすごい」と感嘆していた。

     また、熊本市出身で今回の地震で特に被害が大きかった益城町にも何度も行っていたという大谷は、実家には「大丈夫と聞いていたので寄っていない」ようだが、関係者によれば家族とは会うことができたという。現地の方々と触れ合って「『来てくれて元気になった』と言われて、それだけでも行った意味はあったのかなと思う」と感じたようだ。そして、「毎週は無理だけど、連休など行けるときには行って、何か手伝いができれば」と継続的な支援を考えている。


    文・写真:菊地正典(浦和担当)

  • 金沢MF辻尾が清水同期入団の大前を警戒。「昔からシュートが格別にうまかった」

    金沢MF辻尾が清水同期入団の大前を警戒。「昔からシュートが格別にうまかった」

     金沢は前節、岐阜に敗れ3連敗となり、チームは厳しい状況のまま連戦に突入する。今節は清水の本拠地・IAIスタジアム日本平で今季初勝利を目指す。かつて清水に在籍した廣井友信と辻尾真二にとっては古巣戦となる。

     岐阜戦で今季初先発を果たした廣井は清水戦に向けて、「この試合のピッチには絶対立ちたい。良いアピール、良い準備をして臨みたい。(三浦)弦太、ワンちゃん(犬飼智也)、石毛(秀樹)とか、オレがいたときにルーキーとして清水に入ってきた子たちが、いま試合に出始めている。(大前)元紀や(本田)拓也は僕がいたときからずっと試合に出ている。仲の良い選手がたくさんいるので楽しみ」だと話す。

     辻尾は、「元紀はかなり調子が良さそう。僕と元気は同期入団で、そのときからシュートは格別にうまかった。ここ数年で点を取るパターンが増えている印象がある。左右(両足で)シュートも打てるので、良いポジションに入らせないよう警戒しないといけない」と現在リーグ得点王の10番を要注意人物に挙げた。

     清水が強敵なのは間違いないが、金沢は自分たちとの戦いでもある。「『誰かが何とかしてくれるだろう』ではなく、『自分が何とかしてやる』という気持ちでやらないといけない」(廣井)。ここから清水、札幌、山口と「厳しい相手が続く。そこで勝ち点を奪っていけたら、チームの自信になる」(辻尾)。
     清水戦では、より一層気合いの入った廣井と辻尾に注目だ。

     
    文:野中拓也(金沢担当) 写真:徳丸篤史

  • 元韓国代表MFキム・ナミル、現役引退。「韓国サッカー協会において新たな挑戦をすることを決意した」

     京都は26日、昨季所属していた元韓国代表MFキム・ナミル(39)が現役を引退することになったと発表した。キム・ナミルは韓国代表として国際Aマッチ77試合に出場。04年にはアテネ五輪の韓国代表に選ばれた。日本では京都のほかに08、09シーズンに神戸でプレーし、J1リーグ54試合に出場した。キム・ナミルはクラブを通じて「この度、現役を引退し、韓国サッカー協会において新たな挑戦をすることを決意しました。現役中、神戸と京都でプレーさせて頂いた際には、ファン、サポーターの皆様から本当に温かいご声援を頂き、心から感謝しています。今後は、微力ながら韓国サッカー界のみならず、日本を含むアジアサッカーの発展に少しでも寄与できるよう努力して参ります。また、いつの日か神戸や京都にも指導者として戻ってくることが出来る日があればとても幸せです」とコメントした。

もっと見る