EL GOLAZO(エルゴラッソ)FLASH NEWS

2016.4.30(Sat)

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  • 死力を尽くした神奈川ダービー。湘南、涙の今季初勝利

    死力を尽くした神奈川ダービー。湘南、涙の今季初勝利




     苦しんだ湘南がようやく今季初勝利を挙げた。遠藤航(浦和)、永木亮太(鹿島)など、中心選手が抜けた湘南は1st第8節を終えた時点で2分6敗の未勝利。30日に行われた第9節は日産スタジアムに乗り込んで横浜FMと対戦した。

     0-0で折り返した後半開始直後の48分、菊池大介のスルーパスに抜け出した高山薫が冷静にゴールを挙げ、湘南が先制。その後は横浜FMに攻め込まれる場面も多かったが、70分に迎えたPKのピンチもGK村山智彦が止めるなど、1点を守り切った。

     試合後、死力を尽くした湘南の選手たちはピッチに倒れ込み、元横浜FMの奈良輪雄太は突っ伏して涙を浮かべ勝利の感慨に浸った。苦しんだ末に初勝利にたどり着いた曺貴裁監督は決勝点について「あの二人(菊池と高山)は長く湘南にいる選手だし、今季は苦しんでいた。あの二人が絡んだのは神様がプレゼントをくれたのかな」と、選手たちの労をねぎらった。

  • リハビリ中の山口蛍がC大阪の練習場へ。柿谷曜一朗らとボールを蹴る場面も

    リハビリ中の山口蛍がC大阪の練習場へ。柿谷曜一朗らとボールを蹴る場面も

     30日、日本でリハビリ中の山口蛍(ハノーファー)がC大阪の練習場に姿を見せた。山口は午後に行われた控え組中心の大阪学院大との練習試合(1〇0)を柿谷曜一朗とともにベンチで観戦。試合後は、その柿谷や、試合に出場していた扇原貴宏や酒本憲幸と軽くボールを蹴る場面も見られた。

     3月29日に行われたロシアW杯アジア2次予選・シリア戦で相手選手と激突し、鼻篩骨骨折および上顎骨骨折の大けがを負った山口。手術後の経過については、「まだ腫れもひかないので、少しずつですけど…」と言葉少なに話しつつも、快方へ向かっている様子は見て取れた。

     また、ハノーファーに移籍してからの4カ月について山口は、「いろいろ…相当いろいろあった。それはプラスでもあるし、苦い経験でもあった。でも、すべては行かないと分からなかったことだったので、経験したこと全部が自分にとっては良かった」と話す。

      ドイツへ戻る時期については「まだ分からない。いまはリハビリの段階なので、(回復)状況を見ながら」とのことで、チームが2部で戦うことになった来季についても、「ドイツへ戻って(クラブと)話をしてから」だという。まずはしばらく日本で回復に努め、来季へ向けたパワーを蓄える。

     

    文:小田尚史(C大阪担当) 写真:徳丸篤史

  • トリコロールギャラクシー。暗転のスタジアムに輝く無数の光/J1・横浜FMvs湘南

    日産スタジアムで開催される横浜FMと湘南の神奈川ダービー。選手入場時の演出としてスタジアムを暗転する「トリコロールギャラクシー」を実施。
  • 今日のJリーグマッチデーハイライトは21時から!

  • リーグ未勝利の湘南。“前に出るため”に先発布陣を4バックに変更/J1・横浜FMvs湘南・フォーメーション

    リーグ未勝利の湘南。“前に出るため”に先発布陣を4バックに変更/J1・横浜FMvs湘南・フォーメーション

    ■横浜FM
    4-2-3-1

          17富樫

    11齋藤   10中村  18遠藤


        8中町  28喜田

    23下平 15新井  22中澤 13小林

          21飯倉

    ■湘南
    4-3-3

          11藤田

     23高山        17端戸

        10菊池  15長谷川
               

          16石川  
        

    6三竿  4バイア 20坪井 24奈良輪

            1村山

     
     リーグ8試合を終えて2分6敗と未勝利の湘南の曺貴裁監督は、今節の横浜FMとの神奈川ダービーに向けて選手の配置や組み合わせを変化させる可能性を示唆していた。これまでは[3-4-2-1]を基本のフォーメーションにしてきたが、後ろを4枚にした[4-3-3]に変更すると見られる。[3-4-2-1]のときには押し込まれて5バック気味になることが多かったため、あらかじめ4バックで構える形に変えるのが一つの狙い。“前に出るため”のフォーメーション変更だ。
  • 金沢のDF馬渡が全治2~3カ月の負傷

     金沢は4月30日、DF馬渡和彰(24)が金沢市内の病院で検査を行った結果、左膝蓋骨骨折で全治2~3カ月の負傷と診断されたと発表した。馬渡は4月23日のJ2第9節・岐阜戦で負傷していた。

  • 長崎vs長崎に!? 石神直哉、古巣・長崎戦を前に大いに燃える

    長崎vs長崎に!? 石神直哉、古巣・長崎戦を前に大いに燃える

     北九州には今節で対戦する長崎に過去在籍していた選手が4人いる。刀根亮輔、花井聖、石神直哉は昨季まで在籍。小松塁は一昨季までプレーしていた。

     それぞれが自分の居場所を確保できていたとは言い難いシーズンもあったので、今回の対戦で「見返したい」という気持ちで臨むのは当然のこと。「それは特別な思いがありますよ」と刀根が言えば、小松も「長崎では途中出場という立ち位置だったので、成長した姿を見せたい」と言う。中でも強い意欲を見せたのが石神(写真)だった。

     「1年目(14年)はレギュラーに近い立場でプレーした。2年目はけがもなく良い状態でシーズンに入ったが、なかなか出番が訪れず本当に悔しい思いをしたので、今回、良いプレーをすることで晴らせれば、と思う」

     4人全員が長崎戦のピッチに立つ可能性は十分にある。4人の古巣に対する強い思いがチームを開幕戦以来の勝利へと導く原動力になってもおかしくはない。

  • 2試合ぶり復帰のレオ・シルバが説く“落ち着きの重要性”

    2試合ぶり復帰のレオ・シルバが説く“落ち着きの重要性”

     J1・1st第8節を終えて暫定14位の新潟は、13位の甲府とホームで対戦する。

     今節は攻守の要であるレオ・シルバが、出場停止明けで戦線に復帰する。チームはリーグ戦3連敗中と厳しい状況だが、レオ・シルバに気負いはない。「プレッシャーはサッカーの一部であり、常にその中でやっている。若い選手にも、落ち着くことを伝えていきたい」。

    ミスから2失点を招き、リズムを取り戻すのに時間がかかった前節・名古屋戦(1●2)。試合をTVで見て、レオ・シルバが感じたのは「試合の中で落ち着くこと」の重要性。特にラストパスなどの重要な局面で、落ち着いて丁寧にプレーすることを挙げた。これは吉田監督が選手に求めている部分でもあり、今週のトレーニングでも修正に取り組んできた。「良くなっている実感がある。ピッチで体現できれば、良い結果になると思う」と手ごたえもつかんでいる。

     冷静さを手に入れる一方、新潟らしく勢いのある攻撃力も発揮したいと意気込む。「みんなで幸せな気持ちになれるように頑張りたい」と語るレオ・シルバ。リーグ今季ホーム初勝利で連敗を脱出し、チーム上昇のきっかけをつかみたい。

    文・写真:野本桂子(新潟担当)

  • 神奈川ダービー、先発戦線異常アリ。ともにテコ入れへ/J1・横浜FMvs湘南

    神奈川ダービー、先発戦線異常アリ。ともにテコ入れへ/J1・横浜FMvs湘南

    [4.30 J1・1st第9節・横浜FM vs 湘南/プレビュー]

    ■横浜F・マリノス
    ファビオ出場停止。代役はルーキーの新井か

     前節は広島に1-2で敗れた。優勝のためには連敗は避けたいところ。中町は「連敗は許されないどころか、ベルマーレ戦では勝ち点3が必要。勝ち点1では足りない」と強い覚悟を口にした。対戦相手はリーグ戦未勝利で最下位に沈んでいるチームだ。この試合では勝ち点3をきっちり獲得し、力の差を示したい。

     不安材料があるとすれば、…続きは……


    ■湘南ベルマーレ
    試練は乗り越えるためにある

     前節の大宮戦(0●1)に敗れ、リーグ戦は5連敗。連戦前に勝ち星を挙げられなかったことは痛恨だ。ただ、シーズンはここで終わるわけではない。悲観しているヒマはない。

     25日に行われた柏とのトレーニングマッチでは、…続きは…

    速報サッカーEG

  • 師に挑む下平レイソル、試金石の一戦/J1・柏vs神戸

    師に挑む下平レイソル、試金石の一戦/J1・柏vs神戸

    [4.30 J1・1st第9節・柏 vs 神戸/プレビュー]

    ■柏レイソル
    敵将の対策を予測し、上回ることができるか

     公式戦5連勝。リーグ戦3試合連続完封勝利と最高の状態である柏が、神戸を日立台に迎える。上位進出のためにも必ず勝ちたいこの試合。新人監督が「かなり影響を受けた監督」と名前を挙げる、ネルシーニョ監督に対してどう挑むかが最大の焦点になる。「相手の良さを消すことに関しては長けている監督。自分たちの良さを出しつつ、相手の良さを出させないサッカーには本当に影響を受けた」と下平監督は語るが、この部分はいまのチームにも引き継がれている。

     前節の鹿島戦(2◯0)。スピードのあるドリブルが…続きは……


    ■ヴィッセル神戸
    好調の柏を叩いて、順位アップの機運を作る

     渡邉が好調だ。「前線の選手で得点していないのは自分だけ」と苦虫をかみつぶしたような表情を見せたのはもはや過去。3月27日のナビスコカップ第2節・鹿島戦(4◯1)で今季初得点すると、続くJ1・1stt第5節の湘南戦(2◯1)で今季リーグ戦初得点。直近の2試合では3ゴールだ。「ペドロ(・ジュニール)はドリブルで(敵DFを)引き付けてくれる」と渡邉が語るように、ペドロからのパスが得点に直結。さらに、「『逆にパスを出してくれよ』とも言われている」と笑顔を見せ、連係に好感触をつかんでいる。

     神戸は公式戦7試合負けがない。前線から…続きは……

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